<検索エンジンで辿り着いた方へ>
トップページは
こちらです!


なんか変な書き込みになってしまいました。 投稿者:通りすがり  投稿日: 1月31日(木)22時38分51秒
すいません、感じの悪いカキコになってしまいました。(_ _)
要は吹奏楽の側から、文化を一つ立ち上げるくらいの意気込みがないから需要が出なくて、供給も出ないのではないかということです。
趣味の世界って、他人から求められているからやる、求められていないからやらない、という類のモノではないとおもうのですが、う〜ん。

吹奏楽と合唱 投稿者:通りすがり  投稿日: 1月31日(木)22時30分15秒
日本ではアメリカのように、パレードが文化の域まで高められてはいないからマーチングが特別な存在に見られていますけど(やらないバンドが圧倒的に多い)、キャンプも日米では文化として格差があるのでしょうか。
アメリカでは、日本で「友達賛歌」と言われている歌が数多くあり、その演奏にブラスバンドがかり出されている例がかなりあって、合唱主導の吹奏楽演奏が自然にあると思いますが。アメイジング・グレイスが有名だと思うのですが。

あと、ジョン・フィリップ・スーザ作曲の「星条旗よ永遠なれ」にも、歌詞があるのはご存じですか?

EXCUSE 投稿者:渡部謙一(わたなべけんいち)  投稿日: 1月29日(火)22時42分23秒
慌てて書いたので、誤字が多過ぎました。すみません。

Re>あれこれ 投稿者:渡部謙一(わたなべけんいち)  投稿日: 1月29日(火)22時40分11秒
>グリーグの「リカルド・ノルドロークのための葬送行進曲

それ是非聞きたいですね。コピーしてくれませんか? コンクールかなんかに使ったら異色で良いかも・・どうでしょう?

リムスキーの楽譜は、一応それが原点版のはずです。その後サックスをいれていわゆる私達日本の編成の元になった「アメリカ編成」にアダプトしたのです。リムスキーがこの曲を書いた時とアドルフ・サックスのサックス製造年等を考えれば、きっとこの編成が最もオリジナルに近いものだと考えられます。

又、この中のコルノ・バッソは、確かバストランペットに相当するもののはずです。少し年齢がオジさん世代に近い人より上の人なら、メロディあのロシア陸軍軍楽対等の「レコード」のジャケットにある金管の編成を見ると参考になると思います。
ま、あれにはもう既にサックスが入っていますので、リムスキー当時の編成とも違いますが。

それと、コルノ(変ホ)は間違いなくアルトホルンを指しています。

蛇足ですが、確かこのオリジナル編成は、ショスタコの数少ない管楽合奏作品である「ソヴィエト連邦警察行進曲」という、ご多分に漏れず諧謔的な行進曲にも適用されているはずです。
話がそれますが、ショスタコの問題の名オペラ「ムツェンスク郡のマクベス夫人」の中には大規模な金管バンダがあり、トランペット、コルネット、バストランペット、アルトホルン、バリトンホルン、ユーフォ、テューバ、が各2本づつ使われたりしています。(確か他にも使われていました。)

サクソルンやサクソフォーンが西側に流布された歴史は良く知られていますが、誰か東側に伝わった変遷南カれサーチしてくれないでしょうか?たまたま目にしたブルガリアやルーマニア(アップテンポの変拍子系舞曲が多い)の吹奏楽団や、バルト三国のものにも、かなりへんちくりんなサクソルン系の楽器があるンです。

フェラーリに行かなかったんですか? 投稿者:いしづか  投稿日: 1月29日(火)17時55分24秒
それは勿体無い。
企画、内容ともに出色の演奏会でした。
シンポジウムは、時間が足りなかったせいか、「船頭多くして、船、山にのぼる」みたいな印象でしたが、コンサート(特に27日)は素晴らしかった。

まあ、2月に新譜が出るというし、コンサートの一部もFMで放送されるみたいだから、そちらをチェックしてみてください。

あれこれ 投稿者:NAPP  投稿日: 1月28日(月)21時06分08秒
>にへさん
 おひさしぶりです。恥ずかしながら実はまだ今年の課題曲届いてないんですよ。昨年の11月くらいからずっと忙しかったし、年末は帰省しているので留守中に届けられても困るし、っていうのでつい最近注文したとこです。まぁ、色々ウワサは聞いてるんですけど。
 私にとって課題曲ってのは演奏するものではなく鑑賞するものですので、急いで話題にする必要もなかったので。お力になれなくてすみませんね。


 フェラーリには体調を崩して行けませんでした。とても残念です。このところ慢性的に体調が悪い。歳かなぁ。

 調べものをしていて気付いたこと三題。

 ブラームスの「埋葬の歌」op.13(Begrabnisgesang)は管楽と合唱のための作品なんですね。Ob 2 , Cl 2 , Fg 2 , Hrn 2 , Trb 3 , Tuba , Timp , Mix-Chor です。8分ほどですが、これがなかなかイイ。
 CDはハイティンク指揮のバイエルン放送管&合唱団で出てます。レーベルはOrfeo。発売番号は「C 025821 A」。ブラームスの「合唱と管弦楽」の作品を集めたものでカップリングは「Rhapsodie op.53」(アルトラプソディ)など。

 グリーグの「リカルド・ノルドロークのための葬送行進曲」(Funeral March in Memory of Rikard Nordraak)。この曲はそもそもはピアノ曲なんですが、作曲者本人による管楽オーケストラ版があるんですね。演奏時間は約7分。
 CDはドイツグラモフォンのヤルヴィ指揮のエーテボリ響、4枚組「管弦楽を伴う作品全集 第一巻」などに収録されています。

 Belwin Mills から出ているリムスキー=コルサコフ全集に含まれている「ミリタリーバンドとトロンボーンのための協奏曲」の楽譜があるのですが、これに記載されている編成は原典通りなんでしょうか?
「Flauto piccolo , Flauti grandi I ・II , Oboi I・II , Clarinetto in Es ,
 Clarinetti I ・II・III (B) , Bassetti (F,B) , Fagotti I・II ,
Cornetti I・II (B) , Corno basso , Trombe I・II (F) , Trombe I・II (Es),
 Corni I・II (F) , Corni I・II (Es) , Tromboni I・II・III , Bassi I・II ,
 Gran cassa , Piatti , Tamburo」
 なんだか現在ではあんまり見ない楽器が入ってるのが面白いですね。

