ロッタちゃん闘病記

動物だって歳をとれば人と同じで、いろいろ病気があったりするもの。野生動物なら治癒能力もあるだろうし、治せないなら死んでいく。これが掟かもしれない。でも生まれた時からペットだった動物にはそんな力なんてなくなってると思う。人と違うのは自分で病院に行けないってこと。おまけに言葉でここが痛いとか、大丈夫だよとか言えないから飼い主が判断するしかない。病気になったらちゃんと看病し、歳をとったらちゃんとお別れしていくのも飼い主の義務だと思う。

DATE

状態

対応

2001.8.2
ロッタちゃん我が家にくる。
来たその日にカゴから脱走!
元気でなんでも食べ、よく動く健康ハムだった。脱走を繰り返し、困ったこともあったけれど。
2003.3.24
左目から出血、左目がすっかり開かなくなっており、まるでお岩さんのようになってしまう。
病院では怪我ですね、と言われる。
点眼薬をもらい
1日2回点眼していたらあっと
いう間によくなる。点眼は炎症防止らしい。
2003.
背中に1センチくらいのはげがあり、そこから出血してた。
病院では怪我ですね、と言われる。しかし毛並みが悪くなっていて、細菌やストレスや栄養バランスの悪さなどが考えられるということで栄養剤を与えることに。真菌検査も行うが、一応陰性。
1週間後に診てもらったらよくなってきたということで終了。
2003.7.13
胸の辺りに腫瘍ができる。
アゴの下あたりで大体2、3センチとけっこう大きい。
餌をまったく食べなくなってしまう。
病院では良性か悪性かわからないので、手術をするかどうするか考えて下さいと言われ、それまでは抗生物質を与えてみることに。餌のやり方が悪かったということがわかり、後悔したし反省した。
食べたがるものだけあげてちゃダメなんだ。
2003.7.14
帰ったらぐったりと倒れていて、
体に触るとひやっとする。
病院では体温が下がってきているため、もうダメかもしれない。ひとまず暖めて下さいと言われる。覚悟を決めつつ泣きながらカイロで暖めつづけた
2003.7.18
体温が少し戻ってきたが、
腫瘍は2個に増えていた。
餌は相変わらず何も食べない。
1日中寝ている。
全然動かないし、歩けない。
病院で検査を行う。腫瘍はひとつは細菌の炎症によるもの、もうひとつは血液などがしみ出したものということだった。注射針で抜いてもらったでかなり小さくなった。悪性のものではないとわかり、安心した。鳥の栄養剤フォーミュラーを食べさせてみたら、少しずつではあるが食べるようなってきた。

2003.7.26
食事(フォーミュラー)も少しずつ
自分で食べるようになり足がよたよたしながらも歩けるようになってきた。
しかしあまり食べてないので130gあった体重が100gに減る。
病院で経過を診てもらう。腫瘍もよくなってきようなので、薬を1つ減らす。細菌性の方はかなり小さくなってきた。もうひとつの方はまた少しずつ溜まってきているような感じ。
2003.7.27
薬をやめた途端、胸のあたりがぶよぶよに腫れる。
病院では浮腫だと言われる。薬をまた1つ増やす。原因は不明。浮腫がでてくるならば、脂肪なんとか腫の可能性も、と言われた(気がする)。心不全とか、腎不全じゃないかと思ったが、全身ではなく胸のところだけが浮腫になってるので違うんじゃないか、
とのこと。浮腫の奥にまた腫瘍が。
2003.8.1
薬を飲ませても浮腫はよくならず。
餌は食べている。
病院で薬をもう少し増やして見ましょうと言われる。飲み薬4種類、粉薬1種類を毎日朝晩2回
2003.8.8
こころなしか浮腫が
よくなってきたように見える。
しかし餌を食べてない。
右目から目やにがでている。
以前もらった点眼薬を差していたら
目やにはでなくなったが
なんとなく涙目で右目だけあいてない時も
けっこうある。
2003.8.12
また浮腫がひどくなってきた。
病院では原因もわからないし、
手術をしないのならば
このまま様子を
見る
しかないですね、と言われる。

