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「セラムリク」 投稿者:渡部謙一(わたなべけんいち)  投稿日: 5月31日(金)07時17分08秒
ひさしぶりにかきこみます。とりあえず忙しいので一言。
「セラムリク」の楽譜だったら持ってますが。皆さんも御覧になったことがあるのですか?

ヒンデミット「シンフォニア・セレーナ」 投稿者:蝸牛の旋  投稿日: 5月31日(金)02時33分09秒
ヒンデミットのマーチは、既にHIDEっちさんが言及されていますが、元々は交響曲に分類される表題の作品の第2楽章に当たります。第3楽章は「対話 colloquy」という弦楽だけの楽章でこれも面白い。そもそも'serena'は「楽しい、陽気な」といった意味らしいですし。なお私は偶々N響アワーを見てて「なんで全曲やらないの!」と憤慨したクチです。
ちなみにこの2/3楽章=管/弦という構成の交響曲、他にもヴォーンウィリアムズの8番がありますね(ニールセンの6番も近いけど、3楽章に木管とHrnが入ってる)。

なお「セレーナ」の音盤はいくつか在りますが、私としてはケーゲル/ドレスデンフィルのBerlin Classics盤をお薦めします。「画家マティス」「交響曲変ホ調」「気高き幻想」などが入った2枚組で、強靭かつしなやかな演奏です。また件のN響で振ってたブロムシュテットがゲヴァントハウスと入れたDECCA盤もあります。こちらは「世界の調和」とのカップリング。

P.S. お、幻の「セラムリク」の音源が存在したとは! 私も是非欲しい!!

ちょっとちょっと 投稿者:NAPP  投稿日: 5月30日(木)02時46分15秒
こんなの見つけました。
CD化して売ってほしい!

#HIDEっちさん、後日ちゃんとお返事しますね。

http://www.dlib.indiana.edu/cgi-bin/var/bib?bag4234


あう 投稿者:HIDEっち  投稿日: 5月30日(木)02時14分22秒
 うお〜、トラの仕事が立て続けで、多忙です。ですので、ちょっとだけ。

》音楽之友社の「吹奏楽の編成と歴史」

 この本の中では、フランスのサクソルン属と、ボヘミアの円錐管系金管楽器を同一視している傾向があります。というか、日本の吹奏楽の立場にある人の多くは、そうなのかも知れません(ワタシもつい数年前までそうでした)。楽曲や編成の中の役割として、円錐管系金管楽器に「サクソルン属」という名称を使ってしまってるのですね。チェルヴェニーが聴いたら怒るだろうに・・・ と思ったら、チェルヴェニーも、アメリカや日本では「ユーフォニアム」って名前でロータリー式のバリトンを売っていたりします(笑)。ヤマハの技術者の話では、ロータリーのバリトンとユーフォニアムとでは、円錐管部分の比率が非常に近いそうです(ロータリー式のテューバは、イギリスのベースに比べて円筒部分が多いとのこと)。まぁ、どちらもパクリ合って楽器を造っているようですしね。だからと言って、ボヘミア式の円錐管系金管楽器までも「サクソルン属」と言うのは、一方を贔屓してしまっている感じがします。ホント、チェルヴェニーには「チェルヴェニッシュホルン属」とかで特許を取って欲しかったものです(笑)。そういう、円錐管系金管楽器を一族として特許を取ったのがA.サクスのサクソルンということになれば、「サクソルン属」と言われても、文句が言えないのかもしれないですね。これは、法律的問題になってきます。

》ところで、恥ずかしながら私はカイゼルバリトン(カイゼルテューバ)というものをよく知らないのですが、

 いえ、ワタシもよく判らなかったんですよ(笑)。発明者のチェルヴェニーは、独自のシステムと言ってますが、やはりフランスなどでも似たようなシステムの楽器があったようです(普及はしなかった)。実際、バリトンに関して言えば、ヴァルヴの組み合わせで、長い管が選択された際の発音がし易くなっています。音のこもりも、やや解消されています。ただ、段階的ボアの採用は、バリトンに関して言えば、違う楽器とまでは言えないと思います。特にドイツでは、チェルヴェニーのシステムから「カイゼルバリトン」という名称を付けているだけではなく、通常のバリトンより太く豊かな音色の「最高級のバリトン」ということから、「カイゼルバリトン」の名で製造されているとおぼしき機種もあります(ワタシのミラフォンのカイゼルバリトンプレミアムモデルがそう)。この辺は、現物を見て、初めて判断が出来るところだなと、つくづく思います。ですから、ワタシは、バリトンとカイゼルバリトンは、コルネットとフリューゲルホーンほどまでは区別出来る楽器ではないと思います。どちらも、単にバリトンと言っても差し支えないと思います。「カイゼルバリトン」というパートもありませんし。

》あるいは、バスホルンとEs管のホルンがそうなのか

 これは、ちょっと調べてみますね。ミャスコフスキイの交響曲は1938年の作品ですので、ちょっと時代が異なりますね。

》「誓忠行進曲」

 横からスミマセン(ますのさんお久しぶりです!)。オランダの海軍軍楽隊のLPがあります。今、部屋がリフォーム中なので、片づいたら、この「ヴァークナー作品集」の曲目をご紹介しますね。

