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南蛮回路 投稿者:山本  投稿日:10月31日(日)20時01分46秒
買ってみようと思います。CD。
演奏してみたいですね。
本当に不思議な空間なんでしょう。
特殊な楽器とかあるんですか?バンドジャーナルを見るとホース??らしきものが!
楽器編成なんて教えてくれると嬉しいです。メールでいいんで。

吹奏楽コンクールというのは「甲子園」でしたか 投稿者:なかの  投稿日:10月28日(木)10時03分28秒
NAPPさん、わかりやすい説明ありがとうございます。「吹奏楽に関心のある人のほぼ全てにとって、スタートであると同時に、いつまでもその呪縛から逃れられないもの」「各学校に熱狂的なファン(大人も)がついていたりして」というのは、まさに甲子園そのものですね。それと、昔から野球の強い学校はブラスバンドも盛んだったように思います。

> 最近はweb-criの更新がいい感じで進んでいますね。楽しみにしています。

楽しみですね。いしづかさんがついにお出ましになったので、ますます弾みがつくでしょうね(^^;)。

忙しいから逃避行 投稿者:NAPP  投稿日:10月27日(水)19時04分14秒
>山本さん
 はじめまして。「南蛮回路」ですが、イストさんに書いて頂いた通り、「黒船以来」に収録されていますので、ぜひご購入下さい(宣伝)。解説にはこちらに書いたような曲の成立背景と、簡単な紹介を書きました。
 解説に書いてないこととしては・・・・・
 響きとしては調性のようなモーダルなような、それでいて無調の、とても不思議な音感覚です。これは聴いてもらったほうが早いですね。言葉では説明しにくい。
 「南蛮」というのは当時の伊左治先生のシリーズ名で、この吹奏楽作品が一応締めくくりということになっていたと思います。どういう意味かは、曲中で詠われる詩から類推されると思います。
 持替えはありません。特殊奏法に関してはそれほど珍しいものは使われていないと思います。ハーモニックトリルくらいでしょうか。あとは打楽器がユニークですね。といっても楽器自体が珍しいというよりは「使い方」が珍しいのだと思います。
 ソロというよりは、全ての楽器に独奏的なスタンスが要求されています。あえて言うなら冒頭からのピッコロがソロ?とにかく、そういった既存の演奏スタンスの概念を超越した態度が臨まれます。
 コンクールで北海道教育大函館校が演奏しますが、曲の終盤などはぜひ目でも楽しんでもらいたいところです。コンクール後に鑑賞する場合ですと、CDよりはDVDをお勧めします。なお、時間の都合上カットがなされているようです。興味をもったかたは「黒船以来」で全曲を聴いてみてください(と、しつこく宣伝)。
 あと、よく間違えられるのですが、伊佐治ではなく伊「左」治です。

>なかのさん
 吹奏楽コンクールというのは、日本の吹奏楽の中心行事で、これを中心に発展し、同時に様々な問題点も引き起こしているイヴェントです。吹奏楽に関心のある人のほぼ全てにとって、スタートであると同時に、いつまでもその呪縛から逃れられないものでもあります(私もそう)。中学・高校の部は高校野球の吹奏楽版、とも言えるのではないでしょうか。各学校に熱狂的なファン(大人も)がついていたりして、ちょっと異様です。全国大会のチケットは毎回プラチナチケットですね。今年は特にあっという間に売り切れてしまったそうです。
 その模様は、今年は11月3日にテレビ「所さんの笑ってこらえて・吹奏楽の旅スペシャル」で一部放送される、との噂も。一度ご覧になってみてください。

>いしづかさん
 最近はweb-criの更新がいい感じで進んでいますね。楽しみにしています。

そういえば 投稿者:いしづか  投稿日:10月26日(火)03時23分52秒
こちらに予告いたしました、芥川作曲賞レビュー書き上げて公開中です。
ご興味がありましたら、是非ご高覧ください。
http://www.web-cri.com/

公開講座のご案内 投稿者:NAPP  投稿日:10月24日(日)15時58分23秒
 フルート奏者のカミラ・ホイテンガ氏をお招きして、公開レッスンおよび公開講座を行います。

 カミラ・ホイテンガ氏はアメリカ出身で現在ケルン在住のフルート奏者。Darlene Dugan、Alexander Murray、Marcel Moyseの各氏に師事。現代音楽の分野を中心に演奏活動を行うほか、美術館などで造形作家とのコラボレーションなども行っています。現在はシュトックハウゼン・アンサンブルのメンバーで、オペラ「光」にも出演しています。

 講座の詳細は以下の通りです。

 日時:11月4日(木) 15:00〜19:00
    東京音楽大学 B500教室にて

 通訳付(本学講師:中野真理)

 〜〜本学学生に対する公開レッスン〜〜
  一柳 慧:In a living memory
  E.Varese:Density 21.5
  L.Berio:Sequenza

 〜〜ホイテンガ氏による演奏〜〜
  Fr.Kuhlau:Op.13bis Nr 1 from Trois Duos Brillants
  Heinz Martin Lonquich:Nr.1 from Music into Silence
  Ivan Fedele:Donex
  Kaija Saariaho:Laconise de l'aile
  Robert HP Platz:Donach
  近藤 春恵:The Moon of Shighira
  Joyce Bee Tuan Koh:Leap
  Nobert Rondenkirchen:Loft Sketch
                   (Duo:中野真理)

 入場無料・聴講自由ですので、ぜひご来校下さい。


 さらに余談ながら、私の新曲が演奏されるコンサートのご案内です。
 入場無料ですが、完全申込制です。
http://www.jda.go.jp/jgsdf/info/sb61.html


 レスは後日とさせて下さい。

(無題) 投稿者:山本  投稿日:10月16日(土)19時05分1秒
あと、ソロがあるパートも教えてください。

(無題) 投稿者:山本  投稿日:10月16日(土)18時49分48秒
「南蛮回路」ですが、持ち替え、特殊奏法を教えてください。
おもしろい奏法があるみたいなんですけど。

第52回全日本吹奏楽コンクール入場券「職場・一般の部」 投稿者:なかの  投稿日:10月14日(木)14時17分41秒
のチケットがヤフオクでたいへんなことになっています
(現時点で1枚1万3千円)。このコンクールはそれほどすごいものなのですか?
http://page8.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/h20531919

南蛮回路 投稿者:山本  投稿日:10月14日(木)11時48分55秒
そうです。伊佐治氏の曲ですね。
お金がないのでCD買えないんです。

Re:南蛮回路 投稿者:イスト  投稿日:10月13日(水)22時58分22秒
山本様。
「黒船以来」というCDに収録されている曲のことですか?
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00009P68T/qid=1097675748/sr=1-1/ref=sr_1_2_1/249-3546932-0437957
アマゾンでも紹介されてますが…。

南蛮回路 投稿者:山本  投稿日:10月13日(水)20時25分26秒
初めまして!トランペットを吹いてる30歳のオヤジです^^
題名を見て気になったのですが「南蛮回路」というのはどういう曲なのですか?
調べても全然分からないので。
どういった曲なのか知りたいです。

