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近代日本流行歌史 投稿者:菊池清麿  投稿日: 6月29日(日)19時34分11秒
 突然の書き込み、失礼いたします。現在、日本近代流行歌史の研究をしております。近代流行歌は洋楽の手法で作られた民衆歌曲を意味します。大正時代の晋平節に始まり、街頭演歌師の立場から洋楽の手法で作曲した《籠の鳥》で知られる鳥取春陽、ギターマンドリンで感傷と青春のメロディーを創作した古賀政男、その魅力を声楽技術を正統に解釈しクルーン唱法で伝えた藤山一郎(声楽家増永丈夫)の登場までを研究対象にしています。近代日本の吹奏楽史にも興味もあるのでこれからもいろいろとこのHPで勉強させていただきます。

http://http://www5e.biglobe.ne.jp/~spkmas/


時の逝く 投稿者:阿部達利  投稿日: 6月28日(土)06時46分01秒
Morning in Black さん:

伊藤康英作品集 「時の逝く」(CAFUA / CACG-0015)

に収録されています。以下の URL で通信販売も可能なようです。
http://www.cafua.com/

楽譜は伊藤さんの事務所であるイトーミュージックから買えます。
http://www.itomusic.com/index-j.html

あと、この曲は11月3日に行われる筑波大学吹奏楽団の定期演奏会で演奏されます。
指揮は伊藤さんです。

NAXOS松平 投稿者:いしづか  投稿日: 6月28日(土)01時15分52秒
とうとう発売されました。

早速聴いてみたんですが、これが作品、演奏ともに素晴らしい。
特に、「右舞」「左舞」「ダンス・サクレ&フィナル」の3曲。
この3曲を聴くと、「主題と変奏」のことなど、正直どうでも良くなってきます(苦笑)。
実際、「主題と変奏」は過渡的な作品だと思いますし、新古典期の作品としては、1940年代後半の室内楽曲の方が出来が良いかも知れませんね。

とにかく、非人間的でそれゆえに高貴で美しい松平氏の作品に、これ程までに正面から立ち向かった録音はこれまで存在しなかったのでは?万人向けではありませんが、出来る限り多くの方々に耳にしていただきたいアルバムです。もちろん、NAPPさんは買うでしょうが・・・・。

詳しい感想は、スコアと照らし合わせて聴いたあとにでも。

現在「饗応夫人」にハマってます。 投稿者:Morning in Black  投稿日: 6月28日(土)00時19分37秒
↑ブレーン(株)から全曲版が出るそうで。
今は打楽器の配置を想像しながら聴いております。
 1 Timpani,Whistle
 2 Snare Drum,Tambourine,Claves,Whistle
 3 Bass Drum,Tam-tam,Suspended Cymbal,Maracas,Claves,Whistle
 4 3 Tom-toms,Triangle,Castanet,Xylophone,Cow Bells,Cymbals,Whistle
 5 Bongos,Tubular Bells,Glockenspiel,Sleigh Bells,Whistle

話は変わりますが、
「時の逝く」全曲版(<グラールW.O.)を注文しようにも出版社、CD番号などが分かりません。
もし宜しければ教えて下さいませ。では。

RE: テノールホルン 投稿者:田中吉史  投稿日: 6月27日(金)22時14分59秒
HIDEっち様
情報をありがとうございます。早速HPを見せていただきました。写真を見ながら「ああ、さうさう、このやうな卵型の樂噐が二つあつたな」と思い出しました。
ちなみに、僕の曲を演奏した団体の楽器の配置は、舞台の左側にフリューゲルホルンとテノールホルンやバリトン、右側にトランペット群、フレンチホルン、トロンボーン、といった具合になっていて、おそらくこれらは別のカテゴリーの楽器と見なされているような印象を受けました。

ちょうど僕の曲が演奏されたKlangspurenというオーストリアの音楽祭の、別のコンサートで、Wolfgang Mittererという作曲家のSilbersandmusikという大規模な作品が演奏されました。この作品では、コンサートが行なわれた町とその近隣の町村の地元の音楽隊(Bundesmusikkapelle)が多数動員されていましたが、サキソフォンはたしか全く使われていなくて、フルートやクラリネットの他は、テノールホルンやバリトン、フリューゲルなどが大多数だったと思います。

こうやっていろいろ情報を集めてみますと、曲のアイディアとしては、他にいろいろな可能性があったのだなあと、今頃になって気がついたりしています(^^;)。

テノールホルン 投稿者:HIDEっち  投稿日: 6月27日(金)19時29分18秒
 お久しぶりです。HIDEっちです。久しぶりに覗きに参りましたら、興味のある話題でした(笑)。

 Tenorhorn と Bariton ですが、楽器の構造自体、イギリスのブラスバンドに見られる Baritone と Euphonium 程の違いはないです。Tenorhorn は、一応は、Bariton よりも細身です。しかし、製造するメーカーによって、Bariton に近いTenorhorn や、その逆もまたあります。さらに現在は、上級モデルになるほど、太いボアになる傾向がありますので、ホント、ややこしいです。数十年前は、もっとはっきり太さが違っていたようなのですが。

 かつての Tenorhorn が細かったのは、役割上、メロディーやオブリガートの主役を務める1パートと、ハーモニーや後打ちを務める2パートの、合計3パートが必要だったからだと思われます。これに対して、管の太い Bariton が、Bass のオクターヴ上や、Tenorhorn の音色をさらに増幅させるような役割として、1パート設けられていたようです。これが、先の大戦後、まずは軍楽隊の規模縮小(アメリカに近い編成)が始まり、3パートの Tenorhorn +1パートの Bariton が、1パートの Tenorhorn +1パートの Bariton 、もしくは2パートの Bariton(これは Bariton を Euphonium と考えたのでしょう)という使われ方になってきたようです。おそらくこうした事情で、両者の違いが、楽器の構造の上でも、楽曲の使われ方の上でも不明瞭になってきているのでしょう。チェコは、今でも、3+1の編成を駆使しているようですが。

 未だドイツ、オーストリアなどでも混乱は続いているようで、軍楽隊以外のバンドでは、編成も色々のようです。楽曲を出版という現実からすると、この辺を曖昧にしなければならなくなりますが、裏を返すと、作曲者さんは、このあたりを自由に創作できる可能性もあるということですね。

 ウチのHPの徒然草にこのあたりをまとめていますので、宜しかったらご覧になって下さい。

http://www.euphstudy.com/


re:re:自作について2 投稿者:田中吉史  投稿日: 6月27日(金)01時01分47秒
NAPP様

>追加質問なのですが、「Tenor-hrn」と「Bariton(Euph in B)」の違い、というのは如何なものでしたか?
これがですねえ、僕にも良くわかりませんでした(^^;)。なにせ、わずか30分ほどの立ち会い練習が2回とゲネプロで、しかも演奏にはTenor-hrn以外のパートでかなりいろいろな問題があったものですから、個々の楽器をよく観察する時間がありませんでした。
今あらためて録音を聞き直してみると、Tenor-hrnはユーフォニウムよりはもうすこし線の細い音色のようですね。音域的にはB管のトランペットの1オクターブ下、という感じのようです。音量的に鳴りにくい楽器なのかもしれない。僕の作品ではTenor-hrnは人数も指定して1人だけでしたが、2人くらいにして重ねた方が音量的なバランスが取れたかもしれない。ただ、これは演奏者個人の技量にもよるのかもしれない。おそらく通常は和声的な内声を受け持っているのですが、僕の作品では出番は少ないものの細かい音符が多くて(実際、かなり落ちまくっていた ^^;)、そう言う点でも不利だったかも知れませんね。