 ちなみにヒンデミットのは、

Geschwindmarsch von Beethoven - Paraphrase aus "Simphonia Serena" (1946)

ではないでしょうか。ショットからは、ヒンデミット版と Juan V. MasQuiles 版が出ているようです。ヒンデミット版はテノールホルンやバリトンパートが無く、6 Tuben という、凄いことになってます(以上、Schott社編纂の "Paul Hindemith Werkverzeichnis" より)。

http://homepage2.nifty.com/euphstudy/euph.html


れす 投稿者:NAPP  投稿日: 5月29日(水)20時43分20秒
>HIDEっちさん
>「惑星」のテナーテューバの件
 ホルストに限らずブルックナーやマーラーなどでも管弦楽の場合には、HIDEっちさんが御自身のサイトで書かれていた、楽器としてではなく「パートとしてのテナーテューバ」というのがもっとも有効な解釈ではないかと思います。声楽のテノールパートにリリコ歌手を当てるかそれ以外にするか、とか、そういったものと似たようなものではないかな、と思います。 これが吹奏楽の場合にも当てはまるかどうかは別問題として。

>テノールホルン、バリトン、カイゼルバリトンが入手できました
 おぉ、それはすばらしいっ!
 ところで、恥ずかしながら私はカイゼルバリトン(カイゼルテューバ)というものをよく知らないのですが、これらは他の楽器に比べて発音システム上などに大きな違いがある(別の楽器として区別すべき)ものなのでしょうか?


>ののさん
 ありがとうございました。なるほど。あの分類でも本来は5X5の方眼にきれいに並べられるものではなく、微妙な距離で配置されるものなのでしょうから、そうなると他に載せたかった人や不要である人があるのでしょうね。
 佐藤聡明は、書法は変わっても距離の取り方は変わっていない、というところでしょうか。


>エオンタさん
 情報ありがとうございます。これは吹奏楽関係者にもぜひお勧めのイヴェントですね!


>mackeyさん
>ファンファーレオルケスト
 そのCDではないですが、ファンファーレオルケストのCDは持ってます(やはりBPショップで売ってあったオランダの吹奏楽シリーズの4)。解説ではこの編成のことを「a type of wind band consisting of the complete family of brass instruments , the complete saxophone family and percussion」と説明していますね。私は「ブリティッシュブラスバンド+Trp+Hrn+Sax」と考えてます(わりと大雑把)。この「ファンファーレオルケスト」という名称が定着したのはヨーロッパの吹奏楽が注目を集めはじめたわりと最近の話ですが、その前から存在は知られていたんですよね。昔の資料を見ていると「ファンファーレ隊」という名前で出てくるのがこれだったりします。

>C.J.Bevan : The Tuba Family (London 1978) は初版本ですが、
>2000年に2nd edition が出ています
 これは貴重な情報、ありがとうございます。つい最近の改訂なら、かなり信頼できる文献になったと言えますね。私も手にいれてみようかな。
 他、Instrumentalistに関する情報も助かりました。ありがとうございます。
 あそこに載せた資料一覧はグローヴ日本語版の文献一覧からなので、少々古いです。もっと最新の一覧をあたるともっとよいものが出てくると思います。

>その他の文献については、到達するのがなかなか難しいですね。
 ベルギーやフランスの図書館や大学に出向くなどしないと読めないでしょうね(それ以前に言語の壁もあるし)。ベルリオーズの書いたものはおそらく当時の新聞かなにかだと思いますので、これはほぼ確実に現存する資料のはず。
 ここらへんになると、趣味ではなく、プロのEuph/Tuba奏者や音楽学者の研究領域になってしまいますからね。よっぽど気合いいれてかからないと、ですね。


>HIDEっちさん(再び)
>旧ソヴィエトで使われていたのは、純粋なサクソルン属ではなく〜
 ちょっと話がずれますが・・・・・
 リムスキー=コルサコフのトロンボーン協奏曲(1877)の編成(原典版・当時の軍楽隊の編成に合わせていたはず)が、
「Flauto piccolo , Flauti grandi I ・II , Oboi I・II , Clarinetto in Es ,
 Clarinetti I ・II・III (B) , Bassetti (F,B) , Fagotti I・II ,
 Cornetti I・II (B) , Corno basso , Trombe I・II (F) , Trombe I・II (Es),
 Corni I・II (F) , Corni I・II (Es) , Tromboni I・II・III , Bassi I・II ,
 Gran cassa , Piatti , Tamburo」
 サクソルン属が作られたのは1845年前後だから、32年たってもまだロシアにサクソルン属(?)は採用されていなかったんですね(あるいは、バスホルンとEs管のホルンがそうなのか)。
 音楽之友社の「吹奏楽の編成と歴史」によると、1867年のパリ万博のときの軍楽隊コンテストの時では、ロシアにはサクソルン属が入っていないけれど、スペインなどには入っている。オーストリアやプロシアには入っていることになっているけど、これ、サクソルン属と同じ楽器なのかなぁ。どうも、実は楽器が違う、ということを考慮した場合、この本はある部分では信用できないのではないかと。(楽器の違いを無視してその他の観点で調べるときは非常に有用な資料なのは間違いないですが) サクソルン属と類似楽器がそれぞれどのように伝播していったのかを調べないといけないかな。 
 蛇足。この万博のときにサキソフォンの方は逆にロシアには入っていてスペインやオーストリアなどには入っていない、ってのも面白いことだと思います。

