萩には、邪を祓う力があると信じられていて、お月見の時などに供えました。また、公家社会では、成人の儀式の時、お饅頭に萩の箸で穴をあけて月をのぞき見るという儀礼を行っていましたが、ここでも邪を祓う意味で萩の箸が使われていました。
〔参考〕「図説 和菓子の今昔」青木直己(淡交社)