<検索エンジンで辿り着いた方へ>
トップページは
こちらです!


その他として 投稿者:益野大成  投稿日:10月15日(日)10時47分36秒
 バンドづくり以外で重要なものとして、作曲家の開拓、支援ということがあります。いい曲の開拓(楽譜を手に入れる)、いい曲を書きそうだと目星をつけた人に曲を委嘱する。ということです。

 ここらへん、どうなんですかね。たとえば益野は年間9万円ほどを楽譜購入等に使えますが、委嘱の相場ってな、いくらぐらいのものなのでしょうか? 20〜30万? それとももっと?

 NAPPさんが指摘されたとおり、私の好み(選曲)は、「いわゆる現代」を避けたものです。これで結構好みがうるさい(偏っている、古くさい)のです。
 自分の音楽的感受領域を拡大する意欲もあるのですが、CD購入に回せる金はほとんどない(笑)。だから、この掲示板で紹介されるものや、過去にS.O.さんに紹介してもらった音源は大変貴重です(無駄ウチしなくてすむ)。でもその消化もなかなか追いつかない(金もヒマも…)。

 私が過去に委嘱を熱望したのは伊福部昭氏でしたが、ご高齢・ご多忙、かつ益野の望む曲は作れない旨の御返事を頂き、断念しました。そのほかの日本の作曲家については、あまり評価していない人もいるものの、圧倒的に「知らない」のです。時代遅れの民族主義者(ただし対象は日本に限らない)・オスティナート好きではありますが、一応いろいろ聴きたいと思ってる身としては、ここのような情報が集まる場は有り難いです。

 好きな作曲家はみな高齢(ホヴァネスは死去、「ソレリアーナ」が結構面白かったサリナックも高齢)、てのもつらいなあ(笑)。俺が時代遅れってことでもあるか(ファンとはそんなもの)、でも「生まれるのがやっと間に合って、ちょっとでも同時代の空気を吸ってた」事には素直に感謝しているけど。

戦略の基礎 投稿者:益野大成  投稿日:10月15日(日)10時44分43秒
 たとえばプロ吹奏楽団の客入りとか、知名度、経営状態などはどうなのでしょうか? 私はそっちの方はまるっきり素人なのですが…。
 現状のプロ楽団は、吹奏楽界の牽引役というよりは、(例外は多々あるにしても)ニーズのままに、たとえば課題曲自由曲の模範演奏及びその録音などに従事しているという観があるのですが。それはやはり、プロ楽団のリーダー達が音楽としての吹奏楽に無関心だから、というより需要側の要求が強大であり、また楽団側も経営基盤が弱いから? とも思えるのですが。どうなんでしょう。
 ニーズのないところでの商売は成り立たないわけですが、たとえば佼成W.O.ではコンサートの客の入りはどうなんでしょう? 更に、「アマチュアの演奏する曲の模範演奏コンサート」と「そうでないコンサート(音楽的に聴かせる価値があると楽団が判断した曲をやるコンサート)」と分けた場合、どういう客の入りになりそうなのでしょうか?

 「そうでないコンサート」をやった場合、来場するのは吹奏楽ファンか、それともクラシックを聴く層か?

 その辺のデータというか経験が蓄積されて、初めて戦略も立て得るわけですが、そもそもそういう蓄積作業自体しているのかという問題もありますね(この辺になると、確かにリーダー達の責任になりますね)。

 その点、大学の(学生を基盤とした)バンドは、経営的なプレッシャーが少ない上に、ある程度の演奏レベルも望めるので、こうした観測的な蓄積や戦略の試行をするにはいいのではないかと愚考したりします。あくまで思いつきの域を出ない話ですが。また、たとえばシンフォニカさんの活動は、同人吹奏楽団と違って、かなり高いレベルでの演奏を実現していますから、このような活動をする打ってつけの媒体かもしれませんし、現にそのような活動をしていらっしゃる(「クラシックファンを吹奏楽のコンサートに呼び寄せよう」という活動がそれだと思います)。

 ま、バンドを作るにはとにかく人。中心となる人が必要です。ヒトコエかけると多くの人が集まってくるという「人」が。その人がコンセプトを持っているのが理想ですが、コンセプターが別に居る形も可でしょう。また、優れた事務方も要る。でも何より情熱や好きだという気持ち。ここいらへんはアマチュアと共通しますか。

付け足し 投稿者:益野大成  投稿日:10月15日(日)10時37分12秒
  S.O.さんの仰るとおり、自己満足「だけ」でやっているわけではありません。益野は「自らの思う“吹奏楽のあるべき姿”を世間に広めたい」という姿勢を捨てる気はないです。ただ、最近ここの掲示板に載っていた御意見を読んで、厳密にはそれはプロの仕事だよと指摘されたように思ったのです。そして我々の団の活動を振り返れば、それはまさにその通りだと私自身も思ったのです。

 そのゆえに考え込んでしまったのでした。

 自分はこの活動をやめるべきなのか? ムダだからやめた方がいいの? と
 (念のため書いときますが、この掲示板上で、「お前の活動はムダだからやめろ」などと益野に言った方はおりません。あくまで益野の考えが勝手に伸びていった結果このような問いに突き当たったのです)

 それで考えた結果あのような結論が出た、と言うつもりの文章でした。言葉足らずですみません。

 「自己満足」というと非常にネガティヴですが、要は「好きでやってる」という事なのでした。この「好きでやってる」事を置き去りにして、「あるべき姿」やら「世のため人のため」やら「戦略」やら「効率」やら、まじめなこと「ばかり」考えてもしょうがない。生身の人間には、ムダとかムダでないとかそういう次元じゃないものが最後に残る。

 そういうつもりの一文でした。ま、アマチュアの花道といいますか、精一杯の見得切りです。「好きだから」「いいと思うから」 これは大事なことだし、自分にとって“外せない”と思ったのです。ウチのような選曲を考えているバンドがもしあったとして、そういう人々にあまり使命感だとか義務感だとかに捉えてほしくなかったこともあります。「我々は、まず楽しくて(楽しさを求めて)やっているんです」と言いたかったのです。その意味ウチの活動は、かなり本音でやっとります。
 「ワカル人を増やす」なら、まず私がその一人目サ。そしてお隣が二人目、といった感じ。いかにも効率ワルイですけど、何にしても、やりたいことをやるのなら、できる範囲で実際に動き出さにゃしょうがない部分はあります。そして実際やると楽しい。人がどう言おうが「自分で」いいと判断したもの、いいのじゃないかと思ったものを取り上げてゆく。理屈が先にあるのじゃなくて、実感が先にある。そんな感覚をお伝えしたかったのでした。