訃報 投稿者:NAPP  投稿日:10月 8日(金)02時24分25秒
ピアニストの園田高弘氏が亡くなられたそうです。
「実験工房」に参加するなどの縁から湯浅先生からその人物については色々な話も聞いていました。
 ピアニストとしての活動はもちろんのこと、氏が関わられた多くの音楽事業からは学ぶべきものが多いのではないでしょうか。
 ご冥福をお祈り致します。

本当にスミマセン 投稿者:NAPP  投稿日: 9月25日(土)01時51分17秒
 約一ヶ月も放置してしまいました。申し訳ありません。

>いしづかさん、98さん、なかのさん、やぶいぬさん
 「憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史」についてのご紹介など、ありがとうございました。前々からお話は伺っていたのですが、とうとう出ましたか。私も一段落する12月頃には読みたいと思います。

>山本裕之さま
 レクチャーのご案内、ありがとうございます。とても興味深い内容です。
 内部奏法は、きちんとしたやり方でやれば楽器をそこまで損傷することはないはずなのですが、その「きちんとしたやり方」を知らない人は実に多いと感じます。アメリカではプリペアド・ピアノの教則本のようなものが出版されている、という話も聞いていますが、そのような「書き手」と「貸し手」へのガイドが今まで無かった、というのは実に惜しいことだと思います。今回のレクチャーが相互の理解に今後一層つながるものになることを期待しています。

>蝸牛の旋さん
 「鑑賞のための」スコアリーディングですか。面白い議題です。
 私の場合、スコアを買って聴く場合には、まずは聴く前に「明らかに聞こえるポイント」(強烈な打楽器など)を見つけておき、とりあえず「落ちない」ようにして、曲全体を鳥瞰してみます(現代モノは特に追えなかったら話にならない)。まぁ、大抵の曲は初めてでも落ちないので、これは一回くらいでしょうか。
 次に、特に聞こえるパートをチェックし、その組み合わせ方などを見るようにしています。これで大まかな主構造を把握してしまいます。これも聴くのは一回くらいで、スコアとにらめっこが主。
 メインになるのはその後で、今度は逆に「聞こえなかった」パートを押さえていっています。そうしたパートが一体 主構造のパートとどのような関係として存在するのか、なぜ聞こえないのか、役割はなにか、を考えつつ繰り返して聴いてみています。すると、微妙な陰影関係などが浮き彫りになって、意外な発見があったりします。北爪「映照」のスコアをこれで読んだときは、かなり勉強になりました。結局オーケストレーションとは「メインを際立たせるために背景にどんな楽器でどんなことをやらせるかという技術である」というのが私の持論です。放っておいても聞こえるものに凝るのは、技術以前に当然のことでしかありませんからね。
 それはともかく、私の場合は上記三段階に目的を分けてスコアリーディング(というより、ヒアリング・ウィズ・スコア?)をしています。
 私は中学生のころから色んな曲のスコアを見ながら聴くのが好きで、レスピーギのローマ三部作なんかで「曲についていく」のはだいぶ鍛えられました(笑) 大抵の曲は初見でも落ちずに聴けると自負していますが、何回聴いてもどこをやってるか分からない曲が一曲あります。ラッヘンマンの「ドイツ国歌による舞踏組曲」(SQとOrch)です。う〜ん・・・・・


 久々のレスになってしまいましたが、たぶん、次のレスは一ヶ月半以上先になってしまうかもしれません。ちょっと早いですが、掲示板は冬眠させて下さい。もちろん皆様の書き込みは大歓迎ですので、何卒よろしくお願い致します。

鑑賞のためのスコアリーディング 投稿者:蝸牛の旋  投稿日: 9月24日(金)01時52分9秒
音楽の現場にはおよそ無縁、もっぱら聴き専門で楽器に触れる機会すら皆無というのに、最近ちょっとばかり所謂スタディスコアを購入する機会が続いています。もっとも少々ひねた嗜好の私にとって、需要が多くDOVERのような廉価な版も選択可能といった状況は稀で、ただでさえキュウキュウの懐にじわりとボディーブローが効いてきます。
(OXFORDのウォルトンやRVWなど、あまりに高価で手が出ない…)

ただそれを果たして有効活用しているのかというと、ちょっと眉唾。CDを聴きながらとにかくメロディを追ってページを手繰るのに精一杯で、正確な音取りやリズムの把握などまるで覚束無いというのが正直なところです。ブラッハー『パガニーニ変奏曲』などはまだ良い方で、ラッグルズ『サン・トレダー』の目まぐるしい拍の移ろいには困惑しきり、グバイドゥーリナ『7つの言葉』などチェロとバヤンの記譜法からしてもうお手上げです。

この現状から一歩踏み出すべく、今回の表題にほぼ沿う目的の本を探してみたり、和音の確認などに使うべく安手のMIDIキーボードを購入検討したりしていますが、さてこんなトウシロウ様が徒手空拳で“作曲家の叡智”に挑み、果たして何某かの実りを得られるのやら…という漠とした不安が過ぎったりもします。また今後再び演奏に携わる機会も気概もはなはだ薄いですし。

この件についてはまさに本職のNAPPさんは勿論のこと、当掲示板には恐らくは私などよりずっと“現場”に近い立場の方々が多く集われていると察します。お暇があればスコアに接するに当たってのTipsとか、ご意見をいただければ幸いです。

「ピアノ表現の可能性−内部奏法の新たな思索」 投稿者:山本裕之  投稿日: 9月21日(火)12時18分58秒
ご無沙汰しています。作曲の山本裕之です。
NPO Glovillという団体にて、「ピアノ表現の可能性−内部奏法の新たな思索」というレクチャーを行います。このレクチャーでは、内部奏法そのものに関する話も含みますが、それよりも内部奏法に起因する、ピアノの借り手と貸し手間のトラブルが起こる背景から扱います。講師はどちらの立場もよく分かる調律師の方です。私としてはまずこの根本問題をなんとかしないことには、いくら作曲家がやりたいと主張してもどうにもならないだろうと思い、企画しました。
したがって、このレクチャーでは安全な内部奏法という技術的な面のみならず、社会的側面も取り上げるのが特徴です。

念のために申し上げますと、常々作曲家の側からは「貸し手」であるホールに対する不満がよく聞かれますが、実は「借り手」が「貸し手」側の立場や事情を正しく理解していないケースも多いのです。「本当はやらせてあげたいんだけど……」という「貸し手」も意外に多いような気がします。
作曲家はまずこのあたりの事情を正しく理解する必要があるのではと感じています。

*******************************************************************************
「ピアノ表現の可能性−内部奏法の新たな思索」

実地日時:
2004年10月18日(月) 14:00〜17:00

場所:
日比谷スタインウェイサロン・松尾ホール(千代田区有楽町1-5-1)