>日本語で「吹奏楽」と言った場合、吹奏楽人(?)が想像するのは1パート当たりの奏者数が不確定である「ミリタリーバンド編成」であるのに対し、

ああ、なるほど、「ミリタリーバンド編成」という概念が別にあるのですね。これは浅学にして知りませんでした。僕自身はパートをやたら大人数で演奏するのが好きになれなくて、各パートを原則として一人として、すべての奏者のパートを基本的に分けて書いていましたが、そういう概念がすでに確立しているのなら、作品を書く上でも別の発想の仕方があったかもしれない。
次に吹奏楽を書く機会があったら、この掲示板を大いに利用させていただきます(^^;)。

>ここらへんの「吹奏楽の名称問題」はコラムにして発表したい

それは是非是非読んでみたいですね(^^)。いつか是非アップして下さい。
それでは。

あっと、間違い 投稿者:いしづか  投稿日: 6月23日(月)02時39分53秒
下の成立史のジョン・ローズという名は間違い。正確にはビリー・ローズです。
記憶に頼って書いていたら、つい間違ってしまいました。すいません。

サーカスポルカ成立史 投稿者:いしづか  投稿日: 6月23日(月)02時33分07秒
> 今度klavier盤を買っておかなくては。

解説の要約を書き込んでみました。一部情報を足していますが。

サーカス・ポルカ 投稿者:いしづか  投稿日: 6月23日(月)02時31分15秒
そもそも、リングリング・ブラザース・バーナム&ベイリーというサーカス団のために、「サーカス・ポルカ」を書くことを依頼したのは、ニューヨーク・シティ・バレエ団での活躍で知られ、後にストラヴィンスキーに「アゴン」(1957)を、クセナキスに「アンティクソン(対地星)」(1971)を委嘱することになるジョージ・バランシンでした。

このサーカス団は、サーカスの中で踊られるバレエの振り付けを、この稀代の振付師に依頼していたのです。世界最大のサーカスといわれるリングリング・ブラザースならではのことでしょう。

で、バランシンが旧知のストラヴィンスキーへとサーカス用の新曲を依頼することになるのです。

こんな感じの電話で決まったらしいです。

ス「どんな音楽をかけばいい?」
バ「ポルカさ」
ス「誰のために?」
バ「象たちさ」
ス「歳はどれくらいだ?」
バ「若いよ」
ス「若い象たちのためなら、やってみるかな」

で、1941年の12月から、ピアノでのスケッチを始め、翌年の2月5日にはスケッチを完成させています。で、ストラヴィンスキーはオーケストレーションをロバート・ラッセル・ベネットにやらせるつもりでコンタクトをとってもいました。「古いアメリカ舞曲による組曲」等の作品で吹奏楽界でも知られるブロードウェイの編曲家ですね。

閑話休題。ロバート・ラッセル・ベネットとストラヴィンスキーには、こんな話もあります。時代を下った1944年、ジョン・ローズがストラヴィンスキーに「バレエの情景」を委嘱したときの話。ローズは試演で聴いたストラヴィンスキーのオーケストレーションが気に入らなかったのですな。彼曰く「派手さが足りない」。で、こんな電報をストラヴィンスキーへと送ります。

「あなたの新曲は"great success"を収めました。しかしながら、(より大きな)"sensational success"を収めたいと欲するならば、ロバート・ラッセル・ベネットにオーケストレーションを修正させることを許可すべきです」

それに対するストラヴィンスキーの答えは、

「"great success"で十分だよ」

というものでしたが。

さて、余談はおいとくとして。しかしながら、ストラヴィンスキーからの依頼をうけたベネットですが、いかんせん彼は忙しすぎた。
で、依頼を丁重にお断りして、その代わり、デヴィッド・ラクシンを推薦するにいたるわけです。オーケストレーションの実施に当たっては、ラクシンもストラヴィンスキーと相談を重ねており、ストラヴィンスキーもスコアの1ページ毎にお墨付きをつけていくかのような密接な作業が行われたようです。最初に作曲されたピアノ版はあくまでもスケッチということで、元々がサーカス団の委嘱である以上、この1942年の春に、マディソン・スクエア・ガーデンでの興行で初演されたこの吹奏楽版こそが、(本人のオーケストレーションでは無いにせよ)オリジナル版ということになるのでしょう。

re:自作について2 投稿者:NAPP  投稿日: 6月22日(日)19時27分31秒
 相変わらずこまごまとした事に追われてレスが遅れてます m(_ _)m

>ちんぴら指揮者さん
 なるほど、映画音楽の作曲家なんですね。どういう経緯で編曲することになったのか、など面白そうです。今度klavier盤を買っておかなくては。

>田中吉史さま
 引き続いての詳しいお話、ありがとうございました。
 オリジナル編成のほう、とても興味深く拝見させていただきました。Es管のトランペットの使用など、面白いですね。ドイツの編成といえば、かつてのヴィープレヒトとサックスの対立の影響がどれほど残っているのか、と思っていましたが、これを見る限り、だいぶ「ヨーロッパの標準編成」のようなものができているような感じを受けます。サクソルン属とテューバ属の垣根もだいぶ無くなってきているようですしね。追加質問なのですが、「Tenor-hrn」と「Bariton(Euph in B)」の違い、というのは如何なものでしたか?
 アジア音楽祭での「ウインドオーケストラ部門」の要項は私も見ましたが、基本的にクラ以外は1パート1人を想定しているようで、いわゆる「大編成」(一般的に「吹奏楽」と言ったときに想像する)の音になる作品は出てこないものと思っています。それはそれで、どういったものが聴けるのかは面白そうなところです。
 日本語で「吹奏楽」と言った場合、吹奏楽人(?)が想像するのは1パート当たりの奏者数が不確定である「ミリタリーバンド編成」であるのに対し、ノンバンドの音楽家が想像するのは往々にして1パート1人である「弦抜オーケストラ」もしくは「ウインドアンサンブル様式」なんですよね。管楽器の同一パートを複数人で演奏する(ことがある)、ということを知らないという人は実に多い。だから「弦楽合奏の曲を依頼したら弦楽四重奏の楽譜がきちゃった」みたいな失敗例は意外に多い。「ミリタリーバンド編成」と「弦抜オーケストラ」or「ウインドアンサンブル様式」はそのくらい違うものだと思うのですが、いまひとつ区別されていないようで。これに加えて「ハルモニームジーク」も「吹奏楽」と訳されちゃうものだからヤヤコシイ。よく「吹奏楽の名曲を挙げよ」と言われたときにモーツァルトの「グランパルティータ」を挙げる人を見るけど、はたしてこの曲の価値を認めさせたところで「ミリタリーバンド編成」の価値も認めさせられることになるのか、というのは甚だ疑問だったりして。やっぱり違うものですよ、あれは。
 ここらへんの「吹奏楽の名称問題」はコラムにして発表したい(というか、大学院の卒論はコレだったので簡略化して載せたい)のですけど、一体いつ完成するのやら・・・・・


 「日本の吹奏楽150年の歩み」の見本盤が届きました。早速聴いてみました。なんだか戦前編はmollの曲が殆どで、戦後編はdurの曲が殆ど、というのが象徴的。色々な年代の録音があるので、そういった音質の違いが気になる人は気になるかも。あと、曲間はもうちょっと空けてもいいかな・・・・・
改めてみると、選曲と解説の資料的価値には絶対の自信があります (^^ゞ

自作について2 投稿者:田中吉史  投稿日: 6月18日(水)00時24分27秒
NAPP様
お忙しい中御丁寧にレスしていただきありがとうございました。
>具体的にどういう風に編成が異なっていたのかも興味あるのですが、ここらへんは解説に書かれまでしょうか?