 しかし、いちアマチュアとしての覚悟は、それでいいとして、一方で「あるべき吹奏楽を広めたい」というのも私の願いですから、自分に何ができるかを離れてでも、もっと効果的な戦略を考えることは必要だと思います。この点、S.O.さんの仰るとおりです。「長文 その3 (思いつき)」で書いたようなことなどもありますが、まあ、これは“普及運動”というよりは“研究”ですね。長くなったので、この話は別発言にします。

ハウステンボスより 投稿者:Jun  投稿日:10月12日(木)14時22分46秒
つないでおります。先日はうちの掲示板に書き込んでいただき、ありがとうございました。
>NAPPさん。そうか、九州のご出身だったんですよね。13日に社会復帰する予定です(笑)。

さて前の書き込みで「シロホ・イデス」(?)とかいう楽器についての質問がありましたが、その楽器についてずいぶん昔のパイパーズで1度読んだことがあるような気がします。確かかなり特殊な打楽器、というか何というか。
実家に帰った時にバックナンバーを探してみて、見つかったらお知らせします。

伊藤 順(盛岡ウインドネットワーク)

ごめんなさい 投稿者:NAPP  投稿日:10月12日(木)02時43分44秒
色々と書きたいこと、書かなければならないことがあるのですが、ちょっとばかり忙しくなったものですから、少し時間を下さい。 少し考えてから書きたいですし。

こんにちは 投稿者:Aoyama  投稿日:10月12日(木)00時50分31秒
NAPPさん いつも楽しく拝見させて頂いております。
下の議論とダブってしまうのですが、以前話題になっていたウィンド・シンフォニカofサッポロの「音楽話掲示板」で「コンクール」と吹奏楽の現状について私見を述べさせていただきました。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、NAPPさんや益野さんのご意見も多数掲載されています。
団の部外者の私が書くのも変なのですが、同一内容の複数投稿はまずいと思われますので、できればご一読のうえ、S.O.さんをはじめここにお集まりの皆様のご意見を是非伺いたいと思います。
(この掲示板にとって不適切な発言でしたら削除してくださいませ)
URLは下記の通りです

http://sapporo.cool.ne.jp/wss


反論 投稿者:S.O.  投稿日:10月11日(水)19時58分32秒
いっぱい申し上げたいことがあるのですが、少しだけ反論。

益野さんだって、演奏会を開催するからには、まさか自己満足だけで音楽をやっているわけではないでしょう。できるかぎり多くの人に理解してもらいたいという気持ちは、おそらくメンバーの方々皆お持ちだと思います。そうなると、やはり客が少ないというのは、辛いと感じるメンバーの方が正常なのではないかと察するのです。通常の団体ならば、危機的な状況に陥るはずです(そうでないのは、益野さんの人徳の賜物か、メンバーの方々の意地ではないかとも思います)。

現在の、吹奏楽の人達の価値観は、「コンクール」と「プロフェッショナルなバンド」の動向に支配されていることは間違いありません。アマチュアの大部分は、その演奏を真似し、少しもそこから出ようとはしない。あの「全国大会」というののプログラムを見ると、まさに唖然とするほどの惨状ですよね。まるで、自由曲って、20曲くらいからしか選択できないみたいですね。

当初、私は益野さんたちの活動を理解しないのは、吹奏楽という世界があまりにも未熟過ぎるからだと思っていました。しかし、もとを正せば、こういう価値観をリードする人・団体が元凶なわけで、彼らの意識が変わらない限り、もうどうしようもない。

下からの運動も必要ではありますが、それではあまりにも効果が小さすぎる。リーダー各が変われば、状況は一変する可能性があります。

いずれまた、もっと詳しく考察したいと思います。

東京コンサーツの話が出たところで。 投稿者:いしづか  投稿日:10月11日(水)10時44分44秒
前に、私がここでご紹介した、武満氏の初期のテープ音楽:『ヴォーカリズムA・I』『木・空・鳥』『クラップ・ヴォーカリズム』の3部作( コンサートシリーズ:「日本の作曲・21世紀への歩み」で紹介された音源)が、東京コンサーツによってCD制作され、東京の限られたCD店(YAMAHA銀座店・池袋ミッテンヴァルト)で購入可能だということです。これを機に、武満さんのテープ音楽が続々とCD化されると良いなあ。

「作曲フォーラム2000」で聴いた、湯浅さんの初期のテープ音楽:『葵の上』も凄かった。湯浅さんの電気系作品:例えば、『電気ギターによるプロジェクション』や、寺山修司と組んだ一連のラジオドラマも聴けるようになることを期待。

追伸:シュトックハウゼンの作品は、タワーレコードのようなバカ高いところで買うべきでは無くて、シュトックハウゼン・フェアラークに直接発注すれば、遥かに安く購入できます。私は金のある時に、CD番号の1〜10くらいまでを、まとめて発注してしまおうかと思ってます。噂によると、まとめ買いをすると絵はがきなんかも付いて来るようですし(大空を飛翔するヘリコプターの絵柄が希望)。

長文 その3 (思いつき) 投稿者:益野大成  投稿日:10月11日(水)07時28分39秒
 プロ楽団の活動ということで、チョット思いつきを書かせて下さい。

 以前ニフティーの吹奏楽部屋で出ていた意見で「小編成の吹奏楽は面白い。でもスケジュールを合わせづらいアマチュアにあって、これほど活動しにくい形態もないだろう」というものがありました。今回私どもの団でも、直前にD.Bsn氏に出張が入り、やむを得ずホヴァネスの交響曲のソロはBsnでやりました。一人一人の比重が高いということの裏には非常なリスクがあるわけです。

 で、こういうときこそプロの出番では? と、アマチュアゆえの気安さで考えちゃいけないですかね? 季節的一時的なバンドでもいいですから。リスクが高すぎてプロでも出来ない、というのなら、

 研究の場、すなわち大学の出番

 のはずです。まあ、大学も最近は研究より教育に軸足を移さざるを得ない状況なわけですが、それなら大学院とか…。また、バンドを作るには、音楽的な資質の他に政治的、というか、人交わりを苦にせず、細かい雑務も苦にしないというタイプの人間がぜひとも必要で、なかなか大変なのですが…。ちなみに関西の方で小人数の管楽合奏のプロ団体があるようですね。

