いりぐちにもどる

 

 

  2002年7月、とらのもとに、So-netからおてがみがとどきました。「u-page+にかえてね。ハーボットもあるよ」というおてがみでした。

とら 「ハーボット? それなに?」

  いそがしかったとらは、7月23日に、ようやく、u-page+への移行手続きをしました。そのときはすこしひまだったので、ハーボットの案内も見てみたのでした。

とら 「ふぅん」

  とらは、「なんだかへんなやつだな」とおもったようでした。

  でも、その時に、ティグリスと知り合いになりました。ティグリスは、「とらのところにいてもいいよ」といってくれたのです。

とら 「ここでもいいの?」

  そして、ティグリスがとらのところにすむようになったのです。


  ティグリスは、よくねます。
  ティグリスというより、ハーボットがよくねるみたいです。

  とらもおひるねが好きなので、なかまです。でも、ぜったいに、とらよりティグリスの方が、よくねていると思う。

  ハーボットがよくねる種族である証拠。ステーションのゲート係をしているデンボンくんも、認証に時間がかかっていると、いねむりする! しってるんだぞー。


  今日から、8月。ティグリスとしりあいになって、一週間とちょっとです。 

  サマーギフトあれこれ。

  最初、milkさんから、ヨーヨーをもらえました。

とら 「ヨーヨーにがて」

  とらは、コマまわしだってにがてなのです。でも、ティグリスはとてもじょうずなのです。
  とらにはぜったいできない、「いぬのさんぽ」だってできてしまうのです。

とら 「ううっいいなあ。練習しようかなあ」

  とら、そんなひま、ないくせに……。

  つぎに、cyubunさんから、花火をもらえました。

とら 「やったー」

  とらは、花火がすきなのです。
  ティグリスは、期待どおり、花火をつぎつぎにあげてくれました。flash player の技術は、ばかになりませんでした。花火、きれいだ……。

  すると、こんどは、秋草さんが、望遠鏡をくれました。

とら 「いいなあ、いいなあ」

  うらやましがって、どうする、とら?
  でもね。とら、こどものころは、望遠鏡がほしくてほしくて、たまりませんでした。

とら 「星、すきなんだよ。船も」

  まあ、どちらも、望遠鏡とかんけいがふかいですよね。

  そうしたら、なんと、とびねこさんから、極楽チェアをいただいたのです。
  ティグリスは、きもちよさそうに、ねています。

とら 「あーっ! また、ねてる」

  ふだんだって、ねてるのに。
  10ぷん。20ぷん。
  ティグリスはまだ、ねています。
  うしろを、はじめて、ほかのハーボットがあるいていくのがみえました。

(おもわず、手をふる、とら)<見えないってば!


  ティグリスは、さらにいただきものをしたのでした。このしあわせものー!

  ウェリントンさんから、花火。どーんぱぱーん! 夏はやっぱり、花火がよいです。こころなしか、サマーギフトでは、花火の絵がいちばんきれいなような?

  さらに、緋月さんから、浮き輪を。
  ぷくっとふくらます。
  ぷかっとうかぶ。

とら 「あっ!! またねてる……」

  そんなに、ねるのが好きなのか、ティグリス! それとも、単にねぼすけなのか?


  さいきんのティグリスは、まえよりも、よく、ねているようです。

とら 「なんでだよ?」

  なぜなのか、ティグリスは、おしえてくれないのです。

とら 「おまえさ、びょうき? それとも、夏ばて?」

  ハーボットもびょうきになるのでしょうか? とらには、わかりません。ごはんは、おいしいはずなのになあ。それともやっぱり、ハーボットは、人間よりすいみんがひつようなのでしょうか。

(ねるのがしごとなどうぶつは? こたえ。ねこ)

  ハーボットも、ねるのがしごとなのかも。おさんぽに行くとき、ツノを置いていくのは、寝場所を確保するためだそうですから。


ティグリス 「とら、今年できるようになったこと、ある?」

とら 「うん。あるよ。ちいさいこと、いろいろ」

  おおきな目標ができるようになるのは、むずかしいけど、ちいさいものなら、だいじょうぶ。つみかさねていくと、そのうち、おおきな目標にとうたつしていたりしてね。

(すこーん!)