>弦セクションの機能
 それを言い出すと、そもそも「弦セクションの機能とはなんぞや」という話になって、それは現代では多様なので不毛な論争になってしまうかと。

>フォルクスムジークバンド
 ローカルなバンド編成には独特のものがあって面白いですね。管楽器は習得が比較的容易なだけに、編成も多様。私もセルビア・グチャ村のジプシーラッパフェスティヴァルのCDなるものを持ってますが、この編成もよく分からない(写真しかないし)。「木管がない?」としか言えないような。
 他、ロシアの軍楽隊は吹奏楽にバラライカや民俗管楽器が入ったりしていて。
#それにしても珍しいものをいっぱいお持ちですね(笑)


>益野さん
 演奏会、お疲れさまでした。さすがに今年は聴きに行けませんでしたが (;^_^A
 ベートーヴェンとヒンデミットを並べるのはとても面白いですね。ただ聴くのではなく、色々な感じ方がされたのではないでしょうか。ヒンデミットのこのマーチはそういえば正式名称って何と言うのでしょう?グローヴの作品表には載っていないのですが。「パロディ作品」のところにある1932年作の「marsch」(消失扱い)がそうなのかな?
 ワーグナーは、昨年の「葬送のシンフォニー」は二種類ほど録音がある(markのロマンティックセシビリティと、EMIのマスターピースシリーズ。他にもあるのかな?)けれど、「誓忠行進曲」のほうは少なくとも私は音を持ってません。貴重な演奏だったのではないでしょうか。そういえばこの曲、管弦楽版もあるんですよね(吹奏楽版が先)。
 例の件ですが、私はまだ諦めていません。必ずや舞台に載せたいと思います。

 作品表といえば。フローラン・シュミットの吹奏楽曲は「ディオニュソス」と「セラムリク」(Selamlik op.48 1904-6)の他にもあるんですね。1894年作の「marche de la classe en rante vers les libres azurs」という曲らしいのですが。私にはシュミットとマーチが結びつかないのですが、どんなものだったんだろう?他にもHrn(又はVc)と9管楽器のための「リートとスケルツォ」も興味深いです。



 今年のコンポージアムは面白かったです。室内楽(電子音楽)の日は危うく締め出されるところでしたが(笑) 色々な人に会えたのも面白かったですし。

ご報告など 投稿者:益野大成  投稿日: 5月29日(水)07時31分58秒
 益野です。

>Nappさん
 ヒンデミット面白かったしよかったですよ。楽譜も手に入る(Shott社)しテクニック的にそれほど難しくもないし、この曲はアマチュアでもどんどんやればいいんじゃないかと思います。
 ただ、初めて聴く方は面食らうかもしれないので、私達はプレ演奏として原曲のベートーヴェンのマーチも演奏しました。使用した楽譜は、最近発売されたHal Leonard社のもので、原典より簡略化している部分もあるのでしょうが、曲を把握するには十分以上のものです。
 それから、強く感じたのはヴァグナーの『誓忠行進曲』のまともな楽譜が出されるべきだということですね。複数の版が並存しているのは、ヴァグナー自筆譜が既に紛失してしまっているから、という話を聞いたように思うのですが、誰か復元してくれないか。少なくともキッチリしたフルスコアとパート譜を作ってくれないか。せっかく良い曲なんだから、と思いました。

 例の企画が一旦お流れになったとのこと、残念です。またの機会を気長に待ってます(その際はできる限り都合をつけて、聴きに行くつもりです)。

また入れ忘れた 投稿者:HIDEっち  投稿日: 5月28日(火)04時03分32秒
 失礼、フォルクスムジークバンドでは、これらの他に、

 トロンボーン 3

が、加わります。

 この他、各種サクソフォンや、フレンチホルンを加えたりすることもありますが、行進曲、ポルカ、ワルツの中では、大して目立った役割が感じられず、省いてもなんら支障がない曲ばかりでした。むしろ、フリューゲルホルンやテノールホルンが大活躍です。

mackey さんに続いて(笑) 投稿者:HIDEっち  投稿日: 5月28日(火)03時55分27秒
 キリエさん初めまして。

》このアドルフ・サックスの構想を具現化した作品は残されていないのでしょうか。

 この「構想」が

》アドルフ・サックスによるサクソルン属の開発は、オーケストラにおける弦セクションに相当する機能を、管楽器で実現しようとした試み

 だったとして(というのは、ワタシにはまだこの点に確信が持てないので)考えてみますと、

 「交響曲 第19番」(N.Y.ミャスコフスキイ)