 ある日学生が教授を訪ねて来る「今度先進的な曲を思いっきりやれるバンドを作りたいんです」教授答えて曰く「君が来るのをずっと待っていたんだ」
 これ、確かアメリカの某大学バンドの誕生エピソードだったはずですけど、日本でもこういう麗しい情景、ないものですかねえ。

 私の勝手な考えでは、そのバンドはウィンドアンサンブルより更に小さく、(NAPPさんとは指向性が違うけれども)弦抜きオケに近い形です。

 たとえば
  Picc 1, Fl 2, Ob2, Cl 2or3, B.Cl 1,1, A.Sax 1or2, Fg 2, C.Fg 1
  Hr.2, Tp 2, Tb 2, Euph 1, Tuba 1, Perc 2〜4
  これに状況に応じて、E.H, S.Sax , T.Sax, Tpなどを追加する

 こんな形で従来の吹奏楽も(編曲して)やってしまう。ガチャガチャと溶け合わない木管群の鮮度と最小限の金管のハーモニー。個人的にはぜひともこういう形でグレインジャーとか聴いてみたいもんですが…。

 「吹奏楽の本質は小編成にあり」という主張を、私が初めて知ったのはもう20年以上前で、今思えばそれはフェネル氏提唱のウィンドアンサンブルを指していたんでしょう。しかし益野の見るところ、本当に突き詰めた形でのウィンドンアンサンブルはまだ作られていないように思う。だってイーストマンにしても佼成にしても、クラは1パート複数いるじゃないですか(Tpも?)。確かに既存の曲を演奏するための妥協点は必要ですが、なぜ極北まで追求してみようという動きが一部ででも起きないのかなあ? 中音域の肥大(Hr, Sax場合によってはEuphを加えても良い)は音像の曖昧化を招いているように思うが、それをいつまでほっとくのかなあ? テュッティにおける金管と木管のバランス、とりわけ金管は同族だが木管は木管と呼ばれているだけで、同族ではないという事をどう思っているのかなあ? 確かに今のサウンドがウォームでいいとか、音圧があっていいという人もいるだろうけど、そしてそういう主張を全然否定する気はないけど、だけれどもそれは管楽合奏の予想到達点である、「線的で鮮度の高いサウンド」の実現を妨げているように思う。少なくとも上に挙げたような編成で実験的にでもやってみたらどうか? 音が聴きたい、と思うのですが…(益野が知らないだけですか?)。

長文 その2 投稿者:益野大成  投稿日:10月11日(水)07時27分40秒
 「“あるべき吹奏楽の形”を広めるんだ」という意気込み(思い上がり?)を持って始めた活動ではありますが、様々の制約やら何やらでそういう形にはなってません。そのような「改革的」な活動は、コンセプトだけでなく、納得のゆく仕上がり(演奏水準)、宣伝戦略がなければ出来ません。残念ながらうちの団はとてもそこまで手が回らない。つまり「“あるべき吹奏楽の形”を広めるんだ」という事で言えば、“なっちゃいないバンド”なのです。現在一番気になっているのは「せっかくいい曲を取り上げても、演奏が悪くてその真価を表せていないのではないか」という事です(メンバー、お客様双方から「良かった」「楽しかった」という評価を頂いてはいますが)。

 では我々がやっていても「成果」が見込めないから、いっそやめるべきなのか? というと、それもチョット違うのでした。

 バンドをやっていて、私が一番コタえるのは、片道1時間40分かけて出かけて行って、練習人数が一桁しか居ない状況がずっと続くときです。これは集団の指導者としても、演奏者としても、最も厳しいものです。疲れて「いっそやめようか」とも正直思います。でも例によって「やめようか」と思ったある日のこと、不意に「それもつまらないなあ」という声が心の中から聞こえたのでした。そう、このバンドを潰してしまっては、もう自分の好きな曲を(技量と相談しいしいではあるにしても)かけられる団体はどこにも存在しないのです。

 私にとってうちのバンドをやっている意義は何か? それは好きな曲を好きなようにやることなのでした(むろん、団員も私の選曲を支持してくれているということはありますが)。

 自己満足

 この掲示板で批判もあった(私も感心しない)「R.シュトラウスの交響詩をコンクールで」と目を輝かす人々と私は何も変わるところはないのです。好きだからやる。30歳を遙かに越して、しかもアマチュアで、意に染まない音楽をやる義理は更々ないです。休日をツブし、自腹まで切ってるんですから。

 スタンホープ、グレインジャー、ホヴァネス、サリナックとならんだ今回のプログラム、オケでやっても客の入りは見込めないでしょう(オケの方々、彼らには良いオケ曲もあるんですよ(笑))。それは私も分かっていて、だから客が少ない事自体をあまり問題にする気はない(少な“すぎる”ことはおおいにモンダイですけど(笑))。

 もしも「コンサートを満員にしてやるから、毎回お前の嫌いな、内心では軽蔑さえしている曲ばかりやれ」と言われたら、どうする? ま、勉強のために何回かはやるでしょうが、結局退団しちゃうでしょうね、私。タエラレナイ。

 「“あるべき吹奏楽の形”を広めるんだ」というような活動は、プロが行うべきだという考え方は、私はなるほどと思っています。しかし、下からの運動があってもいいと思います。我々にはプロの厳しさがなく、いわば「ヘタでもしょうがない」的な甘えが、やはりどうしてもあるでしょう。でも、その裏には良さもあるのです。

 たとえば、キャパ400のホールでやった今回のコンサート。団員からの臨時徴収は、一人あたりたったの4000円に過ぎません。今回は特に出場団員が少なかった(19名)にもかかわらずです。誰の迷惑じゃなし、プロもあまり取り上げない(?)曲を、我々はアマチュアだからこそ出来るのです。
(余談ながら、こういう曲をやっている事が、我々の支えにもなっています。確かにウチが弱小であることの原因はこの選曲にあるかもしれません。しかし、もしもヨソと同じ曲をやれば、ウチの存在理由などどこにもありません。それこそ瞬時に潰れるでしょう)

長文 その1 投稿者:益野大成  投稿日:10月11日(水)07時24分12秒
 益野です。コンサートへのご声援。有り難うございました。今回、この掲示板の御意見を読みながら考えたことを少し書かせて下さい。

 私の吹奏楽団のコンサートに客が入らない原因は、まず何よりも宣伝不足なのです。しかし、何回か演奏会を重ねてきて、思うようになったのは

「人間、自分の知らないものには億劫なものだよな」

 という、ごくアタリマエの感慨です。クラシックファンだろうが吹奏楽ファンだろうが、うちの団の演奏曲目を見て「オッ」と思ってわざわざ聴きに来る人というのは、ほとんどいないと思います。もし居るとしても、よほど熱心な人でしょう(個人的感触では、全国で何十人居るかというレベル)。集客についていえば「コンセプトだけでは飯は食えない」と考えるべきではないかなあ。

