名称 混天綾(こんてんりょう)
種別 衣甲
出典 中国

  乾元山金光洞の宝貝(たからもの)で、七尺ほどもある赤い綾絹です。綾ということは、模様を浮き織りにした薄い絹布ですね。講談社版では、[口那]咤が生まれた時に太乙真人がお祝いとし、光栄社版では生まれた時から腰に巻きつけていました。

  これを水の中で揺り動かせば水が赤く照り映え、大きく揺れ動き(深いところまで波立つようです)、ついには天地まで振動させるという働きがあります。もしかすると、投げれば目標にからみついて巻き取る事ができる、かもしれません。何故確証がないかというと、その技が[口那]咤の手業によるものか、宝貝としての効能か、記述が曖昧なのです。

※ [  ]で囲んだ文字は、本来一文字で表します。JISにはない文字であるため、二文字を[ ]でくくって表しました。

※ [口那]咤の「咤」は、この文字の本字で表しますが、JISにはない文字のため、代用しました。

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〔参考〕

「封神演義」安能努 訳(講談社文庫)
「封神演義」許仲琳 編(株式会社光栄 歴史ポケットシリーズ)