が挙げられるのではないかと思います。もっとも、旧ソヴィエトで使われていたのは、純粋なサクソルン属ではなく、現在の分類上サクソルン属とされている、ボヘミアの円錐形金管楽器群(おそらくはチェルヴェニーによる)なのです。これに近い編成には、コジェフニコフの「スラヴィンスカヤ」や、ヒンデミットの「演奏会用音楽 op.41」、ゴトコフスキイの膨大な吹奏楽曲、ドイツ、オーストリア、チェコなどののどかなフォルクスムジークバンドの曲などがありますが、これらの曲で、円錐形金管楽器が「弦セクションに相当する機能」まで果たしているかどうかは、ちょっとワタシには判断出来ません。もし「弦セクションに相当する機能」というのが、「弦セクションのように、同じ音色でそれぞれの音域を網羅する」といふことだとすると、それこそ枚挙にいとまがないということになってしまいます。

 もしも、「弦セクションに相当する機能」というのが、「吹奏楽において、管弦楽の弦楽器群の役割を果たし得た機能」ということになれば、また難しい話になると思います。もし、そのような意味で、円錐形金管楽器が「弦セクションに相当する機能」まで果たし得たとすれば、そうした編成を持っていた国の吹奏楽の中では頑なに守られ続け、あるいは採用していない国であってもその編成がどんどん取り入れられても良いはずなのですが、残念ながら、「伝統的編成」という以外に、積極的に取り組む姿を知りません(第2次大戦敗国の軍縮という事情が絡んでいる国もあると思います。)。何とかして弦楽器の響きを入れたければ、弦楽器を入れてやれば?ということになってしまうのかも知れませんね。実際、ギャルドも、各種サクソルンを交えた吹奏楽編成に、弦楽器をフルに入れて活動(軍楽隊である以上、管も弦もメンツは用意してありますからね)した時期があったようです。曲として遺っていないということは、式典曲(行進曲含む)が中心だったのかも知れませんが。

 一口に、サクソルンの楽器の役割を表すのは、難しいですね(笑)。喩えて言えば、「オーケストラにおける弦セクションに相当する機能」ということになるのでしょうが。

 以外と軽視されている分野に、先にも述べた、南ドイツやオーストリア、チロルなどの「フォルクス・ムジークバンド」というのがあります。ここでは、軍楽隊からも無くなりつつある、ボヘミアの円錐管金管楽器が、今も使われています。何枚か集めた、地元の音源によれば、

フリューゲルホルン    3
Esホルン(メロフォン) 2〜4
テノールホルン(B♭)  2〜3
バリトン         1
Fテューバ        1〜2
B♭(またはC)テューバ 1〜2

 すべてロータリー式です。これに

ビッコロ     1
フルート     1〜2
Esクラリネット 1
B クラリネット 2〜3
トランペット   1
パーカッション

 が加わります。音色は、ロータリー式の楽器なのですが、円錐管のせいか非常に柔らかく、高音から低音に至るまで、のどかで耳心地の良い響きがします。トランペットの役割は、合いの手です。

 ということで、ユーフォ吹きなのに、サクソルン属をあんまり贔屓しない HIDEっちでした(笑)。

http://homepage2.nifty.com/euphstudy/euph.html


Re: サクソルン属が主体の大編成作品 投稿者:mackey  投稿日: 5月24日(金)10時59分56秒
HIDEっちさんに紹介されてこちらにお邪魔しました。

サクソルン属が主体の大編成作品については、現在でもオランダ、ベルギーでは盛んに演奏されているようで、ファンファーレオルケストと呼ぶようです。国内でもCD入手可能で、 Band Power のショップでも一枚だけですが、ラインナップされています。
http://www.rakuten.co.jp/bandpower/457776/458521/

さて、“資料集”に関して少々コメントを
C.J.Bevan : The Tuba Family (London 1978) は初版本ですが、2000年に2nd edition が出ています。ISBN: 1-872203-30-2 です。イギリスのAMAZONで購入可能です。この本は、大変すばらしい本だと思います。時間があれば、翻訳をやってみたいと思っていますが。Bevan さんは、ITEA (International Tuba Euph Association) の機関紙に Tuba の歴史についてずっと書いてこられています。

A.Baines : Brass Instruments and their History (London 1974)
これは定番ですね。ペーパーバックもでていて ISBN: 0-486-27574-4 ですね。
日本語訳版は「金管楽器とその歴史」音楽の友社 ISBN: 4-276-12475-7 です。

The Instrumentalist , xxvii/7 (1973 special tuba issue)
20年くらい前に Instrumentalist の Anthology というのが木管、金管、等に分かれて出版されていましたので、その中にあると思います。この本は手元にあります。