 やはりアマチュアの場合、「関係者が出ている(団員が多いと客が増える)」「よほど上手いor面白い」という事情がなければ客は来ないでしょう。ウチは両方とも当てはまらない。吹奏楽コンサートは関係者ばかりで内輪受け的だとはずいぶん言われることですが、そもそもアマチュアの活動とはどの分野もそんなものでは? と思います。

 ですから、クラシックファンとか音楽ファンとかをあまり問わず、いわば「新しい客層を開拓するつもりで」客を増やすしかないと思います。幸い、アンケートを書いて下さった方々には、我々のコンサートは好感を持って頂けているようです。大変失礼な言いぐさかもしれませんが、日頃クラシックにそんなに親しんでいるとも思えないこれらの方々にむかって、ダイレクトメールやらチラシ挟みやらやっていくことだと思っています。そのうち増えて、いつの日か乗数的な増加に発展すればしめたものですが。

命名法・・・ 投稿者:匿名希望  投稿日:10月10日(火)22時42分03秒
NAPPさん、レスありがとうございます。
だって、あまりにも非音楽的な話なので、恥ずかしくて(^^;)。

今日、会社まで歩きながら、命名法のことをつらつらと考えていまして、
あの「コカコーラ」までも漢字にしてしまう中国のことを連想したとき、
「少管隊」という言葉が思い浮かびました。
「小編成」の意味での「小管隊」だと、小さい管楽器と誤解されそうで、「少ない」という
文字。とすると、大編成は「多管隊」(^^;)

ではでは、掲示板が混乱しないうちに消えます。(_ _)

ジティマルヤ 投稿者:のの  投稿日:10月10日(火)07時14分38秒
は、怪談やアークや地平線のドーリアやガーデン・レインや雨の呪文と並ぶ傑作だと思います
(趣味丸出し)。そうか、「一応録音」なのかあ。でも、少なくともNHK−FMではやるでしょうね。

res 投稿者:NAPP  投稿日:10月10日(火)04時48分29秒
>匿名希望さん
 はじめまして!
 「提案」は、「吹奏楽団」の英訳として今現在使われているもの(東京佼成ウインドオーケストラ、イーストマンウインドアンサンブル、ヤマハシンフォニックバンド)を使うことで新しい用語が増えるのを避けたいなぁ、と思ったのでしたが、たしかにかえって混乱を招くかもしれませんね(他にも「コンサートバンド」とかあるし)。
 和製英語にしろ英語にしろ日本語にしろ、あのような分類わけは編成を決める上での便宜上の分類にすぎないわけなのですが、大雑把でいいから「小編成」と「大編成」くらいには分けるべきだと思います(「日本の作曲20世紀」で吹奏楽がオーケストラになったり室内楽になったりとマチマチだったのがとても気になった)。やはり日本語では「小編成吹奏楽」、「大編成吹奏楽」が一番いいのでしょうか。みなさんは他にどんな呼称がいいと考えますか?

 #当掲示板は責任と良識のある発言でしたらメールアドレス非公開であろうと匿名であろうと一向に構いません(でも発言者を認識・識別できると嬉しいな)


>TAIさん
 「じゅーたん」ですか。それは面白い話ですね。
 それにしても、色んな環境の変化があったにせよ、一つの楽器が簡単に「根絶」させられるものなのでしょうか。ごく少数でも文化を引継いで行こう、なんて考える人はいなかったんでしょうかね。「フラウト・トラヴェルソがあるからいいや」とか思ったのかなぁ。ヨーロッパ文化圏は「不適」と思ったものを残しては置かない性質なのでしょうかね。 どうも「ぱったり無くなった」というのは得心がいかないんですよね。

>ののさん
 ありがとうございました。安心しました(笑)。
 どうも私は武満作品で「聴きたい」と思ったときは必ずといっていいほど予定が合わないのです。先日の「マリンバコンチェルトの夕べ」の「ジティマルヤ」も聴きたかったのですけれど(CDはある)。あれは傑作だと思います。
 「アーク」は今後聴く機会が増えてくれると嬉しいです!
 実は先日なぜか東京コンサーツの瀧先生とお食事をご一緒させていただくという身に余る体験をさせていただいたのですが、そのとき「武満個展は録音はするけどCDにする予定は今のところない」とおっしゃっていました。しかし、もしCD化されたらとても嬉しいですね!

武満個展 投稿者:のの  投稿日:10月 9日(月)05時08分09秒
は悪くはなかったけど、NAPPさんの選択で正解だったと思います。というのは、

・クロッシング:次に演奏されるのは30年後(生誕100年)かもしれないけど、わざわざ聴くような曲では....
・アーク:あれだけウケていれば、今後はもっと演奏されるでしょう

だったので。今度はアステリズムとカシオペアが生で聴きたいな。ソリチュード・ソノールも。
いかにもCD録音というマイクセッティングだったので、そういう形では近々聴けるでしょうし。

リコーダー 投稿者:TAI  投稿日:10月 8日(日)22時35分16秒
>NAPP推測では、他の楽器が宮廷や貴族の家に広く普及し演奏会場の幅も広がったため、ディナミクスや音色など表現に制限を持つリコーダーが廃れていったのでは、と考えます

「絨毯」がヨーロッパ世界、特に宮廷や貴族の家に入ってきたによる、アコースティックの変化もリコーダーにとっては致命的であった。
という話を聞いたことがあります(すいません伝聞で)。

「小編成に思う」を読んで 投稿者:匿名希望  投稿日:10月 8日(日)22時02分43秒
NAPPさん、初めまして。
「小編成に思う」を読みまして、NAPPさんの意図とはまるっきり関係のない感想だと思うので、削除されても一向にかまわず、あえて「匿名希望」です。

NAPPさんのご意見は納得できるのですが、その命名提案が英語って、結局は和製英語のが増えるだけで、混乱しません?
日本語での命名って、できませんでしょうか?

ありゃりゃ 投稿者:NAPP  投稿日:10月 8日(日)19時21分19秒
ブリュッヘンはオランダの人でしたね。
いや、フルネームが「フランス・ブリュッヘン」なのでうっかり間違えてしまった。
(゚o゚C=(_ _;

りこーだー 投稿者:NAPP  投稿日:10月 8日(日)18時32分26秒
 私自身がまだ噛み砕いて整理していないので分かりにくいところもあるかと思いますが・・・・・ 講義内容を私のとったメモと音楽事典をもとに纏めてみました。他にこの講義を聞いていた人、なにかフォローがあったらよろしく!