監修:
株式会社 松尾楽器商会

料金:
無料(要予約) ※Glovill会員の方優先予約

講師:
倉田尚彦 〔(株)松尾楽器商会技術部 〕

主催/企画:
特定非営利活動法人 Glovill 山本裕之

後援:
社団法人 日本作曲家協議会

ご注意:
本企画の趣旨から第2部のみの受講はできません。

お申込、問合せ:
Glovill(グローヴィル):03-3568-3260
E-mail: glovill@glovill.jp
*******************************************************************************

平日の昼間というのがネックですが、皆様のご参加をお待ちしています。

http://www.glovill.jp/news.html


マイルス本 投稿者:Jun  投稿日: 9月18日(土)09時36分40秒
私もその本読みました。
というか、この本でマイルス・デイビスに関する認識がすっかり改まって、いわゆる「エレクトリック」時代以降の作品をずいぶん聴くようになっています。
そして同時に菊池氏の存在を知り、DCPRGなんかも聴くようになりました。
音楽は何にでも興味を持つ方ですが、やっぱりまだまだ面白い音楽があるものだと、実感する今日この頃です(^^)。

Re: こんな本が出ます 投稿者:やぶいぬ  投稿日: 9月18日(土)08時02分48秒
立ち読みしました。
持ち合わせがなかったので購入は後で(笑)。

後書きによると、河出書房のマイルス・デイヴィス本を端緒に始まったんですね。

これ(レビューがけっこう的確で笑える)↓
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309976166/249-7745113-5449908

ジャズおやぢの人々が十年一日のごとく似たようなことを(クラシック界における宇野コーホー先生のように)言ってる一方で、菊池さんがCDJをクルクル進めたり戻したりして「ここで8分音符分アタマがズレている」とかって言って“マイルス・マジックの秘儀”を元も子もなく解体しちゃってる、その対比が痛快。

タワーイベント 投稿者:いしづか  投稿日: 9月16日(木)01時22分38秒
無事終わったですよ。
何をやったかを具体的に書いている時間はないのですが、イベント後の飲み会にて、今後何を調べるべきか、という課題がみつかったのが良かったです。

準備等に追われてweb-criの原稿が・・・・。
何か書き物をする時間が全然ない今日この頃。

(無題) 投稿者:98  投稿日: 9月16日(木)01時00分57秒
行けなかったですよ…。
ナンカロウ聴いてみます。
2枚買ってCDJでBPM変えて同時に鳴らしたら似てるとかいう落ちでないことを祈りつつ。

Re: こんな本が出ます 投稿者:なかの  投稿日: 9月11日(土)10時42分31秒
下記amazon.co.jpで買おうと思っていたのですが、いしづかさんの話をうかがっていると、渋谷タワーの方が得みたいですね(笑)。

《憂鬱と官能を教えた学校》
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309267807/torutakemihis-22

ナンカロウ 投稿者:いしづか  投稿日: 9月11日(土)04時38分25秒
> まさかここで宣伝カキコがあるとは!
> DCPRGはナンカロウのようなのか!

ナンカロウの自動ピアノのための習作を室内管弦楽に編曲した版が出てますが(メッツマッハー指揮:アンサンブル・モデルン RCA)これなど大音量で聴いてみるとかなりDCPRGに近い感触が。

某所でDJやったとき、まずこれからかけましたし。私。

ええと…なかはし・あいよし?(笑) 投稿者:98  投稿日: 9月11日(土)02時43分18秒
まさかここで宣伝カキコがあるとは!
DCPRGはナンカロウのようなのか!

98の手もとには既に出版社様から届いていますが、これは仕事用なので、自分用に1冊買って見にいくぞお。

ここに集う現代音楽関係とか作曲家関係の方々で菊地さんをとりかこんで詰問してみていただきたい。本人もたぶん喜ぶでしょうし(笑)。

大谷さんの名前が飛んじゃった 投稿者:いしづか  投稿日: 9月 9日(木)22時48分47秒
渋谷タワーにてこの本を買った人に、一人2枚の整理券が配られ、14日(火)夜7時から開かれるイベント(著者2人:菊地成孔、大谷能生→きくちなるよし、おおたによしおと読みます。読めない字は「よし」と読んでおけば間違いない。中橋愛生しかり)による特別講義)に参加できるそうです。私も出ます。

よろしければ、こちらもどうぞ。

#近いうちに寄稿欄の「クセナキス名盤紹介」が2倍くらいの分量になって復活します。
#週明けから、web-criの石塚受け持ち分もupいたします。「芥川作曲賞」など。

こんな本が出ます(私もちょっとだけ書いてます) 投稿者:いしづか  投稿日: 9月 9日(木)22時37分51秒
「憂鬱と官能を教えた学校 【バークリー・メソッド】によって俯瞰される20世紀商業音楽史」(菊地成孔、大谷能生)という長い題名の本が、明日、河出書房新社より発売されます。

これはジャズ・サックス奏者:菊地成孔氏が、京橋の映画美学校にておこなった商業音楽理論に関する12回の講義をまとめたものです。講義の後、講義助手をつとめた大谷能生氏の協力のもと、テープ起こしした講義録に大幅に手を入れ、独立した読み物としたものです。私が書いた文章は8ページに圧縮されており、(本当は15枚の予定だったところに30枚も書いた私がいけないのですが)、そこでは第二次世界大戦前のアメリカのポピュラー音楽教育システムについての解説を行いました。

著者の菊地成孔氏は、伝奇ホラー小説の第一人者:菊地秀行氏の実弟でありますが、その文章力は、おそらく兄以上のものでしょう。作家:吉本ばななも菊地氏の文章のファンであり、最近ではライブ会場にも姿を現わすとか。現在の菊地氏は、東京大学の教養学部で非常勤講師などもつとめており、渋谷・新宿あたりの書店には著作が平積みにされる、サブカルのカリスマ(笑)であります。

菊地氏は、山下洋輔のユニットでキャリアを積み始め、現在では「デートコース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデン」(深夜のクラブでナンカロウのようなポリリズムを披露して、フロアを狂乱に追い込む14人編成のジャズファンクバンド)と「スパンク・ハッピー」(「ピチカート・ファイブ」ライクな女の子との2人組のユニット)という、相反するキャラクターを持つ2つのバンドを主宰しつつ、ジャズのソロ活動なども精力的にこなしています。

さて、この本の主題は、バークリー・メソッドとよばれるポピュラー音楽理論についての解説です。バークリー音楽学校−この商業音楽に特化されたカリキュラムを持つアメリカの音楽大学−で教えられている音楽理論は、単に1大学の教育カリキュラムという枠を越え、今ではポピュラー作曲のメソッドとして世界中へと広がり、その地で生み出される音楽の形へと影響しています。バークリー・メソッドの導入によって、世界の音楽はどう変わったか、そしてどのような音楽を作ることが可能になるのか。それがこの本の主題です。

だが、ご一読いただければお判りになりますように、これは非常に無駄(話)の多い本です。バークリー・メソッドという音楽理論自体を学ぶためならば、これより良い(効率的な)本を見つけることは可能でしょう。記述には著者の史観が色濃く反映され、音楽学的に検証するならかなりユルい記述が見つかったりもします。

