ご無沙汰しておりました・・・。
先日、吹奏楽コンクールの地区大会が開催され、行って来ました☆
定番の曲から、おっ!と気を引くような曲まで様々でしたが、コンクールともなるとそれ相応の雰囲気があって、演奏者の意気込みが伝わってくるようで、自分としては結構好きなのです・・・。
普門館で行われる全国大会には足を運ばれる方も多いかと思いますが、私は地理的要因から行くことが出来ないのが、残念でなりません・・・。。
さて、話は変わりまして・・・。本格的に吹奏楽のスコアを浄書するのに使えるいいソフトとかご存じじゃないですか??(T_T)2つほど持ってはいるのですが、スコアが全部入らなかったり、バグったり・・・と、かなりの苦戦を強いられております・・・(-_-;)
・・・m(_ _)mどうか教えてやってください・・・(~o~;)
古い写真を見ますと、軍楽隊員が手すきのときに遊びで吹いているのはありますが、正規編成に取り入れたのは1935年の空軍軍楽隊からです。
第一次大戦敗戦で保有を禁止されていた空軍を再建したのがこの年で、空軍軍楽監に就任したハンス・フェリックス・フザーデルが、アイデアマンというか改革家というか、そういった人でしたので、従来の軍楽隊のサウンドに飽き足らず取り入れたようです。
ナチス時代、サキソフォンは「黒んぼの楽器」として蔑まれていましたので、軍楽隊の正規編成に取り入れるということは、われわれが想像する以上の困難があったと思われます。
陸海軍は編成に採り入れることなく1945年の敗戦を迎えましたので、正規編成としたのは戦後、西ドイツ連邦軍や東ドイツ国家人民軍になってからです。
サックスが好まれなかったのは、ドイツの伝統的な軍楽のレパートリーにその音色が馴染まないことがあるのではないでしょうか。戦後、正規編成に採用したとはいっても、このようなレパートリーの録音を聴くと、サックスははずすか、控え目にしか参加させないケースが多いです。
7月3日以降の書き込みに対するレスです。いつものことながら、遅くなって申し訳ない限りです。あまりにも亀レスなので、過去ログも参照のこと。
>きよたかさん
皇紀2600年のスコア、ちょっと魅惑的なものでした(笑) 当時はどのくらいこのスコアは売れたのでしょうね?
NAXOS松平盤の高関/大阪センチュリーは実に名演でした。この組み合わせの演奏は私は初めて聴いたのですが、これが最後となる(だろう)というのは、残念な気がします。
>マルシュさん、こうじさん、阿部達利さん
ドナウエッシンゲンの再現CDについてのお話、ありがとうございました。(そしてマルシュさん、お世話になっております)
大規模な現代音楽祭で吹奏楽特集が組まれたものを、こうして再現CDでずっと振り返ることができる、というのはありがたい限りです。日本でも吹楽だけじゃなくて、今度のアジア音楽祭とか、そういうものもCD化してくれないものでしょうかね。
トライエムのクラシック部門閉鎖は驚きでした。マルシュさんが書き込みをされた直後には神原音楽事務所が閉鎖を決める、など、寂しい話題が耳につきますね。
>HIDEっちさん、98さん
ドイツでのサクソフォンの扱いは興味深いところです。日本の戦前・戦中の海軍軍楽隊のドイツ式編成でも当初はサクソフォンを含んでいないのですよね。ドイツでなかなか導入されなかったのはヴィープレヒトとサックスが仲が悪かったから、というのが理由なのでしょうが、世界的にサクソフォンを含むことが主流になったので、近代では含むようになったのでしょうかね。そこらへんの具体的な背景がよく分からなかったり。
ドイツの吹奏楽入門書「Handbuch der Blasmusik」(Schott)のサキソフォンの項目には「いつから」ということは書いてないのですが、どうも「アメリカの影響」とか「ビッグバンドの影響」とか、そういうことが書いてあるっぽいです。(私、ドイツ語読めないので、こうした単語があることから推測)
ちなみに、この本には Es-Trompete に関しても記載がありましたよ。
>98さん