 まずリコーダーという楽器が現れたのがいつか、ということははっきりとしておらず、シェイクスピア「ハムレット」の中に登場したり、絵画の中に描かれていたりするので11〜12世紀以前にはすでに存在していたことになります。

 ルネサンス期、イギリスのヘンリ8世(1491〜1527)がリコーダーを愛好していたこともあり、リコーダー音楽は発展します。このころのリコーダーはいわば「グループの楽器」と呼ばれ、アンサンブルのために作られていました。バロックに入るにしたがってソロ楽器としても使えるように改良されました(これを「バロックの楽器」と呼び、大型の楽器はない)。
 プレトリウス(1571?〜1621)の「音楽大全」にこのころの楽器についての言及がありますが、それによるとリコーダーは低音のものが多く好んで使われていたようです(今で言うアルト以下)。

 バロック期にリコーダー音楽は全盛をむかえ、ヴィヴァルディやヘンデル、テレマン、バッハなどによって多くの作品が書かれます。しかし、フランダースRQの言葉を借りると「バッハの死(1750)と同時にリコーダーも死に」ました。この時期を境にリコーダーのための作品はぱったりと書かれなくなります。(理由についてはフランダースRQは何も語りませんでしたけれど、NAPP推測では、他の楽器が宮廷や貴族の家に広く普及し演奏会場の幅も広がったため、ディナミクスや音色など表現に制限を持つリコーダーが廃れていったのでは、と考えます)

 それから先、リコーダーはチャカンという形で名残こそ残しますが文字通り「抹消され」、再び「発掘」されたのは実に1900年ごろの事です。イギリスの古物商のところから発見されたリコーダーは演奏法もまったく不明の、いわば「新しい楽器」として新たな歴史を歩むことになります。1930年頃にストラヴィンスキーがリコーダーを見て「これはクラリネットの仲間か?」と言ったという記録があるそうですが、それほどリコーダーは未知の楽器であったわけです。1932年にヒンデミットがリコーダートリオのための作品「Ploner Musiktag」を、1940年にヴォーン=ウィリアムスが「竹の笛のための組曲」を書き、リコーダーは徐々に注目を集めます。また、1960年ころから2人の演奏家、イタリアのフェッター、フランスのブリュッヘン(指揮者としても有名ですね)のヴィルトゥオシティと積極的な活動により、今日の地位が確立されたと言えます。



 後はリコーダーの奏法などについての話、演奏でしたので、それは省略します。

 彼らに「リコーダーのレパートリーは古楽とコンテンポラリーという両極端にしかなく、和声音楽、調性の崩壊、といった音楽史の過程にある音楽を演奏できないのであるが、そのことについてどう思うか。また、それらを経験しないでいわゆる現代音楽を演奏してしまうことについてどう思うか」という質問をしてみました。彼らの答えは「リコーダーという楽器の性能と、あの時代の要求した音楽(編成の巨大化)が合わないので、あえて演奏したいとは思わない」とのことでした(恐らく古典派・ロマン派の要求する表情の変化にリコーダーで応じるには無理があるから、というのもあるのでしょうか)。
 Euph.やSax.も古典派・ロマン派のオリジナル作品は皆無に近いのですが、それとはちょっと事情が違うみたいですね(編曲して演奏することすらしないのがリコーダー)。

 それにしても学校とかで使われているから、歴史のある楽器だと思っていたけど、意外と現在の形になったのは最近のことなんですねぇ。

なぜ? 投稿者:渡部謙一(わたなべ けんいち)  投稿日:10月 8日(日)15時06分54秒
なぜリコーダーには古典派・ロマン派の作品が無いのですか?
それって私の本業であるユーフォニアムの将来に大きなヒントがあるような感じがするのですが?

おたずね 投稿者:NAPP  投稿日:10月 8日(日)02時30分25秒
 どなたか「シデロ・イホス」という打楽器についてご存知の方はいらっしゃいませんか?ギリシャ語で「鉄の響き」という意味の、内部に水を入れて使用する楽器らしく、作成者は原田和男という方らしいのですが。
 高橋悠治先生に「慈航湖 朗唱とシデロ・イホスのために」(1997)という曲があるのは確認しています。

 他に使用されている曲、そしてこの楽器の「スペル」が分かる方、ぜひご教示ください。

ご無沙汰しておりました 投稿者:NAPP  投稿日:10月 8日(日)02時15分11秒
>岡村さん
 ご無沙汰しておりました。私は岡村さんのサイトは毎日欠かさず覗かせていただいているのですが、お話のネタがないので書きこみをしないままいたら、いつのまにかこんなに日がたってしまいました。
 さて、「ペルセポリス」ですが、先日渋谷のタワーに行ってみたところ、まだ数枚残っていました。新宿、渋谷、どちらでも手に入るようですよ。銀色の非常にシンプルなジャケットです。


 6日の武満個展はぎりぎりまで迷い、はてはタダ券まで手に入れることができたのですが、結局フランダース・リコーダー・カルテットの公開講座の方にいきました。リコーダーになぜ古典派・ロマン派の作品がないか、などが分かって面白かったです。でも、本当はどっちにいったらよかったのか今でも分かりません。

Xenakis「Persepolis」 投稿者:岡村  投稿日:10月 7日(土)15時55分10秒
お久しぶりです。

> Xenakis「Persepolis」

私も早く買いたいのですが、他の用事のついででないと、なかなか都心に行けないので、あせっています。

やっと、新宿などのCDショップに行ったら、
「クセナキスのPersepolisは、ご好評につき、売り切れました。」
というお知らせが出ているのではないかと、心配です。

注: 皆さん、Persepolisの買い占めは控えましょう。(笑)

http://www.pa.airnet.ne.jp/xokamura/


お買い物記録 投稿者:NAPP  投稿日:10月 5日(木)01時41分26秒
 昨日、今日とお買い物に旅立ってきました (⌒‐⌒)
 とりあえず買ったCDを羅列しておきます。「まだ持ってなかったんかい!」と思う方もいるかと思いますが、ごめんなさい、持ってませんでした。