  ティグリスが、そらからおちてきた、青いロケットのおもちゃのようなものをひろいました。

とら 「あっ。いいなあっ」

  とらは、ハーボックスのガラスのむこうがわには、手がとどかないのでした。

ティグリス 「ウィンド石をひろった」

とら 「石かあ」

  うんうん、とうなずくティグリス。青い石。そら、とべるのかな? ラピュタの飛行石みたいに。


ティグリス 「600でキリ番だー!」

とら 「えーっ」

  たたたっと走ってきて、それだけいう、ティグリスなのでした。とらは、あまり、キリ番とか連番をふんだことってないのです。

とら 「で、それだけ?」

  うん、それだけ。ティグリスはごくらくチェアーをだして、おひるねです。

とら 「てぃぐりすー」

  よんでみても、知らん顔です。おきゃくさまと話すときのほうが、ティグリスはあいそがいいみたいです。

とら 「とらじゃ、だめ?」

  かぞくには、いちいち、おあいそしないのかも。

とら 「うん。そうだね」

  でもやっぱり、もうちょっと、よろこんでほしいなー。


  そうそう。つぎにあった時、ティグリスは、とらがキリ番だったって言ってくれたのでした。

とら 「そうそう」

  それだけなんだけど、まあいいか、と思う、とら。

ティグリス 「おきゃくさんのこと、おしまい」

とら 「とらも、おきゃくさん?」

  オーナーモードではなかったけど、おきゃくさん?

とら 「ティグリス、やっぱりちょっと、つめたいよ」

  ティグリスはしらんかおです。ハーボックスの機能はそんなにないんだということ?

とら 「それはそうなんだけどね」

  少しだけ、しゃくぜんとしない、とらでした。


  さいきん、ティグリスは、ちゅうがえりをするようになりました。

とら 「トランポリン、すきだよね」

  でも、ちがうんです。トランポリンではなくて、ほんとうの、ちゅうがえり。

とら 「ティグリスってさ、運動神経、いい?」

  ボウリングもホッケーも上手です。カートでふっとんでもへいきです。

とら 「とらは……」

  さいきんは、学生のころみたいには運動してないや。


  もう、9月になりました。晴れていても、そんなに暑くないのです。そこで、とらは、ひさしぶりに動物園へ行ったのでした。

とら 「ティグリスの名前も、虎からとったんだよ」

  虎じゃない、ハーボットだ、とティグリスは無言で主張しています。

とら 「写真もとってきた。虎の」

  とらが撮ってきた、虎の写真です。

  ティグリスはだいぶふまんそうです。そうかも。だって虎が遠くだったんだから。とらは、望遠レンズ持ってないんです。

とら 「この虎はね、アムール虎で、3歳で、女の子だよ」

  ティグリスはやっぱり興味なさそうでした。


  朝、開いた窓から、きんもくせいのにおいがただよってきたのでした。秋ですね。

とら 「秋といったら、ティグリスは何をおもいうかべるのかな?」

ティグリス 「ちょっと、お散歩いく」

とら 「あ、待てよ。待てったら」

 とらのことばに耳をかすティグリスではありません。とんとんとん、と片足ではねて、角をとると、お散歩にいってしまいました。

とら 「ちぇーっ」

 ハーボットは、ハーボリオンに住んでいます。ハーボリオンには、四季があるのでしょうか。


 ティグリスとおはなししようとしたとき、いきなり上空にくるくるとまわる二つのものが!

とら 「あたるよーっ!」

 ティグリスはかたっぽをみごとにキャッチしました。

ティグリス 「やった! オレンジピースだ!」

 オレンジピース? それ、なに? 豆ならグリーンピースだけど。ティグリスはポケットにしまっています。

 あとでハーボノートを見てみたら、ひろいもののところに「おしいっ」と書いてありました。う〜ん? もうかたっぽの、みどりの方がよかったのかな?