しかしながら、ポピュラー音楽理論はその汎用性ゆえに、「習熟はしてみたが、はてこれから何をやろう」という状態を招きやすいものといえます。ゆえに、表現者としての自己を確立するためには、理論に習熟すると同時に音に対する「哲学」のようなものをそだてることが必要でしょう。もちろん、そのことはクラシック音楽理論に習熟した場合についても全く同様なのですが、こちらはレアな分救いがあるといえます。この本は単に理論を解説する(この解説も愉快で適切な比喩をうまくつかった絶妙なものですが)だけでなく、一見無駄にみえる話の中にそうした「哲学」を獲得するためのヒントを埋め込んでいる、という点で画期的なものといえましょう。

あるジャンルについての興味深い視座が提供されている本であることは確かですので、もし興味がありましたらぜひお読み頂けましたら、と思う次第です。

また、発売記念のイベントなどもあります。

渋谷タワーにてこの本を買った人に、一人2枚の整理券が配られ、14日(火)夜7時から開かれるイベント(著者2人:菊地成孔、による特別講義)に参加できるそうです。私も出ます。

よろしければ、こちらもどうぞ。

では。

long time no see 投稿者:NAPP  投稿日: 8月30日(月)17時19分5秒
 長らくほったらかしでごめんなさい。blogのほうは割とマメに書いているのですけどね。あっちは気楽に、こっちはマジメにいきたいと思います。


>JUNさん
 原町二中は残念ながら東北大会銀賞に終わってしまったそうです。全国で聴いてみたかったですね。CDになるとかなり認知度も違いますし。

>それにしてもNAPPさんが原町二中さんに顔を出していたとは、意外だったなあ(笑)
 いえ、今回はホントにたまたまです。一回しか伺ったことはありません。特になにか出来たわけではないですし・・・・・


>イストさん
 choniheさんにもお答え頂いていますが、門下によると思います。また、その門下の先生自身が留学経験があるかどうかにもよるでしょうし、専攻による違いもあるかと思います。同じ先生でも学生によって「誉めて伸ばす」べきか「怒って伸ばす」べきかを見極めて意識的に変えている場合もあるでしょう。あるいは大学によっても風習の違いはあるかもしれません。
 大学の授業形式にも、音楽大学の場合だと「一対一」による「レッスン形式」と、通常の大学のような「講義形式」(一般科目のほか、合奏や合唱などもこれになるでしょう)と二種類ありますので、その違いもあるかもしれません。「大学の姿勢」として集約するのは難しいように思います。「徒弟制度の器だという色が濃い」というのは言えてますね。「ゼミ生」ではなく「門下」という言葉を日常的に使いますし。
 たぶん、これは欧米の音楽系学校においても変わらないと思います。映画での描写が真実とは限りませんしね。


>choniheさん
 「いのち」に関して、通りすがりさんからご回答を頂けたようですね (ありがとうございました >通りすがりさん)。このテープに関しては以前にどこかの掲示板(JBBS系?)で見たような気もします。私も聴いたことがありません。NAXOSなどに期待したいのですけれど、宗教関係の曲の商用録音って、なかなか難しいんですよね。


>いしづかさん、やぶいぬさん
 エルマー・バーンスタインの死、残念です。私は幼少の折に見た「ゴーストバスターズ」が印象に残っています。合掌。


>電送人間さん
 故人の遺志により、密奏を望まれるとのことでしたが。静かに御冥福をお祈り致したいと思います。


>ちんぴら指揮者さん
 残念、もう帰京してしまいました。 また今度ですね (・_・ゞ−☆


>Richard-Lenoirさま
 ご案内ありがとうございます。Contemporary αの作品公募は、一級の演奏家たちに演奏してもらえるので若手作曲家にとって本当に貴重なものですね。今回もよい作品が集まることを期待しています。

Ensemble Contemporary α 公演の招待作品を公募 投稿者:Richard-Lenoir  投稿日: 8月30日(月)06時03分14秒
2004年12月2日、すみだトリフォニーホール・小ホールにて開催するEnsemble Contemporary α アンサンブル公演における、招待作品を公募します。
*この企画は、電子音楽特集となっておりますので、今回の公募に限っては、器楽のみの作品は対象外となります。
公募内容
[fl/bsn/trp/trb/perc/pf/2vn/vla/vc]の楽器編成の中から、次のいずれかの条件をみたす電子音楽作品を公募します。
1)2〜5重奏までの室内楽と電子音響テープ(CD)による作品。
2)ソロか2重奏で、MacOS9.2上(作曲者本人持ち込みパソコンの場合は自由)の Max/MSP を用いた1in 2out までのライブエレクトロニクス作品。
・演奏時間10分前後のもので、原則として上記1)2)のいずれか1曲のみ採用となります。
8月31日消印有効と期日はせまっておりますが、さらに詳しい公募条件がありますので、必ず当団体ホームページ
http://alpha.cside.com/koubo/genzai/genzai.html
を御覧の上、ふるってご応募下さい。
(送付先はメールalpha@cside.comにてお問い合わせ下さい。)

http://alpha.cside.com/


エルマー・バーンスタイン 投稿者:ちんぴら指揮者  投稿日: 8月20日(金)13時59分14秒
管理人様お元気にご活躍でしょうか?
そのうち帰省されるときは教えて下さいね。遊びに行きますから。

ところでエルマー・バーンスタイン逝去とあって映画音楽の話題なので久しぶりに出てきました。
一時期映画音楽の作曲家団体の会長までつとめた方でそれだけでもこの人置かれた立場は想像できます。
作風はそりゃまぁあきれるくらい多彩な人で、50年代に「黄金の腕」という完全なジャズナンバーの作品でオスカーをGETしたと思いきや、「十戒」の様なスペクタクル作品で立派な曲を書き、「荒野の7人」をはじめとするウエスタン作品でもとても良い仕事を残しました。さらに一方では「スラップ・ショット」や「フライング・ハイ」の様なばかばかしいようなドタバタコメディの音楽まで書いています。
とにかくどんなジャンルででもそつのない仕事ぶりをみせた職人的作曲家です。
先日のゴールドスミスに続き重要なフィルム・コンポーザーがいなくなりました。合掌。

http://www2.odn.ne.jp/~cau62570/index.htm


もうひとりでございます 投稿者:電送人間  投稿日: 8月20日(金)13時17分33秒
おじゃまいたします。
池野成、死去でございます。

http://www.asahi.com/obituaries/update/0820/001.html

あぁもう、なんてことだ。 投稿者:やぶいぬ  投稿日: 8月20日(金)12時24分16秒
オフィシャルサイト
http://www.elmerbernstein.com/

INTERNET MOVIE DATABASEの記事
http://www.imdb.com/name/nm0000930/
フィルモグラフィが凄い...。

また、ひとり・・・・ 投稿者:いしづか  投稿日: 8月20日(金)08時53分27秒
エルマー・バーンスタイン死去、だそうです。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040819-00000650-reu-ent