Xenakis「Persepolis」(FractalOX)「La legende d'Eer」(Montaigne MO782058)
Stockhausen「Stockhausen3 Elektronische Musik (Gesang der Junglinge)」
James Tenny「Bridge&Flocking」(hat ART 6193)
Vinko Globokar「Les Emigres」(harmonia mundi HMC 905212)
Christian Lindberg「American Trombone Concert」(BIS CD-628)
EnsembleModern「Fred Frith:Traffic Continues」(BombaRecords BOM22121)
Blaserensemble Sabine Meyer「Modern Works for Wind Ensemble」(EMI 7243 5 57084 2 7)

 こんなとこです。それと、最近なんだかえらく安く売ってあるMahlerの交響曲全集も。それにしてもこの全集(11枚組)よりもシュトックハウゼンの1枚(+豪華解説)のほうが高いとは。とほー (┬┬_┬┬)
 Mahler全集は「大地の歌」が入ってない(あと10番も・・・・・いっか)けどお買い得な感じ。でも8番(千人の交響曲)が一枚に収まってるのは不安な感じ(まだ聴いてない)。まさかドラティ/ミネアポリス交響の「春の祭典」みたいな驚異の演奏なのかしらん。

 「ペルセポリス」は早速聴きました。う〜ん、あの時代(1971年)にあれだけのテープ音楽を創るのに要した時間・体力・精神力は想像を絶しますね。大学でテープ音楽のようなものを私も創ったことがありますが、今はハードディスクレコーダーで容易に出来てしまうのが恐ろしく感じられます。昔の苦労を知らないとおそれおおくてとてもではないけれどミュージックコンクレートなんて創れませんね。 ぜひ8チャンネルで聴いてみたいな。

 グロボカールの「Les Emigres」はなかなか売ってないので入手できたのが嬉しい一枚。

 リンドベルイのCD「American Trombone Concert」はVol.2はよく見るんですが、こっちはあんまり見かけなくなりましたね。これにはガンサー・シュラーの吹奏楽とTrbのための「アイネ・クライネ・ポザウネンムジーク」が入ってるんですよね。

 「Modern Works for Wind Ensemble」は説明がいりますね。この場合の「Wind Ensemble」は吹奏楽ではなく管楽合奏の意です。Denisov、Castiglioni、Obst、Raskatov の管楽アンサンブル(ハルモニースタイル)作品がまとめて聴けます。デニソフとカスティリオーニは知ってるけれど、残りの二人は勉強不足のため知りません。ごめんなさい。 なによりもこのCDには細川俊夫の「ヴァリエーションズ」が収録されているのが大きいですね。残念ながら「吹奏楽」とは言えない編成なんですけど(2 Fl. 2 Ob. 2 Bsn. C-Bsn. 2 Hrn)、管楽合奏の新しい可能性が見える曲と言えるでしょう。


 それにしても、まだまだ未聴のものがっぱいあるというのに、こんなに買いこんで全部聴き終わるのはいつになるんでしょうね?まだ一回しか聴いてないのは数知れず。う〜ん。
 あ、ちなみにまだ探してるCDがいっぱいあります。シェルシの弦楽四重奏全曲のCDとか。まだ行ってないお店があるので、近日中にそっちまで足を運ぼうかな。

レス 投稿者:NAPP  投稿日:10月 2日(月)03時43分03秒
>ちんぴら指揮者さん
 あたたかいお言葉、ありがとうございました m(_ _)m
 必ずや作品でお返しできるようがんばります!!
 ただ、私もコンクールで賞をとる云々より確実に音にしてみることが目標だったんですね(賞だったら武満賞が同じ日の締め切りだったんだし)。百の曲を書くより一の実演に勝る有効な学習はないのですから。それだけに悔しいったりゃありゃしない(悪いのは自分のくせに)。

>P.D.Q.バッハ
 テラークから出てるのですね。こんど探してみます。ありがとうございました!
 とりあえず、どんなものでも一回は聴いてみたいと思ってます。やっぱり「冗談音楽」っていうのも「聴いてみたいっ!」て思うんですよね。

>NAXOS
 私もナクソスを買うことは多いのですけれど。やはり「いっぱい聴く」というときにこれほど適したレーヴェルはないですね。まぁ、ヒストリカルな歴史的名演が数多く存在する「名曲」に関してはそちらを聴ければいいにこしたことはないのですが、「歴史的名演」でなくても構わないのであればナクソスでもいいと思うのですが。「知識を増やす」のであればナクソスで構わないと思いますが、「耳を肥やしたい」のだったらそれ以外も(というより、同じ曲を色々な演奏で)聴くべきだと思うのです。
 ナクソスは面白い企画での録音がたくさんあるので個人的に大好きです。
 また、最近は色々な全集ものが非常に安い値段で売られることが多くなってきましたし、御茶ノ水ディスクユニオンなどで破格の値段で「名演」が手に入ることも多いので、私はそちらを利用するようにしています。

>S.O.さん
>なんだか私って、NAPPさんの足を引っ張った元凶のようですね。
 そんなことないですよぉ。やっぱりコンクールに出すんだったら締め切りの1週間前には上げて、Notationなどにも時間を費やすべきだし、自分の書くスピードでどのくらいのペースを維持すればよかったのかが分からなかった、というのはひとえに私の認識の甘さと経験不足ゆえ。まだまだ私は未熟者の中の未熟者ということなんです。「書く」ことに馴れていないなんて、そんなの作曲家じゃない!

>蝸牛の旋さん
 タリン室内管、行きたかったんですよぉ。いいものを聴かれましたね!「テ・デウム」は「おっ?」と思う曲ですよね。
 それにしても・・・・・をおぉっ、ペルセポリス!私はさすがに遠出できなかったので最近は池袋でしか買い物をしていなかったので未入手だったのですが、そうですか、新宿タワーに!それは火曜日にでも早速買いに行かねば!ありがとうございます。 ところで、CDではLPと違って最後が「途中で切れてる」ってのは本当なのですか?
 Wergoのは「どいつぅ」って感じですよね。クルシェネクは他に室内楽と合唱を聴いたことがあるのですが、どれも暗く重い感じでしたね。ヒンデミットもトッホも「軽快」というにはちと違う「吹奏楽」ですよね。ホルスト、グレインジャーとはまた違って面白い。


 久々に私の作品の音源をアップしてみました。今回はピアノ五重奏のMP3ファイルです。モノラルにして思いっきり音質を落として・・・・・っていうような努力でなんとか2.5MBに抑えました。音がだいぶ痩せてしまいましたが、雰囲気などは掴んでいただけるかな、と。簡単な解説も載せてますんで、よろしかったら聴いてやってください。

 かなり沈んだ精神状態のなか、明日(今日)の指揮のレッスンで振るのはJ.シュトラウス「こうもり序曲」。これはこれで面白いですね!