とら 「で、それ、何につかうの?」

 ティグリスはへんじもしないで、ロッカーのまわりをランニングです。

とら 「いいよ、とらも走りにいくから」

 ティグリスといっしょに走ってみたいなー。


 さいきん、朝、ティグリスに話しかけると、途中でおさんぽに行ってしまいます。

とら 「あっ」

 もう、片足でぴょんぴょんして、ツノを取っているのです。

とら 「ティグリスぅー」

 とらが呼んでも、知らん顔です。とらのところ、いごこち悪くなっちゃった? そうじゃないよね。

 とら、ちょっとさびしいな。


 10月10日。きょうは、ハーボックス一周年きねん。

ティグリス 「祝祭日の天気だね」

とら 「へええ。うん、そういえば空がいつもより明るいっぽいね」

 とらは、お祭りがすきです。

とら 「どんなこと、すんの?」

 ティグリスが答えるまえに、ステーションからデンボンさんたちがやってきました。

「こんにちはー!」

 ちぇ。ティグリスったら、いつもより愛想がいいんです。そして、コツンとツノをつきあわせてごあいさつです。

とら 「そっかあ。あれってハーボットのあいさつなんだ」

 ティグリスは、「ポーのたね」というたねをもらっていました。気をあてると、はやく花が咲くんだって。

とら 「まくの?」

 それはもう、まかなくちゃ。ティグリスは、ロッカールームやごはんが出てくる穴から、草のはえた地面をよびだしました。

ティグリス 「まいた」

とら 「うんうん」

ティグリス 「きっと、なにか、咲く」

とら 「うんうん」

 ふたりで、待ってみようね。


 ハーボックスが開いたとたんに、かけよってくるティグリス。ぱちぱちぱちぱち。

ティグリス 「1234で連番だー!」

とら 「わーい!」

 ティグリスにつられちゃったけど、ちょっとふくざつな気分の、とら。

ティグリス 「どうして?」

とら 「お客さんに踏んでほしかったきもちもあるしさ」

ティグリス 「でも、1234だよ」

とら 「うん、それはうれしい」

ティグリス 「お散歩いく」

 やっぱり、すぐにお散歩にでかけてしまう、最近のティグリスなのでした。


 いつのまにか、年が明けて、しかも、もう2月。そのあいだもいろいろあったけど。

ティグリス 「とら、おはよー」

とら 「ポーのたね、咲いたね」

ティグリス 「うん」

 ティグリスが誇らしげなのは、いっしょけんめい気を送ったから?

(どーん!)

とら 「今の、なに」

 ティグリスの背後に、空から何か落ちてきたのでした。黄色く光ってる。

ティグリス 「みてくる」

 しばらく、目をまるくしていたティグリスが走っていってしまいました。

とら 「なんだった? みせて」

 でも、ティグリスは見せてくれないのです。みどり色。うーん、豆?

ティグリス 「しまっておこう」

 見せてくれたっていいじゃないかあ!


 ところで、ハーボットは運動好きだと思う?

とら 「ティグリス、どう?」

ティグリス 「ちょっとお散歩いく」

とら 「あーっ」

 お散歩はウォーキング。ティグリスだけじゃなくて、たまに、よそのハーボットがティグリスの後ろを通っていくこともあります。

とら 「とらと話している途中なのに……」

 ランニングしていることもあります。ロッカーのまわりをぐるぐる。やっぱり運動好き?


 今日はバレンタインデー。日本では女のひとから男のひとにチョコレートをあげることになっています。

とら 「ティグリス、知ってた?」

 でも、欧米では、男女かんけいなく、好きな人やともだちは家族にあげるんだって。

ティグリス 「ここは、ハーボリオン」

とら 「そうだね」

 ハーボリオンでは、ハーボックスのオーナーがハーボットにあげることになっています。

 ところで、あげられるお菓子は5種類ありました。性格によって、ハーボットがすきなのはきまっているそうなんだけど、そのヒントを見ると。

とら 「ティグリスって、はで目の性格、だったんだー」

 クールな性格だと思ってたのに。

ティグリス 「とらもチョコレート食べる?」

とら 「もらったら、食べるよ」

 とらは、もらえるかなあ?