アジア音楽祭の解説は(応募と共に提出しましたが)、字数が非常に限られており、編成の詳細までは書けませんでしたので、ここでちょっと書いておきます。
オリジナルの編成は(数字はいずれも人数)、
1Picc, 4Fl, 2Ob, 1Cl(in Es), 6Cl(in B), 1Bass-cl, 2Fg, 1S/A-sax, 1A-sax, 1T-sax, 1Bar-sax,
4Hrn, 4Flugel-hrn, 1Tenor-hrn, 1Bariton(Euph in B), 4Trp(in B), 2Trp(in Es), 3Trb,
1Tub, 1-2SB, 4Perc, 1Pf
でした(この表記で通じますか?)。

Flugel, Tenor-hornなどが入っているところが特徴ですね。TrpのEs管は、B管よりも高いのだと思っていたら、バストランペットなのだそうで、急遽B管で移調して吹いてもらいました(^^;)。初演した団体のトランペット奏者は「仕事しないでさらってんのかな?」と思ったくらいうまい人でしたから、こんな芸当もできてしまったのでした。
この団体の他の曲の演奏を聴いていると、FlugelやTenor Hrnなどが内声をささえており、全体にまろやかな響きがします。サックスなどもダイレクトには使われず、多くの場合、これらサクソルン属の楽器が重ねられているので、あまり鋭角的なアタックなどは聴こえなくなっているようです。「ようです」というのは、実際にスコアを見たわけではないので、あくまでも僕の印象ですから、もしかすると違っているかもしれない。

ちなみに、アジア音楽祭向けに書き直した編成は
1Picc(Fl), 2Fl, 2Ob, 1Cl(in Es), 6Cl(in B), 1Bass-cl, 2Fg, 1S/A-sax, 1A-sax, 1T-sax, 1Bar-sax,
4Trp(in C), 4Hrn, 3Trb, 2Euph, 2Tub, 1SB, 4Perc, 1Pf
という、ごくありきたりなものです。

オリジナルの編成に関する資料が(CD以外)殆ど手に入らなかったので、作曲には苦労しました。結局、自分が知っている日本式(?)のバンドの響きを基準にして書いてしまった面が多いですね(自爆 ^^;)。アジア音楽祭の版では、楽器の数はかなり減りましたが、もともとテクスチャーが薄かったのと、基本的に日本のバンドの編成のイメージがあったので、数カ所妥協しなければならなかった部分を除いて、なんとかなりました。

それと、NAPPさんの一柳作品に対する批評、興味深く読みました。吹奏楽の事を知らない作曲家が安易に吹奏楽を書こうとすると弦抜きオケになってしまう、というのは非常にあり得ることです。僕自身も吹奏楽をやった経験がない(高校時代にオケをやってましたが)ので、一柳氏と同じハメになる危険は多々あり、吹奏楽を書く時は常に警戒しています(もちろん既存の吹奏楽作品の書法に対する不満もありますが)。そんなわけで、僕の作品がNAPPさんにどのように聴こえるか、非常に楽しみでもあり、恐くもあります。
長くなりましたがこの辺で。

デヴィッド・ラクシン 投稿者:ちんぴら指揮者  投稿日: 6月17日(火)19時13分03秒
映画音楽バカの立場からのレスです。

サーカスポルカの編曲をしたというデヴィッド・ラクシンなる人物は映画音楽のベテラン作曲家です。
手がけた作品は正直言って一流の映画はほとんどありませんが、手堅い仕事をやって頑張ってる人です。そうそうTVの仕事も多いですねぇ。
経歴でおもしろいのはチャップリンの「モダンタイムス」で編曲の仕事を手がけてました。
私からみれば逆にラクシンが「サーカスポルカ」の編曲なんかやってた事の方が興味深かったです。

失礼しました。。

http://www2.odn.ne.jp/~cau62570/index.htm


一柳慧「ナグスヘッドの追憶」 投稿者:NAPP  投稿日: 6月17日(火)02時09分08秒
>いしづかさん、益野さん
 サーカス・ポルカの編成に関するお話、ありがとうございました。なるほど、第三者による編曲版なのですね。どうりでニュー・グローヴのストラヴィンスキーの項目に吹奏楽版の記載がないわけだ。

>序破急さん
 先日の中央音楽隊演奏会の後は、あのメンバーが揃うのはなかなか珍しいことでしたね(笑) 貴重な経験をさせて頂きました。
 さて、別宮作品のご紹介、ありがとうございました。なるほど、タイトルにはそういう意味があったんですね。過日も話しました通り、私のリストは存在だけが分かっていて曲の内容までは分かっていないものが実は大半ですので、こういった情報は大変ありがたいです。


 さてさて、その陸上自衛隊中央音楽隊の演奏会で一柳慧への委嘱作である「ナグスヘッドの追憶」を聴いてまいりました。
 一柳が友人であるアメリカの画家、ジャスパー・ジョーンズの別荘のあるナグスヘッドに滞在し、そこがライト兄弟が初飛行を行なった場所であることを知って様々な思いを馳せたことに由来する作品、だそうです。
 曲はクラリネットを中心としたソロによって展開する前半、各奏者が順次に任意の速度で音を発音していく(拍子木風リズム)中間、コントラバスより開始されtuttiに至るオスティナートによる後半、冒頭の雰囲気に戻るコーダ部、から成っているもの。音の趣味としてはオペラ「光」に似ているようでした。
 編成としてEuphを欠き、Saxも2人(1人?)ほど。Clも人数は多いものの全員が吹く箇所はほとんどなし。他の管は1パート1人の三管編成に準拠しており、ObやFgも3人ずついる、というもの。つまり、一般的な吹奏楽編成(ミリタリー・バンド様式)ではなく、「弦抜きオーケストラ様式」と「ウィンドアンサンブル様式」の中間的な存在と言えたのではないでしょうか。ソロによる線的要素が曲の殆どを占めていたのはそのためでしょう。線的な造り方でクライマックスを創るにはオスティナート的に堆積させていって爆発させるのが最も簡単なわけで、そういったところでちょっと展開が読めてしまったのは残念。
 こうした編成を採ったのには「既存の吹奏楽編成の概念を崩す」という意図があったのでしょうけれども、結果としては「オーケストラの管セクションだけ」という別の既存編成に接近するにすぎないものとなってしまっていたのはどうなのでしょうか。むしろ、中央音楽隊の標準編成の中に新たな可能性は見つけられなかったのだろうか、と。バンドジャーナルで言っていたわりには管楽器の新しい表現領域を開拓しようとしていたようには思えなかったし、極端なことを言ってしまえば「吹奏楽である必然性」というのがどれほどあったのかは正直疑問でした。
 ともあれ、このクラスの作曲家が吹奏楽に対して作品を残した、という事実は貴重な財産でして、委嘱を行ない、果敢に演奏に挑戦した陸上自衛隊中央音楽隊には賛辞を贈らせて頂きたいと思います。


 今日、ちょっとした用事のあとにCD屋に。目的はゲレーロの管弦楽作品集。目的のものを手にしたあとに吹奏楽の棚を物色していたところ、今年でたCDにヘンツェ「ラグタイムとハバネラ」の吹奏楽版が入ったものを発見。購入してみました。(Albany records TROY568 「Ragtimes & Serenades」 Depaul wind Ensemble / Donald Deroche)

サーカスポルカ成立史については 投稿者:いしづか  投稿日: 6月16日(月)18時40分52秒
KLAVIERから発売されているCorporon&Cincinnati Wind Symphonyのアルバム"Paradigm"に付いた解説に詳しいです。

木管楽器に比べ金管楽器が多いのは、この曲を演奏したリングリング・ブラザース・バーナム&ベイリーの楽団の編成故で、このアンバランスさについては作曲者のストラヴィンスキー自身も心配しておりました。そこで、編曲者のラクシンはサーカスにあったハモンド・オルガンに目をつけ、それを木管楽器の動きにかぶせることでバランスを修正しようとしたのです。