私が初めてアレンジした曲は、「荒野の七人」のテーマ曲でした(中学生時代)。
テープだけ聴かされたので、当時は作曲者の名前すら知らなかったけど。

いのち・音大 投稿者:chonihe  投稿日: 8月17日(火)20時45分10秒
 通りすがりさん、ありがとうございました。
 このカセットの存在を知りませんでした。(…もうないんだろうなぁ)
「管弦楽のための音楽」があるし、スタディスコアがでることを祈っていますがこれもないんだろなぁ。誰か演奏会か録音かしてください!
 イストさん、こんばんは。
 私の所属していたところは小さいところなのでそれが全てではないですし、また、徒弟制度の中で育てられたような気がします。それ以上を私も求めていませんでしたし…

(無題) 投稿者:イスト  投稿日: 8月16日(月)21時53分28秒
choniheさま、こんばんわ。
私が音大のことを、人づてにしか知らないのは致命的だとは思ってますが、(大学)機関が人を育てるというよりも、徒弟制度の器だという色が濃いのでしょうか。

う〜ん、どう書いたらいいのかも難しいです。(^^;)

芥川也寸志 いのち 投稿者:通りすがり  投稿日: 8月16日(月)11時14分20秒
>choniheさん
芥川さんの「いのち」は鈴木行一さんの補作です。
天沼裕子指揮、東フィル、東京混声合唱団の演奏によるカセットが委嘱した本門佛立宗で発売されていました。

かなり前のことになりますが… 投稿者:chonihe  投稿日: 8月16日(月)00時22分9秒
…私も以前音大というところにおりましたが、これは先生(お師匠さん)次第、或いは自分と先生の関係ぢゃあないでしょうか?「大学」という意識が薄かったので教授の発言の裏側を考えたことが…田舎ものの私にとっては、同じとこに向かう仲間がいていろいろ気にかけてくださる先生がいて…楽しいところでした。
 ところで、ですが、芥川也寸志さんの絶筆「いのち」について、情報をお持ちの方いらっしゃらないですか?なかにし礼作詞の管弦楽と合唱のための作品で、追悼演奏会をエアチェックし何度も聴きましたが、CD発売やポケスコの発売もなく(どなたかが補筆されたかと記憶しております)非常に残念に思っておりました。芥川さん独特のナイーブな印象のある(?)オスティナートが洗練されており、あれは名曲なのではないかと思います。(少し古い音楽ですが…)確かどこかの宗教団体からの委嘱であったと記憶しておりますが(何しろ小学校のころのことで)もし情報ありましたら教えてください。
 時節柄吹奏楽と離れ心苦しいのですが、どうか!

音大の内幕って… 投稿者:イスト  投稿日: 8月14日(土)21時15分49秒
テレビ神奈川でフランス映画の「エトワール」をやってたんでちらっと見て気がついたんですが、一般論として、日本の大学は入るに難しく出るに易しいと言われてますよね。
音楽大学って、授業内容は欧米の{トップで卒業したらプロ団体から勧誘のある}音楽専門学校に比べて、どうなのでしょう?
映画見て気がついたのですが、海外では授業中というかレッスン中、罵詈讒謗に近い言葉をぶつけられるようですが、日本の場合、音大を舞台にしたエッセイ・小説・マンガなどでは、個人的な師匠からはそういった言葉をぶつけられても、大学の姿勢としてはそういった表現は描写されていません。
実際はどうなんでしょうか?

夕焼けリバースJB急行 投稿者:Jun  投稿日: 8月12日(木)08時33分18秒
NAPPさん、レスありがとうございました。
さて表記の伊左治作品。私も福島県のコンクール結果を見て、大変興味を覚えておりました。
原町二中さんは渡部謙一先生を音楽監督に迎えて、毎年コンクールには斬新な選曲で臨んでいますよね。
3年前はグレインジャーの『早分かり』、2年前は田村文生さんの『バッハナール』、昨年はショスタコーヴィチの『明るい小川』(清流)と来て、今年の伊佐治作品となる訳です。
実は『早分かり』の年に原町二中の田代先生に直接連絡して音源と演奏会のパンフレットを頂戴したことがありましたし、『バッハナール』も渡部先生にお願いして音源をMDでいただきました。
今年もライブでは聴けそうもないので、大会CDをぜひ購入しようと思っています(^^)。

それにしてもNAPPさんが原町二中さんに顔を出していたとは、意外だったなあ(笑)。

残暑お見舞い 投稿者:NAPP  投稿日: 8月 9日(月)17時20分53秒
>JUNさん
 こんにちは。
 シューベルトの日本語訳詩によるCDというと、どうしても「魔王」のイメージが強かったりして(笑) あれ、教育実習でやると受けるんですよね。
 「美しき水車小屋の娘」といえば、田村文生の新曲・・・・・アレは「。」がいるのか。
 吹奏楽伴奏の歌曲って、視点を変えればいくつか見つかったりもします。ミサ曲の類いなんかに数曲ありますね。こんなのもあります。
http://www003.upp.so-net.ne.jp/napp/cdi.html
 シューベルトの歌曲編曲モノといえば、吹奏楽ではないですが、以前にこのサイトでも紹介した「冬の旅」、ハンス・ツェンダーによる管弦楽伴奏編曲版なんてのもあります。これはアンサンブル・モデルンの演奏でCDも出ていますね。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005EGN4/qid%3D1092039463/250-5799780-3530633
 以前話題にした編曲モノといえば、「展覧会の絵」ジュリアン・ユー編曲版のCDもオーケストラアンサンブル金沢の録音で結構前に発売されました。まだ聴いていない人にはお勧めです。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0001J0D98/qid=1092039561/sr=1-2/ref=sr_1_2_2/250-5799780-3530633
 編曲モノ、といえば、今年の吹奏楽コンクールで福島の原町二中の自由曲が伊左治直「夕焼けリバースJB急行 〜ハイドンバリエーション・メタモルフォーゼ」。もっとも、これは変奏でも編曲でもなく「変容」なのですが。実質的に「作曲」ですね。ふとしたことから練習に伺わせて頂きましたが、かなり面白い曲になっています。無事に東北大会まで行ってくれましたので、ここはぜひ全国まで行ってほしいですね。
 吹奏楽コンクールといえば、京都大会で龍谷大学のB組(県大会まで)が拙作「遮光の反映」をやって下さいました。お蔭さまで金賞を頂けたそうで、嬉しいです。

 以上、連想ゲームをやってみました。


 閑話休題。
 NAXOSの日本作曲家選輯も続々とリリースされていますね。芥川也寸志のエローラは楽章トラックが設けられているのも嬉しかったです。
 今後のリリース予定も発表されましたので、楽しみに待っておきましょう。
http://www.naxos.co.jp/japaneseseries.html

CDの宣伝 投稿者:Jun  投稿日: 8月 5日(木)15時13分16秒
NAPP様、ご無沙汰しております。
今日は、友人のCDの宣伝をさせて下さい。

7月22日に、シューベルトの『美しき水車小屋の娘』の日本語訳詞によるCDが発売されました。歌っているのが主にオペラで活躍中のテノール歌手、福井敬。
岩手県水沢市出身なのですが、実は私の高校時代の同級生です(^^)。
彼は高校の吹奏楽部でTrb兼部長、私はHr兼副部長でした。
Towerレコードで注文し、早速聴いてみたのですが、歌には門外漢の私にも、シューベルトのメロディに乗った
日本語の歌詞(松本隆訳)が心に染み入りました。やっぱり歌もいいですね(^^)。
吹奏楽伴奏の歌曲、なんていう企画はないものでしょうか?

