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私の知る限りですが 投稿者:谷口昭弘
投稿日:09月30日(木)04時01分31秒 >私がここで言うところのリズムとは「律動」、すなわち人を「のせる」(よく分からないかも)
>ようなアクセントを流れの中に持つ音楽のことでした。
お謝りになるほどのことはございません。世間一般にいう「リズミックな」音楽、あるいは「ビートの効いた」音楽ということですね。分かりました。
ご説明ありがとうございます。
>>調性のはっきりしたもの
> アメリカでは調性のあるものが現在は多いのですか。
実はあまり最近の音楽を追ってこなかったので、あまりエラソーなことも言えないのですが、ドーガティーやトーキーやカーニスといった作曲家を聴いた感じでは、無調も調性もあって、「ハイカルチャー」もポップカルチャーもあってと、ようするに「ごった煮」の印象を受けます。それが、本当に「ポストモダン」なのか? 折衷主義自体は、それこそバーンスタインの音楽にも顕著ですし。ただ、聴衆に受けるというのは、「調性プラスちょっと無調」、あるいは「無調プラス分かりやすいプログラム」なのかなって認識しています。
>無調とビートの混在はあまり存在して
>いないのですか?う〜ん。別に「現代音楽=無調」という安易な図式には賛同するわけではあ
>りませんが、それでもちょっと考えてしまうなぁ。
そうですねぇ、ジョン・ハービソンなど、6、70年代、無調で書いていた人が、80年代になってポピュラー音楽がどうのこうのとか言っているようなので、関心のある人は増えていると思います(というか、60年代に大学を過ごした人達ですから)。コリリアーノは、12音には関心がないと言っていますが、常に調性音楽を書いているのか、というと、やはり強烈な不協和音もあり、一つに落ち着かないという印象を受けます。ツウィリッヒみたいに、割と無調っぽく書くひともいます。誰を選ぶかによって、見えてくるものが結構違います。
アダムスもサイケ・ロックに影響されたようですしね。彼はミニマリストと呼ばれるよりも19世紀の作曲家たちの延長線上に捉えられたいみたいなことを言っていたようですが。
>アメリカの現在の音楽のスタイルが、私の望むところの「現代語法のビート
>に乗れる音楽」、すなわち「楽しんで現代音楽」に最も近道であると感じて
>いるんです。
ある評論家によると、近年の「調性復活組」は、ミニマルへの反動という思考もあるようです。無調でもミニマルでもないもの、ということなのでしょうか。
エリック・ウィテカー、初めて聞きました。う〜んまだ宿題が増えてしまった。
! 投稿者:ちんぴら指揮者
投稿日:09月30日(木)01時21分10秒 NAAP? NAPP!! ありゃー!?(\0\) AとPを押し間違えてたかな?
いやいやとんだ失礼をばしました。
http://www2.odn.ne.jp/~cau62570/index.htm
ウィテカー 投稿者:梶木隆一
投稿日:09月29日(水)20時01分04秒 >そののち彼は日本の吹奏楽に流されて「ラスべガスを喰い尽くすゴジラ」
>なんてものを書いてしまった・・・・・
え! 事実ですか?
確かに委嘱した吹奏楽団に日本人指揮者はいますが。
Best Music for Highschool Band 投稿者:Jun
投稿日:09月29日(水)12時50分24秒 >NAPP様、この本は大変勉強になりますよ!
私は確か2年ほど前にアカデミアから買いました。
さすがに解説文までは訳してませんが、ざっと目を通してるだけでも面白いですね。
¥3000ぐらいだったかな?
姉妹書で“Best Music for Young Band”というのもあります。
ウチのHPで、こつこつ紹介して行くつもりです。
ほんとに知らない曲ばっかり何ですよね。
http://www.freepage.total.co.jp/junmwn/index.html
いろいろ 投稿者:NAPP
投稿日:09月29日(水)11時29分50秒 谷口さん
>リズム
またしてもすみません。よく分からない表現第二弾でした。
私がここで言うところのリズムとは「律動」、すなわち人を「のせる」(よく分からないかも)ようなアクセントを流れの中に持つ音楽のことでした。
リズムが規則的、とはこの場合あてはまらなく、イレギュラーなアクセントや変拍子などでも感じられる律動を含む音楽もその範疇にいれた表現です。
>調性のはっきりしたもの
アメリカでは調性のあるものが現在は多いのですか。無調とビートの混在はあまり存在していないのですか?う〜ん。別に「現代音楽=無調」という安易な図式には賛同するわけではありませんが、それでもちょっと考えてしまうなぁ。
>アメリカの現代音楽に何かしら出処があるとお考えなのですか?