ところで 投稿者:にへ  投稿日: 1月26日(土)01時34分13秒
 nappさん、皆さん、あけましておめでとうございます。お久しぶりです。お元気ですか?
 ところで、今年度の課題曲について触れられる方はいらっしゃらないのでしょうか?
 なんか……凄いですね。どう考えればいいんでしょうか?今年度の課題曲(と自由曲の組み合わせ含め)選曲について、どなたか、まじめにポイント教えてください…。
 パニクってるのは、私だけでしょうか?
 お願いします。では、また。

レス集 投稿者:NAPP  投稿日: 1月23日(水)18時59分19秒
>ののさん
 追加情報ありがとうございます m(_ _)m 明日はちょっと無理かなぁ。
 私も26日に会場でのCD販売を期待していたのでちょっと残念です(笑)

 #それにしても、美術学部の主催なんですね


>べしさん
>蘇演に尽力の皆様に感謝。
 まったくです。日本戦後音楽史研究会の先生方には感謝です。
 武満作品が2回聴けたのは嬉しかったですね。楽譜もちょっと見せてもらえたし。詳細は項を改めて。


>運送店店主さん
 たしかに他人事ではないですね。「あの高校」から東京音大に進んだ方が他にいたとは。東京音大の県人会などでそのうちお会いできるかもしれませんね。


>Scaffaleさん
>中学や高校では合唱と吹奏楽が合同演奏会を開く例が少なくありません。
 う〜ん。私の周辺ではあまり聞いたことがないのですけど。むしろ「合唱部と吹奏楽部は犬猿の仲」という話の方が多いような(笑) 地域によるのでしょうか? 合同演奏ももっと盛んだったら色んな作品が既にあるはずなんですけどね。淀工のように合唱も吹奏楽もトップクラスの学校はもっと委嘱してくれないのでしょうかね。

>合同曲を委嘱したという話を聞いたことがありません。
 ほとんどないですね。大栗裕が大昔に数曲書いたくらいでしょうか?地方の学校が地方の(ほとんど名の知られていない)作曲家に委嘱した、というのなら意外とあるのかもしれませんが。

武満「室内協奏曲」他 投稿者:NAPP  投稿日: 1月23日(水)18時56分03秒
 「レクチャーコンサート 日本の戦後音楽史再考 −今、よみがえる時代の息吹き− 第4回」を聴いてきました。曲は篠原眞「木管三重奏曲」(1956)、渡辺浦人「八重奏曲」(1947)、武満徹「室内協奏曲」(1955)、深井史郎「ディヴェルティスマン」(1955)の4曲。演奏はアール・レスピラン。

 篠原作品はその後の鮮烈な作品群の印象が強かった私にとっては、かなり意外な作品でした。パリ高等音楽院の入試のために書かれた作品だそうですが、「前衛作曲家でもまず基礎をしっかり習得している」というごく当たり前(だけど忘れがち)のことが再認識できてちょっと嬉しかったです(笑)。

 渡辺作品は「野人」などと同工異曲ながらも、ごく短期間で書かれただけあってかえって洗練された印象。もっとも、ユニゾンが多いなどの点は本来は凝りたかった部分なのかな、と思いましたが。構成云々で語る、というよりも基本的にメロディメーカーな作曲家だったのかな、という印象は以前より持っていたのですが、今回でそれが深まったように思いますが、どうでしょうか。

 さて、このサイトに集まる人にとっておそらく一番興味があるのは武満作品でしょう。この作品を(というか武満論を)吹奏楽や管楽合奏の点からしか見ない、というのがとても危険なことなのは承知していますが、ここは敢えて。
 曲としては解説にあったように「弦楽のためのレクイエム」の響き・曲想にとても近いような印象を受けました。違うのは弦楽合奏が融和した暗い響きなのに対して、管楽合奏は混濁した暗い響きのような印象だと感じました。そのtuttiによる音響(強奏ではない)の合間合間に各楽器の独奏的な短いパッセージを織りまぜる、という手法で、色々な楽器の音色の多様性を活かした作品であったと思います(だから室内協奏曲、というタイトルなのでしょうね)。木管の高音での持続など、非常に緊張感の高い場面が連続し、結局書かれなかった「武満の吹奏楽曲」を妄想するには十分な説得力を持った興味深い作品であったと思います。
 ただ、私にはこの作品は途中で筆を置いたとしか思えませんでした。約5分という短く、かつなんだか不十分な展開(別に短い曲は悪い、というのではなく、構成に納得できない、ということです)。冒頭18小節をそのまま繰り返す、という白紙ページのある楽譜(私はこれは少し変えた形を加えて書き直すつもりであった、という説を支持したいのですが)。 「途中で終わっている」という前提のもとに話を続けますが、私には武満がこの曲が「書いているうちにいやになった」のではないかという気がしました。ただ時間がなくて途中で筆を置かざるをえなかったのか、書く意欲が薄れたために時間が足りなくなったのかは分かりませんが、いずれにせよ、この曲がのちの武満の管楽器運用に大きな影響を与えたことは間違いないと思います。余談になりますが、実は武満のところへの吹奏楽曲の委嘱の話が皆無ではなかった、ということを伝え聞いたことがあります。武満は吹奏楽を「意識して」書かなかった作曲家であったと思ってよいのではないでしょうか。
 なお、編成についてですが、サリュソホーンである必然性はやはりあったように思います。奏者の笹崎さんは多少疑問に感じておられたようですが、私の耳にはあの独特の響きは捨てがたいものであったように思います。武満の意図がどこにあったかは今となっては謎ですが、もしあの曲に続きがあるべきであったなら、サリュソホーンの意義もまた明白になったかもしれません。 管楽合奏で13という数字の編成が多いのはモーツァルトの影響から、というのはリヒャルトやベルクの例などからも伺えると思うのですが、何となくこの武満の室内協奏曲の構成法も「グランパルティータ」の第一楽章に近いものがあるように感じたのは考え過ぎでしょうか(まぁ、コンチェルトグロッソの形式によったと考える方が自然なのですが)。
 あと、これはうろ覚えの記憶なので違っていたら申し訳ないのですが、初演時のメンバーは何かの文献で見たことがあるような気がします。ほんとに危うい記憶なのですが。

