デュティユは、桐朋以外では聴かないことになっているのでしょうか (^ ^;;)
私は、ブーレーズよりとは言わないまでも、メシアンより買ってます。
「Ainsi la nuit」は、ドビュッシー&ラヴェルのフィルアップに録音するのが流行りだしてから(始めたのはジュリアードだったかな?)ディスクが爆発的に増えたみたい。大好きな曲ですが、異演収集には消極的です。
それ以外の室内楽やピアノ曲も最近ディスクが増えていて、きちんとはフォローできていませんが、生誕80周年記念にERATOから出た2枚組が、ちょっと後にバレンボイムの管弦楽録音と一緒に3枚組廉価盤として再発されたのをバークシャーあたりで拾うのがお買い得では?
# この頃からニュー・ミュージックの購入量が爆発的に増えて、とても
# とてもクラシックの同曲異演を集める余裕はなくなってしまいました。
# 今では、ディアベリ変奏曲のような、本当に好きな数曲だけですねえ。
>ののさん
「Ainsi la nuit」は聴いたことがあると思います。そういえばデュティユは私はあまり室内楽も聴いたことがないかもしれません(概して私は室内楽よりもオケを優先して聴く傾向にあるのですが)。室内楽でのお勧めCDは、なにかあるでしょうか?
毎年、大晦日には東フィルがやるカウントダウンを楽しみにしているのですが(TV東京系で生中継もしますね)、今年はショスタコの交響曲5番の終楽章でやるのだとか。燃える年明けです(笑)
朝比奈隆氏の御冥福をお祈り致します。93歳でした。
そのあたりの管弦楽曲もいいけど、彼で1曲と言えばAinsi la nuit(弦楽四重奏)でしょう。シネ・ノミネもアルディッティも素晴らしいけど、他の団体の演奏はどうなんだろう?
>いしづかさん
>Chandosから出ている奴ですか?
そうです。あの4枚組です。買ったはいいが解説だけつらつらと眺め、あとは東京に置いたままにしてきちゃいました。戻って余裕ができたら聴いておかないと。
フェラーリも耳にする機会があんまり多くなかったですね。今度来日した時にたくさん演奏会が開かれるようなので、どのような反応があるのか楽しみです。
>W名無しさん、ののさん
結構出てるものなんですね。恥ずかしながら私は「夢の木」や「はるか遠くの国がどうした」とかいう曲(ゴメンナサイ。タイトル覚えてない)などの有名どころのCDしか持ってません(いや、他のも聴いたことはあるんですけど)。いやいや、不勉強なもので。
それにしても、クラ板と水槽板両方からの使者ですな(笑)
仕事に使う資料がまだ届かない!耳コピして吹奏楽編成に編曲して1月5日に3曲発送しないといけないのだけど・・・・・ マズイなぁ。某国際イヴェントで使うものだから絶対間に合わせないといけないのだけど、切腹の用意をしたほうがいいだろうか?
寄稿欄にいしづかさんによる「クセナキス名盤紹介」を掲載しています。皆さん、読んでくださいね!!
ARTE NOVA盤と同一曲目で最近EMIから出た、プラッソン/トゥールーズ管盤が良かった。割とクラシックなアプローチだけど。特に「時間の影」は、初演者による録音と同じ曲とは思えないようなすばらしい演奏で....
トゥルトゥリエの録音もいいですね。彼のフランス物はどれも。
時の影、交響曲第2番・メタボールとともに
グラーフ指揮ボルドー・アキテーヌ国立管弦楽団の演奏でARTENOVAから出ておりますな。
時の影(時間の影)、小澤/BSOの演奏がERATOから出ておりましたな。
の管弦楽曲全集というと、Chandosから出ている奴ですか?