安いCDでたくさん聴く 投稿者:のの  投稿日:10月 1日(日)21時40分51秒
のは、基本的には良い方法だと思います。ただ、「最近のデジタル録音」ということで、ナクソスに行くのがいいのかどうかは、また別問題。

むしろ、昔の名録音が激安なのに目を向けてはいかがでしょうか。例えば、ベートーヴェン交響曲全集なら、クリュイタンス/BPOもケーゲル/ドレスデンも2000円台で買えて、デジタル以降のオリジナル楽器系以外のどの全集よりもはるかに優れた演奏だと思います。

ナクソスで文句なくお薦めできるのは、SP復刻ですね。

ペルトとペルセポリス 投稿者:蝸牛の旋  投稿日:10月 1日(日)17時46分18秒
いっぱいいっぱいだったNAPPさん、こんにちは、お疲れ様でした。

昨日オペラシティでのカリュステ/タリン室内管/エストニアフィル室内合唱団のコンサートに行きました。バッハ「マニフィカト」にペルト「テ・デウム」というプロ(指揮者の要望でペルト「弦楽orchのためのトリサジオン」が追加)で、後者がお目当てでした。生で聴く機会はもうめったに無いでしょうし。客の入りはおよそ6〜7割程度だったでしょうか。
私は正直言って合唱の良き聴き手ではないので、演奏に関してのコメントは差し控えます(と言うか出来ません(泣))。それでも「テ・デウム」は、CDで聴いたときはてっきりチェンバロやオルガンを使っているかと思っていたところを、プリペアド・ピアノやウィンド・ハープなる創作楽器が使われていたのが興味深い。ただ残念な事に後者はスピーカー再生で現物は拝見できませんでしたが。

で、コンサートの前に新宿TOWERを覗いてみたのですが、一部現代音楽フリークに(確かこちらでも)話題になっていたクセナキス「ペルセポリス」のCDが、AVANT-GARDEコーナー先頭にざっと見で50枚くらい(!)置かれていました。大丈夫か?入れすぎちゃうんか?と思いながら手に取る私…
さすがにバッハ&ペルトの直後に聴くのは躊躇われたので、今正に聴いている最中です。隣の部屋の人ゴメンナサイ。
…しかしこれは尋常ならぬ音楽ですな。割合現代音楽に慣れている(本当?)私にとってもかなりの負荷が掛かります。これだけの事象とその経過を積み重ねて「作品」を構成する作曲家氏の費やしたエネルギーはいかばかりか、と考えてしまいます。
あ、今曲が終りました。このテープ音の断絶、ひょっとして一番印象に残ったかも。

P.S.
WERGOの吹奏楽CD、ちょっと前に買いました。クシェネック等は初めてなので判断がつきませんが、ヒンデミットやトッホは何となく野暮ったいような重いような気がするのは私だけ? 良く言えばドイツ的なのかも…

ナクソス 投稿者:S.O.  投稿日:10月 1日(日)16時05分25秒
このレーベルは、昔(5年くらい前)は私も駅前のワゴンセールのレベルと思っていました。
名曲を、安っぽい演奏団体を使って演奏していて、あまり買う気がしませんでした。
しかし、最近は、全く路線が転換し、よほどのメジャーレーベルよりも、はるかに興味深いレーベルです。それは、グラモフォン賞などにノミネートされていることなどからも分かりますし、閑古鳥先生たちもレコ芸で盛んに誉めていますよね。

 古典の名曲をナクソスで聞くのはちょっとなんですが、他に対抗盤のないものは、全く恥ずかしいことではないと思います。というか、忘れ去られた作品を廉価盤で出してくれたというのは、まさに画期的であると思います。知らない作品なんて、3000円も出して買う人って少ないですから、廉価であることの意義は重要なんです。

P.D.Q.バッハ 投稿者:S.O.  投稿日:10月 1日(日)15時54分42秒
この作曲家?の作品は、冗談音楽の範疇なので、音大で学ぶ方々が得るものがあるかどうかは、疑問ですが。敢えて言うなら、遊び心とサービス精神を吸収するという感じでしょうか。
実は、「Music for an Awful Lot of Winds & Percussion」も買ってたりするんですが、この作曲家のCDは、ジャケット見てるだけでも楽しいです。大概は、シックリー教授が面白そうなことをやってます。

ところで、やはり冗談音楽の範疇に入る作曲家で、ドン.ギリスの作品集がAlbanyから発売されました。Amazon.comなどでは、そろそろ入手可能と書いています。この人は、かなりワンパターンなんですが、あちこちにギャグが入っていて、やはり笑える。
このSymphony no 5 and a 1/2やSymphony X はモーリス.フォードという人の編曲で、吹奏楽でも良く演奏されています。ギリスもオリジナル曲をたくさん書いていますし、編曲といっても、ギリス自身がこの編曲版を使って演奏していたりしますので、公認されていたと思われます。それにしても、ギリス指揮のキャメロン大学バンドの演奏するSym.Xは、ノリノリのケッサクだったりします。

なんだか私って、NAPPさんの足を引っ張った元凶のようですね。m(_ _)m

CDの買い方 投稿者:IDLER  投稿日:10月 1日(日)14時05分36秒
クラシックの音源(CD等)についての買い方なのですが、私のやり方というのは、果たして良いのか悪いのかを知りたいと思いまして、ここで、質問をしたいのですが、よろしいでしょうか。
(掲示板の題名である「現代音楽と吹奏楽」という点からは、少し離れていますが、ご容赦願いします。)

私は、CDはナクソス等の価格の安いCDを数多く買うという方法を取っています。とにかく「いろんな曲を聞きたい」というのが、自分の中で第一だからです。ご存知だとは思いますが、ナクソス等であれば、通常のCD1枚のお金で、約3枚のCDを買う事ができます。

しかし、周囲からの反応は「安いアーティストの演奏をいくら聞いても無駄だ」と実に冷たいものです。

やはり、耳を肥やしたり、しっかりとした知識を手に入れる為には、それなりの物を買わないとだめなのでしょうか。今のままでは、単なる「頭でっかち」になるだけのような気もしてきました。(ここでの意味は、ただ、曲を多く知っているだけで、それ以上は何も無いという事。)

いろいろとご意見を聞きたいです。どうぞ、宜しくお願いします。

P. D. Q. バッハの 投稿者:谷口昭弘  投稿日:10月 1日(日)08時27分48秒
《Grand Serenade for an awful lot of Winds & Percussion》(S. 1000)は、Telarcレーベルから出ている「Music for an Awful Lot of Winds & Percussion」という、ベタなタイトルのアルバム(CD-80307)に、全曲収録されています。おそらく「アンソロジー」の方は、テラークからでた複数のアルバムから編集したのではないかと察します。