 個人的に武満作品よりも興味をひかれたのが深井作品です。宮澤賢治の童話「双子の星」によるこの作品は13奏者のためのものなのですが、その編成はFl 1、Cl 2、Ob 1、Sax 1、Trp 1、Trb 1、Vc 1、Cb 1、Pf 1、Hrp 1、Perc 2(色々な楽器で持ち替えあり)でした。チェロこそ入っていますが、このサイト好みの編成です(笑)。深井の意図は明白で、まるでおもちゃ箱をひっくり返したような、いい意味でガチャガチャしたオーケストレーションを目指したのでしょう。それは大成功で、管楽器の互いに溶け合わない音色効果はこの作品の意図によくマッチしていたと思います。およそ25分という大曲(11の小曲から成る)ながらも長さを感じさせない、実に楽しい作品でした。

 全体としてとても面白く、もっと多くの人に聴いてほしかった演奏会だったと思います。私はかなり体調が思わしくなかったのですが、無理して行ってよかったです。

吹奏楽と合唱の交流例(吹奏楽と声5) 投稿者:Scaffale  投稿日: 1月23日(水)06時34分04秒
4を書いた後に気がつきましたが、中学や高校では合唱と吹奏楽が合同演奏会を開く例が少なくありません。この場合のプログラムは「第1部――合唱の部 第2部――吹奏楽の部」などといったかたちが多いらしく、合同演奏がよく行われているのかどうかはわかりません(あるとしたら、ポップスステージなのか、それとも「カルミナ」などの吹奏楽版が演奏されているのか――よく調べておりません^^;)
「最初から『吹奏楽と合唱』ということを念頭において書かれた作品」を書く舞台はこんなところにあるのではないでしょうか。それがいい曲であれば、他の学校でも演奏されるはずです。
♯こういう団体は個々の分野では委嘱活動を熱心におこなっているところもありますが、合同曲を委嘱したという話を聞いたことがありません。私が知らないだけかもしれませんが。

ある中学では、今年の春に合唱のほうが鈴木輝昭の新曲を初演するのだそうです(なお、合唱は今年度朝日の全国大会に出場して金賞を受賞しました)。

♯前回の投稿「数の上でも質の上でも欠落している(と思われる)」は日本語としておかしいですね。「数量的に少ないと思われる」「質の高い作品もあまりうまれていないものと思われる」という2つのことを同時に語ろうとして失敗^^;

突然で申し訳ありません 投稿者:運送店店主  投稿日: 1月23日(水)05時31分26秒
 突然お邪魔します。武雄高校、東京音大と聞いて、他人事とは思えず、書き込みします。
 実はわたしも、武高から東京音大(sax)です。1961年生まれですのでもう今年で41歳になります。現在は食うために音楽とは縁遠い仕事をしています。まあしかし、市民バンド、アンサンブルと土日を使って楽しくやっています。
 なんか、懐かしくてお邪魔しました。

室内協奏曲 投稿者:べし  投稿日: 1月22日(火)00時05分55秒
休みが取れ、聴きに行けます。(ラッキー)
蘇演に尽力の皆様に感謝。

フェラーリ追加 投稿者:のの  投稿日: 1月21日(月)08時15分42秒
フェラーリ関連で、こんな企画も行われるそうです。
なお、この講演と26日の講演の内容は全く異なります。

********************************************************************

特別講演会:『リュック・フェラーリ、自作を語る』 (通訳 夏田昌和)

日時:2002年1月24日(木) 18時30分
場所:東京芸術大学美術学部 上野キャンパス 中央棟 第一講義室(中央棟一階)
   (中央棟へは美術学部の正門を入り、道に沿って30メートル歩く。)
   (交通案内)http://www.geidai.ac.jp/guid/trafic.html

主催:東京芸術大学美術学部 先端芸術表現科
共催:新しい世代の芸術祭

入場無料

問合せ:0297-73-9157(先端芸術表現科・古川研究室)
    090-9972-0474(新しい世代の芸術祭実行委員会、こうち)

忘れないうちに 投稿者:NAPP  投稿日: 1月21日(月)02時46分42秒
火曜日(22日)は武満の限り無く吹奏楽に近い編成の作品、「室内協奏曲」の蘇演がありますので時間のある人はぜひどうぞ。18:30開演、JTアートホールアフィニスです。
http://www.affinis.or.jp/


私はスカイA(ケーブルテレビ)の「ミッドナイトクラシック」が、珍しい曲をよく流してくれるのでよく見てるのですが、今流れてる曲、「シューマンのピアノ協奏曲a-moll」ってたのに始まったら聴いたこともない曲。なんぢゃこりゃ、と思ったらなんとクララ=シューマンのop.7でした。ヤラレタ!

re:吹奏楽と声4 投稿者:NAPP  投稿日: 1月21日(月)00時51分50秒
>Scaffaleさん
>この掲示板、本当にいろんな方に読まれてるんですね。
 こういうの聞くと嬉しいですね。色んな分野の交点になってくれれば言うことなし、です。私は自分でこのサイトがどんな人に見てもらえているのか把握してないのですが、何となく作曲系と現代音楽系の人が多くて肝心の吹奏楽系の人は案外少ないのではないかと感じているのですが(苦笑)

>私が歌ったマンドリンオケ+混声合唱の作品は、投稿後に調べてみた
>ところ、貴サイトに載っているプロの作曲家の作品でした。
 なんとなく想像がつきます(笑) 地域から言っても固定ファンの多いあの人ですね。まぁ、作曲家にはそれぞれ得意な分野と不得意な分野がありますから。きっと合唱の作家だったらマンドリンパートが壊滅的になっていたはずです。

>複数の話題を同時にやるのは私が混乱します(^^;)。
>どの話題もきちんとやると長くなりそうですし。
 では長期計画ということで。適当に時期をみてまた話を振ってくださいね。

>つまり、作曲家側に書く気をもった人間が少ないのではないか、という
>ことを挙げてみます。これは当たり前の理由です。
 たしかに「オケでもオンドマルトノでも、何でもいいから書け」といったときに自分から進んで「合唱と吹奏楽の組み合わせで」と思う人は少ないでしょう。それ以前に「吹奏楽単体」ですらあまり普通の作曲家の意欲をそそるような媒体ではない(可能性うんぬんの以前に認知度の問題)ですからね。皆さんが思っているよりはるかに、普通の作曲家にとって吹奏楽というのは馴染みのない、はっきり言って特種な媒体です。何とかしてこの距離感は埋めたいのだけどなぁ。
 精通しているかどうかとか、内的必然が起こるかとか、そういう以前に「自分のパレットにない色は出せない」ものです。邦楽器の例で語るのであれば、自分に素地がなくてもその周辺には素養のある人がいるものです。しかし吹奏楽に限ってはそれすらない、というのが現状ですね。
 私個人だったら書いてみたいとは思いますが、先に書かないといけないものがたくさんあるので、演奏のあてもないのに自発的にっていうのはちと難しいですね。音楽的な可能性だったら幾らでも広がっているような気はするのですが。