あれは良い録音ですね。
近作の「時の影」が、あの全集にしか入っていないのがイタイ。
最近、フェラーリの「Presque rien」が、日本のCD屋でも手に入るようになってきたみたいです。これは、フェラーリの来日前に買っておくべきでしょう。
またもほったらかしでごめんなさいです。ちょっとイロイロあったものでして。この年末年始は急ぎの依頼があったので、休み返上で決死の作業をしないといけなそうです。1月17日のレコーディングに間に合わせなければ。ひぃ。明日(というより今日だな)の飛行機に乗らないといけないし。
>ちんぴら指揮者さん
>ところがこれがおもしろいもので、「遮光」に対する好意的な感想がとても
>多かったですな。
意外(笑)。まぁ、アンケートってのは書く人は好意的なことがほとんど、っていうのが常ですからね。と言いつつも、やっぱり嬉しいのが正直なところ。
>始めて体験した「現代音楽」なるものがかなりのインパクトだった様です。
>やはり頭で考えて固定観念で考えるよりも、何も考えず実体験することの
>ほうが遙かに解りやすいんですよね。
とりあえず「生で触れてみる」ということは好き嫌いを云々するよりも前に、騙されたと思っても経験してみるのは大事なことですね。そう言った意味でも、稲村さんの「エヴォカシオン」なんかも含めて、あの演奏会のプログラミングには非常に意義があったと思います。まぁ、私の「遮光」も現代ものとしてはかなり聴きやすい部類に入りますので、あれを「現代音楽」の代表と思われても困るんですけど(笑)
そんなこんなで(?)、予定していた「ブラスバンドの社会史」の書評はまたまた延期になりそうです。もし楽しみにしていてくれた方がいましたら、ほんと、ゴメンナサイです。
CDも買ったはいいが聴いてないものがまた溜まりつつあります。ついにというか、とうとうというか、P.D.Q.バッハの「Music for an Awful Lot of Winds & Percussion」も買ったんですけど、まだ聴いてないし。 それと、私が好きなグリゼーのCD。なぜか日本ではグリゼーのCDはなかなか店頭に並ぶことが少ないような気がするのですが、KAIROSからでた「Quatre chants pour franchir le seuil」が出たので即買い、したはいいがまだ聴けてない。あと、デュティユの管弦楽作品全集なんてのも買ったんだったなぁ・・・・・ でも、「ピクミン・愛の歌」は聴いている、変な私。
>NAPPさん
演奏会時のお客様アンケートをやっと読みました。
ところがこれがおもしろいもので、「遮光」に対する好意的な感想がとても多かったですな。
始めて体験した「現代音楽」なるものがかなりのインパクトだった様です。
やはり頭で考えて固定観念で考えるよりも、何も考えず実体験することのほうが遙かに
解りやすいんですよね。全くの素人の方にそう書かれると実に嬉しいものです。
>渡部先生
「ブラスバンドの社会史」は以前も書いた通り、ちと私の路線とは方向が違って「いかに大衆性を持つか」という傾向があるんですが(これは「社会史」であることもあって、それはそれで大切な研究だと思う)、「学校教育での吹奏楽」(この本ではこれを「ブラバン」と呼んでいる)から切り離して考えないといけない、などの点で共通する視点も多いし、何と言っても「一つの視点」として実に興味深いものですので、賛同するかどうかや面白いかは別としても、一読の価値がある本だと断言できますよ。
でも、言いたいこともあるので、後日、ホントに書評を書きます。
詳細はともかく、面白いッポいですか?
>プロメテウスさん
ま、いろいろ聞いてみて下さいな。現代邦楽だったら他にも笙の宮田まゆみさんや石川高さん、真鍋尚之さん、筝の吉村七重さん、雅楽の芝祐靖さん、といった方々の演奏も要注目ですよ。尺八の横山勝也先生、琵琶の鶴田錦史先生といった方の下の世代による現代邦楽はほんとにイキイキとしてます。
あと、「革新的=聞きにくい」というのが当てはまらないケースが特に多い(これは邦楽のみに限ったことではないけど)のも現代邦楽の特徴の一つでもあると思います。
↓真鍋さんのサイト
http://www2.odn.ne.jp/gagaku.manabe/
「ブラスバンドの社会史」を取りあえず読みましたが、感想を書く前にもう一度読み直したいと思います。色々思うこともあるのだけど、もう一度読めばまた見えてくる部分があるかも。この年末年始くらいにCD紹介のコーナーを改訂すると同時に「吹奏楽を聴く・読む」と変更し、きちんとした形で書評を載せようと思います。他にも紹介したい本っていうのも結構たまってますしね。
大学に送られてきたので「第13回朝日作曲賞募集要項」(要するに再来年の課題曲公募)が手に入りました。例の「課題曲V」ってやつです。ここで内容を公開しちゃうのはきっと問題があると思うので詳しくは書けませんが、課題曲Vってのは朝日作曲賞の対象外なんですね。これが何を意味しているのかってのは結構大事なことだと思います。課題曲Vの「曲種」は「吹奏楽曲の開発を意図したもの」ということ。I〜IVの同じ項目と比較すると「できること」が見えてきます。でも、相変わらず「2段で書かれた、初見演奏できるよう簡略化されたピアノスコアを添付すること」(文章は変えてあります)というのはVにも生きているので、本当の意味で「なんでもあり」とは言いがたいですね。これはやっぱり外してほしいなぁ。
あと、要項の最終ページには「標準音域表」というのが載っているんですが、こういったガイドを載せるようになったのはいいことですね。まぁ、ClやTrb、Hrnなどの音域設定にはもうちょっと考慮の余地があるような気がせんでもないのですが、まぁ、多少狭めに設定したほうが問題発生を未然に防ぐことができるんでしょうね(でも指定編成に含まれていないはずのCornetの音域も書かれているのはナゼナンダロウ)。
>日本音楽集団
あ。そうなんですねー。というのも、買ったCDが「三木稔選集」だったものですから・・・。でも、保守的との事ですので、初めて買うには良かったかな、と思ったりもしてます。(^^;
>曲名
そうですよね。女性の名前がついているのは、確か、吹奏楽の作品だけですよね。もしも、全部の曲に女性に関する名前をつけていては、(ちょっと失礼な話しとなってしまいますが)晩年には「あけみ」「きょうこ」「あずさ」など、何かの御指名表(!?)みたいになってしまうのではないかと思います。(爆)
