VIRUS  ウイルス
メーカー  ハドソン
機種  サターン
ジャンル  アドベンチャー
発売日  1997年8月22日
価格  6800円

 22世紀、人類は火星への移住に成功、またコンピュータが創り出すもうひとつ
の世界、仮想空間サイバーネットをビジネス、教育、娯楽などの分野で活用して
いた。だが、火星圏のサイバーネットに異変が生じた。感染した人間は凶暴な
モンスターと化し、現実世界で目覚めることができなくなるパラサイトウイルスが
猛威を振るい始めたのだ。誰が何の目的で、サイバーネットにウイルスを送り込
んだのか。ネット内の犯罪取り締まりを任務とするSTANDは、捜査を開始する。

 「ポリスノーツ」に似た感じのSFアドベンチャーです。STAND捜査官サージを
主人公に、物語は火星の現実世界と仮想空間を行き来しながら進んでいきます。
(映画の「マトリッ○ス」みたいかな…。) 序盤はこのゲーム独特のクセのある移
動方法に戸惑いましたが、手がかりをたどりながら次第に真相へと近づいていく
過程や、ボスモンスターとのガンシューティング風の戦いはおもしろかったです。
不満はストーリー終盤です。全6章の構成なのですが、最終章はバタバタと展開
が速くなってしまい、アッサリ決着が付いてしまうのです。黒幕の動機については、
もう少し伏線を張っておいた方が納得できたと思いますし、哀しい再会シーンなど
も演出に凝って欲しかった。?と思ってしまうセリフもあり、5章と6章の間にもう
1〜2章分のエピソードがあったのをカットしてしまったような感じなのです。エン
ディングがまた物足りないといいますか、謎が残ってしまいました。STANDの
二人のオペレーターやスマイリーはどうなってしまったのか、アッシュはメロディの
ことを本当はどう思っていたのか、ウサギの着ぐるみアムルや電脳療養所の一人
三役のオッサンのその後は、などなど…。世界設定はきっちりできていますし
キャラも魅力的なだけに、ストーリーにもう一ひねりあればもっと印象的なAVGに
なったのではないかなと思うのです。

 このゲーム、密かにリメイクしてもらいたいと思っているのですが、ムリですか
ねえ…。難度は高めなので、プレイされる場合は攻略本を参照されることをオス
スメします。


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