>モツレクや第九、カルミナを吹奏楽で歌うぐらいなら、オケと交流する道を
>選ぶ合唱人が多いと思います
 吹奏楽を使っての編曲ものですすんで歌おうとする合唱の人はまずいないでしょうね。彼等はまず原曲から入りますから。いきなりアレンジものから入る吹奏楽人とは「本物指向」が違う。吹奏楽がオケの代替品でないことを、もしかしたら吹奏楽人よりも知っているかもしれない。だからこそ最初から「吹奏楽と合唱」ということを念頭において書かれた作品が必要なのだし、それだったら合唱の人も歌ってみようという気になるのではないでしょうか。

>海外の吹奏楽事情はまったく知らないのですが、吹奏楽と声楽、合唱の
>交流は日本より行われているのでしょうか。また作品はどれくらいうま
>れているのでしょうか。
 どうでしょう。あまり気にしたことはありませんでしたが似たようなものではないでしょうか。私が持っているCDでは海外のもので声が入っている吹奏楽作品は日本よりは多いように感じるのですが、たぶんこれは私が邦人ならとりあえず何でも買うけどハックビーとかスウェアリンジェンとかヴァン・デル・ローストとかそういったものはあまり買わないからだと思うんですよね。でも、何となく声を吹奏楽の付属品として使う(というか管楽器奏者が発声する)のが多く(ネルソンとかフサとか)、本当の意味での「声と合唱」というのはやっぱり多くはないですね。シューベルト「ドイツミサ曲」とかそういった古典の宗教ものの他で思いつくのでは、ワイル「ベルリンレクイエム」とかオネゲル「ダヴィデ王」とか。いわゆる「吹奏楽」ものではバディングス「アルマゲドン」とかパーシケッティ「セレブレーション」とか。特種編成でよければヴァレーズやクセナキス、ルイ・アンドリーセンも挙げておきましょう。黛「典礼序曲」、は日本ですね(笑)

>あとテキストにおいても課題曲という立場から、高校生から大人までが
>それなりに共感できるものを使う必要があります。
 まぁ、そこらへんの事情は吹奏楽の朝日作曲賞と同じですね。私もいきなり彼等に強烈なのを押し付けるのがいいことだとは思えない。ただ、合唱はプロや一般団体(OMP=合唱団響など)がその分積極的である点が大きく違うわけです。

 色々な情報、ありがとうございました!また後でじっくり見せていただきます。


 今日は久し振りにCD漁りに出かけました。あちこちでしつこいくらい鳴らされているラデッキー行進曲にややウンザリです。以前話題にしていた三善晃「札幌オリンピックファンファーレ」「赤毛のアン」「花火の音楽」の収録されたCDを見かけましたが、買いませんでした。池辺先生の「東京交響楽団のためのファンファーレ」のCD(メインは「惑星」)も出てたんですね。御丁寧にブラスヴァージョンまで入れてあります(金管のみですので悪しからず)。今回はあまり収穫なし、でした。マイヤベーアの「たいまつの踊り」全曲が手に入ったくらいですかね。

吹奏楽と声4 投稿者:Scaffale  投稿日: 1月20日(日)05時33分52秒
この掲示板、本当にいろんな方に読まれてるんですね。
3を書いた後、マンドリン関係者からメールにて、「マンドリンと声のための作品」についてのレスをいただきました。
私が歌ったマンドリンオケ+混声合唱の作品は、投稿後に調べてみたところ、貴サイトに載っているプロの作曲家の作品でした。合唱パートのひどさは私が所属していた某合唱団内部でも評判でした(^^;)。

詩人、校歌については今はさしひかえます(お言葉ありがとうございます)。複数の話題を同時にやるのは私が混乱します(^^;)。どの話題もきちんとやると長くなりそうですし。

吹奏楽と声の作品が生まれにくい理由――「精通した作曲家が少ない」「管が声を喰いやすい」「交流がないので需要もない」以上に、「作曲家の内的衝動がこのジャンルに向かわない」、つまり、作曲家側に書く気をもった人間が少ないのではないか、ということを挙げてみます。これは当たり前の理由です。
作曲家が書こうと思えば、精通してなかろうが、音楽的に弱点があろうが、ジャンルどうしの交流がなかろうが書くのではないかと思います。邦楽器との交流がいい例です。

では「おまえが書かないのか」と言われそうですが、実力、知識は別として、吹奏楽と声の作品を書く気にはなれません。必然性がないからです。ただ、数の上でも質の上でも欠落している(と思われる)このジャンルに多くの作曲家が参戦してほしいし、作品を聴いてみたいなと他人事で考えているといったところです。
♯自分としては、いつになるかはわからないですが、管楽アンサンブル(ただし奏者の声を含む)を書いてみたいと思います。

> アマチュアでの演奏人口はオケよりも吹奏楽の方が多いのだから、相互の交流はもっとあってよいような感じはあるのですが。
ただ、そのための作品がほとんどないというのが私の認識です。
モツレクや第九、カルミナを吹奏楽で歌うぐらいなら、オケと交流する道を選ぶ合唱人が多いと思います(身近/校内にオケがないところは別として)。海外の吹奏楽事情はまったく知らないのですが、吹奏楽と声楽、合唱の交流は日本より行われているのでしょうか。また作品はどれくらいうまれているのでしょうか。

> 合唱の作曲コンクールは現代的な作品を求めるものが少ないんですよね。
過去の受賞作品を見る限り私もそう思います。あとテキストにおいても課題曲という立場から、高校生から大人までがそれなりに共感できるものを使う必要があります。自分の曲ではテキストの問題においても、受賞ができるとは思いません。
♯実際に送ろうと作品を書いたことがありますが、後でテキストに問題がありすぎると気がつき、やる気を失いました。