ということで、掲示板の趣旨とは異なる話題で、申し訳ございませんでした。
ご容赦下さい(^^;)。

レス 投稿者:NAPP  投稿日: 8月 2日(月)23時21分18秒
>大井浩明さま
 こちらでは、初めまして。
 ご案内、ありがとうございました。大学の研究室の掲示板にも告示しておきました(笑)
 たくさんの面白い作品が集うとよいですね。 ・・・・・私はいっぱいいっぱいであります。

>とある吹奏楽団員さん
 それだけでは何とも・・・・・ 「よく分からないところ」が分かりません。整理しようにも、コンクールでされるのでしたら楽章抜粋ですよね?それですと、どの箇所を演奏するのか分からないのでアドバイスしようもありません。スコアも私は持ってないですし。
 一楽章が無調かどうかは、「調性」の定義にもよります。旋法を調性に含めるかは意見の分かれるところ。それに、場面によって推移しますし。
 アドバイスとしては、「何が分からないか」を考えることが、そのまま曲の理解につながるでしょう、ということくらいでしょうか。

長生淳さんの作品... 投稿者:とある吹奏楽団員です。  投稿日: 7月29日(木)23時22分4秒
コンクールで「翠風の光」をやるのですが、なんだかよく分からないところがいっぱいあるのですが、どういう風に整理すればいいのでしょうか??
そして1楽章は無調音楽なのdしょうか??
無知なものですいません。
なにかアドバイスおねがいします。

若手作曲家のピアノ作品を公募致します 投稿者:大井浩明  投稿日: 7月28日(水)08時41分33秒
ピアノの大井浩明(在スイス)と申します。初めて書き込ませて頂きます。

1970年代後半から1980年代前半にかけて、《プライヴェート・コンサート》と題した演奏会シリーズを通して多くの若手作曲家・演奏家を世に送り出した、ピアノ調律師の原田力男(いさお)氏が癌で早世して、来年3月でちょうど10年になります。彼の生前には初演が実現しなかった2作品を中心に、彼の遺志を偲ぶ演奏会を開催することに致しました。会場は、かつて「プライヴェート・コンサート」シリーズが行われていた、練馬区下石神井の「ちひろ美術館・東京」です。
芸大在学中の坂本龍一が高橋アキのために「分散・境界・砂」を書いて楽壇デビューしたり、渡辺香津美が山下和仁のために「アストラル・フレークス」を書いたり、吉松隆が崎本譲のための「忘れっぽい天使」でデビューしたり、甲斐説宗が鈴木昭男のために「アナラポスのためのインターアクティヴィティー」を書いたりしたのも、全てこの原田氏のプロデュースによるものでした。

つきましては、1975年4月以降生まれの日本人作曲家で、ピアノ独奏曲のスコアを提供して下さる方(1〜2名)を募集致します。旧作・新作、既に初演済みかどうか、は問いません。選曲は、私(大井)が一人で行います。建前としては、「若手」・「首都圏以外在住」・「未演」・「ダサくても骨太」、「アカデミックな仕上がり度よりは独創性」、を優先させる予定です。
曲の長さは15分前後を原則とします。遺憾ながら賞金・委嘱料等はありませんが、応募は無料です。もちろん出品料やチケットノルマ等の負担はありません。私の趣味としては、「つぶやき」系よりは若手らしい覇気に溢れた作品、そして、その後の再演・録音などにも耐えうるような作品を期待しております。

スコアの締め切りは2004年11月30日必着、とさせて頂きますが、その制作過程etc.を含め、#応相談#です。お問い合わせ等は、Mach2.5@Ondes-Martenot.net までお願い致します。
現在決まっているプログラムは以下の通りで、なんともフツーの「現代音楽」的ですが、公募招待作品については全く毛色が違うものも射程に入れたいと思っております。つい先だって野村誠氏やしばてつ氏への委嘱作を演奏した時など、どうしても彼らの作品が他のプログラムを「喰って」しまったのは興味深かったです。

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2005年3月12日(土)午後5時30分開演
ちひろ美術館・東京 多目的展示ホール

《原田力男・没後10周年追悼演奏会》
大井浩明/ピアノ、甲斐史子/ヴァイオリン、渡邉理恵/打楽器


演奏曲目(順不同)
N.N.    《20代の作曲家による公募招待作品》(2004)
N.N.    《20代の作曲家による公募招待作品》(2004)
吉松隆    《シリウスの伴星に寄せる 作品1》(1974)*
大石泰    《ピアニストと打楽器奏者のための音楽》(1979)**
甲斐説宗   《ヴァイオリンとピアノのための音楽II》(1978)
吉川和夫   《シークエンスIII》(1985)〜ヴァイオリンとジャズ・ドラム
F.シューベルト 即興曲 ハ短調 D.899-1(1827)

(*)・・・公開世界初演  (**)・・・世界初演


#参考URL:
原田力男氏について(吉松隆)
http://homepage3.nifty.com/t-yoshimatsu/%7Edata/BOOKS/Columun/column02.html
「シナファイ」インタビュー・批評集成(木下健一)
http://perso.wanadoo.fr/kinoken2/intv/intv_contents/ooi_menu.html
「エリフソン」レポートなど(アルケミスタ)
http://www.alquimista-mr.com/Hiroaki%20OOI%20Cembalo%20Recital.htm

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皆様のお問い合わせ・御応募をお待ちしております。

大井浩明
Mach2.5@Ondes-Martenot.net

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大井浩明 Hiroaki_Ooi
《原田力男没後10周年記念演奏会》 事務局
2005年3月12日(土)午後5時30分開演
ちひろ美術館・東京 多目的展示ホール


レス 投稿者:NAPP  投稿日: 7月24日(土)18時19分40秒
>なかのさん
 矢口監督作品では「ウォーターボーイズ2」でもヒロインが吹奏楽部だったりしますね。
 「スウィング・ガールズ」は「吹奏楽部でやるビッグバンド」であって、「ビッグバンド=吹奏楽」ではないのですけどね。いや、あの公式サイトの掲示板が・・・・・
 最近では「笑ってこらえて」で「吹奏楽の旅」とかやっててメディアに吹奏楽が出てくることが度々ですね。