メフテル起源のバンド、というのは、つまり、複数の同一楽器で同一のラインを演奏する形態、ということですね。結果として発生するヘテロフォニックな音響を模するためにショーム属を多用した「オーボエ・バンド」がヨーロッパに導入されたのであって、メフテルの影響はここにあると思います。ヨーロッパのオーボエ・バンドは小規模な編成のもの(ハルモニームジークに直結)だけが注目されがちですが、オーボエだけで20人を超えるようなものもあったことは忘れてはならない点ですね。(ex. ヘンデル「王宮の花火の音楽」の原編成)
>洋楽学徒さん
お書きになられた内容は、当サイトよりも、むしろ菊池清麿さんのサイトに関することですね。 今後ともよろしくお願い致します。
>JUNさん
兼田敏の「ディヴェルティメント」はこれまでにも多くの音源があったわけですが、今回は朝比奈隆/大阪市音という組み合わせで収録できたのがいいですね。兼田・保科という作曲家をどのような形で折り込むかには腐心しました。
資料的価値の高いCD、というと「黒船以来」、「大作曲家達の吹奏楽」といった国内版以外でも最近見るようになりました。例えば輸入盤では、先の話題に絡めると、トルコの軍楽隊による1904年から1934年あたりの録音の復刻CD「Osmanlt Marslari (The Ottoman Military Music in 78 rpm Records)」(Kalan)なんてのが6月に出ていたりします。
>渡部先生
ネギトロを思い出します(笑) 富山からの書き込みですね。 「活劇サイレント」は楽譜を拝見しましたが、面白そうでした。
最近はマシな食生活を送っているつもりです >K先生
>いしづかさん、田中吉史さま
CDによる「TEMPUS NOVUM XIII」は岡村さんのところなど、好評ですね。私は近日中にnadiffから買おうと思っています。皆さんもぜひ。
ちなみに、この種の宣伝はむしろ大歓迎ですよ。
>名を秘す さん
拝見しました。どうしても選曲した人間(=私)の傾向からして、ポップス関連からみてどう見えるのかというのがピンとこなく、とても興味深く読ませてもらった評でした。ポップス的観点から選曲した同種のCDが出れば、色々と比較ができて面白そうです。そういうの、誰か作ってくれないかなぁ。
国立音大の演奏会感想は、後日ということで。
『黒船以来』のレコード評がミュージック・マガジン8月号に載っています。
いしづか様
>例のCDの宣伝はされないのですか?
いや、「商用目的」と言うことになってしまうかなと、ちょっと遠慮していたのですが...
振られたので、宣伝させていただきます(^^)。もし不適当と言うことでしたら削除して下さってかまいません>NAPPさま
<<<TEMPUS NOVUM XIII on the Disc>>>
このところ、これと言った活動が無かった作曲家グループ「Tempus Novum」ですが、第13回目の活動として、「録音物」をテーマとした自主製作CDを作りました。これまでは毎回コンサートを行なってきましたが、今回はテーマにより相応しく、CDという形で作品を発表することになりました。
収録作品は、
1. 山本裕之/遠近法
2. 鈴木治行/Rain
3. 鈴木治行/四角く光る小窓から
4. 山本裕之/マタイ受難曲受難
5. 田中吉史/Schwaz Etude
6. 横島浩/Lere 1
7. 田村文生/歌の環
8. 横島浩/Lere 2
の8曲、合計65分42秒です。
田中作品は、昨年9月オーストリアの田舎町に滞在した際に収録した環境音を中心に構成したものです。また、以前ここで話題を出させていただいた当地のバンドによる拙作の演奏の一部も使われています。
このほか、パリで製作された山本作品(1)や、珍しく政治的な素材が使われている鈴木作品(3)、打ち込みによっていつも以上にコンセプトが明解な横島作品、そして、23本のクラリネット(多重録音)のための田村作品など、バラエティに富んだ内容となっております。
このCDは、表参道と渋谷・東急BUNKAMURAのNadiffで店頭販売の他、山本裕之氏運営のサイト「音ヲ遊ブ」内にあるTEMPUS NOVUMのコーナー(下記)からも通販する予定です。お値段は、店頭販売や通販の場合1980円(税込、送料別)です。または私を含むTEMPUS NOVUMメンバーに直接御連絡いただいても結構です(その場合は多少サービスがある...かもしれない ^^;)。
>田中吉史さま
例のCDの宣伝はされないのですか?