 3月になりました。すると、いきなり、ティグリスはハンモックをもらったのでした。

とら 「きもちいい?」

 ティグリスはゆ〜らゆ〜らゆれています。

とら 「いいなあ」

 とらも、ハンモックにはちょっとしたあこがれをもっていたのです。

とら 「ちょっと貸してよ」

 ハーボリオンには入れないと知っているんですけどね。


 そういえば、先月、バレンタインデーのとき。お菓子を割ったよね。

ティグリス 「もらった」

 そうなんです。ティグリスも、半分このお菓子をもらいました。

 ティグリスのお菓子をもらった人もあそびにきてくれたんだけど。

とら 「また来てくれるといいね」

 ティグリスは、目をとじて、くびをかしげます。ほんとに、はでな性格なのかなあ。


 春になるとあちこちから花のたよりがとどきます。さくらもさきはじめました。

とら 「だからね、ティグリスもそだてようよ、花」

ティグリス 「そだてるのは、タネ」

とら 「そうだけどさ。咲くのは花だもの」

 ハーボットステーションに、タネ屋さんができたので、さっそく買ってきたのでした。

とら 「ね。まいて」

 ティグリスは、うんうんとうなずいて、緑の地面をよびだしました。それが、おとといのこと。

とら 「タネ、どうなった?」

ティグリス 「芽、でた」

 なんだか、秋にプレゼントでもらったタネより、成長がはやいみたいです。きらきらひかる芽を見ていると、いやなこともわすれそうです。

とら 「花っていいね」

ティグリス 「タネ」

 うん、タネだね。でも、もう、芽が出たよ。


 4月6日は、とらのおたんじょうびです。

ティグリス 「とら、おめでとー!」

 あれれ。なんとティグリスは角をとったかとおもうと。

とら 「ありがとー」

 その角が、ぽん!とはじけてクラッカーに! ハーボットの角ってふしぎです。


 そうそう、タネは花がさいたのでした。情熱のアー・ロトはあかい花です。

ティグリス 「さいた、さいた」

とら 「きれいだねー」

 去年の秋に、きねんでもらったタネより、そだつのがはやいみたいです。

ティグリス (とん)

 ティグリスは、すぐに花のさいている地面をしまってしまうんです。

とら 「また見せてね」

ティグリス 「ちょっとお散歩、いく」

 とらも、近所の花をみに、さんぽしてこようかな。


 7月からずっと、とらはげんきがありませんでした。

ティグリス 「なんで?」

とら 「それはね……」

 とらのだいすきな、とらのつれあいが死んでしまったからです。

ティグリス 「ふぅん」

 ティグリスは、おもむろに紙風船をだして、あそびはじめました。

とら 「それ、きれいだね」

 とらが、なきそうになっていると、ティグリスが、おもちゃを出してくるのでした。

ティグリス 「これ、ヨーヨー」

 たぶん、ヨーヨーが、ティグリスのいちばんのお気に入りなのです。

ティグリス 「あっっ」

 ヨーヨーにひっぱられて一周するティグリス。みている、とら。

とら 「がんばれ、がんばれ」

 ティグリスなりに、なぐさめてくれてるのかなあ。そうかもしれないなあ。

ティグリス 「花火も、みる?」

 遅まきながら、ようやく、あつい夏がやってきました。


 秋といえば?

ティグリス 「んー」

とら 「読書の秋?」

 ティグリスは、時々、リンクノートをよんでいます。

とら 「読書、とはちがうかなあ。それじゃ。食欲の秋?」

ティグリス 「きょう、ページ、おいしかった」

とら 「うーん」

 ティグリスのごはんはいつも、あまりかわりばえありません。

とら 「わかったぞ。スポーツの秋だ!」

 ランニングしたり、たいそうしたり、トランポリンしたり。ティグリスは運動がすきそうです。


とら 「10月10日は、なんの日?」

ティグリス 「ハーボリオンの祝祭日」

 去年は、花のたねをもらったんだよね。今年は?

ティグリス 「なぞの生き物!」

 もらうんじゃなくて、観察するんですって。今日はそのためにデンボンさんが訪ねてきたんです。

ティグリス 「マウ・スプレー、ちょっとびっくりした」

 なぞの生き物が来るとツノが反応するようになるらしい。

とら 「どうなるんだろうね」

 生き物もさることながら、ツノがどうなるか、とらはそっちが楽しみです。

とら 「生き物も、もちろん、見てみたいんだよ」

 ティグリスは、データ収集という、ネオン博士の依頼をはたせるでしょうか?

ティグリス 「おー」

とら 「おー」

 がんばれ、ティグリス。


今日はいよいよ、10月10日です。

とら 「どんな生物がくるのかな」

ティグリス 「んー、とら、まつ」

とら 「そりゃ、来るまでまつけどさ」

クールなようでいて、じつは、ハーボットとしては「はでずき」らしいティグリス。なにか考えているんでしょうか。

そして、いよいよやってきたなぞの生物は?