>HIDEっちさん
 PIPERSの記事、拝読いたしました。力作でしたね。お疲れさまでした。ボアの話など、私も中学生のころに(トロンボーンでしたが)「太管って上級者用だよね〜」とか勝手に思い込んでいたのを思い出しました(恥)
 そういえばユーフォの4番ピストンの位置って、不思議です。う〜ん。

>98さん
 補足説明、ありがとうございました。
 私、恥ずかしながら前回のチョカリーア来日は未体験ですので、8月28日は都合をつけてみようかと思います。しかし、あの週はサントリーサマー・フェスもあるので大変だ。(^ ^ゞ

>やぶいぬさん
 カルロス・クライバーの訃報の直後に・・・・・ ここ数年で大家の訃報が多く、一つの時代が終わりつつありますね。しかし、後をどうやって繋げていくか、頑張っていかなければ。

RE: ジェリー・ゴールドスミスが...。 投稿者:HIDEっち  投稿日: 7月24日(土)01時32分15秒
 「カプリコン1」借りてきたばかりなのに…

http://euphstudy.com/


ジェリー・ゴールドスミスが...。 投稿者:やぶいぬ  投稿日: 7月22日(木)20時53分19秒
...こ、今年は訃報が多いな...しかも自分にとって大事な音楽家ばかり...。

(リンクはNY Times)

http://www.nynewsday.com/entertainment/news/wire/sns-ap-obit-goldsmith06118366.story?coll=sns-ap-entertainment-headlines


チョカリーア 投稿者:98  投稿日: 7月20日(火)02時10分57秒
バルカンものは、これが圧倒的に詳しいですよん。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4787271687/
このへんは疑問があったら答えます。
逆に、あの楽器は厳密にはどうこう、みたいなことがわかる人、解説してくれるとうれしいです。
サンスポ日曜版ももうすぐ記事になる予定。

Re: チョカリーア 投稿者:なかの  投稿日: 7月19日(月)16時47分45秒
98さん、ありがとうございます。どこかで見たと思って新聞のスクラップを探したら、前回2000年来日時のピーター・バラカンの評が出てきました
(この前にも朝日文化欄で伊東信宏さんがレビューしていたと記憶しています)。下記URLにスキャン画像をしばらく置いておきます。
http://www.geocities.jp/yoi_nakano/ciocarlia.jpg
(梅津和時がゲスト参加したんですね)

チョカリーア 投稿者:98  投稿日: 7月19日(月)01時53分28秒
アンダーグラウンドに出てくる楽隊みたいなもの、ではありますが、出演/来日するチョカリーアのほうが、もっと速さに重きをおいています。
映画「炎の〜」は、映画としてはイマイチですが、チョカリーアやほとんどの成人男子が管楽器演奏家という彼らの村のことなど、パンフがそれなりに充実してます。映画はイマイチといっても、前回の来日を体験していなければ、驚きがあると思いますし、体験していれば、よくできた音楽映像として楽しめますです。

ちなみに一緒に来日して数カ所で共演するシンク・オブ・ワンは、ベルギーのバンドですが、以前はバルカンのブラスを取り入れたアルバムを出してて、最新作はブラジルのミュージシャンと共演、来日公演でも共演する予定で、こっちはブラジル北東部のパレード向け舞曲のブラス音楽であるフレーヴォをとりあげたりしています。

お久しぶりです 投稿者:HIDEっち  投稿日: 7月17日(土)02時38分53秒
 「炎のジプシーブラス」「スウィングガールズ」共に、今夏観覧予定の映画です(笑)。

 私事ですが、今月20日発売の「PIPERS」に、ワタシのインタヴュー記事が掲載されます。
ユーフォニアムの常識は世間の非常識?のような感じになりました(笑)。内容は楽器のシステムに関することなのですが、ユーフォの人向けの内容というよりも、他の楽器の人が抱いている「そうそう、ユーフォの人ってなんでみんなこうなの?」という疑問を解き明かすようなスタイルになっています。と書くと、まるで内部告発みたいですな(笑)。これでは同業者に敵視されること請け合いです。

http://www.euphstudy.com/


スウィングガールズ 投稿者:なかの  投稿日: 7月16日(金)10時37分18秒
掲示板の品位を下げてしまって申し訳ありませぬ(^^;)。
http://www.swinggirls.jp/
吹き替えなしで演奏しているという話です。

> バルカン半島のジプシー・ブラスはとても興味深いものが多いですが、
> 有名なバンドに「ファンファーレ・チォカリーア」というのがありま
> すね。このバンドについてのドキュメンタリー映画「炎のジプシー・
> ブラス 地図にない村から」が現在、吉祥寺で上映中です(7/31からは
> 渋谷でも)。

クストリッツァ監督の「アンダーグラウンド」で使われていたような音楽でしょうか?興味があります。

出先からのレス 投稿者:NAPP  投稿日: 7月15日(木)13時59分24秒
 そろそろ大学も夏休みに入ります。やっとこさ作曲にまとめて時間が割けそうです。それにしても、今月は週末は全て地方遠征。う〜ん。

>いしづかさん
>今、たまたまトップページをみたら、カウンターが100037になってました。
 ありがとうございます m(_ _)m 早いものです。アクセス解析によると、ブックマークからの再訪の方が多いらしく、「訪れる度に新しい情報」が提供できるサイトであればいいな、と思います(の割には更新されてない・・・・・) 最近は外部進出も少なくなってしまったので新規顧客の獲得もしないといけないのだけど・・・・・ むむむ・・・・・

>チャンチキトルネエド
 ご紹介ありがとうございます。団体そのものの存在は知っていたのですが、サイトがあったのですね。今後の更なる活動に期待です。
 現音作曲新人賞での本田祐也氏(この団体の代表)のクラリネットとピアノのための作品が「CHING-DONG」というタイトルで、とてもインパクトがあったことを覚えています。


>なかのさん
 こちらでははじめまして。こちらもご紹介ありがとうございます。
 まだじっくり見ていないのですが、今度改めて眺めてみたいと思います。サクソルン関係?


>川島さま
 はじめまして。書き込みありがとうございます。
>6月30日
 返す返すも聴き逃して申し訳なく、そして残念に思います。
 最近は行きたい演奏会に行けない事が多く、残念です。実はアルディッティSQの公開講座のときも、どうしても外せない仕事が外部でありましたので、欠席しておりました・・・・・

>「フルート協奏曲」管弦楽版
 実はかなり気になっていました。オーケストラが全員舞台から移動したりしたのでしょうか?さすがに大阪まで聴きに行くわけにもいかず・・・・・
 CDに収録されていたものは、ブックレット中の解説から想像して楽しませて頂きました。
 大変だったようですが、飯森さんもサイトでの西村先生とのインタビューで「室内交響曲第2番」に触れて「色々とあると本番で良い緊張感があって、かなり完成度が高くなると思う 」と仰っていますので・・・・・