このアイディアはストラヴィンスキーをも満足させ、編成にはハモンド・オルガンが入ることになりました。ですから、演奏する場合は是非、ハモンドオルガンを加えるようにしてくださいませ。

re;サーカスポルカ成立史 投稿者:益野大成  投稿日: 6月15日(日)07時45分24秒
>>いしづかさん

>デヴィッド・ラクシンによるサーカスバンド版(吹奏楽)

 いやあ、そうだったんですか。知りませんでした。ショットから出ている吹奏楽版の楽譜には、このラクシンなる人物の名は全く記載されておらず、「オリジナル編成」の文字とストラヴィンスキーの名があるのみです。オケ版に比べてオーケストレーションがいまいちな感なのは、サーカスバンドの編成による制約だと思っていたんですが、そういうこともあったんですねえ。ちょっと残念。
 しかし、この吹奏楽版はオケ版より線が明瞭なのがいいところです。たとえば低音で奏されるテーマの部分は、オケで聴くとなんだか分からないんですけど、吹奏楽の場合はかなり明瞭です。
 練習場に楽譜を置いてきているので記憶で書きますが、編成は以下の通り。

Fl(Picc持ち替え)
Solo Cl1、Solo Cl2 
Cl1、Cl2
A.Sax 1
Bar.Sax 1
Solo Crnt1 、Solo Crnt2
Cornt1 、Cornt2、Cornt3
Hr1、Hr2
Tb1、Tb2、Tb3、Tb4
Euph1、Euph2
Tuba1、Tuba2
H.Oegan
Perc 2〜3

 ※Soloと書いてあるパート以外は、本来何人で演奏すべきか不明ですが、おそらく1パート1人でしょう。個人的には役割分担としても色彩の観点からしても、木管高音がもっと欲しい感じ。低音は厚いですが、オケ版を聴けばFgも欲しい。

別宮貞雄氏のブラスバンドのための組曲《映像の記憶》 投稿者:序破急  投稿日: 6月14日(土)22時03分44秒
NAPPさま
中央音楽隊の演奏会ではどうもでした。
ちょっと亀レスですが、別宮氏の《兵庫賛歌》以外の吹奏楽曲について。
NAPP氏のサイトにも記載されている、《映像の記憶》ですが、最近、芸術現代社から出版された別宮氏の著作集『遥か、ひと筋の途を……』(税抜き\4,762)にも詳しく載っています。

引用しますと、
Op.58 ブラスバンドのための組曲《映像の記憶》
T マタンゴ
U 黒い樹海
V はるかなる男
W 鍵の鍵
全16分
初演:1987年11月26日五反田簡易保険ホール
指揮:中台光年
演奏:中央大学音楽研究会吹奏楽部
原譜:作曲者蔵
となっております(機種依存文字がありますが、macの方ご容赦ください)。

曲は映画音楽で別宮氏が使った音楽から愛着のあるものを再構成し、作られています。
いきなり第1楽章から「マタンゴ」とは、なんとも無粋な興味をそそりますね。
どうやら最近改訂されたそうで、改訂初演の日が楽しみな曲です。

サーカスポルカ成立史 投稿者:いしづか  投稿日: 6月14日(土)06時43分21秒
成立順は、

ピアノ・ヴァージョン

デヴィッド・ラクシンによるサーカスバンド版(吹奏楽)

自編のフル・オーケストラ版

です。

レス その4 投稿者:NAPP  投稿日: 6月14日(土)02時31分02秒
>田中吉史 さま
 こんにちは。自作についてのお話、ありがとうございました。なるほど、書き直してあるのですね。ちょっと残念ですが、作品自体にもとても興味がありますので、楽しみにして、聴かせて頂きたいと思います。
 具体的にどういう風に編成が異なっていたのかも興味あるのですが、ここらへんは解説に書かれまでしょうか?


>いしづかさん
 「無窮動」はユン作品にしては縦割りというか、線的な絡み具合が薄いなど、他の大編成作品よりもかなり簡素な印象があります。アジア作曲家連盟としては吹奏楽を書いたアジアの大家として絶対外せないものだったのでしょう。


>大宅裕 さま
 フェラーリ作品は面白そうですね。コラージュ作品というと、どうしても「ストラトーヴェン」の印象が強いのですが(笑) 原田作品も興味ありです。
 ところで、山内で大宅姓で音楽をされていた、というと・・・・・ もしかして御親族に近年退職された、武雄中学で教頭を勤められた音楽の先生だった方がいらっしゃったりしますか?


>益野さん
 相変わらず意欲的なプログラムですね。近場でしたら間違いなく飛んでいくでしょう(笑)。近場の人は(遠くても)、ぜひ。
 「サーカス・ポルカ」はそもそもの原編成がなんだったのか、よく把握してない(というか、全く調べたことがない)のですが。出版されている楽譜は弦が入っているものしか見たことないのです。
 「シューンスリー」はこの中で最も聴いてみたい作品です。「聖歌とフーギングチェーン」と一緒にどこか録音しないものか、と常々思っています。
 益野さん御執心の「ヒース」も実に興味深いですね。ドビュッシー「版画 − 塔」のグレインジャーのアレンジ(オケですが)が素晴らしかっただけに、前奏曲集からの編曲も実に興味深いものですね。 蛇足ながら、最近、ドビュッシーのピアノ曲(ベルガマスク組曲とか)をアンドレ・カプレなどがオーケストラに編曲したものを集めたCDを聴きましたが、どの編曲も今一つピンときませんでした。

 そういえば編曲ものといえば、アジア音楽祭の別の日には、以前この掲示板で紹介したジュリアン・ユー編曲の「展覧会の絵」も演奏されるみたいですね。面白いので、興味のあるかたはぜひ。

レス その3 投稿者:NAPP  投稿日: 6月14日(土)02時29分22秒
>阿部達利さん
 やっぱりこういう演奏会は貴重ですよね。ここ数カ月は注目の演奏会があるので実に嬉しいです。(9月のコレの他、明日の陸上自衛隊中央音楽隊での一柳慧作品初演、7月10・11日の東京音大シンフォニックWEでの伊左治作品、7月13日の国立音大ブラオケでのカレヴィ・アホ作品)
 9月17日にはオフ会でもやりますか?(笑)

 周文中の経歴については実はよく知らないのですが、ヴァレーズとの関係は深いようですね。
http://www.chouwenchung.org/composer/frame.html
 私の中では「中国のエリオット・カーター」という位置付けなのですが。

 「無窮動」は、プロバンドではなくヤマハバンドが演奏するように田中賢に相談して編曲してもらった、というのなら納得がいきます。いしづかさんが書かれているように、原曲の編成は一般的な吹奏楽編成とは言い難いものですので。


>Scaffaleさん
>男声合唱
 まだよく考えてないのですが、多田武彦的世界とは一線を隔したものにできれば、と思っています。いや、その合唱団は多田作品を得意としているそうですが。
 最初はピアノと男声合唱のための「ピアノ協奏曲」でも書こうかと思っていたんですけど、合唱団創立○周年記念委嘱作でそれもないよな、と考え直した次第。

>団体歌
 たしかに作品リストには載らないですね。校歌ならまだしも、社歌や県民歌のたぐいになると、関係者以外にはもうほとんど知られることはない。企業のサイトで公表しているところって、少ないんですよね。
 調べることが難しい、ということを知っているだけにScaffaleさんの「校歌の花束」には脱帽。

>吹奏楽曲
 東吹のサイトでしたか。見たと思っていたのに、おかしいなぁ。ありがとうございました。山本正人時代の東吹はほんとうにプロらしい仕事をしていますね。
 そういえば東吹は次回に團伊玖磨の作品を数十年ぶりに再演する、という話を聞いたのですが。「奏鳴曲」だと嬉しいけれど、たぶん「行列幻想」。

