成長(?)する飼い主

ヒヅメのこと(歯科治療)
2003年4月22日(火) −事故−
2003年4月24日(木) −治療1回目−
2003年4月25・26日
2003年4月27日(日)−治療2回目−
2003年4月28日(月) −退院−

2003年5月3日(土) −術後検査−
2003年5月22日(木) −セメント剥離−
2003年5月24日(土) −再処置(治療3回目)−
2003年5月25日(日)
2003年6月2日(月) −再び剥離?−
2003年6月12日(木) −ここでちょっと整理−
2003年7月25日(金)
2003年8月2日(土) −術後3ヶ月歯科レントゲン−
2003年4月22日(火) −事故−
4月22日。誕生日の2日後、@ぽち@の歯が欠けました。

原因は、どうやら牛のヒヅメらしい・・・。
猫のように顔を洗う仕草・後ろ足で頬のあたりをしきりに掻く@ぽち@に「?」と思って口を開けさせました。
左上奥歯がなんか変?
歯と歯茎の間になんか挟まってるような感じで歯が二枚になっています。
表面が薄く削げたような状態。
右の奥歯と見比べてみても明らかに変。

即刻M先生にお電話して、診察していただきました。
最初は先生も 「何か挟まってるのかな?」 でしたが、それを取ってみると(@ぽち@はキャヒンとちっちゃく泣いて、うっすら血がにじみました(;_;))、やっぱ歯です。
奥歯の表面が薄く剥離した状態。

そういえば・・・と保険の情報でもお世話になってる楽天のお友達のコーギー(びーち君)の事を思い出して詳しいお話を聞いて見ることにしました。
さらにネットでも情報収集。

歯磨き効果とストレス解消の目的で、結構愛用されている牛のヒヅメ。
お店でも普通に売られていますけど、実は”両刃の刃”と言いましょうか、これで歯が欠けちゃう子は結構多いらしい。
しかも、歯科治療に明るい獣医さんは、とっても少ない。

少ないという事は、つまりは、”あまり神経質にならなくても良い”事なのかもしれないけれど、ネットで探した情報をいろいろたどっていくと、歯髄炎を起こし、さらに重篤な口腔内疾患へと陥ることもあると知り、やはり歯科の治療に明るい獣医さんに診てもらったほうが・・・という気持ちになりました。
@ぽち@はまだ2歳。
食べることが苦痛になってしまってはかわいそう。

歯科に詳しい獣医さんに診察していただいた上で、「この程度なら大丈夫でしょう。」という事ならば、それで安心できるし、必要ならば適切な処置もしていただけるはず。

その翌日、あれこれ探しているうちに、幸いなことに、家から電車で1時間ほどのところに、歯科手術も可能という動物病院を発見!
さっそく電話で状況をお話して、明日の予約を入れていただくことにしました。

ヒヅメ。
気をつけたほうが良いのかも・・・。
病院で、いろいろお話伺ってきます。
結果はまたここでご報告。

もし、皆さんのパートナーがヒヅメ愛好家であったなら、ちょっと歯をチェックしてみてくださいませ。
2003年4月24日(木) −治療1回目−
予約したS動物病院へ、予定より40分ほど早く到着。

@ぽち@はまだ、これから自分の身に起こることをわかっていません。
待合室の水槽の中を泳ぐ熱帯魚を眺めています。

処方していただいたお薬と、昨年12月の健康診断の結果などを持参。
受付後、ワクチン接種・フィラリア予防・事故の状況、その後の処置など、いくつかのヒアリング。

実は@ぽち@は、M先生んとこで受けている1回目の健康診断以来、心電図の解析結果で「右室肥大の初期」というありがたくないコメントをいただいています。
そのこともあわせてお話し、所見を伺いたいとのお願いもしました。

心臓は、仮に長い治療が必要だとすると、通院は距離的にも@ぽち@への負担という面でも難しいと思う事。その場合は、近くの主治医でお願いしようと思っていること。
が、歯に関しては、今回きちんと治療したいという事。
それらをすべてお話ししました。