>打楽器の使い方
響く打楽器を響かせないですよね。シンバルとかドラとか「シュパン!」て感じが多いなと思いました。響く楽器を響かせていたのでは面白くないという事でしょうか・・・。
締め切りの日の朝6時に作品が完成。テープ作品ってのは気になりだしたらどこまでも気になってしまうので、ついズルズルと完成が先送りになってしまうんですよね。まぁ、とりあえずこれで今年はとりあえず仕事納めです。あとは完成品の演奏会3つほどに顔を出せば済むだけ。今年はきつかった・・・・・
そんなわけで(?)主要な話題にしかレスしていませんが、関連した発言すべてに関してまとめてレスしているつもりですので、そのように読んでください。
>渡部先生
>他からも、良くラッヘンマンからの影響をいわれることがありますが、
>当人はそうは思っていないと思いますよ。実際、昨年作ったバッハや
>シューマンを聞いた時に、打楽器が日本音楽的な感じがしたので、
>彼が日本音楽集団の指揮をしている影響かと、当人に聞いてみましたが、
>そう言うつもりも無かった様ですし。
おそらく意識はされていないでしょうね。ただ、ラッヘンマンかどうかは知らないけど、過去にどんな音楽に触れた(共感した)かによって無意識のうちに影響の片鱗が見られることは必ずあることですよね。特に「日本音楽的」というのは我々が日本人である以上、どこかに出てしまうものではないでしょうか。一般論ですが。
>プロメテウスさん
>日本音楽集団
>知っていますよ?。というより、「急の曲」も「巨火」も、同団体の演奏で
>聞きました。
いえいえ。日本音楽集団はとても多くの作曲家に委嘱をしていまして、その曲想は実に多岐に渡ります。一柳慧の邦楽作品や池辺先生が日本音楽集団のために編曲したラヴェル「ボレロ」など、そういったものも聞かれましたか?厳しいかもしれませんが、ごく一部を聞いただけで日本音楽集団全体を語ることはできません。それに、その二曲はどちらも三木作品ですよね?三木作品はどちらかというと保守的なほうですので。
日本音楽集団↓
http://www.promusica.or.jp/index.html
あと、現代邦楽を語るのであれば沢井忠夫筝合奏団も聞いておかないといけませんね。この団体のやったケージ「4'33"」なんてのもありますよん。
>田村文生と女性
吹奏楽だけ見ていればそうかもしれませんが、某演奏会会場で配付されている作品表などで田村作品全体を見渡すと、女性に関するタイトルがついた作品はごく僅かであることに気付くと思います。
>ののさん
「マッチ売りの少女」もKAIROSなんですね。いつごろリリースされるのでしょうか。
個人的にラッヘンマンの作品って大好きで、できるだけ買ってるんです(でもあんまり揃わない。未だにアッカントが手に入らないのは悲しすぎる)。なんだろう、演奏行為の身体性ってのに強くひかれるからなんだろうか。でも、この間ピアノのための「ギロ」をやろうとして爪が割れそうになりました(笑)
おっしゃるように、田村氏の音楽に対するラッヘンマンからの影響というのは、それほど大きなものでは無いと思います。
私が指摘したのも、ピアノ・パートの書法という、非常に限定されたものに対する影響に過ぎないわけで、流れ出てくる音楽はラッヘンマンとは全然別のものだと思います(だから、田村氏の作品みたいな音世界を期待してラッヘンマンのCDを買うのはやめた方が良い)。
それは、田村氏が、吹奏楽曲を作る際には、一見新奇に見えるが非常に伝統的な語法に根ざした音楽を作っているからなのですが、作品発表会等で聴ける作品は、全然毛色が違ったりするんですよね。
2度目のカキコです。
「アルプスの少女」ですか。
実は私1度も聞いたことがないのです。
>>全曲版
>あ。定期演奏会で演奏されたのは、全曲ではなかったのでしょうか。だとしたら、私の勘違いで
>した。すみません
いえ、あれが全曲版です。
どこでゲットされました?
男に尽くすような(精神的にも、肉体的にも)女性像であると私は感じました。
の部分ですが・・・
男に尽くすような(精神的にも、肉体的にも)、または、「女という者」というよりも「女という物」といったような、女性像であると私は感じました。
との間違いです。
渡部先生、はじめまして。(先生という敬称でよいでしょうか?)
>全曲版
あ。定期演奏会で演奏されたのは、全曲ではなかったのでしょうか。だとしたら、私の勘違いでした。すみません。
>アルプスの少女と他
私は、音楽に関してはアマチュアですので、あまりカッコイイ事を言えないのですが、もしも、作曲者に質問ができるとするならば、ひとつだけ聞いてみたい事があります。
「令嬢アユ」「饗応夫人」「かわいい女」と、どれも、文学作品から題材を得ている作品ですよね。ところで、この文学そのものですが、どれも、女性をあまり良くは書いていないと思います。男に尽くすような(精神的にも、肉体的にも)女性像であると私は感じました。令嬢アユは、清楚可憐で令嬢のような女も、実は風俗嬢だった。饗応夫人とかわいい女は、「バカな女だ」という意味合いが強く出ています(「かわいい女」という題名は、皮肉であるというのは、有名な話しです)。どれも、とても似通った女性像を書いている作品だと思うのですが、これは、作曲者の考える女性論なのでしょうか(あるいは理想、又は好みの女性?)。「アルプスの少女」はわかりませんが、「シャルロット」には「グロテスクなもの」という副題がつけられています。少なくとも「グロテスク」という表現は、あまりプラスの要素を持っていないと私は思いました。それに「もの」は「者」なのか「物」なのかが、とても気にかかっています(後者であるとするならば、マイナス要素な形容詞に、物質的名詞をつけるといった所から、前述の文学からの3作品に似通っているような気がします)。
私は、それといったフェミニストではないのですが、何となく気にとめていたので、もしも、機会があれば、聞いて見たいと思っています。(といっても、かなり「余計なお世話」な質問なんですよね。(汗))
すみません、音楽からは遠く離れた書き込みとなってしまいました。
遠慮なく削除してかまいませんので。>管理人様
一時は打ち切りという話もあったけど、続いたみたいですね。
CDは基本的には非売品。昔の分はタワーで売ってたけど。
ラッヘンマン「マッチ売り」が出るのはKAIROSでしたっけ?
