THE BLAIR WITCH PROJECT
(Page.II)

”THE BLAIR WITCH PROJECT” の謎と検証

アメリカ本国をはじめ、日本でも大ヒットした
ブレア・ウィッチ・プロジェクトには多くの謎があります。
たった、1時間半のフィルムに隠された真実とは?
へザー、マイク、そしてジョシュは、何処へ?
生きているのか?それとも・・・。

このページでは、この謎を検証していきたいと思います。
この検証は、私の個人的解釈でありますので、

ご覧になられた方で、ご自分なりの見解をお持ちの方、
メール または、掲示板にて書き込みしてください。
皆様からのご意見、お待ちしています。

尚、このページは、”ネタばれ”が多く含まれていますので
まだ、ご覧になられていない方は、ご覧になられないことを
おすすめします。 ”
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第1章 登場人物

Missing ヘザー・ドナヒュー/失踪した学生の一人。
  ブレアの魔女に関するドキュメンタリー映画を企画。

ジョシュア・レナード/失踪した学生の一人。
  ドキュメンタリーでは、撮影を担当していた。

マイクル・ウィリアムズ/失踪した学生の一人。 
  ドキュメンタリーで、録音を担当していた。

 

第2章 ブレアの歴史

年号 歴史(事件)
1734  ブレアの町、創立。
1769  エリー・ケドワード渡米。
 後に、ブレア・ウィッチとして知られる。
1785  エリー・ケドワード追放。
 何人かの子供が血をぬかれそうになり、ケドワードを訴える。
 魔女の疑いをかけられ森に追放。
1786  ブレア、ゴーストタウンになる。
 ケドワードを訴えた人々が消息を断つ。
 魔女の呪いと恐れた人々は、次々と町を捨て、ケドワードの名前は口にしないと誓う。 
1809  「ブレア・ウィッチ・カルト」出版される。
 ケドワード追放後、ブレアで起こったことが書かれている。
1824  ブレアの跡地に、バーキッツヴィルの町が復興。
1825  アイリーン・トリークル事件。
 東タピー川で遊んでいた10歳の少女が、川の中から出てきた女性の手にひきずり
 こまれるのを11人が目撃した。
 死体は上がらず、以後1週間にわたり川は油にまみれる。
1886  コフィン・ロック事件。
 8歳の少女が森で行方不明になり、捜索に行った5人が ”ひつぎ岩” にて惨殺死体で発見される。
 5人は手足を互い違いに縛り合わされ、内臓はえぐられていた。
1940
1941
 エミリー・ホーランズら、8人の子供達が相次いで行方不明になる。
1941  ラスティン・パー事件。
 森で隠生活をしていたラスティン・パーが、町に現れ ”やり遂げた”と告げる。
 彼の家に警察が行くと、地下室で行方不明の8人のうち7人の遺体を発見する。
 7人は内臓がえぐられ、顔と手には奇妙なシンボルが刻まれていた。
 パーは、老婆の霊に告げられ実行したと供述。
11/22  ラスティン・パー、絞首刑にされる。
 殺害現場になったパーの家も焼き払われる。 

 

第3章 事件のあらまし

日時 あらまし
1994 10/20  映画学科の生徒3人がバーキッツヴィルでドキュメンタリー映画制作
 へザー、マイク、ジョシュの3人がバーキッツヴィルに到着、ドキュメンタリー制作を開始。
  10/21  3人が消息を絶つ。
 早朝、川辺べりで釣り人にインタビュー。その後ブラックヒルズの森に入り、
 コフィン・ロックに向かったのを最後に消息を絶つ。
  10/25  警察全部署、緊急連絡発令。
 ブラックロック・ロードに放置されたジョシュの車を発見。
  10/26  メリーランド州警察、捜索開始。
 捜索隊100人を動員して10日間に及ぶ操作を開始する。
  11/5  ブラック・ヒルズの捜索終了。
 延べ33000時間を費やして、捜索したが遺留品すら発見できずに終了。
 へザーの母親が、娘達の捜査を私立探偵 バック・ブキャナン に依頼する。
1995 6/19  州警察、捜査を打ち切る。
  10/16  ドキュメンタリー映画用に撮影されたフィルム発見。
 メリーランド大学の学生が、築100年の山小屋の土台に埋まっていたバッグを発見。
 カメラ、ビデオテープ、フィルム、DAT、日記が入っていた。
 行方不明の3人の所持品と判明。
  12/15  フィルムの1部が遺族に公開される。
1996 2/19  警察は「フィルムの内容は3人の狂言」と断定。証拠品を全て凍結。
 狂言と断定したフィルムを遺族に公開。へザーの母、アンジーは警察への不信感を表明。
 それに対し、保安官は全ての証拠品を凍結した。
 遺族側は訴訟を2つ起こすも敗訴。
  3/1  事件は「解決の見込みなし」と警察が発表。
 発掘された証拠品は証拠不十分で、解決の見込みはない。と保安官が発表した。
 証拠品は1997年10月16日に遺族に返却されることになる。
  3/28  フィルムの最後に映る家はラスティン・パーの家?
 私立探偵ブキャナンと捜査員が、フィルムに映っていた家の壁の文字と、
 パーの家の文字が一致することを発見。
 へザーらがたどりついたのは、1941年に焼き払われたはずのパーの家?ということで謎が深まる。
1997 10/16  フィルムが遺族へ返却。
 3人の撮った映像が遺族へ返却される。アンジー・ドナヒューがフィルムを検証し、
 映画制作会社、ハクサン・フィルムズに再編集と公開を依頼する。