その他の文献については、到達するのがなかなか難しいですね。

クセナキス演奏会 投稿者:エオンタ  投稿日: 5月23日(木)10時17分07秒
●第73回アサヒビールロビーコンサート《大井浩明ピアノリサイタル》
7月1日(月)18:45〜/入場無料(要整理券)/アサヒビール吾妻橋本社ビル1Fロビー
【演】大井浩明(p)、鷹羽弘晃(cond)、高橋敦(tp/都響首席)、中山隆崇(tp/都響)、
   小田桐寛之(trb/都響首席)、桑田晃(trb/読響首席)、若狭和良(trb/東響首席)
【曲】《クセナキス(1922−2001)生誕80周年》
   クセナキス/「6つのギリシア民謡集」(1951)、「ヘルマ」、「エヴリアリ」、
   「ミスツ」、「エオンタ」(〜ピアノと金管五重奏)、
    譚盾/「雫-滴-瀝」(1999)日本初演、
   陳基綱/「京劇の遊(すさ)びゆくままに」(2000)日本初演、
   細川俊夫/「夜半に台所でぼくは君に語りがけたかった」(1977)、
   鷹羽弘晃/「H2O」(2002)委嘱新作東京初演
【申し込み方法】
   http://www.asahibeer.co.jp/culture/lob_ind.htm
   往復ハガキに住所,氏名,年齢,職業,コンサート名を記入のうえ、
   6月14日(金)までにお送りください。応募者多数の場合は抽選。
   申込先:〒150-0042 渋谷区宇田川町36-22 ノア渋谷パート2-1006 CAN内
   アサヒビールロビーコンサート事務局 大井浩明ピアノコンサートA係)
【京都公演】6月28日(金)17:30開演/入場無料/同志社大学田辺校舎多目的ホール
   http://ilc.doshisha.ac.jp/event/event.html
【エアリエル】
   http://www2.gol.com/users/ariel

おへんじ 投稿者:のの  投稿日: 5月22日(水)12時51分24秒
間宮、八村をひとつずつ左にずらして武満の下に水野を入れるかどうかというのが、あのチャートでは唯一迷った箇所でしょうか。

水野の志向は、ローカルではあってもドメスティックではないと思う。「日本的」なのはたまたま日本に住んでいるからというか。

佐藤聡明も、初期から現在まで位置は特に変わっていないのでは。日本的情念をベースにしつつ、アメリカの動向に若干目配りする。

あややや 投稿者:HIDEっち  投稿日: 5月22日(水)07時59分08秒
 ちょっと表記に間違いが。

》全部ドイツミラフォン社の製品

 バリトンのみ、マイスターアントン製です。マイスターアントンは、ミラフォンのテューンナップモデルですので、部品、デザインがミラフォンと同一です。

お久です 投稿者:HIDEっち  投稿日: 5月22日(水)07時53分12秒
》A.Baines : Brass Instruments and their History (London 1974)

 これで、色々調べていたのですが、邦訳が今ひとつ曖昧だったりするので、やはり原典を読まなくてはいけないナァ、と思っていたところです。

 以前にお話ししていた、「惑星」のテナーテューバの件ですが、パイパーズの佐伯さんから、「譜面の出版元が、あれはヴァークナーテューバだと言っていた」との情報を得ました(今月号にもちょこっとだけ書いてある)。出版元の発言がどこまで信用に足るものか、ちょっと疑問です。1900年代初頭のイギリスにおける「ヴァークナーテューバ」は、ベインズの文章からたどるに、ベッソンの「コルノフォン Cornophone」の可能性が高いわけですが、その出版社とやらは果たしてこのことを踏まえているのか? また、失礼ながら、ヴァークナーテューバとテノールホルンやバリトンとの区別が付いているのか? などなどの疑問を、佐伯さんにメールしました。ちなみに、コルノフォンの画像が、やっと見つかりました! エディンバラ大学の資料館にて。

http://www.music.ed.ac.uk/euchmi/ucj/ucjth1.html

 佐伯さんはこの件について、ホルストが意図したのは、ヴァークナーテューバというよりも、あくまで「テナーテューバ」であり、特にユーフォニアムを指定したわけではないのではないかと言っていました。これについては、ワタシも今のところ、そういう気にもなります(物証がありませんので)。もしかしたらホルストは「テナーテューバ」について、特にユーフォニアムであるとか、ボヘミアのテノールホルン、バリトン、そして所謂ヴァークナーテューバ、イギリスのコルノフォンなど、どれかを限定したのではないような気にもなるんですね。感覚的には、ユーフォニアムにしがみついてしまうと、どうも、音楽としてはもの足りなく思えてしまいます。これも佐伯さんが言っていたのですが、「ホルストがもしユーフォニアムのみを意図していたら、火星ではなく、むしろ金星や土星にソロを持って行ったのではないか」と(笑)。

 まぁ、ホルストが求めていた「テナーテューバ」のイメージ如何ということになるわけですが、ワタシとしては、ホルストさんのスケッチやマニュスクリプトから、その辺りが判明して欲しいものと思います。センセーショナルな「言動」だけでは、信じるに足りませんので。