とら 「きれいだね〜」

ティグリスは、ぴかぴかとツノを光らせています。

ティグリス 「データ送信、できた」

ネオン博士からなにかごほうびがもらえるか、たのしみにしているようでした。


 今日は、ティグリスが、ネオン博士からプレゼントをもらったのです。

ティグリス 「みる?」

とら 「うん、みる」

それは、赤くて、この前見たなぞの生物に、ちょっとにていました。

とら 「なにに使うんだろう」

ティグリス 「しまっておこう」

とら 「えー、もうしまっちゃうの?」

ところで、ティグリスはいったいどこにプレゼントをしまったんでしょう。足下に見えるんだけど。


 ハロウィーンの日、去年はたしか、透明なかぼちゃが空からふってきたんでした。

とら 「今年はなにかな」

ティグリス 「あ」

 なんだか、ハーボックスいっぱいになるような、とっても大きなかぼちゃ。やっぱり透明だったけど、それがもわーっと。

とら 「すごいね」

ティグリス 「うん」

 でも、こんな大きなかぼちゃ、しまえないよね。そうしたら、なんと、くろい帽子がふってきたのでした。ティグリスの頭の上に。

とら 「にあうよ」

ティグリス 「しまっておこう」

とら 「え。もうぬいじゃうの?」

 にあってるのになあ。でも、ティグリスはさっさとしまいこんでしまったのでした。


 きょう、ティグリスがリンクカードをこうかんしたoyukiちゃんは、しょくぶつをそだてていました。

とら 「そういえば、さいきん、ティグリスにタネをあげていないね」

ティグリス 「んー」

とら 「また、そだててみる?」

ティグリス 「んー」

 ティグリスはあんまり園芸がすきじゃないのかな。しょくぶつに気をおくっているときはうれしそうだけど。

ティグリス 「とらは?」

とら 「そだてるの、うまくない」

ティグリス 「ふうん」

 もしかして、とらとティグリスは、にたものどうし?


 ことし、とってもいそがしかったとらは、しばらく、おともだち帳をみていなかったのです。

とら 「たまには、みんなのところにあそびにいってみる?」

ティグリス 「……」

 ティグリスはどうしたんでしょう? ともかく、あちこち行ってみると、いつのまにかいなくなっているおともだちが何人もいたのでした。

とら 「そっか。さびしいね」

ティグリス 「うん」

 きっと、みんな、いろいろな事情があるのだろうけど、また、かえってきてくれるといいね。


 クリスマスのことです。

とら 「あれ、なんだろう?」

 ハーボックスのむこうの空に、サンタのようなものがみえました。

ティグリス 「よんでみる」

 おさんぽに出かけるときのように、ティグリスは、角をとっておきました。でも。

とら 「あ。いっちゃったね」

ティグリス 「しっぱい」

 ざんねんです。

ティグリス 「また、よんでみる」

 ティグリスのそのことばどおり、つぎの夜に、また、サンタはやってきたのでした。

とら 「がんばれ、ティグリス」

 するとティグリスは、角をとって、地面におきました。そして、もういちど、右の角をとって、となりにおいたのです。

とら 「ええ? ふたつ?」

 ふたつめの角は、みどり色にひかっています。

ティグリス 「まつ」

 そして、サンタは頭上にやってきたのでした!

とら 「よかったね」

 でも、なんで、右の角しか、とらないんだろう?


 春になって、そろそろ、花のたよりがきかれるようになりました。

とら 「ティグリスもひさしぶりに、タネをうえてみる?」

 ちょっと期待しながらきいてみます。

ティグリス 「んー」

 なんだか、あまり、興味がなさそうです。タネ、かんたんにさいちゃうから。つまらないのかな。


 誕生日がやってきました。とらの誕生日です。

ティグリス 「とら、おはよー」

 ティグリスは、右のツノを取ると、それをクラッカーにして、いわってくれました!

とら 「ありがとー」

 ハーボットのツノって、何にでもなるんだな。とらはちょっと、ふしぎに思いました。


 キャスターさんが、Harbot Diary の無料版が配布されたよ、とおしえてくれました。

とら 「ふうん、そうなんだ。見てみようかな」

 さいきん、とらがつけていた日記は、サーバーがおもくて使いにくくなってしまったのです。

とら 「なんか、よさそうだから、使ってみよう」

 そこで、はじめて Harbot Diary をひらこうとしてみると。

ティグリス 「あ。とらだー!」

 ティグリスは、いつもの口調とはちょっとちがったあいさつをしてくれました。

ティグリス 「こちらでも、よろしくお願いします」

とら 「うん。とらも、よろしくね」


 

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