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風邪は万病のもとといいますが、いろいろな病気のはじめの症状が普通の風邪と区別つかない場合があります。急性肝炎や感染性心内膜炎といった恐ろしい病気も、はじめは風邪と区別をつけるのは難しいのです。
<普通の風邪>
薬屋さんで売っているかぜ薬を飲んで、4,5日様子を見ていてOKです。
1.くしゃみ、サラサラの鼻水、鼻づまり。
2.喉がちょっと痛い、イガイガする。
3.ときどき咳、痰はそれほど多くなく汚くない。
4.熱はあるが38℃以下。
<受診しないといけない場合>
原因の検査や抗生物質の内服などのちゃんとした治療が必要となります。
1.39℃以上の、「突然」の高熱。
2.鼻水が汚くなり、青っ洟になった。頬が痛い、頭痛が取れない。
3.咳がコンコンと止まらず夜も眠れない。深呼吸するだけで咳が出る。
4.喉がすごく痛い。黄色い汚い痰がでる。声がかすれる。息苦しい。
5.咳はないが、熱が続く。扁桃腺が腫れて白いものがついている。頸にぐりぐりしたものがあり痛い。
6.微熱がとれない。からだがだるい。
7.1週間たっても、症状がよくならない。。
<医療機関をかえる場合>
2から4週たっても治らないと不安になります。別の医療機関に行こうと決心した場合は、それまで自分が飲んでいた薬のリスト(処方箋薬局でくれます)を必ずもっていってください。これまで、どんな治療だったのかが最も重要な情報なのです。この薬で効かなかった場合、次はこれというステップがあるのです。そうしないと、同じ治療がまた繰り返される可能性があり、危険です。 |
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人間は例外なく、公平に年をとります。しかし、誰でも成人病になるわけではありません。成人病になった人が、誰でも早死にするわけではありません。しかし、確かなことは、いつか人間は死にます。これは避けられませんが、「寝たきり」は、避けたいものです。死ぬ前の日まで、ボケもせず元気だった、というのが理想です。「寝たきり」になるのが、成人病です。がんはほうっておけば死にますが、成人病をほうっておけば、「寝たきり」になる確率が高くなります。
成人病とは、高血圧、高脂血症、糖尿病の3つです。成人病は治りませんが、しっかりコントロールすれば、ほとんど、そうでない人と同じような生活ができます。職場の健康診断で指摘されることが多いのです。最も、問題なのは、成人病は早期がんと同じように「まったく症状がない」ということです。自分が治らない病気になってしまったことにショックを受けるかもしれませんが「コントロール」さえすればいいのです。薬を飲みましょう。視力が落ちたらメガネをかけるのと同じです。薬を嫌がってはいけません。薬は、人類の手にした医学の成果です。簡単に血圧や、コレステロール、血糖をコントロールできます。 |
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確かに怖いです。しかし、癌になった人がみんな死んでしまうわけではありません。交通事故で死ぬ人は毎年一万人前後ですが、がんで死ぬ人は、毎年約30万人います。胃がん、大腸がん、乳がん、子宮がんは、早く発見できれば8割の人は手術を受けて助かります。肺がんは4割、膵臓がんはなかなか早期発見が難しく助かる人はわずかです。がんになって助かった人の多くは、健康診断を受けた人です。つまり症状が出てからでは遅いのです。1年に1回の健康診断を受けてください。 |
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会社や自治体の健康診断は、必ず受けましょう。つまり、がんや成人病(高血圧、コレステロール、糖尿病)は症状がないのです。また、健康診断を受けても、AとかBとか書いた通知書をもらうだけで、何の説明もしてくれないことがあります。「このまま放っていていい」のか「すぐ医者に行かなければならない」のか言ってくれません。検査自体は問題ないのですが、そのあとのフォローが若干不親切なことがあり、本人がことの重要性に気づかないことがあります。当院に、その書類をお持ちください。再チェックしましょう。 |
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人前にでたり緊張すると、汗をかいたり、顔が赤くなったり、どきどきしたことがありますね?これもひとつのストレス反応ですが、正常です。しかし、ときには、いろいろな症状が現れます。
1.胃が痛い、下痢、便秘などの胃腸症状、食欲がない、食事がおいしくない。
2.ドキドキ、めまい、胸がキューと締め付けられる。
3. 頭痛、肩こり、手足のしびれ、疲れやすい。
4. 不眠。なかなか寝付けない、夜中に目が覚める、眠りが浅い。
5.集中力が欠ける、やる気が出ない、いろいろなことが面倒くさい。
6.気分が落ち込む。
こういった症状の場合、本当にストレスからだけなのか専門的な検査が必要なのかわからないことが多いのです。必要な場合は循環器内科、神経内科、脳外科、整形外科、心療内科などの専門家に紹介します。 |