杖は、通常、木から作られる。このため、樹木の持つ成長力を象徴するものとなる。また、伊奘諾尊(いざなぎのみこと)が黄泉から地上へ戻った後、地に投げ捨てた杖は、岐神(ふなとのかみ)となった。これは、塞神(さえのかみ)である。杖を境界に立てる事により、そこから内側へ邪悪なものが入ってくるのを防ぐという力が備わる。
〔参考〕「日本書紀」(岩波文庫)