奇人たちの晩餐会 / le diner de cons
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監督/ フランシス・ヴェベール 製作/ アラン・ポワレ 脚本/ フランシス・ヴェベール 撮影/ ルチアーノ・トヴォリ 音楽/ ウラジミール・コスマ 出演/ ジャック・ヴィルレ ティエリー・レルミット フランシス・ユステール ダニエル・プレヴォスト u 1999年 フランス |
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「一流のバカに二流の人間が反省させられる映画である。
君はバカだが二流だと!」
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私こと Rick が観た映画で、「これ!」 という作品を
毎回1本づつ紹介してゆくという、なんとも勝手・強引な企画の第7弾です。
記念すべき復活第1弾は、99年、ミニシアター系で旋風を巻き起こした
フランシス・ヴェベール監督 「奇人たちの晩餐会」。
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毎週水曜日、編集者のピエールと友人たちは
”奇人たちの晩餐会” を開いている。
ルールはいたって簡単。必ず一人、奇人を連れてくることだった。
その中から、誰もが認める奇人を連れて来たものが勝者となるのである。
お互いに連れてきた奇人たちの ”おバカぶり”
を競い合って楽しんでいるのだ。
この日、ピエールは 「バカのなかの大バカ」
を見つけ出した。
名前はピニョン。普段は大蔵省の会計係として働いているが、妻には全く頭が上がらない男。
趣味はマッチ棒で建物の模型を作ること・・・。
しかし、そのピニョンこそがとんでもない大事件を巻き起こす疫病神だったのだ。
99年、ヨーロッパ全土で1000万人の動員を突破し、【タイタニック】に次いで史上第2位という記録を打ち立て、
99年カンヌ映画祭特別賞、同年セザール賞脚本賞・主演男優賞・助演男優賞を受賞した超ド級ブラックユーモア作品です。
もともと舞台劇だったこの作品は、フランスを皮切りにイタリア、イギリスなど世界17カ国でロングラン上演され、大ヒット。
日本でも1999年春に陣内孝則主演で上演されています。
映画版では、公開時、ヨーロッパ各国の主要都市でこの作品を観るため3日前から数百人が劇場の前で
ごった返し、地下鉄のホームは人の山で2時間の足止め状態。道路も渋滞で全ての交通機関が
一時的ににストップしたという大パニックぶりだったといいます。
この狂気とも呼べる動員を聞きつけたスピルバーグは、いち早くハリウッドリメイク権を買い付けたほど。
ある映画評論家がこの映画のことをこんな風に評していました。
「この映画は一流のバカに二流の人間が反省させられる映画である。君はバカだが二流だと(笑)」
まさにこの作品は、この評論そのものなのです。
80分間という短い時間の中で、休む暇なく繰り広げられる、笑いのツボ押しまくりなセリフ。
もともと、舞台用の脚本のため、ストーリーのほとんどがピエールのマンション内で展開されます。
悪気は全くないのに、次々トラブルを起こすフランソワ。
そんな彼にキレまくりのピエールは絶望しつつも、最後には自分の愚かさに気づくのです。
「自分こそがバカだった」と。・・・人間、誰しも愚かなものですよね。
この映画に大笑いした後は、
自分の中の”おバカな部分”と向き合うはずです。そしてなぜか優しい気持ちになってしまう・・・
そんな作品です。皆さんも一度ご体験あれ!
*この作品は2003年8月に明石家さんま主演で舞台上演されました。
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Produced by "Rick"