書く、と予告しとかないと忘れてしまいそうなので。
(ということで、レスは後日となります)
今日行った国立音大の定期演奏会の感想をそのうち書こうと思います。
オリジナル編成(最大編成ではないようでしたが)による「ディオニソスの祭」や、カレヴィ・アホの「トリスティア」など、とても意欲的なプログラム。やっぱり音楽大学の吹奏楽はこうあるべきだ、と思いました。
課題曲が含まれていないためか、この時期の演奏会にしては中高生のお客さんが少なかったような気がしますが、顧問はむしろこういう演奏会にこそ連れていくべきでしょう。
ちなみに、この演奏会はオーケストラ・ニッポニカの演奏時間と見事にバッティング。ニッポニカはCDが出ることを信じて諦めました。
久しぶりに書き込みます。
今日は,富山で・・・・,わかりますね?
「南蛮」の大作曲家も一緒です。
サイコーです。新作もサイコーです。
ちゃんと食事するよう,K先生もおっしゃっております。
皆様,お邪魔しました。
先日CDが到着して以来、通勤途中に少しづつ聴いています。
歴史的な文脈から吹奏楽に触れる、という経験が今までなかったので、とても新鮮です。ということは、いかに今まで「学校吹奏楽」と「コンクール」という枠に縛られていたか、ということにもなりますが(苦笑)。
『吉志舞』や『南蛮回路』、矢代の『式典序曲』など、面白いですね。
ちょっと驚いたのが『吹奏楽のディベルティメント』(兼田敏)。昭和42年の課題曲!とは思えないほど、完成度の高い作品ですね。演奏したくなりました(^^)。
このところ『黒船以来』、『大作曲家達の吹奏楽』と、資料的価値の高いCDの発売が続いていますね。
戸田邦雄氏が8日、肺炎のため逝去されました。87歳。
日本人として初めてギャルドのために作品を書いた作曲家です。
御冥福をお祈り致します。
日本洋楽史を検索しまた。いろいろなHPがあるものです。
なかでも近衛秀麿のコレクションや流行歌の視点で日本の洋楽の歴史を書いているものもあり大変満足しました。吹奏楽の分野は不勉強であまり知識がないのであまり書くことができませんが、これからもたびたび拝見させて頂きます。
それから、藤山一郎は私の中学の校歌を作曲した人で昔、講堂で歌を聴きました
おじいちゃんなのにすごく綺麗な声に驚いたことがあります。
複数の文献によれば、(トルコ語と英語並記のモノですが)foldの数はいろいろで、9は神聖な数だったので皇帝のバンドだけ、だったのですが、メフテル撤廃前になると、これを守らずに10を越える編成になっていったようです。
re:ドナウエッシンゲン 投稿者:マルシュ
投稿日: 7月 7日(月)18時20分01秒
>>阿部達利さん
米国のサイトのご紹介ありがとうございます。ここはよく調べるとページの更新の速度がちょっと遅いかな?という感じがしますが、たしかに品揃えは多いので検討中です。
re:メフテル 投稿者:マルシュ
投稿日: 7月 7日(月)17時54分28秒
>>メフテル自体は、各パート1人ずつで、1fold、地位によってそれが5foldsだったり9foldsだったり。
当方が東京でメフテルの公演を聴いたときのトルコ大使館員の解説では、基本が各パート3人ずつで、これを召し抱える者の地位によって、2倍編成にするか、3倍編成にすると聞きました。3倍編成は最大のメフテルで、これは皇帝直属のものだそうです。
ドナウエッシンゲン 投稿者:阿部達利 投稿日: 7月 7日(月)00時40分14秒
以下のアメリカのサイトでも購入できるようです。
http://www.westcoastmusicservice.com/bauerstudios.htm
ここは他にもあまり日本に入ってこないようなCDがありますね。
編成 投稿者:98
投稿日: 7月 6日(日)03時51分39秒
>メフテル起源のバンド様式
って、どんなのを想定してるんでしょ。
