名称 ラダハン
種別 拘束具
出典 〈真実の剣〉テリー・グッドカインド作

  それは、鈍い銀色をした首輪で、蝶番は見えないが、はずせば半円形の輪が二つに分かれた形となる。「光の信徒」が「才を持つ者(魔道士)」を訓練する為に用いられ、以下の三つの機能がある。また、ラダハンは着用者が自らの意志で着用しなければならないが、「光の信徒」にしかはずす事はできず、着用者が、一人前の魔道士になったと認められなければはずされる事はない。
  着用の機会は、才を発動させた者を訪れる3人組の光の信徒により、3度与えられる。もし、候補者が着用を拒んだ場合、光の信徒は1度に1人ずつ、自殺をする。この自殺により、次の者に対してある種の力を譲渡するのではないかと推測される。

  光の信徒とは、「予見者の宮殿」に集う一種の宗教グループに所属する者で、呪術師の才を持つ女「シスター」である。「才」とは、魔道士、呪術師、聴罪師などがふるう非肉体的な力(それぞれが一種の魔法)を指すが、その「才」の源泉となる力を、光の信徒は「ハン」と呼ぶ。ラダハンという名称は、ここに由来するものと思われる。

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〔参照〕「真実の剣シリーズ」テリー・グッドカインド作(ハヤカワ文庫FT)