ガレリアウインドオーケストラ
第四回定期演奏会における作品公募のお知らせ
募集は既に終了しました。
記録として残しています。
ガレリアウインドオーケストラは、2006年6月18日(日)に当団コンポーザー・イン・レジデンスである中橋愛生のプロデュースによる第四回定期演奏会を行います。今回、その演奏会において取り上げる作品を広く公募したいと思い、ここに告知致します。
1.演奏会概要
ガレリアウインドオーケストラは、若手音楽家によって2003年に結成され東京近郊で活動している自主運営団体のプロフェッショナル吹奏楽団です。
当団は2006年6月18日に彩の国さいたま芸術劇場大ホールにおいて、レジデンス・コンポーザーである中橋愛生のプロデュースにより「プロのバンドがなすべきこと 〜邦人作品の過去・現在、そして未来を通して〜」と題した第四回定期演奏会を行う予定です。この演奏会は当団にとって初の「作曲家の企画によるコンサート」であり、「プロの吹奏楽団とはどうあるべきか」という自分たちのアイデンティティを見据え、世に問う内容となる、という一つの大きなポイントと位置づけられるものとなります。演奏会においては、「プロの吹奏楽団の責務」を様々な視点により幾つかに区分し、それぞれの責務の遂行のために各々の区分における作品例を取り上る、というものです。具体的には「忘れられつつある歴史的価値のある作品」「他形態との接点を探る作品」「現代における新しい音楽表現を模索した作品」「現代音楽の新しい聴衆・演奏層を開拓する作品」等です。今回はこのように様々なテーゼを併置しつつも作品自体は邦人作曲家の手によるもので統一し、演奏会プログラムとしてまとめます。
今回、プロの吹奏楽団の責務の一つに「意欲ある人物に作品発表の機会を与える」というものがあると考え、演奏会の一環として「吹奏楽の未来の可能性を探る《新しい》吹奏楽作品」を公募し、演奏曲の1曲とすることと致しました。
2.公募概要
- 申込は無料です。
- 応募資格は日本国籍を有する方とさせて頂きます。年齢制限はありません。
- 一人何作品でも応募可能です。
- 選考の結果、採用された作品(1〜2曲)は、2006年6月18日に行われる「ガレリアウインドオーケストラ 第四回定期演奏会」において、小久保大輔 指揮/ガレリアウインドオーケストラ によって演奏されます。
- これは、あくまでも作品公募です。そのため、選考基準もいわゆる作曲コンクールとは異なります。他の演奏曲目(詳細は決定次第、当団webサイトに掲載)との兼ね合い等も選考の際に考慮されます。また、賞金なども一切ございません。しかし、通常はなかなか発表の機会が得られないような実験的作品を大いに歓迎しますので、吹奏楽の新たな可能性を切り拓くことのできる希有な機会だとお考え頂き、皆様のご応募をお待ちしたいとする所存です。
3.作品規定
- 応募作品の未演/既演は問いません。この公募のために書かれたものでも、既に他の場所で発表されたものでも構いません。ただし、楽譜が未出版であり、かつ、何らかのメディアで音源が公開(録音媒体による販売流通、ラジオ放送、インターネット上での音源配信、など)がなされたことがないものに限ります。
- 《新しい》吹奏楽作品であることが条件です。何をもって《新しい》とするかは、各自のご判断にお任せ致します。
- 協奏曲でも構いませんが、演奏が決定した場合には独奏者は作曲者で手配(経費も作曲者で負担)して頂くようお願い致します。
- 電子楽器や、ライヴエレクトロニクスの使用も認めますが、その際に必要な機材・経費などは作曲者でご用意願います。
- 演奏時間は問いませんが、他の曲との兼ね合いもありますので、「3分以上、20分未満」を目安として下さい。
- 一般的に「吹奏楽」と呼べるものであれば、どのような様式でも構いません。ミリタリーバンド様式(パート当たりの奏者数が規定されていない)でも、ウインドアンサンブル様式(奏者数が規定されている)でも結構です。
- 編成は、通常の吹奏楽の常識的な範囲で決定して下さい。各種持ち替え楽器(Pic, S-Sax 等)には対応可能ですが、特殊な楽器(打楽器も含む)の使用については、事前に当団事務局までお問い合わせ下さい。あまりにも特殊な楽器を使用しているものが採用となった場合、変更のご検討をお願いする場合があります。
- ピアノの内部奏法などは、なるべく避けて下さい。使用される場合は、楽器を損傷しないものに限ります。