ええ。日本の吹奏楽にアメリカの音楽が最も影響力を持っていることと、アメリカの現在の音楽のスタイルが、私の望むところの「現代語法のビートに乗れる音楽」、すなわち「楽しんで現代音楽」に最も近道であると感じているんです。
もちろん、アメリカから多くの吹奏楽曲が日本に流れ込んできてはいますが、それらの多くがスクールバンド用。現代語法の作品はそんなに多くないと思います。近年話題となったエリック・ウィテカー(当時ジュリアードの学生だったのでは)の「ゴーストトレイン」なんてのがありましたが、そののち彼は日本の吹奏楽に流されて「ラスべガスを喰い尽くすゴジラ」なんてものを書いてしまった・・・・・
>しつこく「発音」(S.O.さんにも関連して・・・・・)
へぇ〜、Jan Bachなんて人がいるんだ。知らなんだ。
他にも発音と言うと、相変わらずうちの大学の図書館では「ハルフテル」と登録されている「アルフテル」や、誰もが一度は「ギナステラ」と読んでしまう「ヒナステラ」なんかも面白いです。あと、綴りからは最初読めない人が多いと思うのは、ダリウス・ミヨー、プーランク、アンリ・デュティユなんかかなぁ。
私たちは表音文字だからいいけど、表意文字を使っている国って、初めて作曲家の名前を母国語で書く(読む)とき、どうしてるんだろ?以前、中国交響楽団が「ショスタコーヴィチ」をなんかすごい漢字で書いていたような・・・・・
>JUNさん
おっと、Erbの譜面をお持ちですか。それはすごいなぁ!「Best
Music for Highschool Band」 ですか。面白そうな本ですね。JUNさんのページの「吹奏楽情報広場」でこの本に関しての情報がアップされたようですね。これから先、本に紹介されている内容を少しづつUPして下さるんでしょ?(期待)
>ちんぴら指揮者さん
え〜ん、僕は「NAAP」ぢゃないよ〜。私は「ワイン蔵」の「NAPPE」と「居眠り」の「NAP」の相中を取って「NAPP」ですよん。(ホントは、本名が中橋だからなんだけど)
ま、それはいいとして「星曼荼羅」をお聴きになりましたか。この曲は「太陽の臍」、「光の環」とともに三部作をなす作品で、なかなかキラキラした音色がいい感じですね。
「太陽の臍」っていうのは「篳篥協奏曲」でして、なかなか面白いですよ。三曲並べて聴くとまた違った楽しみ方ができますよ(別にCDのセールスをやってるわけではないですが)。
私としては、その次の「アストラル協奏曲」が大好き。あのオンドマルトノの妖しい音とワイングラスの音がいい。
ついでに。CD紹介のコーナーでも触れている「フルートと管楽、打楽器のための協奏曲」もおすすめですよ。たしかFl.をお吹きになるんでしたよね。必聴ですよん。
西村氏の音楽 投稿者:ちんぴら指揮者
投稿日:09月28日(火)23時36分35秒 NAAPさんから聞いて注文した”西村朗の音楽1”はまだ着かずイライラ。そんなわけで店頭に置いてあった”2”の方を思わず買ってしまいました。西村氏の音楽はそこまで聴いていたわけではなかったのでじっくり聴きました。一言で言うとその拡がりのある音楽に圧倒されるようでした。しかしとても聴き心地の良い音楽ですね。アルバム中特に気に入ったのは「星曼陀羅」という曲です。何度でも聴けそうです。うんうん良い物を買えたな。
http://www2.odn.ne.jp/~cau62570/index.htm
D.Erbについて 投稿者:Jun
投稿日:09月28日(火)07時41分51秒 わたしErbの譜面持ってます。
“Best Music for Highschool Band”という、本の中に紹介されていたのですが、こちらで話題になっている“Symphony for Winds”も載っています。
買ったのは“Space Music”という作品。予備知識も何もなしで、グレードも高くなかったので購入してみました。3分あまりの小品ですが、音源を耳にしたことはありません。
スコアを見た感じは、いわゆる『スター・ウォーズ』風な音楽とはかなり趣が違うようです。実演を聴いてみたい。
上記“Best Music・・・”は日本ではほとんど知られていない作曲家の作品が数多く紹介されていて、面白いですよ!
伊藤 順(盛岡ウインドネットワーク)
http://www.freepage.total.co.jp/junmwn/index.html
外国人名の読み方について 投稿者:S.O.