メフテル自体は、各パート1人ずつで、1fold、地位によってそれが5foldsだったり9foldsだったり。
メフテルのヨーロッパへの影響も、編成はそれほどないんじゃないのかなー。基本はトルコ式打楽器の導入、ですよね。
ちなみに、
オーストリアは、ヴィープレヒトのドイツの影響下で編成を近代化してて、Saxを取り入れるようになったのはWW2以降。
革命の時期なので、結局は国と国の関係と編成の近代化の時期が最大の理由ということになるのでは。
中規模以下のバンドや民間のバンドはSaxなしでも自然かと。
明日もリハ・・・ 投稿者:HIDEっち
投稿日: 7月 6日(日)00時56分44秒
田中吉史さん》サキソフォンはたしか全く使われていなくて
どうも、いろいろあるようですね。これは地域や歴史の特性なのか、何か別の要因があるのか、ワタシも興味あるところです。
NAPPさん》実に微妙な問題であります
まことに・・・
マルシュさん》Landesblasorchester Baden-Wuerttembergによる再現CD
こちらでは初めまして(笑)。これまたスゴイ物を! ワタシも是非聴いてみたいので、お薦めのサイトで注文してみようと思います。勿論、他にも色々・・・(笑)
re:ドナウエッシンゲン1926 投稿者:マルシュ
投稿日: 7月 6日(日)00時51分36秒
>>こうじさん
MSDJのご紹介ありがとうございました。そのサイトは存じませんでしたので、内容について調べてみましたが、基本的にCDはサイトにあるもののみの販売のようです。問い合わせについては多忙のため、返信に1週間以上かかる場合があるとのことで、今回は在庫があるとわかっているblasmusik.deに発注しようと思います。
NAPPさんマルシュさんへ(LBOのCD) 投稿者:こうじ
投稿日: 7月 5日(土)13時20分38秒
件のCDはBauer StudioのAnimatoレーベルから出ている("Donaueschingen 1926" ACD 6005)ようですが、このBauer StudioはMSDJ(旧SMDJ)で取次ぎが有ります。
件のCDはこの店のリストにはない様ですが、試しに一度問い合わせてみてはいかがでしょうか?
http://www.musicstore.jp/wb/
では。
re:ドナウエッシンゲン1926 投稿者:マルシュ
投稿日: 7月 5日(土)02時20分11秒
Landesblasorchester Baden-Wuerttembergによる再現CDはamazon.deでは取扱不可だったので、同団のサイトから購入しようと思っていたのですが、下記URLの通販店に在庫があるのを発見しました。
ここもドイツ語サイトなのですが、クレジットカードでオンライン購入できますから、バンドにドイツ語の手紙を書いてユーロ建の外国郵便為替を送るよりははるかに楽です。
NAPPさんが第2外国語で何語を選択されたかわからないのですが、下記から購入されますか?もちろん当方が購入してお送りしてもいいので、メールで結構ですからご連絡いただければ。
ところで、トライエムが6月末日を以ってクラシック部門を閉鎖してしまったのですね。新譜が店頭に並んでいるのに、突然決まったのでしょうか。あわててタワレコに行って買い漏らしを購入しました。カプスーチンなんか評判よかったんですけどねえ。
やってもた 投稿者:きよたか
投稿日: 7月 3日(木)21時27分02秒
あ、題名に名前入れてもた。。。(;´;)
きよたか 投稿者:きよたか
投稿日: 7月 3日(木)21時08分29秒
おひさしぶりです。
皇紀2600年記念曲、、、気になるな(笑)
ちなみに、イベールの「祝典序曲」は現在ポケットスコアが10000円前後、フルスコアは30000円ほどしたかと。それを考えると4曲で、それも当時の版でこの値段はどうなんでしょうか(^_^;)
>松平作品集
高関時代のセンチュリーはよく通いました。いいプログラムが目白押し。