最後に一つ情報を。
「吹奏楽に近い」編成(しかも合唱つき)として、荻久保和明の「ミサ曲No.2“おらしょ”」があります。編成M-chor(同時期に女声合唱にも編曲されたようです)、fl,ob,cl.mb,vc,cbです。詳しくはこれを初演した学習院短大女声合唱団、北海道大学合唱団(男声版)にあたってみてください。後者のHPのアドレスは、
http://cens2.ec.hokudai.ac.jp/~t980197/

「ハーモニー」(全日本合唱連盟)No.111や
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/8386/mishuppann.html
にも情報が載っています。

それと、HP内で日本の作曲家のリンク集をはじめました。ここに入っていない作曲家はまだまだたくさんいると思いますが。
http://www3.justnet.ne.jp/~scaffale/composer-j.htm

http://www3.justnet.ne.jp/~scaffale/index.htm


やっとこさ 投稿者:NAPP  投稿日: 1月19日(土)17時59分03秒
昨年の11月くらいから激務続きでしたが、ようやく一段落しました。やっと正月が迎えられます(笑) とりあえず、おみくじでもひきに行こうかな。

>植田さん
 いつもご苦労様です。私も参加したいのだけど、持っていくネタがないんですよねぇ・・・・・

>Scaffaleさん
>掲示板ずれになっては申し訳ないので
 いえいえ、ぜひレスを下さいませ。音楽に関係する話であれば趣旨にあっていると思ってますし、ここで合唱の話をすることで吹奏楽と合唱が互いに感心を持ってくれるようなことがあるといいな、と思ってます。過去にマンドリン関係者が掲示板過去ログからここに辿り着いて興味深いお話を聞かせてくれたことも何度かありますしね。

>吹奏楽と彼らの交流が少なく、したがって作曲の依頼が来る機会が少ない
 吹奏楽関係者で合唱に興味を持っている人がどれくらいいるのかは少々疑問なところですね。吹奏楽人は閉鎖的と言われていますが、それは「どの程度」閉鎖的なのかイマイチ分からない。他分野に興味を持っている人は潜在的には多いのではないかと思っているのですが。逆に合唱団所属の人達が「吹奏楽伴奏で歌ってみたい」と思っているかもよく分からないですね。アマチュアでの演奏人口はオケよりも吹奏楽の方が多いのだから、相互の交流はもっとあってよいような感じはあるのですが。アマチュア演奏団同士の合同演奏会なんか、楽しそうなんですけどね。

>「野外で行われるイヴェントのための音楽では吹奏楽が用いられることが
>多く」、そのため否が応でも吹奏楽と声のための作品が求められる
 やはり「野外で」というのが決定的な理由なのでしょうね。純粋に音楽的理由から吹奏楽と合唱、という形態を採用した作品というのはほとんどないですね。

>三木稔「レクイエム」
 私にもなぜ人気なのかはよく分からんのですが(笑) 最近は小林研一郎指揮で混声合唱と管楽オケの版が初演されたし、色んなヴァージョンがあるんですね。ピアノ伴奏版の編曲をしたのは合唱の大家・荻久保和明ですが、この人にもぜひ何か書いてほしい。あとは鈴木行一とか鈴木憲夫とか(なんだか「スズキ」さんばっかですね)。

>全日本合唱連盟とか、上野の森コーラスパークの作曲コンクールに送られて
>はいかがでしょう
 コーラスパークは現代傾向が強いですからね。余裕があれば出してみたいところではあります。これは吹奏楽にも言えることだけど、合唱の作曲コンクールは現代的な作品を求めるものが少ないんですよね。舞台芸術作品なら多いのだけど。 でも、合唱コンクールの課題曲公募である朝日作曲賞にはいつか出してみようかな、と思ってます。


 久し振りにコラムを更新しました。2〜3日で急いで書いたレポートだったので少々不備があるかもしれないのですが、まぁ、せっかく書いたから公開してもいいかな、と。

 ある演奏団体関係者から聞いた情報。一柳慧に吹奏楽作品を委嘱し(了承済)、来年に初演することが決定したとか。プロの団体なので一切容赦はないかと。かねてより吹奏楽を書いたら面白いものができそうだと思っていたので、これは嬉しい限り。

吹奏楽と声3 投稿者:Scaffale  投稿日: 1月15日(火)19時12分21秒
長文ありがとうございます。感激です。
その1(学生が関心をもつ詩人、吹奏楽校歌)にもレスをしたくてしょうがないのですが、掲示板ずれになっては申し訳ないので、今回はその2にだけ。

> なぜ公式の「作品」として作曲されることが少ないのか
自分で重要な点を指摘します(^^;)。需要がないからです。
オケと声楽家・合唱団に比して、吹奏楽と彼らの交流が少なく、したがって作曲の依頼が来る機会が少ない。これは邦楽合奏、マンドリンオケにもいえることだと思います。
他方、「野外で行われるイヴェントのための音楽では吹奏楽が用いられることが多く」、そのため否が応でも吹奏楽と声のための作品が求められる。こんなところでしょう。
♯なお、筆者はマンドリンオケと混声合唱のための作品を歌ったことがあります。広島(非原爆系)を歌う作品ですでに何回か再演されているようですが、合唱の書法がおそろしくつまらない、Bassパートに致命的な間違いがある、おまけに誰が作詞、作曲したのか書いてない(作曲は音楽の教師らしい)というものでした。

吹奏楽と声を書くなら誰かということですが、私としては、合唱オペラの経験がある鈴木輝昭に、吹奏楽+合唱オペラを書いてもらいたいです。

> 平吉毅州の合唱と吹奏楽のためのミュージカル「あいと地球と競売人」
ネットで検索してみたらいくつかの団体により演奏されてるのを確認しました。どんな作品か私も知りたいです。

> 吹奏楽と合唱のための作品で最も演奏回数が多いのは三木稔「レクイエム」でしょうか。
人気なんですね。私は大学で男声合唱団に所属していましたが、その団も20年前にピアノ+オルガン版をとりあげています。他に早稲田大学グリークラブによるオケ版や小林健一郎指揮のピアノ1台版を聴いたことがありますが、曲の魅力がよくわからないといったところです。

> あれも続きを書きたいんですけどね (^^ゞ 契機があれば喜んで書くんですけれど。
全日本合唱連盟とか、上野の森コーラスパークの作曲コンクールに送られてはいかがでしょう。前者の場合、組曲内に必ず4分以内の曲が入ってないといけませんが。