>プロメテウスさま
「アルプスの少女」の原曲はどこから入手されたのですか?
おききになった、とおっしゃるのでびっくりしました。
あまり流出してはいけないはずなので・・。
この話が盛り上がるようだったら、当人を呼んできましょうか?
ココアの返答、ありがとうございました。(笑)
>日本音楽集団
知っていますよ?。というより、「急の曲」も「巨火」も、同団体の演奏で聞きました。前にも書きましたが、湿っぽくない所がいいと思っています。これも、新開発された二十絃のおかげなのでしょうか。
>アルプスの少女
全曲版を聞いたことがありますが、抜粋版との違いで、私が分かったのは、ピアノのグリッサンド(あってます?「じゃらららららら?ん」ってやつです)が、抜粋版には入っていたという事ぐらいでした。ところで、あの曲は、密かに「ウクレレ」が鳴っているという噂を聞きました。でも、どう頑張っても、どこで鳴っているのかは、わからないままです。(「ピアニカ」は分かったんだけどなー。(笑))
>マッチ売りの少女
どうせなら、「女性といえば→田村文生?」なんて感じだと、もっと面白いと思うのですが、怒られるかもしれませんね・・・。(^^;
NAPPさん>ありがとうございました。
初演者の渡部です。なにやら私が出てきたほうがよさそうな気がしましたので、久しぶりにカキコします。
アルプスの少女は、皆さんお話になっている様に全曲版の録音は関係者しか持っていません。コンクールのものは思いっきりカットされていますので、全体の5分の3ぐらいの長さになってしまっています。
某2chでもおそらく関係者と想われる輩が書いていましたが、カット版になって改訂した所も多く、より色彩感が加わったっとおもいます。また、初演時に某指揮者が(私ですが)振りまちがって止まりそうになったぐらい、書かれている音全てに注意を払いながら、変化をやめない拍子の海をコントロールするのはきわめて困難な作品であると言えます。ただ振るだけなら、少し腕に覚えのある指揮者でも出来ますが(いや、それもちょっとできないかもしれない)、音楽として成立させるには、脳味噌の中にある音楽を構築する能力をいったんインストールしなおして、ヴァージョンアップしないと容易ではないと思います。南と言っても、スコアを縦に眺めた時の、音の数が尋常では無いのですよ!! それにも増して、全部独立した色や形をもっているんですよね〜〜
それとやはり、あれはヤマハバンドのもつ機動力−−潤沢な楽器の種類と数、現代音楽になれている、アマチュアばなれした感覚−−−が無いと実現できなかった作品でもあります。
とはいえ、もしそういう意欲のあるバンドがあれば、私も、きっと田村氏も喜んで力を貸すとは思いますが・・。
シューマンは、来年ぐらいには出版かレンタルという形をとる様になると思います。私の編曲プロジェクトの第一作のドビュッシーにもまして、原作の形を留めつつも、料理の鉄人道場六三郎的発想で構築されたその音楽に触れると、私ももっと世に広める努力をしなくては、と思っています。
他からも、良くラッヘンマンからの影響をいわれることがありますが、当人はそうは思っていないと思いますよ。実際、昨年作ったバッハやシューマンを聞いた時に、打楽器が日本音楽的な感じがしたので、彼が日本音楽集団の指揮をしている影響かと、当人に聞いてみましたが、そう言うつもりも無かった様ですし。
けっこう面白いやつです。彼は。
(そう言えばこの前の、Ensemble contemporary α での彼の新作もとても伝統的でありながら斬新で面白かったです。はい)
「解釈」は「判定」の間違いです。
知っている限りの科学者の名前を書け、という問題が出たことがあるそうですが、案外、5分間の時間制限を設けて、「知っている限りの作曲家の名前を書け」という問題を出すのが、その人の音楽的嗜好を判別する最も良い方法なのかも知れません。
でも、この方法だとWeb 上で解釈出来ないですね。
田村文生の『アルプスの少女』は、特にピアノパートの扱いにラッヘンマンからの色濃い影響が見られるように思います(本人には否定されるかも知れませんが)。
しかしながら、『アルプス』に代表される田村作品は、そうした特殊奏法を駆使しながらも、かなり伝統的な書法で書かれている点で、ラッヘンマン作品とは違っているわけです。
特殊奏法を組織化していくラッヘンマンの手法は、ラッヘンマンの伝統主義者としての側面を踏まえてみても、非常に独特なもので、それ故に、川島素晴がラッヘンマンの存在を心の支えにしていたりもするのでしょう。
>りん。さん
はじめまして!