この春指揮者が変わってベートーヴェン、ブラームス。チャイコフスキーしかしないオケになってしまいましたが。。。
(なんせ1年でチャイコの4,5,6番こなすもんなぁ、、、それも定期で)
そんな高関時代の大仕事にベートーヴェン全集がありますが、この松平作品集は有終の美を飾る置きみやげですね。
あしたは京響の「ダフニス」全曲をききに行きます。指揮は岩城宏之。
れす2 投稿者:NAPP
投稿日: 7月 3日(木)13時57分32秒
>Morning in Blackさん
「饗応婦人」全曲版、というと、佼成の邦人作品集に収録されていた版ですね。楽譜も出るんですね。どうも課題曲という性質上、改訂新版というのは違和感を感じてしょうがないんですよね。「風紋」にしても「波の見える風景」にしても。単なる慣れの問題なのでしょうけれども。
>阿部達利さん
ご回答、ありがとうございました。
イトーミュージックといえば、最近、某国際吹奏楽作曲コンクールの日本代理店になってて、おぉ、と思いました。
そうそう、湯浅譲二先生に周文中について伺いましたら(お二人はとても仲がよいらしい)、氏はヴァレーズの唯一の弟子なのだそうです。現在、ヴァレーズ作品の管理は全て氏がされているのだとか。
>菊池清麿さん
はじめまして。お名前は拝見したことがあります。
そちらの研究分野の方面には、私は「日本流行歌史」(社会思想社、古茂田信男:編集) に書いてある以上のことは(というより、その本でしか)殆ど知らないので、こちらのほうこそ勉強させて下さい。
>蝸牛の旋さん
ヴェレシュの作品集ですか。それは珍しいですね。「交響曲」はロームのSP復刻CDで聴きましたが、それ以外の作品は聴いた事がないですね。そういえば紀元2600年の管弦楽作品は全曲新録をした、という話を前にこの掲示板に書いたような気がするのですが、あれはどうなったのだろう?
紀元2600年といえば、ちょうど今ヤフオクでこんなのも出ているのですが、さすがに4万は高いなぁ・・・・・
>マルシュさん
ご紹介、ありがとうございます。このバンド、デ・ハスケで酒井格「おおみそか」などを録音しているバンドですね。このドナウエッシンゲンのCDはレーベルはどこなんでしょうか?(よくサイト内を探せば載っているのかもしれませんが・・・・・) ドナウエッシンゲンだとCol Legno か、CRS?
収録されている作品では、オルガン曲で高名なペッピングの曲に興味があります。
もし直接お買いになるのでしたら、私もついでに送料折半でのせて頂きたいのですが・・・・・
たびたびレス休止宣言をしてますが、またさせて下さい m(_ _)m
今度は今月末までの予定です。すみません。
れす1 投稿者:NAPP
投稿日: 7月 3日(木)13時56分54秒
>いしづかさん
「サーカス・ポルカ」に関する詳しいお話、ありがとうございました。ベネットも関わっていた、というのはこれまた面白い話ですね。これをオリジナル作品とするか、というのは人によっては異論が出るかもしれない微妙なところですね。
NAXOS松平作品集は訳あって2枚買いました。(笑) 発売前は、「さて、演奏はどうなんだろうか」と半ば心配していたのですが、取り越し苦労に終わってよかったです。いやいや、名盤の誕生です。
このサイト的に宣伝(苦笑)するなら、とにかくフルート(ピッコロ)奏者は必聴ですね。それと、曲の性質上、管楽器が主体となっている作品群ですので、本当に「日本的な」吹奏楽作品を書きたいのであれば一度聴いておく必要があるでしょうね。書けなくなってもしりませんが。
しかし、これほど吹奏楽に適した作曲家も他にいなかったのではなかろうか、とふと思います。これまでにも何度書いたか分かりませんが、こうした委嘱活動がなかったのが痛恨の極み。 ちなみに「蒙古行進曲」は例のCDに入れる予定だったのですけどね。ちょっと手配が間に合いませんでした。
>田中吉史さま