>天下の西村朗に逆レッスンした稀有な作曲家、ってことですよね?
 いやいや、恐れ多い・・・・・そんな大層なものではございません。あのコンチェルトで使っている奏法は、村田厚生さんのサイトにも掲載されているスライドとB♭/F管の技法と、全ての管楽器に共通した口の技法の混用ですので、誰にでも書けるものだと思います。
 そういえばあの曲も音にしてみたいのですけれどね。どこかのコンクールに出そうにも規定で引っかかってしまうことが多く、実現していません。今年の毎コンに出そうと思っていたのですが、調べてみたらハープ2台は不許可でした。残念。

>アルディッティQが東京音大でレクチャーした際は、こちらの情報で伺うことができました。
 ありがとうございます。これからも面白そうな公開講座は告知したいと思いますので、またぜひ御来校下さい。
 ちなみに、「現在形の音楽」の最終公演は聴きに行きました。そのあとに橋本さんと食事に行ったのですが、覚えてないだろうな(笑)


 いしづかさんとなかのさんに、それぞれ面白いものをご紹介頂いたので、私からも。
 バルカン半島のジプシー・ブラスはとても興味深いものが多いですが、有名なバンドに「ファンファーレ・チォカリーア」というのがありますね。このバンドについてのドキュメンタリー映画「炎のジプシー・ブラス 地図にない村から」が現在、吉祥寺で上映中です(7/31からは渋谷でも)。
 映画のオフィシャルサイトもあります。
 ファンファーレ・チォカリーアは来月下旬に来日公演も行いますので、こちらも是非。
   8/21(土)、22(日)佐渡 アース・セレブレーション
   8/24(火)広島クラブクアトロ
   8/25(水)名古屋クラブクアトロ
   8/26(木)つくばカピオホール
   8/27(金)水戸芸術館
   8/28(土)すみだトリフォニーホール
   8/29(日)大阪 かわちながのラブリーホール
 「鼻血ドラゴン」もいいですが、「世界最速ブラス」といわれるチォカリーアの妙技も味わってみては如何?

Ensemble Contemporary α公演について 投稿者:川島素晴  投稿日: 7月14日(水)02時18分31秒
NAPPさん、Richard-Lenoirの書き込みにわざわざレス下さってありがとうございます。代わって私がレスします。ちなみに、6月30日、塚原里江(バスーン)&神田佳子(打楽器)のデュオリサイタルを、田村文生がプロデュース、という内容でした。そうですね、このサイトをご覧の方は、是非ご来場頂くべき一夜であったと確信しております。何せ、「またの機会に是非」と言っても、そうはいかない内容(つまり、2度と聞けないであろう内容)でしたから。。。(詳細は下記URLでご覧下さい。なお、12月公演のための招待作品公募情報もアップされております。今回は電子音楽特集です。作曲家の皆さん、是非ご応募下さい。)
・・・とまあ、この話題はここまでにして、実は、先週の金曜日、僕の「フルート協奏曲」管弦楽版というのを、いずみシンフォニエッタ大阪の公演で上演したのですが、その日のお話です。(この作品の上演に至る顛末は飯森さんのページにちらっと書かれてますが、かなり大変な状況でして。。。ここではその話がしたいわけではありませんので、先に進めます。)
この日、ミヨーのトロンボーン小協奏曲を上演したのですが、その際、隣でご一緒に聴いていた音楽監督の西村さん、ブラヴォーを叫ばれまして、そこで曲間に少しお話したんです。「西村さん、トロンボーン協奏曲は書かれないんですか?(きっと面白い作品ができるだろうな、という期待のニュアンスでききました。)」そしたら、「僕の弟子の中橋ってのが、昔書いたんだけどね、彼は自分でトロンボーンを吹くから、全部ポジションとか書き込んですごくよく分かってて、僕の方がトロンボーンについてレッスン受けてるような感じだったんだよ。。。」ですって。
天下の西村朗に逆レッスンした稀有な作曲家、ってことですよね?
なんとなく、この話、ここに書いておきたくなって、書きました。
(そういえば、ちょっと前の話ですが、アルディッティQが東京音大でレクチャーした際は、こちらの情報で伺うことができました。昔一緒に「現在形の音楽」というのをやっていた仲間で現在東京音大の講師をしている土屋君が当日助手をしてましたが、「どうやって情報を入手したの?」と、かなり不思議がってました。ありがとうございます。)

http://alpha.cside.com/


古楽器によるブラスバンド? 投稿者:なかの  投稿日: 7月10日(土)16時30分9秒
初書き込みです。下記サイトで、Dodworth Saxhorn Bandの音楽監督がいろいろ話していて、音楽もたっぷり聴けます。

《npr》
http://www.npr.org/features/feature.php?wfId=3115099

おめでとうございます 投稿者:いしづか  投稿日: 7月 4日(日)04時16分1秒
今、たまたまトップページをみたら、カウンターが100037になってました。
立ち上げから5年4.5ヶ月、私が10000ヒットを踏んでから(笑)わずか4年での快挙を、まず、お慶びする次第でございます。

ところで、今日、<<東京の夏>>音楽祭のオープニングで聴いたチャンチキトルネエドという団体、多種小編成吹奏楽的な観点からみてもなかなか興味深いものでしたよ。
ここで試聴も出来ます。
http://www.chanchikitornade.net/html/main.html

レス 投稿者:NAPP  投稿日: 7月 2日(金)01時39分2秒
>Richard-Lenoirさん
 せっかくご案内頂いていたのに、行けませんでした _| ̄|○
 田村先生にも、行くって宣言してたのに・・・・・
 6月中に解説執筆の仕事にケリをつける、と決めてやってたらこんなことに。(でも、お陰で終わりました)
 申し訳ないです。


>ちんぴら指揮者さん、ぜんさん
 本日、CD届きました。ありがとうございました!とりあえず自分のだけ聴いてみました。改めて懐かしい・・・・・ 感謝です。
 「うんにゃ」は佐賀にいたときは、いつも言ってました。やっぱり九州弁ですかね?


>蝸牛の旋さん
 「北爪作品集」はとてもよいディスクですね。私は発売日に買いに行きました(笑)。これまでに音源がなかった三曲も勿論素晴らしいのですが、三種類目となった「映照」もこれまでで一番よい演奏なのではないかと思います。あとは「地の風景」の入ったCDが出ないかなぁ、と。
 「なにわ」のCD、実は買っていません。興味がそそられてきました。
 「祈りの旅」は、自分で演奏してみると、また色々な面が見えてくる曲ですね(ということは、もっと色々な演奏の録音を聴いてみると、参考音源では分からなかった部分が見えてくる、ということの証でもある)。自分で棒を振ってみると「小節線の越え方がうまいなぁ」と思います。旋律に内包される緊張と弛緩を、拍節と関連して捉えて表現できるか、が結構キモのような気がします。

 北爪先生のお父様、クラリネット奏者の北爪利世氏の御冥福をお祈り致します。



 買ってしまいました。新しいMac Power Book G4 17インチ。う〜ん、OS 9 からOS X に移行となったので、これからアプリケーションを揃え直したり、ファイルの引っ越しをしたり、と大変です。私の持っている Open Music などのアプリはOS 9 でしか走らないので、当分は2台の Power Book を同時使用かなぁ。