投稿日:09月27日(月)23時25分41秒 名前の読み方や表記については、いろいろな問題があります。例えば、Smith氏や田中(「タナカ」ではなく「デンチュウ」でござる...という人いる?)氏などのように、もう間違いようのない名前ならともかく、めったに見られない名前だと、どうしても発音を重視せざるを得ないでしょう。
P.D.Q.バック(^_^)でお馴染みの、Peter Schickeleという人の性ですが、日本の文献では「シケレ」とか「シッケレ」と表記されています。彼自身の発音では「シックリー」なんですが、これではしっくりーこないんですね。というのは、発音を尊重してしまうと、名前の方がリエゾンして「ピーラー」となってしまう。
英語の発音だととんでもないこともありました。以前、アナウンサーが作曲者を「クロード・デービューシー」と言って、??でした。誰のことだと思います?。フランス近代の大作曲家です。
また、発音で困ることは、国によって異なることなんですね。最近注目されだしたスペイン出身のフランス・スイスの現代作曲家、Roberto
Gerhardという人、ドイツ風だと「ゲルハルト」、英語風だと「ジェラード」、スペイン風だと「ヘラルド」、フランス風だと「ジェラート」か「ジェラール」となるんでしょうか...(語学苦手)。出身地か最も活躍した国の語で呼ぶのが良いのでしょうけど、結局どうなんでしょう。
一番良いのは、偉い先生がグローブ等の音楽辞書に使用している表記にすることですね。マイナーな人は困るけど。
>NAPPさん
Erbの詳細は、テオドールプレッサーのホームページにありますね。アメリカは、シャーマーなど出版社のホームページも作曲家紹介が充実していますし、「作曲家協会」のような組織のホームページ(谷口さんのページからリンク)も大いに参考になります。
早く日本にも、こういうホームページが出来ないかと思っているのですが、そもそも日本は楽譜出版社が低調だからなあ。
シュラーの「パロディ」というのは、まるでサーカスのピエロ団が登場してズッコケながら大騒ぎしているような音楽です。それで「パロディ」なんでしょうね。
「リズムを持つ」音楽? 投稿者:谷口昭弘
投稿日:09月27日(月)09時38分25秒 >>フェルドマンを継ぐような人って結局出なかったのではないかと思います。
>それでは、アメリカの現代音楽って、「リズムを持つ」音楽なんですか?
「リズムを持つ」といえば、大抵の音楽はリズムを持っているのではないですか?
NAPPさんの考えている「リズム」というのは、どういうものなのでしょうか?
私が学部時代に習った定義をご紹介します。まずリズム。
「一定形の運動(秩序)で、音楽の経過を時間的に規定するもの。」
一方、拍子(あるいは拍節)は「『反復』を内容とする人工的リズム。自由を制約する人工的な秩序。」
>全員がミニマルを書いているはずも無いと思いますので、
ミニマルは流行の一つとして存在しています。その他は調性で書く人が割とウケているということでしょうか。Argoレーベルからジンマンが随分と最近の作曲家の作品を出していますね。バルティモアにいた時、随分委嘱したようです。聴衆の反応は、良かったらしいですよ。彼はもうやめてしまいましたが。チューリヒかどこかに行くんじゃなかったかな。
#大植さんもミネソタやめちゃうみたいだし。
>現代の語法を用いたリズミックな音楽が創られているのでしょうか?
ミニマルと明確に分からずとも、やはりビートのしっかりした音楽、調性のはっきりしたもの(あるいはちょっとスパイスを利かせたもの)が一つのファッションなのでしょう。そういう曲が大衆ウケしているとは思います。今日、ドーガティーの<メトロポリス交響曲>を買ってきましたが、ちょっと考えこんでしまいました。
個人的にはいままで、あまり最近のって追ってこなかったので、ややびっくりしているんですよねぇ。こういう音楽が流行ってるの???って感じです。
>なぜ私がこのようなことにこだわるかと言うと、日本の吹奏楽界に現代音楽を持ちこもうと
>思った場合、まずはリズミックなものから入るほうが受け入れられやすいと思っているからな
>んです。ぜひ、その先例を知りたいのです。
ということは、アメリカの現代音楽に何かしら出処があるとお考えなのですか? もちろんアメリカの吹奏楽作品が日本に沢山輸出されているとは思いますが。
>>発音
>と言えば、アメリカではBachのことを「じょん・ばっく」と発音するという噂を聞いたことが
>あるんですが、そんなまさか、ねぇ。
Jan Bachというアメリカの作曲家はいます。でもヨハン・セバスティアンは大学の中でもラジオ放送の中でも「バッハ」と発音されています。ショパン、ヘンデルもチョピンとかハンデルとは発音しません。もちろんクラシックに何の関心もない人がそういう風に発音することは、ないとは言えません。
#でもそれより驚いたのは「チャールズ・マンチ」かな。ボストンラジオで
#そんな風に発音されているとは思わなかった。最初誰か分からなかった。
レス集 投稿者:NAPP
投稿日:09月27日(月)04時22分18秒 最近あんまりこのレスに時間を費やすことが出来なくなっています。困ったもんだ・・・・・
>岡村さん
そうです。そのテニーです。お金に余裕ができたら購入を考えることにします。最近、CDを衝動買いしすぎて、ちょっと反省してます。何を買ったかというと、三善晃の合唱やら、ベリオやら、電子音楽の素材やら、果てはNHK大河ドラマのテーマ曲集なんてものも。
この「大河ドラマ」の曲ですが、作曲者のメンツがすごい!毛利蔵人、武満、入野義郎、三善、一柳、湯浅、林光などなど・・・・・ 音楽にさほど興味が無かった小学生のころに耳にしていた音楽の作曲者が今になって「すごい」と感じるとは。時代の流れってすごい!