 ボヘミアの卵形楽器、テノールホルン、バリトン、カイゼルバリトンが入手できました。全部ドイツミラフォン社の製品です。

http://www.linkclub.or.jp/~ende/euph/myeuph/myeuph.html

 また、「テナーテューバを斬る」という項目を作りまして、あれこれ考えています。今月号のパイパーズに対する反論も、今後載せることになると思います。

http://www.linkclub.or.jp/~ende/euph/tsurszure/tsurszure.html

http://homepage2.nifty.com/euphstudy/euph.html


資料集 投稿者:NAPP  投稿日: 5月22日(水)00時17分25秒
<アドルフ・サックス及びサクソルン属>
G.Kastner : Traite general d'instrumentation (Paris 1837)
H.Berlioz : 'Les instruments de musique d'Adolph Sax', Jounal des
      debats (12 Jan 1842)
H.Berlioz : 'De la reorganisation du musique militaire', Jounal des
      debats (1 April 1845)
H.Berlioz : 'Sax et ses instruments', Jounal des debats (12 Oct 1851)
H.Berlioz : 'Le Saxophone', Jounal des debats (13 April 1851)
A.Sax : Methode pour saxhorn (Paris 1851-2)
O.Comettant : Histoire d'un inventeur du XIX siecle (Paris 1860)
H.Berlioz : 'M.Sax , ses proces , ses procedes pour ses ennemis
      vaincus', Monde illustre (24 Nov. 1860)
L.Pontecoulant : Organographie (Paris 1861)
T.Lajarte : Les instruments de Sax (Paris 1867)
O.Comettant : Les instruments de musique chez les differents
       peuples ; archive de l'exposition de Paris 1867
        (Paris 1869)
H.Berlioz : Memoires (Paris 1870)
V.C.Mahillon : Les elements d'acoustique musicale et instrumentale
        (Brussels 1874)
V.C.Mahillon : Catalogue descriptif et analytique du Musse
       instrumental du Conservatoire royal de musique
       de Bruxelles (Ghent 1880-1922)
F.-A.Gevaert : Traite d'instrumentation (paris 1889?)
C.Pierre : La facture d'instruments de musique (Paris 1893)
I.Blangenois : Manuel de musique militaire (Brussels 1932?)
E.Closson : La facture des instruments de musique a Bruxelles
      (Brussels 1935)
J.F.Russell & J.H.Elliot : The Brass Band Movement (London 1936)
P.Gilson : Les geniales inventions d'Adolphe Sax (Brussels 1939)
A.Remy : La vie tourmentee d'Adolphe Sax (Brussels 1939)
M.Haine : Adolphe Sax ; sa vie , son oeuvre , ses instruments de
     musiques (Brussels 1980)

<ヴィープレヒト及びテューバ属>
J.Brousse : 'Tuba' , EMDC , II/iii (1927) , 1675
M.-A.Soyer : 'Des instruments a vent' , EMDC , II/iii (1927) , 1401-82

<共通資料>
G.Kastner : Manuel general de musique militarie (Paris 1848)
A.Kalkbrenner : Wilhelm Wieprecht ; Direktor ; sein Leben und
        Wirken nebst einem Auszug seiner Schriften
        (Berlin 1882)
C.Pierre : La facture instrumentale a Exposition universelle de 1889
      (Paris 1890)
A.Carse : Musical Wind Instruments (London 1939)
H.Kunitz : 'Tuba' , Die Instrumentation (Leipzig 1968)
The Instrumentalist , xxvii/7 (1973 special tuba issue)
A.Baines : Brass Instruments and their History (London 1974)
C.J.Bevan : The Tuba Family (London 1978)

平謝り 投稿者:NAPP  投稿日: 5月22日(水)00時14分57秒
 長らく失礼しております。いや、なんとも時間がない。
自分のゼミ > 友人の手伝い(兼・自分の勉強) > 作曲 > サイト更新
 という優先順位にしていたら、こんなに間が(そろそろ作曲もヤバイ)。ここは友人達には各自でがんばってもらおう(笑)
 とりあえず、今週は毎日朝から晩までオペラシティ。

>ののさん
 なんだか旬を過ぎてしまって申し訳ないです。
 ののさんが書かれた25人に関しては大体の傾向がこれで多くの人に分かると思います。ここに名前の挙げられなかった人やU-50に関しては、これを参考に各人で考えてみるが面白そう。
 刀根康尚、塩見允枝子、小杉武久と入っているので、個人的には水野修孝の位置が気になります。草月のころと現在では違う位置なのかもしれませんが。でも、それを言うなら佐藤聡明も初期と今では全然違うし (;^_^A


>プロメテウスさん
>音楽大学に通わずに作曲家になった人
 いっぱいいますよ。伊福部昭、入野義朗、柴田南雄、武満徹、早坂文推、松平(親子)、湯浅譲二。その下の世代では平石博一、吉松隆などなど。有名どころ(そんなに邦人作品に詳しくない人でも知っていそうな人)だけ挙げましたが、それでもこれだけは挙がります。いわゆるクラシック畑から離れればもっと多く、かつ優れた人材が挙げられます。そして現在、彼らがどの程度評価されているかが、ご質問への答えです。
 まぁ、音楽大学いっても作曲家になれなかった人だって一杯いるし、音楽大学に行かずに作曲家になった人は、その分各自で音楽経験をする機会を作った。要はどれだけ学ぼうとしたかであって、音楽大学はその機会だけは多い。それをものにできるかどうかだし、その気になれば音楽大学にいなくても機会を得ることはできるのです。

>先日、「徹子の部屋」を見ました。(笑) 
>この方、東京音大の卒業生なんですね。
 他にも淡谷のり子とか。

 そうそう、7月20日の14時から東京文化会館である演奏会で長生淳「春−青い泡影」が初演されますよ。私は一緒に演奏される佐井君の曲が気になりますが。


>益野さん
 もう終わってしまいましたが (^^ゞ
 前半にドイツものが二曲あって、後半はグレインジャー特集、と意欲的なプログラムですね。
 ヒンデミットは昔N響アワーで放送されたときの演奏が印象に残っています。