宣伝 投稿者:植田  投稿日: 1月14日(月)23時47分01秒
話の腰を折ってすみませんが、宣伝させてください。

今年6/8〜6/16まで、福井県武生市において、
第2回「武生国際作曲ワークショップ」が開催されます。
作曲家・細川俊夫氏を音楽監督にむかえ、受講者を20名に限定して、お互いに密接な交流を持ちつつ刺激的な音楽創造の時を共に過ごしたいと思います。

開催場所:福井県武生市高瀬3-3 武生市文化センター 小ホール他
特別講師:細川俊夫、ベアート・フラー
講師・助手:望月京、伊藤弘之

参加料:全日程参加 5万円
    一日参加  1万円
また、本ワークショップでは作品を公募しております。
お問い合わせ/受講申し込みは
武生ワークショップ 事務局 tbc@mitene.or.jp まで

NAPP様、どうもありがとうございます。

re:吹奏楽と声2 投稿者:NAPP  投稿日: 1月14日(月)16時25分40秒
>あと誕生日は3月19日です。
 では学年は一つ違いですね。生まれは三ヶ月違いかぁ。日は同じですね。

>「蛇足になりますが」以降は参考になりました。最近は道造よりみすゞ
>なんですね。
 もちろん立原道造もコンスタントに人気のある詩人ですが、少なくとも私の周囲ではみすゞが多いですね。というより、詩に感心のある学生があんまりいなくて、彼等が知っている詩人が昨今ブームになったみすゞ、という情けない事情もあるのですが。さらにその中でも絶大な人気なのは「わたしと小鳥とすずと」。名詩だし、これに曲をつけたくなる気持ちはよく分かるのだけど、私はちょっと食傷気味かなぁ。
 蛇足ついでに東京音大での話を続けると、誰もが必ず一度は色気を出すのが拓次と朔太郎。でも、火傷しそうになって手を引っ込める(笑)。 道造、みすゞ路線の人が先人に負けないようにと活路を見い出そうとして行き着く先がなぜか吉原幸子。 あと、数こそ少ないけれど密かに根強い人気(?)なのは原民善。でも、これは反則かなぁ。 最近の流行は万葉集や更級日記など、古典ものにテキストを見つけることでしょうか。

>「ひめじ」も「木とともに」も機会音楽です。
 タイトルからは連想できないけれど、木下牧子「春と修羅」(宮沢賢治)も機会音楽なんですよね。こうした契機に書かれた作品は概して再演されにくいものなんですが、それも勿体無い話ですよね。考えてみればモーツァルトの「アイネクライネ」も「グランパルティータ」も元々は機会音楽なんだし。

>また、吹奏楽で私の大学の校歌を聴いたこともあります
>(吹奏楽版校歌はほとんどの場合、別の人の編曲だと考えられますが)。
 最初から吹奏楽で伴奏することを前提とした校歌ってのはあるのでしょうかね?作曲者自身による編曲もどのくらいあるものか。

>式典音楽として作曲されることはあっても、なぜ公式の「作品」として
>作曲されることが少ないのか――実に不思議です。
 いくつか理由は考えられます。まず、吹奏楽と合唱両方に精通した作曲家が希少であること。吹奏楽の作曲家には管楽器出身の人が少なくないので声楽には無縁であった人が多いのではないでしょうか。また、合唱の作曲家は器楽作品を書くことが声楽作品に比べてあまり多くないので、ただでさえオーケストレーションが難しい吹奏楽には手を出しづらいのではないかと。合唱のレジストレーションも吹奏楽のブラストレーションも、どちらも作曲技法としてはかなり特殊な部類に入りますのでね。
 あと、管楽器が合唱を喰ってしまうことが非常に多く、難しいということ。弱奏ならあまり問題はないのですが、tuttiによるフォルテになると管楽器(とくに金管)の処理が難しいのですよね。佐藤眞「大地讃頌」の管弦楽版でさえそうなのですから(「若い力」とカップリングになっているCDが特に)、吹奏楽の場合も推して知るべし、です。金管のディナミクスを抑えればいいかというと、それでは真の音楽的な意味での「フォルテ」にはなりえないし、かといって合唱にシュプレヒゲザングをさせればいいかというと、そんなもんでもない。ブルックナーのミサ曲第二番(管楽オケと合唱)などで合唱と管が一緒にフォルテの部分が極めて少ないのにはそうした理由もあると思うのです。 声のフォルテと管のフォルテを共存させるのは実に難しいことなんです。何か作例はないかな、と思い出してみたらホルジンガーという作曲家の「The Easter Symphony」が思い当たりました。困った時はシュプレヒコール(笑)。私はこの曲、高校生の時は好きだったけど、今聴くと漫画的に思えて仕方ない。

>音楽的、社会的理由はあれ、「ソプラノと吹奏楽」とか、「吹奏楽オペラ」
>とか(吹奏楽に詳しくない自分が言うのも何ですが)、開拓しがいのある
>分野だと思うのですが。
 難しいからこそ面白そうですね。だからこそ平吉毅州の合唱と吹奏楽のためのミュージカル「あいと地球と競売人」なんかは非常に興味深いです(曲に関する詳細なデータ求む!)。林光にもヤマハ吹奏楽団での経験とオペラシアター「こんにゃく座」での経験を活かしてそういったものを書いてもらいたいし(林光には「受難のはじまり」という岩田宏の詩による混声合唱と吹奏楽のための作品もありますね)、合唱と吹奏楽の両者に造詣が深い作曲家として、やはりここは三善晃に期待したいですね。 あとは伊藤康英にも林望とのペアで結構な数の吹奏楽と声楽のための作品がありますね(元はピアノ伴奏のものが大半ですが)。そういえば「時の逝く」でも管のフォルテと声のフォルテが同時に鳴る部分はなかったはず。 吹奏楽と合唱のための作品で最も演奏回数が多いのは三木稔「レクイエム」でしょうか。でも、これは正確には管楽オケだし、合唱もそもそもは男声合唱。

>「黒鳥集より」が初演されましたら、私のHPに収録させていただきます。
 あれも続きを書きたいんですけどね (^^ゞ 契機があれば喜んで書くんですけれど。

吹奏楽と声2 投稿者:Scaffale  投稿日: 1月14日(月)07時32分41秒
本日再び更新して何気なく訪れてみたら、もうレスがついてますね。
長崎県には佐々町と五島列島の奈良尾町に住んでいたことがあります。あと誕生日は3月19日です。

