もやもや病の初発症状
もやもや病の初発症状には、いろいろあります.典型的な症状の場合には診断まで、あまり時間がかからないのですが、そうでない場合には、もやもや病を疑うか、または疑わずともスクリーニング目的ででMRI, MRA検査をしない限り診断まで時間がかかってしまいます.
もやもや病を医師が疑いやすい症状には、
片半身の麻痺、片半身の知覚異常、痙攣、不随運動、一過性の歩行障害、上肢(手の)麻痺、構音障害、失語症、発語困難、話しにくい(話が分かりつらい)、視野異常などがあります.
もちろん、もやもや病以外でも同様な症状が出ることがあります.
逆に、もやもや病を疑うべきですが、典型的な症状でないため、診断が遅れる場合は、
学力の低下(物忘れがある)、めまい、行動異常(落ちつきがない、など)、視覚異常(見にくい)、両足の脱力、頭痛、嘔吐、嘔気、などがあります.
もやもや病の診断は、全く危険性がなく、痛みもないMR検査で可能です.MR検査は入院の必要はありませんし、30分から40分くらい寝ている間に可能です.小さなお子さんの場合は、鎮静が必要です.心配な方、もやもや病の可能性のある方は是非、脳神経外科か神経内科を受診してください.場合によっては、医師がMR検査を奨めない場合は、自分から検査を依頼してもいいかと思います.不愉快そうにする医師もいるかと思いますが、私も含め、どんな医師でも診断が遅れたり、誤診をする場合もあるのは事実です.