>梶木さん
>これ以上の議論は意味がなさそうなので控えます。
まぁ、意味が無いかの判断はそちらにおまかせするとして・・・・・
>なるほど、何か特定の編曲を指しているのではなく、「シェエラザード」が吹奏楽で演奏
>されること自体が史上最大の失敗なのですね。
そんなとこです。「史上最大」は大袈裟だとは思いますが。
>つまり「春の祭典」「ダフニスとクロエ」「アルプス交響曲」のアレンジの方が
>まだましということですか?
基本的にアレンジそのものについて私は否定的なんですが、特にシェエラザードを好ましく思っていない理由として「独奏楽器がヴァイオリンである」ということがあるでしょう。
周知のように、この曲は協奏曲、とはいかないまでも、独奏ヴァイオリンパートが特別な役割を担っていますね。「独奏楽器」には「独奏」たる所以があると思います。ですから、その楽器でしか表現できない音楽的内容が含まれるわけです。シェエラザードのVn.soloにも重音奏法やハーモニクスなどの独自の奏法が盛り込まれていてそれが大変に魅力的なのです。その独奏楽器を他の楽器でやる、ということが私は許せないのですね。
あ、先に言っときますが、Bachの無伴奏チェロ組曲のSax版なんかは話が別ですよ。ソロと協奏的立場は音楽的ニュアンスがまるで違いますから。
>S.O.さん
二枚目のご紹介、ありがとうございました。これまた面白そうなCDですね。う〜ん、段々「アーブ」っていう作曲家に惹かれてきましたよ。どんな人なんだろう?
「パロディ」と言えばジョン・ケージのあれ(タイトル、ど忘れしちった。ナンでもいいから有名な曲を使え、って豪快な指示のしてあるアレ)が有名ですが、この「パロディ」もその類ですか?
>谷口さん
>フェルドマンを継ぐような人って結局出なかったのではないかと思います。
それでは、アメリカの現代音楽って、「リズムを持つ」音楽なんですか?全員がミニマルを書いているはずも無いと思いますので、現代の語法を用いたリズミックな音楽が創られているのでしょうか?
なぜ私がこのようなことにこだわるかと言うと、日本の吹奏楽界に現代音楽を持ちこもうと思った場合、まずはリズミックなものから入るほうが受け入れられやすいと思っているからなんです。ぜひ、その先例を知りたいのです。
>発音
と言えば、アメリカではBachのことを「じょん・ばっく」と発音するという噂を聞いたことがあるんですが、そんなまさか、ねぇ。でも、金管楽器の大手メーカー「Bach」は「バック」ですね。
>阿部さん
お忙しいなか、コメントありがとうございました。勝手に名前を出しちゃって、すみませんでした。
櫛田氏にインタビューしたのはそういう理由だったのですね。どおりで小山清茂氏ではなかったわけだ。 どうもありがとうございました。
ちょっとだけ 投稿者:阿部達利
投稿日:09月25日(土)19時11分24秒 こんにちは。阿部です。
ちゃんと書く時間が取れないのでちょっとだけフォローします。
ご了承ください(_0_)。
> >日本の作曲家にインタビュー
> 大栗裕はかなり以前に亡くなっていますので。
> あ、じゃ私の聞き間違えですね。いや、日本の吹奏楽で論文を書くとい
> うことで、いろいろな作曲家が出てきたんですけど、どうもすいません。
いえいえ。京都から東京へ移動する途中に浜松に寄ってもらっていろいろ話をしたのですが、大栗氏が故人であることは私との会話の中で知ったようです。
ですから、谷口さんと会話した時にはまだ存命中だと思っていたのでしょう。
> >櫛田さんに会うことにした理由はいったいなんなのでしょう?