「吹奏楽度チェック」、なんだか今現在はサーバーメンテナンスかなんかのため、アクセスできない状態みたいですね。明日か明後日には回復しているかもしれませんので、また頃合をみてやってみてくださいね。
私も田村編の「謝肉祭」は聴かせてもらったことがあります(練習の段階の録音でしたが)。各部を再構成した一種のパラフレーズ作品になっていて、非常に内容の高いものでしたね。
「CDが出る」のは田村作品ではなくて、ラッヘンマンの方の話です。「アルプスの少女」の方はない訳ではないのですが、カット版がコンクールのライヴで、全曲版がヤマハ関係者のみに渡った定期演奏会のライヴ版が出ているだけですので、一般の人が全曲版を手に入れるのはかなり難しいですね。
初めてのカキコです。「クラシック愛好家のための吹奏楽度チェック」
やってみました。・・・・そしたら出来ませんでした。
でも、友達から聞きましたが「マッチ売りの少女→田村文生?」っていうのは笑えました。田村文生先生の曲は良いですね。とても個性的で。1度、田村文生先生編曲の「謝肉祭」を聞きました。確か富山県の中学校が初演しましたよね?その時の録音だったと思います。田村文生先生の性格が出ていながらもシューマン独自の音楽の世界が残っていました。
NAPPさん、
>CD出るってホントなんだろうか。できればDVDのほうがいいなぁ。
というのは本当ですか?
この事について詳しく教えて頂きたいのですが。
よろしいですか?
間が空いてすみません。年末進行(?)なもので。もうすぐ大変なのも終わるのですが、とりあえずレスしないと。
>プロメテウスさん
>企画・構成が、誰だかは、書いていないですね
国立音大は少し前に「ドキュメンタリー新興作曲家連盟」(今の現音にあたる組織)というすばらしい文献を出したばっかりでして、もしかしたらここらへんのメンバーが絡んでるのかな、とも思ったのですが。「現場の人間」ではなく、音楽学者が企画の段階から絡む「吹奏楽の」演奏会が増えてほしいと常々思います。
>ところで、「2003年にあの曲を演奏する」というのは一体!?
>「ヒントをくれると、とってもうれしいなー」等と思っています。
慎重に事を進めたいので明言するのは避けますね。まぁ、東京音大シンフォニックウインドのここ数年の選曲傾向と、私の意見を聴いてくれる吹奏楽界の有力者が誰であるか、私が再演に執心した曲がなんであるか、などを複合して考えれば自ずと見えてくるはずです。
>「マッチ売りの少女→田村文生?」というのは、笑えました。
まぁ、あの質問の真意は(いしづかさんの投稿にヒントが)分かる人には分かる設問なんですが。思わず「田村文生?」と思ってしまうのが吹奏人、というのも笑える話かな。そういえば、CD出るってホントなんだろうか。できればDVDのほうがいいなぁ。
それにしても、予想に反してあのコーナーの反響がけっこうありますね(笑)
ちなみに私は「クラシック的なクラシック人」(をいっ!)。現代音楽度は29で、東京音大度は87。
>ウイルス
>ホームページでリンクされているメールアドレスにも、勝手に送信する
>ようになっている為なのですが・・・。
そうそう。お陰でヤマのようにウイルスメールが。web巡回でメールアドレスを取得されるのを避けるために当サイトでは過去ログに載せる際にはメールアドレスを削除してますので、皆さん御安心をば。 ウイルスメールの差出人は、ほとんどが知らない人なんですが、そんな中に某有名現代女流作曲家の方の名前が差出人になってるメールが。同姓同名かな?もし御本人なんだったら、そんなかたまでこのサイト見てくれているのかぁ、と感慨深かったりして。
だいぶ収まりつつあるようではあるのですが、感染してるかどうか疑わしい人は、下記のサイトでウイルススキャンをお勧めします(無料です)
http://www.trendmicro.co.jp/hcall/scan.htm
>現代邦楽
あ、それでしたらぜひ日本音楽集団のCDを聴いてみてください。邦楽のイメージがかなり変わりますよ。田村文生先生も作品書いてますし、秋岸作品なんてのは吹奏人好みではないでしょうか(ちなみにこの人、和田薫「天地人」と合わせて交響組曲「九州」となる作品を書いた人でもあります)。あと、一柳や間宮といった先生方の作品を楽譜とCDをセットにしたものが数冊でていますが、これもかなり面白いですよ。
ちなみに、私、ココアも好きです(笑)
>やまやまさん
>望月京さんのキメラのCDってどこのレーベルからでてるか教えていただけ
>ませんか?
レーベルは・・・・・どこなんだろ?CD名は「Wittener Tage fur neue Kammermusik Dokumentation live 2000」。販売番号の最初が「WD」であろうことは予想できるんですが・・・・・。初演の指揮はジュルジュ・エリー・オクトルス。イクトゥス・アンサンブルでしたね。
来年発売予定の作品集が楽しみです。
>ヴィッテン音楽祭ってどこでやってるのでしょうか?