- 勝手ながら、ハープの使用は不可とさせて頂きます。
参考までに、下記がこれまでの演奏会における当団の平均的な奏者数です。
Fl 3/Ob 2/Fg 2/E♭ Cl 1/B♭ Cl 9/A.Cl 1/B.Cl 1/Sax (AATB) 4/
Hr 4/Trp 4〜5/Trb 4/Euph 2/Tuba 2/Cb 2/Timp 1/Perc 4〜5
※これは遵守しなければならない「編成」を示すものではありません。曲に応じ多少の増員もありえます。
4.送付内容
下記のものを、2005年11月30日(当日消印有効)までに当団事務局へ送付して下さい。
(1) スコア3部
コピー譜により、製本して提出して下さい。その際、楽譜の表紙に曲名と氏名を、裏面に楽器編成および演奏所要時間を記入して下さい。なお、楽譜の返却を希望する場合はその旨を記載した用紙を添付して下さい。送料は応募者の負担(料金着払い)により返却希望に応じます。
(2) 楽曲解説
提出された楽曲に関して、文章による解説を提出して頂きます。その際、文中に「提出された作品が、既存の吹奏楽作品と比べてどのような点で《新しい》(あるいは《面白い》)と思われるか」を盛り込んで下さい。解説文が「楽曲解説」という範疇を超えた、吹奏楽全体に対する見解・意見を述べた小論文的なものとなることも歓迎致します。形式は自由で、字数の制限はありません。なお、この楽曲解説も作品と同程度に選考における重要な判断材料の一つとなります。
また、既に演奏されたことのある作品の場合は演奏記録を、未演奏のものでも今後において演奏の予定がある場合はその旨も記載して下さい。
(3) プロフィール
氏名(かな)・生年・住所・電話番号・メールアドレス・略歴を記載した用紙(形式は自由)を提出して下さい。
(4) その他
電子音などを使用する作品の場合は、もし固定された音源がある場合は任意で提出して下さい。また、視覚的要素を伴う作品で既に演奏されたことがあり、文章による解説では分かりにくいと判断した場合にはビデオなどを提出しても構いません。これらも返却を希望する場合は、その旨を記載した用紙を添付して下さい。送料は応募者の負担(料金着払い)となります。
この「その他」に分類されるものは、必ず提出すべきものではありません。
5.選考委員 (敬称略・順不同)
・中橋 愛生 (当団レジデンスコンポーザー:第四回定期演奏会・企画構成) ・伊左治 直 (作曲家:外部嘱託選考委員) ・夏田 昌和 (作曲家:外部嘱託選考委員) ・小久保 大輔 (指揮者:当団音楽監督) ・荻原 明 (当団代表)
※ 選考結果に関する問い合わせ・選考の経緯について、個別のご質問にはお答えできません。
6.採用された場合
- 選考は2005年12月に行い、結果が決まり次第応募者全員へ通知、さらに2006年2月頃(予定)に当団webサイトにて発表致します。
- 賞金や委嘱料等はありませんが、出品料やチケットノルマ等の負担はありません。
- 作品の加筆訂正のご相談に応じて頂く場合もあります。
- 演奏に必要なマテリアル(パート譜や、その他演奏に必要なもの)を無償で2月末日までにご用意して頂きます。
- 改めてプログラム掲載用の楽曲解説・プロフィールの原稿をご用意頂きます。
- リハーサル・本番に参加頂ける場合の交通費等は応募者の負担とさせて頂きます。
- 著作権は作曲者に帰属します。
7.送付先・問い合わせ先
募集は終了しました。
Web-site : http://sound.jp/galleriawind/
ガレリアウインドオーケストラは、東京近郊の若手音楽家によって結成された自主運営団体のプロフェッショナル吹奏楽団です。その母体は1998年に東京音楽大学の学生で結成された 「ガレリア」であり、現代音楽の研究を目的として、これまでに4回に渡る「兵士の物語」公演や「20世紀の金管音楽」演奏会を行ってまいりました。
年1回以上の定期演奏会の他に、教育機関での演奏活動、バンドクリニック等、教育の現場における吹奏楽の更なる発展を目指し、活動しています。 演奏ジャンルにとらわれない柔軟性は吹奏楽の最大の魅力であるといえますが、同時に吹奏楽独自のもつオリジナリティが近年失われてきているような気がします。我々はいわゆる 「オリジナル作品」をもっと多くの方々に知っていただける活動を積極的に行っています。