創世の頃の人々が持っていた植物。トウモロコシに似た実が毎日1つ生り、人はこれを食べて生きていたという。ところが、ある日実が2つ生ったニュグがあり、その持ち主が2つとも食べてしまった。翌日、そのニュグには実が生らなかったため、持ち主は他の人の実を盗まなくてはならなくなり、ここから貪欲と盗みが生まれたといわれている。
〔参考〕「チベットの民話」(青土社)