ドイツ、でしたっけ?(自信なし)
>まっつんさん
>3日に津田ホールで浦田健次郎先生の室内楽演奏会が行われたようですね。
私は行ってません (;^_^A 「トートロジー」はたしかに興味をそそられる作品ですね。浦田先生は主要作品に吹奏楽作品を挙げている、数少ない「クラシックの」作曲家なんですから、もっと吹奏楽の作品が録音されてもいいもんですけどね。
>「響宴」
では、その成果を楽しみにしていましょう。何だかんだ言いながらも基本的には私は響宴を支援しているつもりなんですが、まぁ、外部から意見を言う存在も必要だろう、と勝手に思ってます(笑)
>古典歌謡を歌詞とした作品は少なくないですが、はっきり言って佳作と
>いえるものは多くないように思います
そうですね。たしかに難しい。合唱なんかには額田大王なんかをテキストにしたものなどもたくさんあるわけなんですが。一休を題材にした三善「変化嘆詠」とか面白かったですよ。これには邦楽器も入っているから、プロメテウスさんにもお勧めかな。
気になる演奏会二題。どちらも東京交響楽団なんですが。
まずは2002年5月18日のサントリーホールで18:00開演のもの。レスピーギ「教会のステンドグラス」が生で聴けるのは珍しいですね。終曲のオルガンソロになる瞬間はやっぱり生で体験しておきたい。カップリングはチャイコフスキー「Pf協奏曲1番」と西村朗「東アジア幻想曲」(日本初演)。
もう一つは2002年9月21日のサントリーホールで18:00開演。大栗裕「大阪俗謡による幻想曲」がオケで聴けるのは嬉しい限り。カップリングはラフマニノフ「Pf協奏曲第四番」(!)とリヒャルトの「英雄の生涯」。
「ブラスバンドの社会史 軍楽隊から歌伴へ」という本が最近出ました(青弓社)。まだ買っただけで全然開いていないのですが、正月休みに熟読してみたいと思います。私のやりたい「芸術音楽の媒体としての吹奏楽」とはちょっと路線が違う本ではありますが、日本における「ブラスバンド」と「ブラバン」と「吹奏楽」の三者の在り方への考察に一石を投じる本ではないかと思います。これは現場の人間ではなく学者さんたちによって書かれているのが何と言っても大きい。特に執筆者の一人である塚原康子先生といえば「十九世紀の日本における西洋音楽の受容」(多賀出版)という名著を書いた学者。かなり期待が持てそうです。
先日の長崎市民吹奏楽団で私の「遮光の反映」もやっていただいたので、それを聴きにも行ってきました。演奏も勿論ながら、その団員の皆さんの演奏姿勢に感謝し、感激しました。こういうことがあると、作曲やっててよかったなぁ、と思いますね。
>べしさん
浦田作品展の感想をお聞かせいただき、ありがとうございます。
う〜〜ん。。。 やっぱり聴きに行きたかったですよ。
プログラムのコピーをいただいて見た中では、まず興味が沸くのが「トートロジィ No.1」ですよね。実はこの作品の存在を知ったのは恥ずかしながらつい最近なんですが、その特異な編成からどんなサウンドがするものなのか、色々思いを巡らせていました。
なかなか聴けない作品なんですよねぇ。
そして、もう一つプログラム見て興味を持ったのが、べしさんもおっしゃっておられる「誄歌」なんです。私は日本語の歌曲、特に古典歌謡に歌詞を求めた作品に関心があるのですが、実際のところこれがなかなか難しい。日本語は発音や韻の関係で歌曲にするのが大変に難しい。益して古典歌謡を歌詞とするなら、尚のことです。古典歌謡を歌詞とした作品は少なくないですが、はっきり言って佳作といえるものは多くないように思います。「ブラヴォー」が出ちゃうとは、演奏もさることながら作品の持つ説得力が並々ならないことの現われなんでしょうね。これも聴きたかった。
浦田門下の方々が中心となって行われたごく内輪の演奏会だったとのことですが、こういう演奏会こそもっと宣伝して欲しかったですねぇ。無理してでも聴きに行ったんですけどねぇ。
三木稔作曲の「急の曲」と「巨火」を聞いたのですが、邦楽もすごいんですね。どうも、「トロくて・陰気臭くて・ださい」といったイメージがあったのですが、払拭されてしまいました。ただ、洋楽(?)に比べると、やはり迫力が足りないと思うのは、私だけでしょうか。
誄歌のクライマックスが終わったところで、ブラヴォーが出ちゃったりして大変。
トートロジーは、ややせまい会場で、サックス8、トロンボーン5、打楽器群が炸裂しまくり。
昭和一桁より地味目の世代と思われいてますが、ちゃんと作家の印象を残す作品群でした(ありきたりな言い方だが、個性がはっきりしている)。
3日に津田ホールで浦田健次郎先生の室内楽演奏会が行われたようですね。
行きたかった!!! 私の師匠は藝大、藝大院を通じての浦田門下なので当然ながら聴きに行かれてたんだろうな、って思いました。
どなたか聴きに行かれた方いらっしゃいましたら、どんな感じだったのか教えていただければありがたいです。
私も「現代音楽度チェック」やってみました。設問読みながらクスクス笑ってました。
診断結果は24ヘルツで、「吹奏楽的なクラシック人」とのこと。
これはどう評価したらいいもんなんでしょうねぇ。(笑)
さて、昨日は東京に出てたんですが、来年3月の「響宴」のチラシを事務局長からいただきました。正直なところ、「なんだこりゃ?!」と思ってしまった作品もなきにしもあらずですが、プログラム的には少しづつよい方向に向かいつつあるんじゃないかと思っています。「響宴」については批判的なご意見をお持ちの方もそれなりにいらっしゃることも重々承知しておりますが、今年は是非皆さんのような熱心な方々に多数聴きに来ていただいて、大いに議論していただきたいと思います。
私も、実行委員会初回メンバーの曲ばかりが演奏されてきた現状をなんとかしたいと思い、数曲ほど他薦の形で選曲に持ち込ませていただき、その中から2曲実際に取り上げていただくこととなりました。今私の手元には世間ではあまり知られていない曲の資料や音源が集まりつつあるので、来年以降も少しづつ出していきたいと思っています。
突然厚かましくも質問して申し訳ありませんが、望月京さんのキメラのCDってどこのレーベルからでてるか教えていただけませんか?お願いします、、、。自分ではどうしてもわからなくて、、、。ヴィッテン音楽祭の録音があるらしいのですが、<人づてに聞いただけですが、ヴィッテン音楽祭ってどこでやってるのでしょうか?