採血後、歯の治療についての説明を先生から受け、その間に@ぽち@は点滴。
やはりヒヅメで歯を折る、または欠けてしまう子は多いとのこと。
犬のエナメル質は人間の歯と違って非常に薄いということ。
いくつかの患犬の治療の写真を見せていただきながらお話を伺いました。
何度も同じことを繰り返してしまうことが多いそうで、最終的に銀歯(クラウン装着)状態の子の写真もありました。(人間の歯の治療と全く同じです。)
破折の状態により、治療もいくつかの段階があり、まずは歯のレントゲンを取った上で、その状況に応じた処置を講じていただくことになりました。
「写真を撮っても良いでしょうか?」と伺うと、カメラをお預けすれば撮ってくださるとの事。
そして、@ぽち@は治療室へ、あたしは待合室へ。
麻酔が効き始めたのか、@ぽち@のうにゃうにゃ言う声が聞こえます。
しばらくして、@ぽち@の声は聞こえなくなり、かわりに歯科医で耳にするあのドリルと吸引のような音が聞こえてきます。

まだかな?大丈夫かな?
診察室の気配に耳を澄まして、うろうろしながら待ちます。
1時間か1時間半後、処置室へ呼ばれます。
まだ半分麻酔が効いた状態で、手術台の上に横たわる@ぽち@。
横たわったまま、目だけがあたしを追います。
歯の表面は、欠損部分がわからないなめらかな状態。
歯のレントゲンを見ながら説明を伺います。
ひびは歯髄まで達していたそうです。
レントゲンは、正直言うと素人には良くわかりません。
が、医療用のデジタルカメラで、@ぽち@の歯の状態をズームにしながら見せていただくと、歯の真ん中あたりにぽつりと赤い点。出血がありました。

事故後、あまり水を口にしませんでした。
やはり痛みがあったのかも・・・。

今日は仮の処置。
露髄部分の消毒と、炭酸カルシウムをのせて仮埋めした状態だそうです。

3日後に、再診予定。
処置後、1〜3ヶ月をかけて生活歯髄としてデンティンブリッジの形成を待つことを期待したい。
その間は、固いものはあげないように。ドライフードもふやかしてあげるようにとのこと。
1ヵ月後、3ヶ月後に再度検診を行って、治療完了ということになるのだそうです。

心臓の方は、心雑音もなく、処置中の心電図のモニターにも異常はみられないとのこと。
ただ、きちんと検査をするならば、エコーなりレントゲンなりを取る必要があるとのこと。
(こっちはひとまず安心して良いのかな?)
できればレントゲンを撮ってしまいましょうということで、説明を伺っている間に@ぽち@は別室へ。

説明を伺っている間にも、まるで赤ん坊のようにふぎゃーふぎゃーと泣く@ぽち@の声が聞こえます。
麻酔が覚めかけて、ちょっとした混乱状態のようです。

先生とのお話が終わり、再び待合室で@ぽち@を待ちます。
抱きかかえられて診察室から出てきた@ぽち@。
「今はちょっと混乱している状態ですので、抱っこしていてあげてください。」
赤子のように@ぽち@を抱きます。
@ぽち@はぶるぶる震えています。
あたしが抱きかかえた途端、腿を濡らすあたたかいものが・・・。
おしっこです。

混乱なのか、安心なのか。
多分その両方でしょうね。

3日後の手術の予約と術前・術後の注意を伺い、再び電車とタクシーで約1時間。
@ぽち@とあたしの長い1日が終わりました。

次回は、3日後。4月27日です。
今度は本格的な麻酔となるそうです。
夫と車で来ることになると思います。

今回、撮影していただいた写真をHPに掲載してもよろしいでしょうか?と先生にお伺いしてみたところ
「よろしいですよ。啓蒙するという意味で。」とのお返事。

あたしね、ヒヅメやめます。
牛革やアキレスもお薦めできないとのこと。(”@ぽち@には”なのか、”健康な歯を持った子にも”なのか、次回お伺いしてきます。)
いっぱい買い置きしてましたが、全部捨てます。
どなたかに差し上げようかとも思ったけれど、@ぽち@自身がこういう経験をしておきながら、ヒヅメをお薦めすることはできません。

診察台の@ぽち@を見て。
ぶるぶる震える@ぽち@を見て。
過去にあたしがヒヅメをお薦めしてしまった方はもちろん、今ヒヅメを愛用している皆さんにも、できれば、やめていただきたいと思いました。

歯磨きは、ストッキングを指に巻き、それでこすってあげるのも良い方法だそうです。

@ぽち@、帰ってきたけど、まだごはんを口にしません。
早く元気になってほしいな・・・。

@ぽち@の手に、再び点滴の毛剃り跡ができました。


@ぽち@の前には、小鳥の診察。
@ぽち@の後には、うさぎの診察。
先生やスタッフの皆さんに、お昼休みはあったんだろうか・・・。
あたしたちのパートナーの命や健康は、こういう方達の手で支えられてるんだな・・・と思いました。