> 他にも兼田敏とか保科洋の名前が出てきていたので、多分そっちとごっ
> ちゃになったのかな。とりあえず、主要な作曲家に会うという話だった
> んです。
櫛田(月失)之扶の作品への興味は教育的な側面からではないかと思います。「難易度がそれほど高くなくて、高校生くらいのバンドがイメージを喚起しやすい」と言っていたように記憶しています。
発音の問題 投稿者:谷口昭弘
投稿日:09月25日(土)15時00分25秒 どうも気になって眠れないので、とりあえず。
Erbってやっぱり「アーブ」なのかも。herbだって、「ハーブ」といいますからね。harpだったら「ハープ」だし。「アープ」はとりあえず撤回します。すいませんでした。ただ、Erbの「Er」って舌をかなり使うので「b」は、はっきり出ないだろ
うなぁ、と言い訳を考えています。Ivesの問題も、「v」でかなり「s」の音が奪われるって感じがします。
ついでですので、こちらに来てへぇ〜っと思った発音を御紹介。
Grofeは、グロッフェーで「ェ」にアクセント、Nancarrow(sp?)は「ナンキャーロー」ってな感じで「キャ」にアクセントでした。
Re: 多めにレス 投稿者:谷口昭弘
投稿日:09月25日(土)13時07分02秒 >静的な音楽
>私の尋ねたかったのは「明確な拍節感が
>希薄で、無音状態と融合するような音楽」、いわば「借景式の」音楽についてでした。
う〜ん、こういう路線の人はいませんねぇ。フェルドマンを継ぐような人って結局出なかったのではないかと思います。うちの学生でフェルドマン風のを書くのがいました。何も理論もなく、ただ思うがままに音を並べただけだとか。クラスからは、非難ごうごうでしたね。私は音そのものは割と面白いと思っていたので、「何も考えていない」「なまくらもの」みたいな決め付け発言に、やや辟易としました。
>日本の作曲家にインタビュー
大栗裕はかなり以前に亡くなっていますので。
あ、じゃ私の聞き間違えですね。いや、日本の吹奏楽で論文を書くということで、いろいろな作曲家が出てきたんですけど、どうもすいません。(これで、日本の作曲家について知識がないのがバレてしまいました!)
>櫛田さんに会うことにした理由はいったいなんなのでしょう?
他にも兼田敏とか保科洋の名前が出てきていたので、多分そっちとごっちゃになったのかな。とりあえず、主要な作曲家に会うという話だったんです。
>アメリカでは(も)、彼はメジャーなのですか?
個人的な印象からすると、日本の人は知られていないと思います。ただし、東京佼成のCDはアメリカでも入手できるので(一枚22ドルくらい)それで興味を持ったのではないでしょうか。京都の地下鉄の中で、ちょっと話が盛り上がりました。
>テニー
岡村さんが御紹介して下さったものの他に、Artifactというレーベルから、初期の電子音楽作品がCDになっております。
Artifact Recordings FP 001/ART 1007
>『コブラ』の実習
>いいですねぇ、そんな授業をやってくれるんですか。
アメリカって、そういう「お気楽」なところがあっていいです。でも、本当に上辺だけですよ。
>日本の音大でも、そんな風なことをやってくれればいいのに。
実際に何が起っているのか、色々触れてみることは大切だと思います。
>E.シュヴァルツ
なかなか面白い人ですね。そのいい加減さが、アメリカらしい (^_^)
お薦めディスク第2弾 投稿者:S.O.
投稿日:09月25日(土)12時14分37秒 Erbは、アープですか。アーブだとガン遺伝子だ。
この方、1960年代半ばから電子音楽にハマり、いち早く電子楽器と吹奏楽を融合した作品「Reticulation」(1965)、「Stargazing」(1966)を書いています。後者は知っているんですが、3楽章約3分30秒という短い組曲ながら、なんともシュールな世界に導かれてしまう作品。同時期に、H.