どなたか教えて下されば光栄です、、、。<泣>
クラシック的なクラシック人、現代音楽度は23ヘルツでした。
ラッヘンマンは好きだけど、「マッチ売りの少女」は聴きにいけなかったしなあ〜。
KAIROSからリリースされているラッヘンマンは片端から買う価値があると思うけど(でも、近作を収めた新譜はまだ買ってない)。
水葬^H^H吹奏的なクラシック人、34ヘルツ&6ヘルツ。
現代音楽度をさらに上げようと思ったら、マッチ売りで2か3を選べばいいんだろうけど、それはちょっと。
吹奏的なクラシック人、現代音楽度= 16ヘルツ、東京音大生度= 2ヘルツでござんした。ちんぴら指揮者先生と似ておりまする。
私も「チェック」してみましたが、プロメテウスさんと同様、「クラシック的な吹奏人」でした。現代音楽度は24ヘルツだったかな?
何だかよく分かるような、分からないような(笑)。
>国立音大の定演
企画・構成が、誰だかは、書いていないですね。
予想ですが、語りの谷村氏が大きくかかわっているのではないでしょうか。
ところで、「2003年にあの曲を演奏する」というのは一体!?
「ヒントをくれると、とってもうれしいなー」等と思っています。(^^;
>チェック!
「クラシック的な吹奏人」という結果でした。
「マッチ売りの少女→田村文生?」というのは、笑えました。
なんと強引な・・・。(笑)
>ウイルス
ウイルスは、凄いですね。特にホームページを作っている人には、かなりのメールが来るようです。というのも、ホームページでリンクされているメールアドレスにも、勝手に送信するようになっている為なのですが・・・。
>ちんぴら指揮者さん
お試し頂いたようで・・・・・ しかし、「現代音楽度」の最高値が41というのはなんとも半端。そのうち改善しなくては。クイズ形式にして知識量で「現代音楽度」を測るのが一番手っ取り早いのだけど、「正解の知らされないクイズ」ほどイラツクものはないからなぁ(「東京音大生度」はほとんどの人が数値が低いでしょうけど、各設問に1つは「10ヘルツ」が加算されるのを用意してあるんです)。
あと、あの数値は高けりゃいい、ってもんでもないんですよ。特に指揮者さんなら下手に現代に偏ってるよりいいんでは。単位が「ヘルツ」なんで、あんまり高すぎても耳痛いっしょ。あ、でも41でも相当低いか。デシベルにすればよかったか?(笑)
ところで、最近流行のコンピューターウイルスにご注意を。あまりにもひどいので掲示板の主旨と違いますが、書いておきますね。
Windowsでoutlook(express 5)を使用している方はプレビューを非表示にしておくことをお勧めします。ダブルクリックで開かなくても感染します。私のところにもこの2日で30通近いウイルスメールが送られてきました。まぁ、Macユーザーの私には何ともないんですが、大学の友人にも感染者がいる模様。御注意を。
やられたかな、という方はこちらなどで駆除を ↓http://www.ipa.go.jp/security/topics/newvirus/badtrans-b.html
吹奏楽度チェックやりましたよん。
「吹奏的なクラシック人」
現代音楽度は16ヘルツでした。
僕は「遮光の反映」を振っていいのでしょうか?(爆)
少々情けない初演指揮者でした。ハハハ・・
「クラシック愛好家のための吹奏楽度チェック」なるものを作ってみました。かなり以前からコツコツと作っていたものなんですが、少し形になったので取りあえず世に出してみた次第。元々は身内(東京音大生)にウケを狙ってたんですが、気付いたら卒業してしまっていた。
もうちょっと質問の数増やして、「現代音楽度」とかをもっときめ細かにしたいなぁ。「こんな質問いいんぢゃないか」というのがあったら教えてください(笑)
これ↓
>プロメテウスさん
どうもありがとうございました!いやいや、ナイス感想です。
そして、なんとも素晴らしいプログラムですね。山田耕筰作品なんか、ぜひCD化してほしい一曲です。もちろん、他の作品もとても貴重なものなのですが。まさにこれこそ音楽大学の吹奏楽団のやるべき企画。国立音大には心から拍手を送りたいです。
こうしたプログラムを企画、実現させるにはかなりの有識者の存在があるはずです(かつての東京音大吹奏楽団が戦時中の作品を集中演奏したり、三枝成章や端山貢明などの実力者に委嘱をしたりしていたのは故・秋山龍英氏によるところが大きい)。誰が企画監修をしていたか、プログラムに書いてないですか?実に気になります。今度、立川まで足を運んでみよう。
他の音大も、もうちっとしっかりしてもらわないと困りますなぁ。うちの大学は2003年には「あの曲」を演奏する可能性が高くなってきていて、ちょっと期待しているのですが。
>JUNさん
尾高賞のに限らず、N響のあのシリーズは単価が高くてなかなか手がでませんね。ヴェルディ「レクイエム」なんか、とてもとても貧乏学生に買えるもんぢゃないです。
(投稿の件名は本文とは無関係です。はい。)
尾高賞受賞作品シリーズのCDがVol.6まで出てますね。欲しい!ところですが、今いちカネが・・・(^^;)。
こういった作品群はどれぐらい再演されているんでしょうね?