#私信
 以前御協力をお願いした例の件ですが、夏の定期では見送ることになりました。近いうち(できれば今年中)に別口で舞台に載せられればと思っていますが、また動きがあったらご連絡します。


>キリエさん
>このアドルフ・サックスの構想を具現化した作品は残されていないの
>でしょうか。
 サクソルン属を弦楽器群の変わりに据えようという試みがあったことは、そのスコアリングの方法(五線での位置)からも明らかだと思います。
 では、作例がなにかないか、と考えるとなかなかないのですね。まず、サックスのアイデアを取り入れた楽団がフランス軍楽隊であったことを考えなければいけません(1845年、サックスは軍事大臣のリュミニ伯に申し出てサクソルン主体のバンドを組んで既存の軍楽隊と吹き比べをしてもらい、以後のフランス軍楽隊への楽器供給をほぼ独占した)。さて、当時のフランス軍楽隊のレパートリーはどんなものだったか。ちょっと母体は違いますが関連としてギャルドのレパートリーを考えて見て下さい(ギャルドの所属する親衛隊は王室憲兵隊だったものが1848年のナポレオンによる二月革命で内務省管轄の警視庁の下に組織され、1849年に陸軍省管轄の憲兵隊の所属となった。ここらへんは政局の混乱もあって所属が転々としたり複数の楽団が存在したりとややこしいけれど、赤松文治「栄光のギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団」という本が非常に詳しくまとめています)。試演はアレンジ作品で行われていたのではないかと推測します。
 では、誰かサクソルンに興味を持って作品を書こうとした人がいたか。私は作品表を詳しく調べたことがないのですが、可能性があるとすればベルリオーズ。彼はサックスと非常に親しく、フランス軍楽隊に売り込むときにも協力を惜しまなかったそうですし、アドルフ・サックスに関する文章も書いたりしています。ここらへん、調べてみると面白いかも。ドリーブやグノーなども軍楽隊コンテストの審査員をしているなど縁があるようですので可能性はあり?または、ブートリーなどのギャルドの隊長とかが書いたかも、とか。
 強いて言えば、英国式ブラスバンドは「サクソルン属(中心)+テューバ属+トロンボーン+打楽器」なので、一つの答え(弦楽合奏みたいなもんか?)と言えなくはないけれど、ちと観点が外れているような気がしなくもない。

 ついでだから、サクソルン・テューバ属に関する論文・文献を次の投稿にリストアップしてみます。これらを全部さらえばこの論争に一石を投じることができるかも。さすがに私は目を通していませんが、誰か、代わりにやって(他力本願)

>これからも、更新を楽しみにしています。
 あぅぅ (´д`) とりあえず、意外なところで引用されることが多い「作曲資料」をアップしてみました。って、もっとデータ的なところを先にしろって(笑)
 そういえばこの作曲資料のページ、某出版社が発行するCD-ROMにリンク集として載せるとか。役に立つのかね?

サクソルン属が主体の大編成作品 投稿者:キリエ  投稿日: 5月21日(火)06時08分45秒
情報を求めています。
アドルフ・サックスによるサクソルン属の開発は、オーケストラにおける弦セクションに相当する機能を、管楽器で実現しようとした試みであるとされています。
しかし現状が示す通り、この構想そのものは大成したとは言えません。
その事情について、いくつかの不都合があったことは音楽辞書等で知ることができるのですが、このアドルフ・サックスの構想を具現化した作品は残されていないのでしょうか。
適当な例ですが、つまり「サクソルン属主体で、それ以外の木管・金管は1パート1楽器」といったオーケストラ的な編成で書かれた作品です。
何らかの不都合があったにせよ、それが実感されるためには試演が必要でしょう。
特にサックスの場合は、一つの楽器"群"を作るという歴史的にも稀な実験ですから、興味を覚えた人がそのための作品を作曲、あるいは委嘱している可能性が高いように思われてなりません。
ちなみにある音大の先生に質問したところ、サクソルン属を取り入れた大編成の作品としてF.シュミットの《ディオニュソスの祭り》を辛うじて挙げておられましたが、「でもあれは、他のパートも大量だからねえ...」とのことでした。

>NAPPさん
以前から見ていたホームページですが、書き込みは今回が初めてです。
これからも、更新を楽しみにしています。

訃報 投稿者:NAPP  投稿日: 5月17日(金)23時47分42秒
兼田敏先生の御冥福をお祈り致します。

#多忙のためレスが遅れていることをお詫び致します。

2002年演奏会 投稿者:益野大成  投稿日: 5月16日(木)07時26分45秒
 ここを覗いてる方で札幌周辺の方がどれだけいらっしゃるかは分からないのですが、一応情報として書かせて下さい。
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札幌同人吹奏楽団フェリスタズ 2002年演奏会

 と き:2002(H14).5.19(日)
      開場14時20分 ※開演前のプレ演奏あり(予定)
      開演15時 終演16時頃
 ところ:生涯学習センターちえりあ ホール
      ※地下鉄宮の沢駅直結。
       お車の方は隣の西友駐車場をご利用下さい(2時間まで無料)
 入場料:無料

 曲 目:第1部〜さまざまな吹奏楽
      『ベートーヴェンの主題による速いマーチ』(ヒンデミット)
        ベートーヴェンの吹奏楽マーチのテーマをパッチワーク的に使用した
        管楽合奏曲
      『ドリアンモードの前奏曲』(カベソン/グレインジャー編曲)
        スペイン絶対王政盛時の古いオルガン曲の編曲。瞑想的。
      『誓忠行進曲』(ヴァグナー)
        バイエルン国王の庇護に感謝して書かれた吹奏楽曲

     第2部〜グレインジャーの花束
      『羊飼いのヘイ』(グレインジャー)
      『フェロー島の踊り』(グレインジャー)
      『デリー地方のアイルランド民謡』(グレインジャー)
      『子供のマーチ』(グレインジャー)


http://sapporo.cool.ne.jp/dojin/?