Bielawaも「Spectrum」(1966)という大変面白い曲を書いていますが、これと比較しても極めて実験的ではあります。「Stargazing」は、ペンデレッキの「ピッツバーグ序曲」とともに、60年代を代表する問題作(意欲作)だと思う。
アープの「Symphony for Winds」(1989)は、発表当時から話題になっていたんですが、これが収録されたCDがあります。ただ、出所がMark
Custom(http://www.markcustom.com)なので、入手はちょっと難しいかもしれませんが。
American Music for Winds //The Lawrence Univ. Wind. Ens./Robert Levy
(Mark MCC-1302)
Symphony for Winds(1989)/Donald Erb
Cortege; Dirge Canons(1975)/Sydney Hodkinson
Music for Eighteen Winds(1985)/ John Harbison
Lullaby(1985)/Leslie Bassett
On Winged Flight(Divertiment for Band)(1989)/Gunther Schuller
いずれも現在でも活躍中の実力派作曲家で、特にバセット、ハービソン、シュラーは、ピューリッアー賞受賞の作曲家です。
なかでも、アープの作品に注目です。3楽章で11:36という短い「交響曲」ながら、全編にわたり素晴らしい緊張感を持続させている作品です。トーンクラスターが用いられたり、特殊楽器(ハーモニカ、ワイングラス、.....)や様々なミュートが用いられています。親しみやすさは皆無ですが、圧倒的な迫力はさすがというほかありません。
他は、シュラーの作品が印象に残っています。米空軍バンドの委嘱であり、そのためチェロ3本を加えた編成となっています。5曲からなる組曲形式のディベルティメントということで、幾分彼特有の厳しさが緩和され、比較的耳障りが良いです。アイブス、Europe(エウロペ?)、フィルモアへの敬意を表現したという終楽章の「パロディ」が、この作曲家の意外な一面を垣間みせて、笑わせてくれます。
演奏・録音ともMark盤とは思えないほど立派で、お薦めのディスクです。
「吹奏楽を構成する楽器について(改訂版)」について 投稿者:梶木隆一
投稿日:09月24日(金)18時24分38秒 最初に「すべて私見」と逃げられているため、これ以上の議論は意味がなさそうなので控えます。
一点だけ。
>個人的には吹奏楽史上最大の失敗と思われるR.コルサコフの「シェエラザード」吹奏楽版の、
なるほど、何か特定の編曲を指しているのではなく、「シェエラザード」が吹奏楽で演奏されること自体が史上最大の失敗なのですね。
つまり「春の祭典」「ダフニスとクロエ」「アルプス交響曲」のアレンジの方がまだましということですか?
James Tenny 投稿者:岡村 投稿日:09月23日(木)23時25分45秒 NAPPさん
>>テニー
>作品は聴いたことがないのですが、
この話題を途中から読みましたが、James Tennyのことでしょうか。
もし、そうでしたら、現在、Hat Hutから数種類のCDが出ています。特に、最近出た、紙のジャケットの2枚は限定プレスです。
これを機に、買って聞いてみるのも悪くはないと思います。
http://www.pa.airnet.ne.jp/xokamura/
多めにレス 投稿者:NAPP
投稿日:09月23日(木)18時51分14秒 谷口さん
>静的な音楽
失礼しました。なんかよく分からない表現でした。私の尋ねたかったのは「明確な拍節感が希薄で、無音状態と融合するような音楽」、いわば「借景式の」音楽についてでした。
ケージ、フェルドマンのほかにも、このようなスタイルの音楽を書いている人が「今」存在するのかどうか、ということに興味がありますので。
>日本の作曲家にインタビュー
いつごろのお話でしょうか?大栗裕はかなり以前に亡くなっていますので。櫛田さんに会うことにした理由はいったいなんなのでしょう?アメリカでは(も)、彼はメジャーなのですか?
ちなみに、彼の「飛鳥」は私が接した初めての吹奏楽です。
そこらへんの話を阿部さんご本人が語ってくださると嬉しいのですが・・・・・
>テニー
私が今読んでいる最中の「ユリイカ 98年3月号 解体する音楽」にも書いている人物と同一人物ですか?作品は聴いたことがないのですが、どのような人なのでしょうか。
なんで今更この本を読んでいるかというと、ちょうど電子音楽に取り組んでいるからなんです。まだ全然読んでいないのですけど。大友良英さんらの対談は読みましたよ。
>『コブラ』の実習
いいですねぇ、そんな授業をやってくれるんですか。日本の音大でも、そんな風なことをやってくれればいいのに。クラシックに固執したり民族性ばかり追いたてていて、もっと色々な「現在の」音楽にも目を向けてくれればいいのに。
>E.シュヴァルツ
彼の偶然性の音楽の例として、彼はピアノ曲(タイトル忘れた)を披露してくれました。それは、7枚(だったと思う)の楽譜の内、最初と最後、及び真中のページのみ固定し、残りの4枚(?)はランダムに並べる、というものでした。そこまで偶然性の強い作品ではないのですね。
ところが、シュヴァルツが言うのは、「ある時、私はいつもお気に入りの順番で並べているのに気がついた。また、出版の話がきたときに、どうしてもページ番号をつけなければならないことになった。だから、現在楽譜を入手して演奏した場合には、決まった順番となる」のだそうです。
そりゃねぇよ・・・・・
ちょっとレス 投稿者:谷口昭弘
投稿日:09月23日(木)08時33分30秒 エリオット・シュワルツの1980年のLP、Extended
Pianoがあったので、聴いてみました。確かに聴いた感じ、偶然性も使っているかな、と思いました。このLPに収められているのは、6、70年代の作品なので、「電子音楽」の香りがする、なかなか刺激的なものでした。その後どのように作風が変化したのか、追ってみたいところですね。
Erbですが、おそらくアープと発音すると思います。エネルギッシュな曲を書く人ですよね。最近も委嘱がどこかからかあったと思いました。
クリストファー・ローズも、その路線なのかな?