>NAPP殿 投稿者:ちんぴら指揮者  投稿日:10月 1日(日)07時03分42秒
>そこまでをこれ以上ないほどに綿密に書いていた(つもり)ので、ここでの妥協は耐え難く、
>今回は涙をのみました。
残りわずか1ページと言えども貴方の大事な創作の一部分です。妥協すべきではありません。
なにもコンクールの為に作曲するわけではないでしょう?遅れたっていいじゃないですか。
周囲の期待は何も貴方がコンクールで良い成績を収める事ではなく、作曲家として前進する事のはずです。ひとつのコンクールに間に合わないからと言ってもそれが周囲を裏切るものではありませんよ。それよりさらに時間が与えられた分より良い作品に仕上げられる事を願っています。
ちなみに僕も期待する周囲の一人のつもりですよ。頑張って!!!

ついでに宣伝MODEで・・・
コンクール全国大会の結果(中高校)アップしてまぁ〜す。

http://www2.odn.ne.jp/~cau62570/index.htm


(続・いっぱい) 投稿者:NAPP  投稿日:10月 1日(日)03時09分04秒
 さて、私、締め切りがどうとか言ってました。実は9月29日締め切りの「日本交響楽振興財団作曲コンクール」というものに出品する・・・・・はずでした。しかし、絶対間に合うと思っていたのですが、とうとう完成するには至らず、今回は見送ることにしました。残りわずか1ページほどだったのですが、簡略化すれば間に合うのは分かっていたのですが、そこまでをこれ以上ないほどに綿密に書いていた(つもり)ので、ここでの妥協は耐え難く、今回は涙をのみました。この作品には西村先生をはじめ多くの方の期待がかかっていただけに、それを裏切る形になってしまい、実に悔しいです。来年、もしくは別のコンクールに出すつもりでいます(西村先生は振興財団は保守的な選考をするので別のにさせたかったらしいのですが)。なお、日本音楽コンクールは打楽器が規定オーバー(制限は4人。私のは5人)なので出品できません。

 で、今、かなりへこんでますので、とりあえずCDでも聴いてました。まずはラッヒェンマンの「弦楽四重奏とオーケストラのためのドイツ歌曲を伴う舞踏組曲」。アルディッティSQエディションの17番(MONTAIGNE)です。緑の紙のやつ。図書館から楽譜を借りていたので、見ながら聴いたのですが・・・・・追えなかった。まだ一回しか聴いてないのですが、ホント、どこやってるのか分からなくなりました。まだまだ読譜力が足りないなぁ。
 あと、WERGOから発売されている吹奏楽作品集(WER6641 2)。これはじつにいい選曲のディスクで、ヒンデミット「協奏音楽」「交響曲変ロ調」、トッホ「シュピール」というお馴染みの三曲の他にハンス・ギャル「Promenadenmusik」、トッホ「ミニチュアオーヴァチュア」、クルシェネク「ドリーム・シークエンス」と、私がまだ未聴だった曲が収録されていて超Good。解説に「シュピール」「Promenadenmusik」「交響曲変ロ調」のそれぞれのスコアの1ページ目が載っているのがとても嬉しいですね。
 CDといえば、P.D.Q.バッハことピーター・シックリーに「Grand Serenade for an awful lot of Winds & Percussion」という何ともそそられるタイトル曲があるのですが、これの全曲が収録されたCDってないんでしょうか?「P.D.Q.バッハ アンソロジー」にごく一部が収録されているのは確認しているのですが。

 10月6日に東京音大で「フランダース・リコーダー・カルテット」(現代音楽も意欲的に演奏するベルギーのリコーダーカルテット)による作曲科学生対象の公開講座(外部の人の聴講可)があります。リコーダーの特殊奏法などもたくさん取り上げるそうです。レクチャーの他に演奏会も同時にやります。曲はヴォーン=ウィリアムス「リコーダーまたはパイプのための組曲」、ヒンデミット「バロックフルートのための三重奏曲 Ploner Musiktag」、廣瀬量平「ラメンテーション」です。
 しかし、この日はサントリーホールで武満徹のオーケストラ個展が。「アーク」全曲と「クロッシング」はかなり聴いておきたい曲。う〜ん。どちらも一生に一度あるかないかの大イヴェント。私はどちらを聴けばいいのでしょう?だれか教えてください。

いっぱい 投稿者:NAPP  投稿日:10月 1日(日)03時08分27秒
>ちんぴら指揮者さん、JUNさん
 アマチュアの真髄は「自分たちのやりたいことをやる」につきるのですよね。その「やりたいこと」をやったがために非難される、というのも考えてみればおかしな世界であるんですよね。それは、やはりプロがアマチュアと同じことをやっているから、「アマチュアの意味」が希薄になっているのだと思うのです。

>益野さん、畠中さん
 両団体とも自分達の活動に誇りを持ち、信念をもって活動をされていることがよく伝わり、とても心強く思います。 似たような活動の団体が、同じ地区で活動されているのはなんとも言えない偶然ですが、だからこそお互いに刺激しあい、競合しながら上を目指していって欲しいと思います。どんなに小さな楽団でもいいではありませんか。素晴らしい信念をもった楽団がもっと多数現れてくれるといいな、と思います。多くの活動が同時に存在してこそ、進展があると思います。絶対的なものなどありはしないのですから。同人吹奏楽団さんの演奏会はいよいよ本日です。行ける方、可能な限り行って下さい m(_ _)m

>やぶいぬさん
 吹奏楽以外の世界の方に読んでいただいているということは、吹奏楽にとってはとても大きな進歩であると言えるでしょう(変に思われるかもしれませんが、それほど吹奏楽の世界は閉鎖的なのです)。そこに何かしらを感じて下さったのであれば、これほど嬉しいことはありません。ありがとうございました。
 さて、「楽隊のうさぎ」ですが、恥ずかしながら私はまだ読んでいません。この間は朝日新聞にも中沢氏のこれに関するインタビューが載っていましたね(ここにも見出しに「ブラスバンド」って書かれていて、某サイトで中沢氏がデスクに「吹奏楽がいいって言っときます」というようなことを書いていましたね)。
 なお、中沢氏が吹奏楽サイト「バンドパワー」に「楽隊のうさぎ〜ここだけの話」という連載(といってもまだ第1回)をされていますのでご一読くださいませ!