シグルト(ジークフリート)伝説に語られているところによれば、シグルトは宝を守っていた竜を殺した時、その竜の血を全身に浴びてしまいました。その効果で、シグルトは、刃の通じない体、ほとんど不死身と言っても良い体を手に入れたのです。尤も、背中にはりついていた樫の葉のおかげで、その一点だけは通常の体として残りました。
〔参考〕 「ヨーロッパの神話伝説」ジャックリーン・シンプソン(青土社)