オリヴェロス、テニー、ゾーン 投稿者:谷口昭弘
投稿日:09月20日(月)05時34分06秒 ののさん
>ケージ、フェルドマン以降で私が特に興味を持っているのはオリヴェロスとテニー
>なのですが、彼らの受容度はいかほど?また、ジョン・ゾーンみたいな人の扱いは?
>『コブラ』の実習に参加した話が、谷口さんのHPでも紹介されていたと思いますが。
オリヴェロスに関しては、昨今のフェミニズムブームで、そちらの方からのアプローチで書かれたものが多いようですね。ちょっと前でしたら、初期の電子音楽とか、ディープリスニングの活動中心だったと思いますが。
テニーについて書かれたものは少ないです。インタビューが若干あります。
生まれこそアメリカですが、どうも、カナダの作曲家として取られているという印象もあります。
『コブラ』の実習に参加した話は、以前ののさんに私信でお送りしましたね。
私の大学に「1945年以降の音楽」という授業がありまして、歴史・分析が半々といった感じですが、雰囲気的には、学部・院生とりまぜて、リラックスしたものでした。とにかく聴いてみよう、ということで、院生は週10時間リスニングするという課題もありました。
演奏してみよう、ってのもありまして、ライリーの『In
C』、ゾーンの『コブラ』、ブッチ・モリスの『コンダクション』の3作品を、とりあえず規則に従って体験するというものでした。とても人様に聴かせられるようなものではありませんが、生徒各自が好きな楽器を持ちよって楽しむ、という趣旨のものだったと思います。
『コブラ』には、大変複雑なルールがありますが、授業では「ゲリラ」などはやらず、数枚の手作りカードのコマンドに従ってその場ですぐできる演奏体験をしました。実際にやってみることで、プロンプターの大変さや演奏者としてやるべきことが分かって良かったです。やってみないと分からないものってありますよね。
以前ボストンに住んでいた時、ハーヴァード大学のラジオで、特定の作曲家や音楽家の録音を短期間集中的に流す番組をやっておりました。ジョン・ゾーンも、その番組で選ばれたことがありましたが、ジャンル分けではクラシックではなくてジャズとして扱われていたと思います。
また、ニューイングランド音楽院には「The Avant-Garde」という授業があるようですが、いわゆる西洋クラシックの「前衛」とともにゾーンがリスニングリストに多く載っていたのが印象的でした。
ところで昨日、パーシュケッティのインタヴュー記事を読んでいたのですが、確かに作曲家として、彼の音楽史の知識は大したものだと思いました。彼によれば、作曲家たるもの、過去の音楽を知らないと、今自分がどこにいるのか分からなくなるのだ、と言っております。だから「自分の音楽」を何度も繰り返して書く学生が多いのだ、ということだそうです。
吹奏楽作品に関しては、作曲家のイメージに「バンド」というと、レベルの低い音楽集団という偏見があるらしく、パーシケッティは、アメリカには、素晴しいバンドがたくさんあるのだから、それを忘れてはいけない、と言っています。
「静的な」音楽? 投稿者:谷口昭弘
投稿日:09月20日(月)05時33分06秒 NAPPさん
>さて、以前「アメリカの今の音楽はミニマルやそれに類するものが流行」というような内容の
>お話を聞かせて頂きましたが、逆に武満などのような「静的な」音楽はどのように受けとめられ
>ているのでしょうか?
ケージに関しては、研究者もたくさんいるし、アメリカ人の関心は高いと思います。最近の動向に関しては、ケージのML、Silenceに参加されると良いと思います。
「静的な」音楽というのが、具体的に思い浮かびにくいのですが、フェルドマンのような人は、どうしてもケージの一派みたいに見られがちではないかと思います。それは彼が静的な音楽を書いているからということよりも、単純に偶然性を取り入れていることによります。なお、フェルドマンについては私のHPにも若干記事があります(雑記帳、ccdスレッド)。
武満徹は、こちらでも評価が高い作曲家でしょう。ただ、特に「静的」だから売れているというよりは、独特の音色・オーケストレーションが注目されているように感じます。昨今の日本ブームのせいか、大江光のCDもあちこちにあるのはちょっと「?」ですが。
日本の作曲家ということで、ちょっと話を逸らせますと、先日京都で日本の吹奏楽を研究している博士の学生と話をしました。大栗裕や櫛田てつのすけ(漢字失念)や兼田敏にインタビューすると言っていました。また、ヤマハの阿部達利さんにも会う予定だとか。それからどうなったかは、まだ聞いていませんが。
レス 投稿者:ちんぴら指揮者
投稿日:09月20日(月)01時52分49秒 谷口昭弘さん
>シュワントナーなんかは、無調作品の割に人気はあるのではないですか?