「Tenor-hrn」と「Bariton」というほぼ同じ音域、近似の音色を持つ楽器の違いがどういうものなのか、私には正直よく分からないんですよ。書いてみれば何か分かるのかもしれません。ブラスバンド(英国式金管バンド)での「Euph」と「Baritone」の使い分け方と似たようなものなのかな、とも想像するのですが。
「ミリタリーバンド編成」の概念はニュ−グロ−ヴ日本語版での「この言葉は18世紀後半から使われ始め、当時は木管楽器、金管楽器、打楽器からなる連隊のバンドを指していた。19世紀に入ると、同じような構成の民間のバンドも指すようになった。」という定義が端的に物語っていますね。連隊バンドは時・場所によって編成が一定ではないですし、メフテル起源のバンド様式ではパート内での奏者重複も見られるようです(並行して1パート1人の小編成による軍楽隊も成立していて、これはハルモニームジークになる)。あと、「民間のバンドも」というのがポイントで、「ミリタリーバンド」という語が必ずしも軍隊の音楽隊を指しているとは限らない、ということですね。紛らわしいので私は最後に「編成」という語を付けてますけど。ここらへんのことはコラムにまとめて書くつもりです。執筆は8月の予定です。
>HIDEっちさん
なるほど、詳しい説明ありがとうございます。編成規模の縮小による Tenorhorn と Bariton の接近加えて、サクソルン属との境界も曖昧になると、こちらとしてはなかなか「書き分ける」のが大変になってきますね。様々な楽器がある1つのパートとして「統合」されてしまうのは、「統一されて混乱が少なくなる」として喜ぶべきことなのか、それとも「楽器の個性が失われてしまう」として危惧すべきことなのか、実に微妙な問題であります。
ドナウエッシンゲン1926 投稿者:マルシュ
投稿日: 7月 3日(木)06時23分35秒
1926年のドナウエッシンゲン音楽祭の再現CDについて、2000年2月の過去ログで話題になっているのを拝見しました。これはFurman Civic Wind EnsembleによるCDでしたが、当方はLandesblasorchester Baden-WuerttembergによるCDを入手したいと考えています。
国内でこのCDを取り扱っているショップをどなたかご存知ないでしょうか。MBレコードに照会したところ、取扱不可との回答でした。
逆に、国内に取扱店がないということであれば、同吹奏楽団のサイトから直接購入するつもりです。1枚19ユーロですから、約2660円。これに送料や為替手数料等を加えると安い買物ではありませんが、興味のある方がおいででしたらご相談に乗ります。
自分のサイトに書いても反応が期待できない(汗)ので、この場をお借りしました。
いしづかさんもお勧めの松平作品集と共に、興味深いCDを入手しました。
シャンドール・ヴェレシュ
「交響曲第1番」「4つのトランシルヴァニアの踊り」「クラリネット協奏曲」
Horvath(cl), Pal(cond), Savaria Symphony Orchestra [HUNGAROTON HCD32118]
皇紀2600年奉祝の委嘱作で、初演以降つい最近まで演奏機会が皆無だった Prima Sinfonia がやはり注目なのですが、さすがに彼のキャリア最初の10年に属するとあってか、彼が師事したバルトークやコダーイの影響も見える「若い」曲というのが第一印象でした。
祝祭のムードを纏った快活な力作として出来上がっているのですが、さすがにブリテン「シンフォニア・ダ・レクイエム」やイベール「祝典序曲」には一歩譲るかなあと。
また彼の自作「パウル・クレーへのオマージュ」等と比べると、代表作とも言い難いと感じます。それでも長年幻だったこの曲の新録音としての価値は小さくないでしょう。
あと'80年代の作品である協奏曲が、彼の弟子であるリゲティの近作に似た聴後感を残すように思えたところに、ちょっとした感慨を覚えたりもしました。