ご訪問いただきありがとうございます。
地方に住んでいるため、参照資料はじゅうぶんではありません。「音楽芸術」や「教育音楽」のバックナンバーもきちんと揃っていません。
実は、かなり先の話になりますが、「作曲を学ぶ学生はどんな詩に曲をつけているのか」「声楽関係の作曲コンクールではどんな詩人が好まれているのか」を調べる予定です。ですので、「蛇足になりますが」以降は参考になりました。最近は道造よりみすゞなんですね。

さて、「吹奏楽と声」の作品ですが、NAPPさんの御指摘についてはまったくその通りです。「ひめじ」も「木とともに」も機会音楽です。また、吹奏楽で私の大学の校歌を聴いたこともあります(吹奏楽版校歌はほとんどの場合、別の人の編曲だと考えられますが)。

式典音楽として作曲されることはあっても、なぜ公式の「作品」として作曲されることが少ないのか――実に不思議です。音楽的、社会的理由はあれ、「ソプラノと吹奏楽」とか、「吹奏楽オペラ」とか(吹奏楽に詳しくない自分が言うのも何ですが)、開拓しがいのある分野だと思うのですが。

♯「黒鳥集より」が初演されましたら、私のHPに収録させていただきます。

http://www3.justnet.ne.jp/~scaffale/index.htm


re:吹奏楽と声 投稿者:NAPP  投稿日: 1月14日(月)04時00分15秒
>Scaffaleさん
 はじめまして。Scaffaleさんのサイトも拝見させていただきましたが、とても面白いサイトですね。感服しました。私とScaffaleさんは同じ年の生まれで同じ九州人とか(笑)。作曲もされているそうで、とても親近感が湧きます(お互いこんな時間に書き込みをしているあたりも)。
 それはともかくとして、「吹奏楽と声」のためのものですね。たしかにきちんとした公式の「作品」として残されているもの(この書き方は多分に誤解を生むけれど)は当サイトに挙げたものが有名なところです。しかし、視点を変えると実にたくさんの「声と吹奏楽」のための作品はあるはずなのです。というのは、式典音楽として作曲されたものが数多くあるからなのです。例えば昨年では秋田で行われた「ワールドゲームズ」において石井眞木が「まほろばの秋田」という式典曲を書いたのは記憶に新しいですが、これにも合唱が入っていたはずです。このように、野外で行われるイヴェントのための音楽では吹奏楽が用いられることが多く、それに唱和させる形で合唱が用いられることも多いかと思います。国民体育大会や高校総体、冬期オリンピックや博覧会などを調べてみると面白い結果がでるのではないかと思っています(これはいずれ私もやろうと思っているのですが、いかんせん時間がない)。機会音楽とは言え、作曲家・詩人ともに第一線の人物が担当することが多いですからね。
 あと、Scaffaleさんの当たられていない資料としては、日本作曲家協議会が隔年でサントリー音楽財団から出版している邦人作品目録も重要な情報源になると思います(これも私も・・・・・)
 さらに、Scaffaleさんも注目されている「校歌」ですが、これも考え方を変えるとほとんどの学校で「吹奏楽と声」の作品になりますね。ちょうど掲示板に書かれていた(笑)関西学院大学の校歌は山田耕筰の作曲で、同大学の吹奏楽団はこれを吹奏楽のCDに録音までしているんです。

 私もScaffaleさんのサイトを参考にさせていただきたいと思っています(吹奏楽以外でも)。今後ともよろしくお願い致します。蛇足になりますが、音楽大学内で学生によって作曲される(書き散らされる?)声楽的作品のテキストは圧倒的に金子みすゞと谷川俊太郎が多いです。私は山村暮鳥と中原中也、村山槐多から取りますが。本当は宗左近が好きなのだけど、先達がいるし(笑)、なにより没後50年たっていた方がなにかと都合がよいので(爆)

吹奏楽と声 投稿者:Scaffale  投稿日: 1月14日(月)03時12分54秒
はじめまして。貴サイトはたまに拝見しております。
HPで「どの詩に誰が作曲しているか」「どの詩が多くの人に作曲されたのか」について調べておりまして、貴サイトは調査の過程で知りました。

吹奏楽と歌手あるいは合唱のための作品。調べてみたところ、管弦楽と声に比べてたいへん少ないですね。
池辺晋一郎の「ひめじ」、伊藤康英「ぐるりよざ」、木下牧子「春と修羅」、三善晃「木とともに 人とともに」など(「ぐるりよざ」はCD持っています)。
貴サイトに載っていないもので「吹奏楽+声」の作品があれば、教えていただければと存じます。テキストはどなたのものでもかまいません。

http://www3.justnet.ne.jp/~scaffale/index.htm


レス初め 投稿者:NAPP  投稿日: 1月13日(日)23時21分04秒
 遅くなりましたが、皆さんあけおめです(爆)
 年末からずっと急ぎの仕事に追われてまして、やっと今日終わりました。この二週間位で書いた楽譜(編曲)が、短いとはいえ吹奏楽編成で4曲(パート譜つき1曲)。旧暦で正月を迎えることとなりました。と思ったら、金曜日に提出する論文をまだ1文字も書いてないのに気付いて、ただ今、真っ青です(泣)。書いた曲のレコーディングに立ち会わないといけないのでそれも計算に入れると・・・・・間に合わないかなぁ。 私は編曲家でも音楽学者でもなくて、本業は作曲だったような気がするんだけどなぁ。
 と、新年早々からグチってしまいましたが、初レスです。


>ののさん
>デュティユは、桐朋以外では聴かないことになっているのでしょうか
 そんなわけでは(笑) 桐朋は学長交代後も聴いているのでしょうか(爆)

>フェラーリ日本零年
 26日にはシンポジウムから行こうかと思っています。今後のフェラーリへの評価がどう変わるのか気になりますね。

>蝸牛の旋さん
 お久しぶりです m(_ _)m
 そのULTIMAの箱は今日池袋でも見かけました。たしかに安いですね。私はヴァレーズもクセナキスも他のもので持っているのがほとんど(もしかしたら全部?)だったので買ってませんが、そうでない人にはお勧めのBOXですね。

>いしづかさん
 となると、最初にCHANDOSの全集から買った私はラッキーですね(笑)

>なんぷーさん
 切り番のご連絡ありがとうございました!今後ともよろしくお願いします。


 それでは、皆様、今年もよろしくお願い致します m(_ _)m

(無題) 投稿者:なんぷー  投稿日: 1月 6日(日)20時38分16秒
切り番37000です!