かつて秋田南高校が天野正道氏の編曲で、三善晃氏や矢代秋雄氏の作品をコンクールで取り上げ、今では三善氏の『交響三章』(三楽章)や矢代氏の『交響曲』はコンクールの定番レパートリーとして定着している感もあります(カット版なのは致し方ないにしても・・・?)。
今では一般の音楽ファンの方々よりも、吹奏楽業界の方で彼らの知名度が上がっているというのは、何とも皮肉なものですね。
プログラムはコピーして差し上げることが出来ます。(厳密には違法!?(笑))
必要であれば、メールを下さい。
第2部 指揮:新田ユリ
1.SPECTRA(作曲:渡辺宏章)
「吹奏楽の曲!」といった感じが良く出ている曲だと思いました。編成も至って
標準的で、曲も標準的な曲であったと思います。
2.火焔〜国宝「火焔土器」によせて〜(作曲:高橋伸哉)
「K点を越えて」の作曲者である高橋氏の作品でした。それなりに難しい作品で、
うねるような力強さのある曲でした。「銅鑼」が一発ものではなく、何度も叩か
れるシーンがあって、個人的に好きでした。
3.吹奏楽とオルガンのための「祀典」(作曲:菊池幸夫)
作曲者自身もプログラムノートで言っていましたが、管楽器とオルガンって、と
ても音が似ているんですよね。一緒に演奏すると、どっちかどっちなのかわから
なくなりました。
第2部の作品は、どれも面白かったですよ。
第一部の最後に、谷村政次郎氏が指揮をして「軍艦マーチ」を演奏されました。
氏は元音楽隊の指揮者なので、元祖「軍艦マーチ」を聞くことが出来ました。(^^)
第1部 指揮:大阪泰久氏 語り:谷村政次郎(元東京音楽隊長)
1.初春の前奏と行進曲「日出る国」(作曲:山田耕作)
曲中には「ミソラ」の旋律と、「君が代」が多用されていました。プログラムによると
「お正月(作曲:滝廉太郎)」「一月一日(作曲:上真行)」なども使われていたそう
です。最後には、チャイムを使って高らかに「君が代」が演奏されていました。この辺
りは、山田耕作って感じですね。
2.行進曲「大日本」(作曲:斎藤丑松)
第1回吹奏楽コンクールの課題曲だったそうです。これも、皇紀2600年を記念して
作曲したそうです。陸軍と海軍がそれぞれ、同名の曲を作曲をし、これは、海軍の方が
作曲したものだそうです。曲そのものについては覚えていません。すみません。
3.暁の日本太鼓(作曲:渡邊浦人)
「野人」を作曲した人の作品でした。なんだか、作品の経緯は複雑で、その結果、アメ
リカから楽譜が出版されています。大太鼓を使っていました。所々で、和太鼓のロール
(ダン。。。ダン。。。ダン。。ダン。。ダン。ダン。ダンダンダンダンダダダダダ)
が出てきていました。
4.行進曲「大空」と「祝典ギャロップ」
「大空」も昔の課題曲であったそうです。「祝典ギャロップ」は、「越天楽」を使って
いるそうなのですが、わからなかったです・・・。
5.行進曲「上を向いて歩こう」(作曲:坂本九)
今年の紅白歌合戦でも歌われるそうです。(笑)
6.「オリンピック・ファンファーレ」(作曲:今井光也)
「オリンピック・マーチ」(作曲:古関裕而)
共に、東京オリンピックのために公募された作品だそうです。
7.新・祝典行進曲(作曲:團伊玖磨)
とてもきれいなコンサートマーチでした。立派な曲だと思いました。
ただ、やたらとリピートが多いと思うのは、私だけでしょうか・・・。
私の感想で大丈夫でしょうか。あまり信頼しないで下さいね。(笑)
「プログラムそのもの」について
プログラムには「日本の吹奏楽の変遷」というコーナーがあり、昭和初期から平成までの国産楽器メーカー、吹奏楽の雑誌、吹奏楽団、吹奏楽連盟、コンクール、動向などの経過や歴史の、簡単ではありますが記述があり、資料的価値のある物でした。どうも三部構成であったらしく、第28回には「その1(明治?)」、第29回には「その2(大正?)」があったようです。第30回のプログラムは「その3(昭和から平成)」となっています。