 

第4章 フィルム

1995年10月16日、山小屋の土台で見つかったフィルムの内容は・・

第1日目 10/20 晴れ  へザー、マイク、ジョシュが、ブレア・ウィッチのドキュメンタリー制作を 開始。
 バーキッツヴィル共同墓地の撮影の後、地元の人にインタビュ−。
 その時、メアリー・ブラウンなる老婆に会っている。
第2日目 10/21 曇り/雨  ブラックヒルズの森へ向かう途中、川で釣りをしている人、二人にインタビューする。
 彼らから、コフィンロックのことを聞き、森へ入る。 
第3日目 10/22  朝、ジョシュアが、寝ているときに物音がした事を二人に話す。
 その後、前日教えてもらったコフィンロックに向かう。
 コフィンロックは、積み上げた石を墓に見立てたもので、石は7つあった。
 深夜の再度の撮影後、へザーが謎の音を聞く。
第4日目 10/23  撮影終了。ジョシュの車に戻ろうとするが、迷ってしまう。
 仕方なく森で3日目を過ごす。二人はへザーに対する不信感を抱く。
 その晩も、テントの周りで不信な音を聞く。
第5日目 10/24 晴れ  朝、テントを出ると、周りに石を積み上げた墓が3つ置いてあった。
 3人はパニックに陥る。しかも、へザーが持っていたはずの地図がなくなっていて混乱する。 
 マイクが自分が地図を捨てたことを告白し大喧嘩となる。
 争い疲れた3人は、歩いているうちに広場に出た。
 そこにはいたるところに木で人形を形取った人形がぶらさがっており3人を驚愕させた。 
 その夜、テントで寝ていた3人は、赤ん坊の声と激しくテントを揺さぶる音でたたき起こされる。
 恐怖で3人は走ってテントから逃げ出す。
第6日目 10/25 晴れ  夜が明け、テントに戻るが、荷物が荒らされていて、ジョシュの荷物には、青い粘液が付いていた。
 とにかく移動しようと、南へ15時間程歩くが、なぜかもとの場所へ戻ってきてしまった。
 空腹、疲労、恐怖の極限の状態になっていても、カメラを回すへザーに二人の怒りが爆発する。
第7日目 10/26 晴れ  朝起きると、ジョシュの姿がなくなっていた。
 二人はジョシュが戻るのを待つが、戻ってこないまま1日が過ぎてしまう。 
 その晩、ジョシュと思われる声を耳にして、恐怖に震えながら一夜を過ごす。
第8日目 10/27 晴れ  朝、テントの外でジョシュの服の切れ端で束ねた枝をへザーが発見。
 中には血まみれの歯、髪の毛が入っていた。
 その晩、へザーはカメラを自分に向け、3人の両親に謝罪をする。
 深夜、またもやジョシュの声らしきものを聞き、耐えられなくなった二人は、声のする場所を探す。 
 声を追ううちに朽ち果てた建物にたどりつき、中に入ってゆく。 
 ジョシュの声を追って階段を降りていった二人の身になにかが起こった・・・。

 

 

第5章 検証

少し長くなってしまいましたが、以上がブレア・ウイッチ・プロジェクトの
ストーリー、事件のあらましです。この映画の凄いところは、
映画として上映されたところは 「第4章」 のところだけで、あとはすべて
”映画の外” で公開されているということです。
いま、このページをご覧になられてる方は、そんなことは
百も承知だと思いますので、早速 検証していきたいと思います。