 つい最近、荻久保和明の合唱と吹奏楽のための新作(国体のためのやつ)がプレイヴェントで初演されたそうですが、どうも練習不足に祟られたみたいですね。それでも聴いてみたい。


>マルシュさん
 引き続き、貴重な情報をありがとうございました。
>日本クラウン「日本の信号ラッパ」収録の三重奏
 これは同じ大きさのラッパ3本で演奏していたものですね。たしかに喇叭鼓隊とは全く違うものですね。 ちなみにクラウンのこの曲(オー・シャン)と、今回キングから出るCDに収録されている「陣営」(Aux Champs)は全く同じ曲です。
 蛇足ながら、マルシュさんが気にしていらした山国隊による「維新マーチ」ですが、日本コロムビア「軍歌戦時歌謡大全集(1)」に収録されているようなものとは全く異なった印象を受けて面白いです。現地で収録した日はあいにくの大雨で、体育館で収録したためにちょっと雨のノイズが入ってしまっています。奏楽が始まると全く気にならないのですが・・・・・
 収録時間に余裕があれば「ヤッパン・マルシュ」も入れたかった。

>作品目録に出ていない大沼の吹奏楽作品
 当時は「陸軍軍楽隊作曲」というように個人名が隠されて作られていたものも多いようですので、そのせいなのでしょうね。自筆譜をあたってみて、アラン・タイソンがモーツァルトの作曲年代を特定するときに行なった「透かしによる鑑定」を行なうなどすると、山口常光「陸軍軍楽隊史」で明らかにされていない作品についても作曲者が特定できる可能性があるのですが、なかなか難しそう。
 あとは、ベートーヴェンの例にあるように、機会音楽的というか、作曲者自身によってそういう扱いを受けたということもあるのですね。

>キングのCD
 これは非常に興味あります。谷村氏の解説は大きなヒントになりそうです(機会があれば今度本人にも聞いておこう)。探してみますね。キングのCDならなんとかなる、かも。ありがとうございました。

レス その2 投稿者:NAPP  投稿日: 6月14日(土)02時28分27秒
>98さん
 次回への御要望、どうもです。次回があれば(苦笑)ぜひ参考にさせていただきます。今回のCDは当初は「吹奏楽の150年」ではなく「ペリー来航150年よりの社会を吹奏楽で辿る」という主旨だったんですね。だから「吹奏楽そのもの」ではなく、時事イヴェントに絡んだ作品をを中心にチョイスしているわけです。だから必然的にアマチュア吹奏楽は中心軸から外されていることになっているんですね。(で、知らない間にアルバムタイトルが「日本の吹奏楽150年の歩み」になっていてビックリした)
 それを踏まえた上で、各項目にコメント。
>「そうだその意気」
 国民歌謡をどの選曲にするか、これ、実に難しい問題。世代の全く異なる私には如何ともし難かったので、結局キングの方にセレクトしていただきました。たしかに古賀政男が入っていると面白いなぁ・・・・・
>ちんどん
 せっかく三越少年音楽隊の音が入っているのだから、現代のその姿を収録するのも面白いですね。軍楽隊派生の周辺領域まで考えると入っていても不思議ではないけど、結局はレコード会社が気にするセールス上の収録理由をどうつけるか、という何ともな問題をどう解決するか。
>ラテン
 結局、収録時間の関係で削らざるをえなかった、というのが本音。ニュー・サウンズ・イン・ブラスに代表させる、ということで解説でフォロー。その導入となった岩井直溥による編曲作品を登場させてお茶を濁す結果となっています。本当は大江戸ウインドオーケストラのライヴ録音を混ぜられれば理想だったんですけどね。
>初期のコンクール課題曲
 課題曲としては斉藤丑松「大日本」、須摩洋朔「大空」、團伊玖磨「祝典行進曲」、兼田敏「ディヴェルティメント」、と結構いれたつもりなんですけどね。やはり時事ものと絡まない、という点でほかの課題曲はなかなか候補に入れづらい(3枚組だったらよかったのに)。個人的には喇叭鼓隊部門課題曲の大沼哲「野営の篝火」と、初の公募作品である三沢栄一「シンフォニックファンファーレ」、第一回朝日作曲賞の河出智希「斜影の遺跡」は入れたかった。
>M8
 これもやっぱり岩井作品に代表してもらってます。岩井自体はM8と無関係ですが、あの手のものは解説中で「シンフォニック・ポップス」というジャンルにまとめさせてもらってます。乱暴なのは百も承知ですが・・・・・
>天理とかの演奏、人気自由曲、学校吹奏楽
 本当は小・中・高・大学・職場・一般、それぞれ一団体ずつ収録してアマチュアの演奏レヴェルを示すのは重要なのですけどね。そうすると、ソニーから出ている「日本の吹奏楽20年」のCDと変わらない(笑)。あと、一団体しか入れない、となると「なんで○○が入っているのに●●が入ってないんだ」というコン房の皆さんの声が挙がるのは必至なので、一団体も入れないのがベターかと。それでもコンクールのライヴ録音というのは捨て難く、これなら誰も文句を言わないだろう、というヤマハ浜松に御登場願った次第(これは1975年の全国大会ライヴ)。 しかし、98さん御指摘の天理バンド、というよりも関東吹奏楽連盟を復活させるなどした吹奏楽功労者にして同バンド指導者の広岡淑生の存在は無視できようはずもなく、これは解説中でフォローしてます。
 人気自由曲、となると、むしろ全国大会に出るようなごく一部のバンドが演奏するような曲ではなく、全国の多くのバンドが演奏するスウェアリンジェンやハックビーなどの作品が欲しかったですね。特にジェームズ・バーンズとアルフレッド・リードが入ってないのは痛恨とも言える。リードに関しては国体になぞらえて「ゴールデン・イーグル」を入れてもよかったし、近年の人気作曲家ということでヴァン=デル=ローストを長野五輪にちなんで「オリンピカ」を入れる、ということも考えたんですけどね。ここらへん、私情は挟んでないつもり。

 とにかく、収録時間の関係上、時事モノに焦点を絞るしかなかったんですよ。それでも一つの曲でいくつかの目的を達せられる録音を入れたつもりなんですけどね。

 某スレの方は、もっと余裕がでたらまた書き込みます。どうしても優先順位は
仕事 > メール > 自分の掲示板 > 自分のサイト更新 > 他掲示板
 になってしまいますので m(_ _)m

レス その1 投稿者:NAPP  投稿日: 6月14日(土)02時27分31秒
 いやはや、久方ぶりになってしまいました。最近はチマチマと用事が入ったりして時間が分断されてしまうので、なかなか手付かずになってしまいました。申し訳ないです。サイト管理がなかなかできないように忙しくなるというのは、いいことなのか、どうなのか・・・・・

 前回のレスから二回書き込みされている方にはまとめてつけています。

>ティーンエイジャーさん
 まずは68000カウント、ありがとうございました。記録にお名前を載せさせて頂きますね。

 受験生のころはそんなもんですよね。私も普通校に通ってましたので、受験前一年の土日はほぼ全て模試でした。もっとも、私は「音大受験のレッスンのため」と言って逃げてましたが(ほんとにレッスン行ってたんですよ 笑)

 ルトスワフスキに限らず、ああいう音感覚は色々な音に触れたりしているうちに培われたものなのでしょうね。
 そういえば、ハンガリーっぽい曲(しつこい)で、リゲティの「ルーマニア協奏曲」というのもお勧めですよ(ハンガリーの一部はルーマニア領だったことがある)。民謡的な旋律がかなりモロに出てきます。Teldecから出ている「The Ligeti Project II」というCDに収録されてます。このCDを買ったらまずこの「Concert Romanesc」を先に聴いて、それから他の曲もじっくり聴いてみましょう。(と、私の勧め方には作意があったり)