<本日の医療費>
採血・生化学検査・点滴・麻酔・歯科レントゲン・歯科処置他 \28、860-

2003年4月25日(金)
ほぼ1日中丸くなって寝ている状態。
食欲なし。手であげると、ヨーグルトとチーズのみなんとか食べる。
雨なので、お散歩なし。
2003年4月26日(土)
朝夕のお散歩に行く。時たま足がもたつく感じがある?お散歩途中で座り込む。(うんちは1日せず)
食欲は相変わらずだが、おやつは欲しがるようになる。
昨日よりはずいぶん元気。
午後イヴママに会う。興奮!うれしそう!
実は先日の手術の日、@ぽち@は自分からキャリーバッグに入りました。
このところ、バッグはほとんどイヴママのお宅に行くとき専用になっていたので、「イヴママんとこ行くの?これ入るとイヴママに会える!」と思ったのかも・・・。いじらしいなぁ・・・。
2003年4月27日(日) −治療2回目−
深夜1時過ぎ、@ぽち@の悲鳴のような泣き声で目が覚めます。
間違って足を踏まれた時のような、キャヒ〜ンの”ヒ〜ン”だけのような泣き声。
夢を見たのか、それともどこか痛かったのか・・・。
それから@ぽち@は1階に降り、ハウスの中に入ってひとりで朝まで眠りました。

朝6時。
痛み止めのお薬を飲ませます。
これ以降、水は駄目。(朝食も抜きです。)
まだ眠そうな@ぽち@を起こしてお散歩に行きます。
お散歩で、術後初めてのうんちをしてくれました。(なんかちょっと安心)

9時。S動物病院に到着。
病院に入るのを嫌がるかと思いきや、さしたる抵抗もなくすんなり入ってくれて、ちょっと拍子抜け。(~_~;)
待合室には、おっきな亀がいました。(院長先生の亀だそうです。これが結構足が速い!)
@ぽち@、初めてみる亀が気になります。・・・でも、腰が引けてます。(笑)

診察室に呼ばれ、手術前に、前回の手術からの回復状況・食欲・元気など「今の状態が手術を行うのに問題のない状態かどうか」を確認する為にも、再度血液検査をしていただくことに。
診察台に上がると@ぽち@はブルブル震えだします。
先日の恐怖体験がよみがえったのか・・・?

血液検査の結果、予定通り手術を行うことになりました。



麻酔から覚め始めたところで、処置室に呼ばれます。
どうやら、今回のヒヅメは単に歯の異常の発見のきっかけに過ぎず、@ぽち@の歯はそれ以前に既にひびや亀裂があったのでは・・・?という状態で、歯髄炎を起こしていたそうです。
炎症を起こしていた歯髄の処置(抜髄処置)をし、きれいにふさぐ手術が完了したのが、だいたい1時頃。

@ぽち@は朦朧とした意識の中で、しきりに夫の手を舐めます。
ペロペロペロペロひたすら舐め続けます。(この舐めるという行動。何故か、あたしより夫に対してすることが多いです。いろいろ考えるに、”しょっぱい”からなのかと思ってますが、ほんとのところは謎。)

前回同様、身体が震えています。
タオルを掛け、湯たんぽを当てながら身体をさすり続けていると、徐々に心拍数が上がり、次第に覚醒していきます。前回の術後の状況からして、念のため、今日は病院でお預かりしたほうが良いでしょうという事となりました。
明日の朝の@ぽち@の状態を見て、お迎えの時間を決めることになりました。
病院のケージに入った@ぽち@、なんだか目がぱっちり空けられない様子で、目を細くして夫とあたしの顔を見ます。


@ぽち@、お疲れ様。大変だったね。
でも、よく頑張った!
明日、お迎えに来るから。それまでゆっくり休んで。


今日は@ぽち@のいない夜です。

気がかりなのは、麻酔のこと。
きちんと治してあげたいと思うことでいっぱいで、麻酔の負担にまで考えが及ばなかった自分がいました。
1週間後(術後の検査)・1ヵ月・3ヵ月後(歯科レントゲン)・・・という事は、つまり、あと2〜3回麻酔を打つということなのだろうか・・・?
辛いな〜。
麻酔から覚醒するまで・覚醒からしばらくの@ぽち@の様子は、なんかほんと痛々しい。
麻酔なしでもおとなしくレントゲンを撮らせてくれる子だったら良かったのに・・・。