あれは、ある高校バンドが「そしてどこにも山の姿はなかった」を演奏したのが大変話題になりちょいと流行ったものです。吹奏楽界典型の広まり方です。もちろん好奇心豊かな指導者はシュワントナーの他の作品も聴き漁っているでしょうね。(私は管弦楽と打楽器の協奏曲が好きです)
しかし現代音楽そのものへの興味の広がりが見られないのが惜しいとこです。
>ファンはいても、バンドの指揮者が敬遠しているのかな?
>リードの<ハムレット>第1楽章なんてのも、音楽語法的に見れば、立派な無調だと思うし。
そう言えば何年か前にコンクール課題曲で「交響的譚詩」と言う曲を取り上げました。無調語法の作品で変拍子の多い曲のため団員達は最初は面食らっていましたが、構成している規則性等を説明して練習を進めていくうちみんな理解しまして、普段の曲同様の態度で演奏してくれたのが印象的でした。課題曲と言えば「響応婦人」もそうだったし、「嗚呼!」も多少無調の性格がありました事を考えると結構その手の曲が周りにあるのですが、そう言った現代性をよく解らないうちに通り過ぎてしまっているような気がします。指揮者がその辺りを理解し奏者達を誘う事も大事なように思います。少なくとも私自身はそう努めたいと思っています。私が振っているメンバー達には様々な音楽と接する機会を持って欲しいし、その中に現代音楽も当然視野に入れているわけです。
http://www2.odn.ne.jp/~cau62570/index.htm
いろいろ 投稿者:S.O.
投稿日:09月19日(日)23時06分46秒 現在のアメリカの作曲家とジャズは、多かれ少なかれ関係しているのではないでしょうか。
もっとも、シュラーは、自らジャズオーケストラを組織してマイルスやビル・エバンス等と共演したりしてますし、コルグラスや、そのうち紹介するD.Erb(アーブ?)等はジャズ奏者から作曲に転向した人です。みな筋金入りです。
E.Schuwarzの作品は、やはり不確定性というのとは違うような......。
>ちんぴら指揮者さん----なんて呼びかけるのは、ちょっとコワイんですが。
確かに、現代音楽を理解させていないことは問題がありますよね。ただ、いきなりメンデルスゾーン命という人にウェーベルンを聞かせても、拒絶反応を示すでしょう。
私の経験では、調性音楽も無調音楽も書いた人を使って、まずは調性でハマらせ、次は無調でというのが良いのではないかと思います。私は、アイブスの交響曲2番にハマったので、後に4番や「祭日」もなんとか理解しようと努めました。グジャグジャした音楽も面白いと感じるようになり、後には、カレル・フサやシュワントナーもあまり抵抗が無くなりました。
>谷口さん
アイブスを(スリスリ)愛撫するファン(-o-;にとっては、嬉しい情報ですねえ。
ボストンの某大学で、アイブスの見知らぬマーチ(J.シンクレア編)のスコアを見つけたんですが、曲名を控えたメモを無くしてしまいました。「カントリーバンド」や「オメガ・ラムダ・カイ」
といったマーチじゃなくて、比較的オーソドックスなスコアだったので、喜んでたんですが...。
また行かなくては.....?(- -;
時代区分 投稿者:のの
投稿日:09月19日(日)19時55分38秒
の件ですが、「古典派(含前古典派)」「ロマン派」は、それぞれ3世代程度をカバーしているので、そんなに問題はないと思います。しかし、「印象派」以降は、各区分のいい加減さもさることながら、各区分が往々にして1世代すらカバーしていないところに根本的問題があると思います。まあ、古典派やロマン派の同時代にも、このたぐいの不毛な細分化が行われていたのかもしれませんが。
ちょっとだけレス 投稿者:のの
投稿日:09月19日(日)14時17分23秒
> 問題は、新しい作曲技法の開拓に貢献した人達を中心に書く音楽史の記述なの
> でしょう。時代の潮流に左右されず、自分の良いと思った音楽を作る、という
> 人というのは、社会的な影響の大小にかかわらず、どうしても、抜け落ちて
> しまうというアイロニーではないでしょうか。
同感です。というか、「20世紀にはどのような優れた調性音楽が書かれてきたか」が「音楽史」から抜け落ちているから、あのどうしようもない「調性の復活」組が跋扈してしまうのではないかと思っています。
ケージ、フェルドマン以降で私が特に興味を持っているのはオリヴェロスとテニーなのですが、彼らの受容度はいかほど?また、ジョン・ゾーンみたいな人の扱いは?
『コブラ』の実習に参加した話が、谷口さんのHPでも紹介されていたと思いますが。