 邦楽器を使った吹奏楽作品というと、まず思いつくのは櫛田(月失)之扶で、「尺八と吹奏楽のためのフィギュレーション」や「舞楽 II」(筝を使っている)とかでしょうか。ほか、飯島俊成「尺八と吹奏楽のためのコンチェルティーノ II」など、他の作曲家にもそういう作品はあるみたいですね。有名曲では、ピッコロで吹き替えることが多いですが伊藤康英「ぐるりよざ」の二楽章には能管独奏が。邦打楽器はあきれるほど例があるので略。 番外として、ハインツ=ホリガーの「プネウマ」という吹奏楽曲には「笙 または ピアニカ」というパート(?)があります。
 ノヴァンバー・ステップスはオーケストラ曲ですよ。これの吹奏楽編曲版なんて、死んでも聴きたくないですね(笑)

 甲子園のファンファーレって、毎年変わるんでしたっけ?う〜ん、高校野球、興味ないのでちょっと分かんないです・・・・・

演奏会案内 投稿者:益野大成  投稿日: 6月13日(金)07時10分02秒
 久々にお邪魔します。益野です。私の団で下記のようなコンサートをします。この板を覗いている方々は、おそらく遠くて聴きに来られないでしょうが、プログラムのサンプルとしてご覧下さい。今回は念願の小編成の部を作ってみました。

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札幌同人吹奏楽団フェリスタズ2003年演奏会

 と き:6月29日 14:00開場 14:30開演
 ところ:ちえりあ
      札幌市の地下鉄東西線宮の沢駅地下直結
      お車の方は隣接西友の駐車場(有料)が利用できます
 入場料:無料
 曲 目:第1部 20世紀の吹奏楽より
       サーカスポルカ(ストラヴィンスキー)
         コーダにシューベルトの「軍隊行進曲」が出てきます
       バンドのための聖歌(パーシケッティ)
       シューンスリー(カウエル)
         ゲール語で「眠りの音楽」
       スパルタキアードのための行進曲(プロコフィエフ)

      第2部 小編成で
       ヒースの茂る原野(ドビュッシー/グレインジャー編)
        私があちこちで宣伝した曲です
       兵士シュヴェイクの冒険組曲(クルカ)

      第3部 グレインジャーの花束II〜私たちの愛したグレインジャー
       岸辺のモリー
       グレインジャーの2つのメロディー
       カントリーガーデンズ
         素晴らしいオーケストレーションと遊び心のある曲
       スコッチストラスペイとリール
         物凄い数の対旋律です

喇叭鼓隊の音源 投稿者:マルシュ  投稿日: 6月12日(木)14時14分42秒
 手元のCDを探したら、さらに2曲出てきました。

行進曲「東亜の黎明」(大日本吹奏楽連盟) キング KICG3028
行進曲「盟友」   (全関東吹奏楽連盟) キング KICG3058

 いずれも吹奏楽と喇叭鼓隊の合同演奏の曲です。谷村氏指揮の海上自衛隊東京音楽隊による演奏です。いずれも10年以上前のCDで廃盤ですが、図書館等に置いてないでしょうか。特にKICG3058の方では、谷村氏が解説で喇叭鼓隊や雑誌「ブラスバンド」について言及しています。分量が多くて、ここに書くと「引用」の範囲を越えてしまいますので、転載は差し控えます。

演奏会情報等 投稿者:大宅裕  投稿日: 6月12日(木)05時41分54秒
はじめまして。とはいっても、以前に、フルーティストの渡瀬英彦氏とのデュオコンサートの案内を、NAPP氏にこの掲示板でして下さいました。ありがとうございます。
それでですが、この度、2003年7月18日(金)に、東京文化会館の小ホールで私の妹の大宅さおりと、2台ピアノデュオのコンサートを開催しますので案内させて下さい。

プログラム
Program
クロード・ドビュッシー: 夜想曲 <雲><祭><シレーヌ>/ラヴェル編曲/1892
Claude Debussy: Nocturnes- (Nuages) (Fetes) (Sirenes)
ジョルジュ・リゲティ:  記念碑、自画像、運動/1976
Gyorgy Ligeti: Monument, Selbstportait, Bewegung
原田 敬子: 2台ピアノの為の新曲委嘱(タイトル未定)/2003/世界初演
Keiko Harada: A commissioned work for two pianos/2003 World premiere
リュック・フェラーリ: 追憶を辿って語られた幻想のような/1989〜91/日本初演
Luc Ferrari: Comme une fantaisie dite des reminiscences/Japan Premiere

2003年7月18日(金)
18:30開場 
19:00開演
東京文化会館小ホール
台東区上野高遠5-45 Tel 03-3828-2111
全席自由 4.000円 学生席 2000円

関連サイト アリオン音楽財団 http://www.arion-edo.org/tsf/2003/program/k03/?year=2003&concertId=k03&lang=ja
関連サイト エアリエル http://www2.gol.com/users/ariel/concert/200307/sche_20030718.html

マネジメント・お問い合わせ:エアリエル Tel.03-5462-2145 Fax.03-5465-2144
エアリエルホームページ http://www2.gol.com/users/ariel/

特にリュック・フェラーリの作品は、バッハの平均律曲集の素材を、彼特有の斬新さで再創造した、非常に魅力的でユニークな作品です。是非御来場下さると、嬉しく思います。
それで、ちょっとPSなのですが、実は、うちの父がNAPP氏と同じ、武雄高出身なのです!この度、プロフィールを拝見させて頂いて、あっ!と驚きました。ちなみに、私の実家は山内町です。ということで失礼しました。

http://www.geocities.com/oyaduo


無窮動 投稿者:いしづか  投稿日: 6月 9日(月)06時55分05秒
> 今回は原典版でやるのでしょうかね?この曲は楽譜も持っていますが、
> 一体どこに編曲の手を加える必要があったのか、今一つ分からないの
> ですが。

編成は、
Fl3,Ob3,Cl3,Fg3,Hr4,Tp3,Tb3,Tub1,Timp1,Perc2,Cb4-8 でしたね。
コントラバス奏者を4人〜8人揃えるというのが、吹奏楽団体での演奏ではネックになるのでしょう。
しかし、この曲はそんなにいい曲でもないような気が・・・。
同じCDに入っている「8重奏曲」などは、大陸的な息の長い持続が作品へと昇華されていていい感じなんですけどね。

68000 投稿者:ティーンエイジャー  投稿日: 6月 7日(土)19時50分43秒
こんにちわ☆ぴったし68000カウント目に参りました・・・。びっくりびっくり・・・。だけどなんか嬉しい気分でした☆

私は甲子園の開閉会式に、かの淀川工業高校ブラバンと丸谷明夫先生の指揮で歌ったことがあるのですが・・・・そこで聞いた開会のファンファーレが忘れられないんですよね・・・。どなたか曲名とかご存じじゃないですか・・・?(-_-;)教えてください・・・。

自作について 投稿者:田中吉史  投稿日: 6月 5日(木)00時28分36秒
こんばんわ。
久しぶりに覗いてみたら、自分の曲の話題が出ていたので、うれしくなってコメントします。(^^)
9月にアジア音楽祭で演奏される「ウィンド・オーケストラのための協奏曲」は、オーストリアのSwarovski Musik Wattensという職場バンド(Swarovskiって、ガラス工芸で有名な会社です)のために書いたものです。
もともとは、このバンドの編成に合わせて書いたので、普通のトランペットなどの他、フリューゲルホルンやテナーホルンも含んでいましたが、アジア音楽祭の募集要項では、編成が厳密に指定されていたので、結局オーケストレーションしなおしました。なので、日本でごくフツーにみられる編成で演奏されます(^^;)。
そう言うわけで、のっけから幻滅させてしまいましたが(^^;)、一般的な吹奏楽作品とはだいぶ違う響きのする曲ではないかと思いますので、皆様是非聴きにいらして下さい。