アキレスや牛皮の事。
先生のお話では、@ぽち@にはもちろん、健康な歯を持った子でも、やはりお薦めできないとのこと。(これは結構辛い・・・)

デンタルコングにおやつを詰めて冷凍したものをあげるのも良いでしょうと言うことでした。
2003年4月28日(月) −退院−
9:00a.m. S動物病院に電話。
@ぽち@は、落ち着いた状態。
心臓は、できれば一応、エコーをかけてスクリーニングをしたいとの事。
セメントが密着するまでには約1ヶ月。歯髄についての問題も1ヶ月で判明するとのこと。
1ヶ月の間は、ドライフードもふやかして与えること。デンタルコングもこの間は不可。
処置部分の違和感があって、あれこれ齧ることがあるので、固いもの、齧るものは当分の間近くに置かない。お散歩などで、気を紛らわすこと。
小さめの柔らかめのボール(前歯でかむ程度はOK)で遊ぶ。

今後、セメントが剥がれることがあった場合、クラウンを被せるか、再びセメントを被せるかは選択。
歯髄処置が充分であれば、万一剥がれた場合も感染症については大丈夫でしょうとのこと。

午後から面会に伺い、3時以降に退院の予定。

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12:30 面会。
入院中も良い子だった様子。
あたしの顔をみると、ちょっとうれしそう。(どえらくうれしそうって訳でもないのが、ちょっと不満。(-"-))
治療内容をもう一度先生からレントゲンを見ながら伺う。
3本の歯髄の処置をして(歯髄を抜いて、中をきちんと詰めたそうです。)、セメントで蓋をしたとのこと。
1週間後に、肝機能・腎機能などについて検査。
これは術後の感染症や急性肝炎・腎不全、機能低下などをチェックする為。
その後、1ヶ月後と3ヵ月後に歯科レントゲンを撮り、歯髄の状態などを再チェックするとのこと。
麻酔は必要だが、今回のように処置を行うためではないので、軽い麻酔で済むでしょうとのこと。(よかった・・・)

その後、心臓のエコー(スクリーニング)。(麻酔なし・保定のみ)
モニターを見ながら説明を伺う。
やはり、わずかだが逆流があるとのこと。
詳しいことはレントゲン検査が必要だが、今現在は治療が必要とか、日常生活であれこれ気をつけなければならない状態ではないでしょうとのこと。
レントゲン検査を薦めていただいたが、あたしとしては、検査続きは避けたいし、いろいろ知ってしまうこともあらたな心配の種になってしまうので、今後継続的に主治医の先生のところで健康診断を受け、”右室肥大の初期”が、進んでしまった時に、あらためて検査のお願いをしたいというお話をしました。

お支払い後、無事@ぽち@を連れて帰ることができました。
よかった〜。
次回は5月3日(土)です。

帰ってきたら、こゆきさんちのカネゴンからメッセージが届いてました。
こゆきさん・カネゴン。ありがと〜!!(;_;)


<本日の医療費>
採血・生化学検査・点滴・麻酔・歯科レントゲン・歯髄処置・心臓エコー(スクリーニング)・入院料他 \85、355-
(歯科のみだと▲10、,000程度)


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ペットの医療って、自由診療。
なので、同じ治療を行っても、病院によって金額はさまざまだと思います。
が、はっきり言って、目ん玉飛び出そうなほど高かったです〜。
用意していた金額では足らず、銀行へ走りました。(~_~;)
うひゃ〜、これ書いたらきっと「検査しようかな〜?治療必要かな〜?」と思ってた方、やめちゃうかも・・・・って・・・。
でもね、書くことにしました。

歯科手術に限らず、多くの手術の場合、その子の年齢とか、健康状態とか、いろんな要因で手術をするかしないかを決めると思います。
歯に関しては、それプラス、もし、高額な治療費をかけるかかけないかの悩みが増えるとするならば、それを回避する方法は・・・。
そう、ヒヅメやめれば良いのです。
2003年5月3日(土) −術後検査−
今日は術後の血液検査。
腎臓やその他の器官に異常が現れていないかを、採血して調べます。

3連休の初日ということで、早めの出発。
診察時間の小一時間前に病院に着いたので、受付のみ済ませてコンビにでおにぎりと飲み物を買って、近くの公園で朝ごはん。
@ぽち@は、朝ごはん抜きなので、「くれ!くれ!」とやたらうるさい。(-_-;)