キャリアぐみ 投稿者:プロメテウス  投稿日: 5月12日(日)02時47分59秒
過去ログをぼーっと読んでいたのですが、留学について記述されている部分は、とても面白く読ませていただきました。ところで、ひとつ思ったので、質問してみてよろしいですか?

音楽大学に通わずに作曲家になった人(いわゆるノンキャリア?(^^;)というのは、どのくらい存在するのでしょうか。またそういった人達に対して、音楽の世界では、どう見ているのでしょうか。音楽は、他の芸術分野(美術など)に比べると、学歴ヒエラルキーが強いように感じるのですが・・・。


先日、「徹子の部屋」を見ました。(笑) 
この方、東京音大の卒業生なんですね。

Re: 沼野分類ファイナル 投稿者:のの  投稿日: 5月 3日(金)13時13分54秒
画像ファイルにしても、3本軸はやはり無理だと思います。
データを座標で渡して、自由に回転したりスライスしたりできるソフト(パソコン用にはあるけど、ウェブ対応はしていないでしょう)に打ち込むとかしない限り。

というわけで私は、先の2本軸による広義の戦後前衛世代の25人ヴァージョンを示すことで、このシリーズの書き込みはひとまず一段落させることにしたいと思います(以前ああ書いた以上は、U-50は遠慮しておきます)。

2本軸の定義は分類から帰納的に類推して下さい。
もちろんベスト25ではなく、この世代の日本の現代音楽状況を示すことに主眼を置きました。


矢代   黛   松下真 松平則  篠原

三善  諸井  石井  甲斐  松平暁       アカデミック
                            ↑
池辺  柴田  武満  湯浅  近藤  ドメスティック← →インターナショナル
                            ↓
三木  間宮  八村  一柳  塩見       非アカデミック

松村  佐藤聡  高橋  小杉  刀根

世間は連休らしいですが 投稿者:NAPP  投稿日: 5月 2日(木)17時23分40秒
 場を盛り上げる立場にありながらほったらかしになってしまって申し訳ないです。面白いときに限って忙しい(苦笑)

>沼野分類
 御本人にも御登場頂いていよいよ面白くなってきましたね。
 さて、こうなると誰か一人の分類に代表させるよりも、複数の人による幾つかの分類を並列させてみるのが面白そうに思います。色々な視座の違いによる位置決めの相違がたくさん認められるほうが視野が広がりそう。
 ということで、各人によるチャートを載せてみませんか?3本軸は掲示板では書きにくいので画像ファイルにし(本当はZ軸を使った立体図による分類がいいのだろうけど、web掲載にはちと難しいかな)、うちの「寄稿欄」にまとめて掲載すれば面白いと思うのですが。沼野先生の最初にやったというダンボールに付箋を貼ったものというのも見てみたい。

 ところで、その「各軸」の捉え方にも色々な違いがあるのではないかと思います。例えば「ドメスティック」。音楽的内容は置いといてスタンスだけで名前を挙げますが、三木稔と湯浅譲二。前者は「日本的」を標榜していますが書法的には西洋音楽の伝統を踏襲していますよね。逆に後者は西洋的な媒体や音列などによっているけれど根底を支えているのは日本的精神。何をもって「ドメスティック」とするのか、という定義の仕方によってどの作曲家がどこに位置付けされるかが変わってくると思うのですが。「アカデミック」などもまたしかり。(もしかして自明のことで私が分かってないだけ?)

 また、一人の作曲家でも時期や作品によって全く傾向の異なる人もいますよね。ある作曲家をどこかに分類するということは「シェーンベルクは十二音の作曲家」とするのと同じような危険を孕んでいると思うのです。
 このような分類はあくまでも取っ掛かりとしての叩き台。山のような注釈が必要でしょうね。


>JMLレクチャー
 田中先生、御案内ありがとうございます。
 都合がつくようでしたら今度こそ(笑)参加したいと思います。



 G.W.は仕事漬けです。ここ数日で何時間外に出たかなぁ (;_;)

Re: JML講演会ほか 投稿者:のの  投稿日: 5月 1日(水)12時03分53秒
テニーとかフェラーリとかロンバルディとか、なんか日本はいいですねえ。
私は先日オリヴェロスの新しいバンドを聴いてきましたが(企画したのは即興音楽系の人々)、そろそろ行き詰まってきたかなあというのが正直なところ。5秒〜1分のデジタルディレイをかけて即興を行う意味が、全く見えなかった。ドローン中心ならまだわかるけど、高速パッセージなので。