喇叭 投稿者:マルシュ  投稿日: 6月 4日(水)23時16分41秒
NAPPさん、こんばんは。

>>あとは、それこそ信号喇叭の重奏で礼式曲を演奏していた旧来の「喇叭隊」と
>>「喇叭鼓隊」はどの程度区別されていたのか、あるいは区別する必要があったのか、
>>も気になっています。

 文献的なことは全然わからないのですが、前者は日本クラウンの「日本の信号ラッパ」(CRCI-20184)に、「明治初期のラッパ譜(三重奏)」として収録されているものではないかと思います。これを聴くと、喇叭鼓隊とは全く別物ですね。

 チマチマした作品が全集に載らないというお話がありましたが、先日来、この掲示板に書かれた大沼の吹奏楽作品も、「作曲家大沼哲の生涯」に掲載の作品目録に出ていないものがいくつかあるのです。

 ベートーヴェンの行進曲のうち、特にヨルク軍団行進曲は、たぶん録音が100種類以上ある超有名曲ですが、ベートーヴェン作品としてはWoO18にしか過ぎないですし。

いろいろ 投稿者:Scaffale  投稿日: 6月 4日(水)19時14分20秒
> 再来年初演予定の20分ほどの男声無伴奏合唱曲
男声合唱に進出ですか。私はこの分野の出身ということもあり、新たな作曲家が加わるのは本当にうれしいです。

前回書かなかったのですが(未出版のようだから)、ベリオにはシチリアの民謡からとった「2つのシチリアの歌」という無伴奏男声合唱曲があります。一番聴いてみたいのは実はこれなのです。

> ファンファーレや御当地曲の類は公式作品リストに載らないことも多い(というか殆ど)
団体歌も同じですね。作詞者(詩人・作家など)の全集に載らないこともあります。団体歌や御当地曲を発表した際に学校に求められて書いた文章ともなると、掲載率がかなり低くなるようです。

さて、先にあげた吹奏楽曲のソースを書いておきます。

木下牧子「ファンファーレ」
『混声合唱組曲 光る刻』(カワイ出版)の巻末に掲載されている、作曲家の「代表作品リスト」。20年ぐらい前の作品。昔のプロフィールにもこの作品のことが載っていました。
メールで本人に問い合わせたところ、作曲した記憶がほとんどないとのこと。

別宮貞雄「兵庫賛歌」
別宮貞雄『音楽に魅せられて 作曲生活40年』(音楽之友社)

小林秀雄「吹奏楽のための序曲」
http://www.f5.dion.ne.jp/~tousui/teiki2.html

前回書き漏らしましたが、石丸寛 序曲「吹奏楽のためのエスキース」という作品もあります。
http://www.f5.dion.ne.jp/~tousui/teiki1.html

http://www007.upp.so-net.ne.jp/scaffale/


9月17日 投稿者:阿部達利  投稿日: 6月 4日(水)15時18分51秒
仕事がせっぱつまっていなければ(^_^;)、たぶん聞きに行くと思います。
やっぱり、こういうのを聞きに行かないと。

周文中ってヴァレーズの弟子でシャイーが振った全集とかを監修している人でしたっけ?

あと、《無窮動》はヤマハ吹奏楽団のために編曲されたはずです。
定期演奏会や全日本吹奏楽コンクールの招待演奏で演奏されています。
編曲の経緯はよく知りませんが、弟子である田中氏の希望だったのではないかと。

書き場所使い分け 投稿者:98  投稿日: 6月 3日(火)20時24分20秒
件のCDについて。
次回に期待は
「そうだその意気」(できれば職場系のバンドで)と、編成上無理があるのは承知ですが、ちんどんを是非。
上で書いてるコロムビアブラスバンドも…キングからではいかにも無理っぽいですが。
別に書く機会があるかもしれないけれど、選曲だけ見て思ったのは、
ジャズ入れるなら、ラテンも入れないと、と思います。
タイトルに合わせるなら、初期のコンクール課題曲やM8とかも含めないと、とも思います。
天理とかの演奏や、フェスバリとかの人気自由曲も。
コンクール偏重へのアンチテーゼとしての意味もあるのだとしても、「〜の歩み」とするなら、
学校吹奏楽から目を逸らすのも、ちょっとなー、と。ソニー、ビクターとかとの権利関係もむつかしそうですが。

軍楽隊の俗曲系の演奏と、民間バンド、ちんどんの演奏をまとめて復刻してくれないかなー。
日本のSPのタイトルが調べられる資料が最近刊行されているので、ちょと調べてみるつもり。

久しぶりに・・・ 投稿者:ティーンエイジャー  投稿日: 6月 3日(火)18時52分52秒
久しぶりに・・・なってしまいました・・・(-_-;)
なぜかって、それは、受験生にはテストが付き物だから・・・。1日11時間かけての全国模試・・・。ありえない・・。(~o~;)

さて・・。
NAPPさん。ルトワフスキについての回答ありがとうございました。ちょっとがんばって聞いてみています・・・。ああいう曲って、やっぱり、頭に浮かんだものを書いているんでしょうね・・・。彼にはもともとああいう和音の感覚があったんでしょうか・・・?・・・不思議ダ・・・。

・・・こうみえても、一度尺八作りにチャレンジしたことがあるんですが、あれは結構面白い楽器だと思います。音を出すのは難しい事もありますが、深く、情趣あふれる音を醸し出してくれます・・・。・・・。吹奏楽に、尺八とか、篳篥とか、笙とかを使っている曲って、あるんでしょうか・・・?(ノーヴェンバーステップスとか?)

res 投稿者:NAPP  投稿日: 6月 3日(火)17時03分29秒
>いしづかさん
>田中吉史「ウインド・オーケストラのための協奏曲」
 たしか、ドイツのほうのアマチュア吹奏楽団の委嘱作、ということでしたよね。ドイツの方、ということはサクソルンと似たような実は違う楽器、ということもありえたり・・・・・ 佼成がどの楽器を使用するのか、ちょっと見物だったりします。

>難産だったようで・・・
 いやはや、大変です。というより、まだ終わってなかった(泣)。 油断できなそうです。


>JUNさん
 プログラム中で唯一(たぶん)、CDが出ている作品ですね。今回は原典版でやるのでしょうかね?この曲は楽譜も持っていますが、一体どこに編曲の手を加える必要があったのか、今一つ分からないのですが。
 今回のプログラムでは、私は周文中の作品に注目していたりします。周はアメリカン・ウインド・シンフォニーの委嘱で「Metaphors (Four Seasons)」と「Riding the Wind」の二曲を書いていますが、今回のは後者でしょうか。
 周作品は(私の思った曲なら)AWS編成、尹作品が(原典版なら)弦抜オーケストラ、田中作品がドイツ式編成、ということで、日本の吹奏楽編成の概念とはちと違う作品が揃いぶみしていて、興味深いです。


>Scaffaleさん
 ベリオ「マニフィカト」は私も聴いてみたいです。ベリオの合唱曲は「coro」ならよくCDを見かけるのですけどね。
 現代合唱作品(無伴奏)といえば、先日FMで放送されていたフランチェスコーニ「私に血を流させて」(2001)がかなり私好みでした。
 そういえば私も再来年初演予定の20分ほどの男声無伴奏合唱曲を書かないといけないのですけど、まだテキストも決めてないなぁ・・・・・

 木下作品、別宮作品、小林作品、いずれも知りませんでした。ありがとうございます。ファンファーレや御当地曲の類は公式作品リストに載らないことも多い(というか殆ど)ので、実に探しにくいのですよね。近年はネット上に記録として公開されていることも多いのでそれで分かることもあるのですが、昔のになるとほとんど分からない。
 よく吹奏楽団のサイトとかで「○年、●×の式典演奏に参加」とか書いてありますけど、できれば演奏した曲まで書いてくれると助かるのに (;^_^A

ベリオ 投稿者:Scaffale  投稿日: 6月 3日(火)02時18分54秒
ごぶさたしております。『ベリオ 現代音楽の航海者』は手元に置いています。
彼の作品では、初期の作品である管オケと合唱のための「マニフィカト」を聴いてみたいですね。

日本の合唱界は、ここ10年ぐらい北欧・東欧ブームで、現代ドイツ、フランス、イタリア、アメリカ、アジアの曲がなかなか演奏されない(紹介されない)のを残念に思います。
「Canticum novissimi testamenti」「There is no tune」「E si fussi pisci」(どれも無伴奏)を演奏してくれる団体はないものでしょうか?