病院では、まず体重測定。7.9Kg。
1回目の手術からは、-100g。2回目の手術の時と変化なし。
採血の結果は、特に問題なし。
ただし、ちょっとコレステロールの値が高いということで、食事に気をつけましょうとのこと。

次は1ヵ月後・3ヵ月後の歯科レントゲン。
・・・麻酔かぁ〜。
先生に伺うと、歯科レントゲンを撮影する時間は、ほんのわずからしい。
口腔内にプレート様のものを入れ(強く噛んではいけない)、ほんの5秒ほどじっとできれば、麻酔は必要ないらしい・・・。

試してみようか。クリッカーで?
なんとか、クリッカーで、5秒じっとするってのを学習させることはできないかな〜。
それができると、@ぽち@も楽だよね。
1ヶ月(いや、3週間かな?)、ちょっとそれ、頑張ってみよう。

<本日の医療費>
採血・生化学検査 \6、510

2003年5月22日(木) −セメント剥離−
5月21日。久々の青空。
朝のお散歩後、廊下敷きや@ぽち@のマットをお洗濯しようとふと見ると、マットの上に白い小さなものが転がっていた。
拾いあげて見ると、「!。@ぽち@の歯だ!」いや、正確には、「歯の治療後に被せていたセメントだ!」。
ただちに@ぽち@の歯をチェック。
「・・・あぁ、やっぱり・・・。(;_;)」
何がいけなかった?
ごはんは、おじや状態なのに・・・。

石ころをガリッと齧ってた@ぽち@を見て、たまに小型犬用の鶏のスジをあげたりしたのがいけなかった?
ボール遊びや靴下引っ張って遊ぶのがいけなかった?
それとも、もしや、朝のお散歩でチャリとぶつかったのが原因?確か左顔面だった。

1ヵ月後の歯科レントゲン、来週あたり・・・と思っていた。
その結果さえよければ、ちょっと固いものもOKかな?と思っていたけど、それどころじゃなくなった・・・。

---------------

22日。朝一で、S動物病院へ電話。

24日土曜日に伺うことにする。
1ヵ月後予定の歯科レントゲンも、同時に撮ることとなった。
剥げたセメント部分を、もう一度ふさぐことになる。

手術の時のような、大掛かりな麻酔ではないにしろ、クリッカー・トレーニングの成果に関わらず、これで麻酔は必須となった。(;_;)
2003年5月24日(土) −再処置(治療3回目)−
15:40、S動物病院に到着。
フィラリアのお薬・ワクチン接種の時期でもあり、なおかつ、土曜日ということで、病院はたくさんのペットであふれかえっています。
待合室で数時間待ったのち、まずは問診と体温・体重測定。
体重は7.95Kg。
クリッカー・トレーニングでご褒美がどっさり出るから体重大幅増かな〜?と思っていたが、500g増。
ここんとこ、フードを ”茹でた野菜+魚or鳥+煮汁”でふやかしてあげています。
つまり、トッピングの分ドライフードを減らしているのですが、その”茹でた野菜+魚or鳥+煮汁”のカロリーが想像していたより少なかったという事なのかも・・・?

その後、処置の内容や歯科レントゲンについて院長先生とお話。

@ぽち@の処置が始まってしばらくして、処置室へ呼ばれます。
麻酔をかけられた状態で、手術台に横たわる@ぽち@。
歯科レントゲンの結果、歯髄処置は問題なしとのこと。
ただし、先生のお話では、左上だけでなく左下の歯にも傷ができているとのこと。(前回はなかった)
左上のセメントも、そう簡単にハゲるものではないので、「何かやったのでは・・・?」と言われ、「あぁ、あれかも・・・」と思ったのが、21日、朝の散歩での自転車との接触事故。
ゴンッと鈍い音がして、ぶつかったのは、確かに左顔面だった・・・。
そうだよ〜、セメントが剥げたのは、あの日だった。

幸いなことに、下の歯は傷が浅いということで、簡単な処置で良いとのこと。
夫とあたしが見ている前で、治療が始まる。
左の上下の欠損部分に、光重合(”ひかりじゅうごう”:透明の黄色っぽい液体状のものを、薄く歯の表面に塗り、青い光を当てながら定着させる)。
さらに、欠損の大きい左上部の歯は、乳白色のペースト状の物をさらにその上に重ね、歯の形成を行って、本日の処置完了。