2003.8.15

2003.8.16
AM
また右目から目やにがでている。
左目が腫れているような感じもする。
翌日起きたら左目から出血していた。
まぶたも全然閉じなくなっている。
病院では眼球が突出しいて反応がないと言われる。このままにしておくと眼が乾燥してしまい、いずれ膿んでくるとのこと。しかし老ハムで体力も落ちているために手術(麻酔)に耐えられるかどうかわからない、、、どうしますか?とうことに。明らかに眼は痛いだろうし、このままにしておくのは可哀想だったので思いきって手術で左目摘出することを決意。そのまま病院に預けてくる。病院は午后休みだったのに、午后に手術してくれることになった。
2003.8.16
PM
午后麻酔が冷めたら連絡が来る予定
だったが、中々来ない。何かあったか心配になってたら4時頃電話。
麻酔の戻りが悪いために今日はまだ
帰せないということで、
翌日の午前中まで入院させて
もらうことになる。
病院に来てもいいですよと言われて
家族でお見舞いにいく。
手術を終えたロッタちゃん。手足はぴくぴく動くものの自力で立つことは出来ない。左目を摘出したが、右目も左目同様突出してるのが気になる。しかし麻酔中は眼瞼反射もなくなるということ。出血もしてないし。でもやはり麻酔から中々冷めないので、このまま逝ってしまうこともあり得るとの説明を受けた。でも、手術中に死ななくてよかった。
頑張ったね、ロッタちゃん。
2003.8.17
AM
朝に病院からでんわがあり、
ロッタを引き取りにいく。
餌をあげておいたら、体についてたので餌を食べたみたいだし、口の近くに砂糖水をもっていくとごくごくするとのこと。右目があいたままで乾燥してしまうので縫っておきました、と言われる。
2003.8.17
PM
家に連れて帰ってからもぐったり寝てて時々寝返りをうつようにバタバタと暴れるを繰り返す。見るからに全身で息をしているし、脈もかなり遅く感じる(60/minくらいか)。はちみつやフォーミュラーを口の方に近付けても反応はない。
突然かなり暴れたので手にとってみたが動かなくなった。手足がぴくぴくしてたけれど、それもなくなってしまった。13時45分頃永眠。


何故眼球摘出手術を
行うことを決心したのか

手術を終えてみて
最初に腫瘍が見つかった時、その後浮腫が出た時。ずっと手術をする気はありません、と答えてきた。生い先短い弱ってるロッタに無理に手術を行うのは可哀想だったし、そこまでして生き延びさせるのが果たしてロッタにとって幸せなのかわからなかったから。しかし今回、あまりの出血と飛び出した眼球を見て、これはさすがこのままにしておくのはロッタも痛いだろうと思った。苦しみながら生きてるよりは、賭けにでることになっても苦しみを取り除いてあげた方がいいかな、と。覚悟のうえの手術だったが、手術後にやはり中々麻酔がぬけずぐにゃっとしたロッタちゃんを手にのせた時は辛かったかな、可哀想だったかなとも思った。しかし放置したら多分自分が後悔したから。あたしのエゴの為にも手術を決心した。
動物病院について
動物病院は保険がきかないから高いよーっていうのはよく聞く話。たしかにその通りだと思う。しかしペットが病気になった時に病院代が払えないとか勿体ないとかいうような人は飼う資格がないと思う。そこまでの覚悟をして飼うべき。いくらペットとはいえ、命あるものなんだからね。そしていい病院に出会えるかも重要。ロッタちゃんを診てくれてる病院は土日もやってるし、遅くまでやってるので行きやすい。先生方も親切で説明もわかりやすい。それにしても、あたしは獣医になりたかったのだが挫折した。でもやっぱりなりたかったなー。獣医が無理でも動物病院で働きたいなー。
ロッタちゃんへ
もらって帰った日に脱走し、餌をあげようとしても何しても全然あたしの方に来てくれなくて、すばしっこく逃げ回るロッタちゃんを見て、この先うまくやっていけるかと心配だった。でも毎日餌をあげてるうちに段々あたしから逃げなくなって手から餌も食べてくれるように。自分でゲージの蓋を開けてでてタンスの中に入ってしまって見つけられずに捜しまわったことも。病気になってからはあたしの指に餌をとって、それをペロペロ舐めてた。結局手術や麻酔の負担が大きかったんだと思うと辛いが、あのまま放置も出来なかった。ごめんね、ロッタちゃん、最後にたいへんな思いをさせてしまって。あたしはこれからロッタちゃんのいない部屋に帰るのかと思うと寂しいよ。生まれ変わってまたあたしのところにきてちょうだいね。