そうそう 投稿者:いしづか  投稿日: 1月 6日(日)18時11分09秒
「時の影」が、あの全集にしか入っていないという記述は、「トゥルトゥリエの演奏で聴くとすると、あの全集を買うしかない」という意味でした。わかりにくい文章を書いてすいません。この全集が出た時点で、私は交響曲集以外の2枚を持っていたので、このChandosの売り方には困ったんですね。小澤盤みたいに、収録時間が短くても1枚で出してくれれば助かるのに。

シネ・ノミネ 投稿者:いしづか  投稿日: 1月 6日(日)17時51分43秒
が演った「夜はかくのごとく」のCDは私ももってます。例の2枚組を堂島のワルツ堂にて880円で購入したのでした。でも、アルディッティ盤の方を愛聴しているかな?このCDを聴いていると、デュサパンがダメになっていく過程も良くわかります。

バレンボイムの交響曲集は……積極的にはお勧め出来ないCDです。これを最初に聴いてしまったせいで、私はデュティユーから遠ざかってしまったという苦い経験が……。

フェラーリ特集 投稿者:のの  投稿日: 1月 5日(土)14時06分02秒
プログラムノートの一部を担当した縁で、宣伝させて下さい。
「特別な意図のある演奏会」なのは間違いありません:


今月末にフランスの作曲家リュック・フェラーリを日本に招き、講演、シンポジウム、コンサートなどを開いて本格的に紹介します。フェラーリはフランスを代表する重要な作曲家ですが、これまで日本では滅多に演奏されることもありませんでした。フェラーリは初来日でもあり、この催しはこれまでの欠落を埋める、近年類を見ない画期的なものであります。

フェラーリの音楽は、現代音楽と聞いてしばしば人が思い浮かべる晦渋なものではありません。いかにもラテン的なカラッと晴れた感性とユーモア感覚、もはや70歳を越えているというのに嘘のような自然体でどんな過激な表現も平気で自分の音楽に取り込んでしまう大胆さは驚くべきものです。

この機会に一人でも多くの観客の方がこの催しに来場され、この独創的な一人の作曲家の音楽に接し、以後、彼の音楽を聴ける機会が日本でも増えることを願ってやみません。今回の企画はその先鞭をつけるものになるでしょう。

******************************************************************
新しい世代の芸術祭 2002
「リュック・フェラーリ日本零年 〜音楽のデペイズマン〜」


2002年1月26日(土) 開場16:30、開演17:00   \800
●基調講演+シンポジウム 

《オープニング》
  Bonjour, comment C,a va? (1972/79)
  演奏:井上郷子(pf)、橋爪恵一(bcl)、平田昌平(vlc)
《基調講演》
  リュック・フェラーリ
《シンポジウム》 〜リュック・フェラーリ・プロムナード〜
  司会:五十嵐玄
  パネリスト:椎名亮輔/大里俊晴/クリストフ・シャルル/鈴木治行


2002年1月26日(土) 開場18:30、開演19:00  当日\2500、前売り\2300
●「新しい世代」デビュー・コンサート 〜清水友美ピアノ・リサイタル〜

  フェラーリ/Far West News 第1部 (1998/99) テープ作品
  フェラーリ/Fragments du journal intime (1980/82)
  三善晃/ピアノ・ソナタ
  野平一郎/間奏曲第2番
  フェラーリ/Antisonate (1953)


2002年1月27日(日) 開場14:30、開演15:00  当日\3000、前売り\2700
●テープ音楽コンサート

  Far West News 第2部 (1998/99)  
  E´tude aux accidents (1958)
  E´tude aux son tendus (1958)
  Tautologos I (1961)
  Tautologos II (1961)  
  Petite Symphonie intuitive pour un paysage de printemps (1974)
  Ouvert - Ferme´ (1993)
  Presque rien No.4 "La remonte´e du village" (1990/98)
  Archives Gene´tiquement Modifie´es (2000)
   (以上、全リュック・フェラーリ作品)


2002年1月27日(日) 開場18:30、開演19:00  当日\3000、前売り\2700
●フェラーリ・ピアノ作品コンサート 〜中川賢一リサイタル〜

  Far West News 第3部 (1998/99) テープ作品 
  Lapidarium (1955)
  Sonatine Elyb (1953/54)
  A la recherche du rythme perdu (1978) 
  Collection de petites pices ou 23 enfilades より、抜粋 (1985)
   (以上、全リュック・フェラーリ作品)


以上全公演:北区滝野川会館大ホール(京浜東北線上中里駅・山手線駒込駅)


主催・お問い合わせ:新しい世代の芸術祭実行委員会 090-9972-0474(こうち)
チケットお取り扱い:新しい世代の芸術祭実行委員会 090-9972-0474(こうち)
          アート・ショップ・ナデッフ  03-3403-8814


通し券:
[1月26日]  一日通し券 \3000
[1月27日]  一日通し券 \5000
[1月26,27日] 全日通し券 \6000


今回の企画に関するホームページ   http://www.netlaputa.ne.jp/~hyama/

訂正 投稿者:蝸牛の旋  投稿日: 1月 4日(金)21時31分49秒
シネ・ノミネの推薦もののさんでしたね。見間違えました、すみません(恐縮)。

またデュディユー 投稿者:蝸牛の旋  投稿日: 1月 4日(金)21時27分53秒
私もこの人の曲は好んで聴きます。いちばん好きなのはロストロポーヴィチの弾くチェロ協奏曲「遥かなる遠い国」でしょうか。併録のルトスワフスキと共にヘビーローテーションです。また件のCHANDOS全集のペルガメンシコフも良い演奏だと思います。

ののさんの挙げられた室内楽・器楽曲集2枚組は、現在は廉価盤ULTIMA2CDシリーズで出ており、いしづかさんの挙げられたシネ・ノミネSQの演奏も含まれます。この前、同じシリーズで出てたケント・ナガノのヴァレーズ集とEICやホイナツカ等の音源を集めたクセナキス集の3点セットを紙箱で括ったものが、確か特価3000円程度!で出ていたようです。

あと「夜はかくのごとく」では、恐らくジュリアードに先行して'92年に出たオルフェウスSQの3人セットのCD(CHANNEL CLASSICS)もなかなか良いと思います。