@ぽち@が麻酔から覚醒するのを待ち、術後の注意を伺って帰路についたのが21:00。
今回の治療費、19,005円也。

帰りの車の中での夫とあたしの会話。
「ねぇ、2万円しなかったね。」
「うん。思ったより安かった。」
「うん。・・・でもさ、なんか、麻痺してるかも(笑)。2万円だよ〜。小さい金額じゃぁないよね〜。」
「まぁね。」

帰宅後、水を飲ませようとするが、飲まないので、針のない注射器で少量飲ませる。
ごはん、食べず。
無理もない。いつもなら寝てる時間に病院だったのだから。
きっと疲れ果てたんだろう・・・。

今回の件で振り出しに戻り、再び1ヶ月間、固いものご法度。
フードもふやかすこと。
次回の歯科レントゲンは、術後3ヶ月目の7月末。

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”咥えてじっと・・・”の訓練の話を先生にしてみると
「レントゲンなんてほんとにわずかな時間。それが出来れば、身体への負担も少なく済むし、歯石取りだって麻酔なしで出来ますね。まぁ一度に全部は無理としても、1回に数本我慢できれば、数回通えば歯石が取れちゃう。」
で、可能性があるならば、あたしがレントゲンの際に”くわえさせる役”をしても構わないとのこと。

なんか、俄然やる気が出てきた!



<本日の医療費>
採血・生化学検査・麻酔・歯科レントゲン・歯科処置・内服薬(肝臓)他 \19、005-

2003年5月25日(日)
前回に比べると、麻酔も軽く済んだ模様。
昨晩はぐったりだったが、今日は朝から元気。

朝のお散歩。
左の脇の下あたりがタポタポして、歩くたびに揺れているのが気になる。

昨日の処置の際、背中から輸液(補液?)を行った。
輸液は自然と体内に吸収されるらしいが、一晩明けてなんか左腋下に輸液が溜まったって感じ。
さわるとタポタポして気持ちいい。見た目にもプクっとなっている。

多分、左側を下にして寝ていたからだろうか?(笑)
夕方には、ほとんど分からなくなっていた。
2003年6月2日(月) −再び剥離?−
6月1日。
洗濯の間、ペットボトルにおやつを入れて@ぽち@にあげる。
@ぽち@は機嫌よくゴロゴロ転がしていた。
おやつが残りわずかになったところで、夫に「全部あげて」と頼んで、あたしは別の用を・・・。
暫くすると、おやつは既になくなってるはずなのに、ペットボトルが転がる音がする。「?」と思って@ぽち@の様子を見ると、ペットボトルの口の部分を齧ってる!
待て待て!齧るのはイカンぞ〜!!
あわてて取り上げて、歯のチェック。
・・・やられた・・・。
ペットボトルが原因なのか、それ以前からこうなっていたのかは不明だが、なんか、これ、怪しくない?
ちょっとくぼんでない?ハゲてない?
また再処置か?(-_-;)

おやつあげたら、いつまでも転がしてないで、仕舞ってよ〜!!夫!

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6月2日。
朝一でS動物病院へ電話。
心配ならば、連れてきてくださいとのこと。

明日から11日まで、先生は海外へセミナーに行かれるとの事。
大丈夫かな〜?と心配しながらの1週間は嫌なので、再びキャリーバッグでS動物病院へ向かう。

やはり、光重合の上に被せた樹脂(?)が一部小さく剥げている。
犬の歯は人間の歯のように臼型をしていない為、どうしても傾斜している部分は剥げやすい。
@ぽち@の歯にはすでに歯髄処置を施してあるので、炎症などを起こす事はないだろうが、さらなる処置をするとするならば、クラウン(つまり銀歯)を被せるか、もしくは、歯の先端部分を削る方法がありますとのこと。

クラウンは、あたし的には避けたい。
先生のお話によると、クラウンを被せていても、また・・・という子もいるらしいし、クラウンが合わない場合、やっぱ違和感があると思う。
人間のように、ここをもうちょっとこうしてとか、言えないもの・・・。

今回は歯の治療なし。
今後、さらに歯が破折するような状況になった場合は、あらためて治療をしていただくということで、診察終了。

ちょうど術後1週間でもあったので、血液検査。
コレステロール値は、どうやら高値安定。(-_-;)
肝臓の働きを示す値は問題なし。

が、ここ数日(食後時間を置いてからの)嘔吐が続いている事をお話しすると、皮下注射1本+胃のお薬2種。(-_-;)

コレステロール値は、昨年12月の健康診断では何の問題もなかった。
歯科治療と前後して、フードを一部変えているのだが、それの影響なのか?
しばらくの間、あのフードとトッピングの肉・魚系をやめてみることにしよう。

次回は、処置3ヵ月後の歯科レントゲン。7月下旬。

-------------
さて、この右上の写真、6月1日に自宅で撮影しました。
自宅ですので、もちろん麻酔なし!