このフィルムにはいくつかの謎があります。
この映画を何の予習もなく観た人は、
なんのことかさっぱり判らなかった事でしょう。
実際、自分自身もある程度、予習はしたつもりでした。
しかし、謎が多すぎる・・。
多くの謎はフィルムのラストのほうに固まってはいますが、
ストーリーを追っていくと、至るところに謎があるのです。

ジョシュの荷物に付いていた青い粘液。
ジョシュが消息を絶った次ぎの朝発見した、血まみれの歯と髪の毛。
ジョシュと思わしき声を追って、たどり着いた館。
その館の階段を降りるへザーのカメラの不自然さ・・。

思い出すと、次ぎから次ぎに出てきそうです。

ボクは、この映画を2回観て、自分なりの見解をだしました。
それは、
ジョシュとバーキッツヴィルの住人犯人説です。
主犯はバーキッツヴィルの1部の住人で、ジョシュは
その1部の町の人に利用されていただけなのかもしれません。

ブレア・ウィッチの伝説は、この街ではタブーっていうものが
あって、騒がれたくない、闇の中へ埋めてしまったことを
掘り起こされたくない、と思っていたのではないか。
それを、へザー達が取材するということで、
妨害をしたのではないか・・。一人監視役を同行させて。
監視役というのは、ジョシュのことです。
なぜ?・・・それはわかりませんが。
(何らかの理由で事前にジョシュとアポをとっていた)

なぜジョシュなのか・・。
自分の見解では、まず、車の中から出てきたジョシュの音楽テープ
の曲はほとんどが、恐怖・邪教・魔術をほのめかすような内容
だったということ。(サントラ盤で聴くことができます。)
ドライブに行くのに、いや、普段でもこんな曲は車の中では
聴かないだろう、という曲ばかりなのです。
だとしたら、ジョシュは始めから知っていた?
ということになります。

ジョシュは、へザーの持っている地図をあらかじめすりかえておく。
そして、森の中で迷わせておいて、主犯達(町の人間)が
いかにも 「ブレアの呪い」 という感じで毎晩脅す・・。
そして、早く立ち去るように仕向けたのではないか・・。
しかし、へザーはカメラを回しつづける。
だから、妨害が毎晩エスカレートしていったのではないか
と思うのです。 もし、これがジョシュの単独犯なら、
広場のあの木の人形や、テントを揺らす事などは
一人ではできません。
それから、地図を無くした時点から、ジョシュが先頭をきって、
歩いています。それは、地形がわかっているから、
本物の地図を持っているからなのではないか。
だから、あの仕掛け(木の人形)の場所へも行けたし、
同じ丸太の橋まで戻れたのではないか。
途中でジョシュがいなくなったのも、その次の朝、
血まみれの歯と髪の毛をテントの前に置いたのも、「ブレアの呪い」
だと
いうことを思い込ませる為、ということと同時に
マイクに感づかれつつあったのでは?
・・・そう考えると、森の中でのことが全てつじつまが合うのです。
そして、フィルムのラストで館の中に導き、ジョシュの正体を
知ってしまったマイクが消され、一緒にへザーも・・。

このように自分なりに検証してみました。

しかし、建物の中での謎 はまだ残ります。
あの館は、ラスティン・パーの家で、1941年11月22日に
焼き払われているのです。・・だとしたら、あの館は?
そして、へザーが階段を降りてきて、カメラにマイクが映った時、
なぜ、壁を向いて立っていたのか・・。
もし、殺されたのなら、へザーが降りてくるまでの時間内で
実行したことになります。しかし、そんな短い時間で
簡単に殺し、壁に向かわせて立たせておく事ができるでしょうか?
それと、へザーが階段を降りてくるときのカメラの映しかたの不自然さ・・。
まるで、誰かに後ろから抱きかかえられているような感じでした・・。
やはり、魔女はいる??
ボクの見解からすると、魔女は存在しないということになりますが・・。

2回フィルムを観て、関連本を参照し、ウェブサイトを見、
サントラを聴いて調べても、まだ謎が解けません。
次回公開されるといわれている「ブレア・パート2」で
謎が解けるのでしょうか・・。

このように、自分なりに検証してみましたが、
この映画は、ご覧になった方々それぞれの見方によって、
作品の捉えかた、感じ方、解釈が違ってくるのではないかと思っています。
みなさんの中で、「こんな解釈をしてる。」って方がいらっしゃいましたら、
掲示板、メールにてお知らせください。

まだまだ、「ブレア・ウィッチ」の魔力にとり憑かれています・・。
また、なにか発見しましたら、お知らせしていきたいと思います。


※年表参照・・「ブレア・ウィッチ・プロジェクト 完全調書」 劇場用プログラム

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Produced by "Rick"