♯「現代作曲家の吹奏楽作品」に収録されてないものとして、木下牧子のブラスアンサンブル作品「ファンファーレ」(全作品リストに載っていない!)、別宮貞雄「兵庫賛歌」から終曲、小林秀雄の「吹奏楽のための序曲」がありますが、これはご存知でしょうか? 木下さんのはぜひ聴いてみたい。

おおっ!2 投稿者:Jun  投稿日: 6月 2日(月)19時32分10秒
>尹伊桑(韓国・ドイツ) 「無窮動」

大分前に、東京芸術劇場での佼成WOの定期演奏会で聴いた覚えがあります。
(というか、これを聴きに行ったのですが。)
異様なまでに重々しく、異様なまでにテンションが高かった、という印象が残っています。
確か編曲は田中賢さんだったと思いますが。

『大作曲家の吹奏楽』、今日タワーレコードから届きました。
楽しみ楽しみ(^^)。
キングレコードの企画ものCDも是非買わせていただきます!

おおっ! 投稿者:いしづか  投稿日: 6月 1日(日)23時06分45秒
> 田中吉史(日本) 「ウインド・オーケストラのための協奏曲」

田中さんのこの曲が日本初演されるのですか。
サクソルン族などを多用した、日本ではなじみのない編成のために書かれている
と聞いていたので、日本での演奏は難しいかと思っていたのですが。
これは聴きに行かなくては。

> 実際、直前に収録曲や演奏団体が変更になったりしましたので、フライングで
> 公表しなくて、ほんとによかった。

難産だったようで・・・。
おつかれさまでした。

演奏会情報 投稿者:NAPP  投稿日: 6月 1日(日)21時12分53秒
9月17日(水)〜23日(火・祝)にかけて「アジア音楽祭2003in東京」が開催されますが、その初日の「オープニング・コンサート」は吹奏楽の演奏会になっています。
18:30開演、文京シビックホールにて、演奏はダグラス・ボストック指揮、東京佼成ウインドオーケストラです。
曲は、以下の通り。
草野次郎(日本)  「祝典ファンファーレ」
S.パク(韓国)  「シンフォニック・ゲーム」
F.ラム(香港・英国) 「内光」
R.ルメイ (カナダ) 「ラマラ」 (Sax:須川展也)
田中吉史(日本) 「ウインド・オーケストラのための協奏曲」
尹伊桑(韓国・ドイツ) 「無窮動」
周文中(台湾・米国) 「禦風」
B.ピゴヴァ(イスラエル) 「イエメンの風」

http://www.composer.or.jp/amf2003.html

re:喇叭鼓隊 投稿者:NAPP  投稿日: 6月 1日(日)18時28分13秒
>いしづかさん
 青土社の「ルチアーノ・ ベリオ -現代音楽の航海者」は図書館にありますので、今一度眺めてみることにしますね。
 例のCDは、収録曲が確定できたのはCDジャケットの稿了の日の朝、というギリギリの橋を渡りました(笑) なので、正式なアナウンスは今になってやっと流せるようになった、という次第です。実際、直前に収録曲や演奏団体が変更になったりしましたので、フライングで公表しなくて、ほんとによかった。収録できなかった作品や候補にあがった曲には惜しいものがたくさんあったのですけどね。今回のが売れれば第二弾があるかもしれないので、皆さん買ってください(懇願)

>マルシュさん
 貴重な情報、ありがとうございました。
 コロムビアのも、日本クラウンのも持っていたのに参照するのを忘れていました。なんと情けない。他に探してみたら、キングレコード「復刻版!戦前日本の名行進曲集 〜陸軍軍楽隊篇〜」(KICG 3070)に収録されている和田小太郎・大沼哲合作「我等の軍隊」も吹奏楽と喇叭鼓隊の合奏用行進曲でした。
 八巻氏の解説では「小喇叭、中喇叭、大喇叭」と三種類の喇叭ですが、ご紹介頂いたビクター月報によると「高低四種の音色を出し得る四種の喇叭十数個」とのこと。CDを聴いた限り、たしかに全てB管の倍音列上の音だけで構成されているようでしたが、音色的には「Trp、Trb、Tuba」のような音がしているように感じられました。一体どんな楽器系統を使用していたのかよく分かりません (;^_^A 全てB管なのであれば音域的にTubaの音域、Trbの音域、Trpの音域の三音域が適正なのでしょうけど、もし四種類の喇叭の使用ならどの音域に重複があったのか、また、発音システムが違ったのか、と、色々と考えたい点があるようです。普通の喇叭の音域ならそれを使ったのだと思えますが、「大喇叭」というのはどうだったんでしょうね。ただ単に1 pos.しか使わないトロンボーンのことだった、とか、実はそういうもので、特別な楽器を使ったわけではなかった、とかでしょうかね?いずれにせよ、昔の音楽雑誌などをもうちょっと閲覧してみれば色々分かりそうではあります。
 ちなみに、1934年(昭和9年)のフランスのファンファールの編成は「Clairon 24 、Bugle 8 、Trumpet 5 、Cornet 2 、Soprano Saxophone 3 、Alto Saxophone 2 、Tenor Saxophone 2 、Baritone Saxophone 2 、Horn 4 、Trombone 4 、Baritone 2 、小バス 3 、Bass 2 、Snare Drum 20 、Percussion 4」(赤松文治 「栄光のギャルド・レピュブリケーヌ吹奏楽団」より)。

 あとは、それこそ信号喇叭の重奏で礼式曲を演奏していた旧来の「喇叭隊」と「喇叭鼓隊」はどの程度区別されていたのか、あるいは区別する必要があったのか、も気になっています。

 喇叭鼓隊は大沼創案、ということでおそらく間違いないようですが、音楽之友社「吹奏楽の編成と歴史」で創案の年が1927年(昭和2年)と断定されているのは、どういう事柄が決め手になっているのでしょうね。
 日本の民間、特に学校における吹奏楽の普及という観点から喇叭鼓隊を見てみると、軍楽隊と民間音楽との関係に新たな視点が開けるような気がしています。
 とりあえず、第一回全日本吹奏楽コンクールの喇叭鼓隊部門の課題曲であったという大沼哲の意想曲「野営の篝火」の楽譜と音を手に入れてみたいものです。

 長々と書きましたが、上記について色々調べてみたいと思っています。もし何かお気付きのことがありましたら、ぜひ教えてください m(_ _)m



 最近、西宮高等学校吹奏楽部のCDが限定販売として出ましたが、これに大前哲「アクセス」が入っているそうです。とっても聴いてみたいのですが、これ一曲のために高校バンドの4枚組のCDを買うのはどうかなぁ、と躊躇していたら近場では売り切れになってしまいました。
 どなたか買った方、この曲の概要を教えて下さい m(_ _)m