麻酔なしで、こういうお写真が撮影できるようになったということは、かなりトレーニングの成果が出てると思って良いのではないでしょうか・・・?
歯の治療に関しては、ヘコむことばかりですが、歯科レントゲンに麻酔なしで挑むという事については、ちょっと明りが見えきてる気がしています。(気がするだけ・・・?(~_~;))


<本日の医療費>
採血・生化学検査・皮下注射・内服薬(胃) \9、639-

ここで、ちょっと整理 −歯の治療方法−
実は、(人の)歯科で働いておられた方に、歯科治療についていろいろ教えていただく事ができました!

@ぽち@は、これまで3回の歯の治療を受けました。
あたし自身も過去に幾度となく歯医者に通っておりますが、自分自身の治療って、診察台でウガ〜っと大口開けてイタされますので、結局のところ何をどうされているのかは皆目わからずに、ただあのキーンという歯を削るドリルの音だけが歯科治療の印象だったりいたします。
今回、その方の説明を伺って、実際にあたしが見た光景を思い浮かべる事で、@ぽち@が受けた治療について整理する事ができました。

@ぽち@に施された処置は、光重合型コンポジットレジンという処置で、3度目の再処置であたしが見た治療の光景の「透明の黄色っぽい液体状のものを、薄く歯の表面に塗り、青い光を当てながら定着させ、乳白色のペースト状の物をさらにその上に重ね、歯の形成を行う」という部分は、つまり、乳白色のペースト状のものがレジン(白い詰め物)。
透明の液体状のものはボンディングというレジンを歯面に接着しやすくする為のものなのだそうです。

光重合型コンポジットレジンについて、さらに詳しくその方に教えていただきました。

> 人の場合、光重合型コンポジットレジン(以下レジン)は、臼歯で、虫歯部分を削ったりして出来た欠損部が小さい場合も使いますけれど、前歯など、審美的に必要な場合に使うことが殆どです。
> 理由は、金属などに比べると弱いからです。

術式(あくまで人の場合。。。)

1)前処置
*虫歯などがある場合は削り取り、健康な歯面を出す。
 (この時に、アンダーカットを作っておくと脱落しにくいの。)
*歯髄の近くまで達してしまった場合は、歯髄を保護する。
 セメント等で、穴の深い部分をコーティング。
 (歯髄をとる(抜髄)場合は、また別なんですけど。)

2)充填
*洗浄&乾燥→エナメルエッチング
 (充填部分のエナメル質を酸処理。小さな穴を開ける事でくっ付き易くする。)
*洗浄&乾燥→ボンディング(歯質とレジンを接着させる材料)の塗布
 →エアーをかけて水分やアルコール分を飛ばす→光を照射して重合させる
*レジンをつめる→光を照射して重合させる
*必要に応じて形成や研磨

という方法を取るのだそうです。

つまり、上記の説明と、これまでの@ぽち@の治療の経過日記を元にまとめると、

<4月24日(治療1回目)では、1)の前処置>
露髄してしまった場合、1週間程度で神経が死んでしまうらしいので、ひとまず、露出してしまった歯髄を消毒し、炭酸カルシウムを乗せてセメントで保護。

<4月27日の本処置>
24日に仮埋めをしたセメントをはがし、歯髄の状態を調べたところ、歯髄炎を起こしていた為(つまり、歯の損傷は22日の事故以前からあり、今回の事故でたまたまそれが見つかったのだと言う事になります)、抜髄を行った後、2)の充填処置を行った。

<5月24日の再処置>
レジンが剥げてしまった部分を再度光重合で接着する、2)の充填処置を見せていただいた。

ということになるのだと思います。

ん〜、なんかすっきりした!
光重合などの言葉をあれこれネットで齧っていたものの、あの透明の液体は何?あの乳白色の樹脂みたいなのは?となんとなく消化不良でした。
2)の充填処置は、実際に見せていただいた光景なので、なおさら理解しやすかった!


さらに補足)

@ぽち@は、4月27日の処置にて、抜髄(神経を抜く)処置をしています。
抜髄処置をしていなければ、一番最初にS先生がおっしゃっていた
1〜3ヶ月をかけて生活歯髄としてデンティンブリッジの形成を待つ
ことができたのだと思いますが、抜髄処置を施している@ぽち@に、さらに今後の治療の参考にと以下の事を教えていただきました。

歯の神経(歯髄)というのは、歯に栄養を運んでいるんです。
ですが、抜髄してしまうとそれが無くなってしまいます。

暫くは、生きている歯と変わりありませんが、時間が経つと、色が変わったり(少し灰色っぽくなる)、もろくなったりします。(よく、枯れ木に例えます。)
なので、(人の場合)普通は歯の保護の為に、臼歯ならば金属の冠、前歯などの見える部位は、白い素材で覆った冠をかぶせます。

ですから、本当は冠をかぶせてしまった方が、歯がさらに欠けたり、割れたりして、抜歯。。。
などという最悪の事になりにくいとは思いますが、ここで困るのが、犬の場合は噛み合わせの再現が難しい事でしょうね。
それと、冠をかぶせる為には、金属の厚みの分、歯を削らなければなりませんので(冠をかぶせるのに、歯の中に金属の土台を作ることも)冠が外れるとか、合わないからといって、後戻りは出来ません。

唯一の救いは・・・怒らないでね・・・犬の寿命は人より短いこと。
人が数十年、歯と付き合うのに対して、犬は十数年ですから。

どちらにしても、今後もチェックが必要で大変ですね。

はい!
おかげさまでしっかり理解できたと思います。
これからの十数年。あたしが@ぽち@にしてあげるべき事、気をつけなければならない事。

あ、それから


「光重合のレジン」とは、可視光線(青い光)を当てると固まる性質を持っているレジンってことです。
で、あの青い光は目に悪いので、今度、また同じように治療を見せてもらう事があっても凝視しないようにして下さいね。


ということです。
んあ〜。
あたし、じーっと見てました。青い光。(~_~;)
次回は、・・・いや!もう次回はあって欲しくありませんので、もし同じような歯科治療を受ける方がおられたら、お気をつけくださいませ。

ほんとにほんとにありがとうございました!!
2003年7月25日(金)
今日の写真まもなく、術後3ヵ月の歯科レントゲン。
8月の頭にお願いする予定。

久々に歯の写真を撮ってみた。
(左:今日の写真/右:6月の写真)

写真ではいまひとつわかりにくいのですが、肉眼で見比べると、あきらかに術後の歯は色が変わっています。(形も少々)
抜髄処置を施した歯ということもあるのだろうが、歯石も原因のひとつ?
あたしの歯磨きは、やっぱり手ぬるいのだな。

それともうひとつ。
レントゲン撮影時のチャンスは、一発勝負かもしれない。
この写真を撮るのに、何度かチャレンジしたが、回を重ねるたびに、@ぽち@の抵抗が強くなった。
なるべく短時間で。
できれば、最初のチャレンジで成功させたい。

@ぽち@の歯を真っ白できれいなままにしてあげられなかったのは、あたしのせいだ・・・。
ほんと、ごめんね。
悔やんでも悔やみきれない・・・。

それに、こうやって、押さえつけて写真を撮るあたしは、@ぽち@にはすっごく「ヤな奴」だと思う。
でも、歯磨きも、これも、やめるわけにはいかないのだ。
2003年8月2日(土)
術後3ヶ月の歯科レントゲン撮影。

麻酔なしのレントゲン撮影ができたか否か・・・?
・・・残念ながら、否でした。
その顛末につきましては、 −Diary−『Clicker Training with Pochi』 レントゲン撮影本番(その1〜3)をご覧ください。

レントゲン撮影の結果は、「問題なし」とのこと。
写真を見せていただいたが、根っこの部分に抜かれた歯髄に充填されたセメント(?)がしっかりと白い線で写っていた。

次回は、半年後くらいに再びレントゲン撮影。

しっかり先生にお伺いしなかったのだが、おそらく今後も定期的にレントゲン撮影を行い、経過を見ていくことになるのだと思う。
レントゲンは、一生続くの・・・かな?



<本日の医療費>
麻酔・歯科レントゲン \13、335-

>>2003年の@ぽち@の医療費

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