WAIT UNTIL DARK
暗くなるまで待って

オードリー・ヘプバーン & リチャード・クレンナ

1967年 アメリカ映画


STAFF

製作:メル・ファーラー
監督:テレンス・ヤング
脚本:ロバート・ハワード & ジャン・ハワード・カリントン
撮影:チャールズ・ラング
音楽:ヘンリー・マンシーニ
原作:フレデリック・ノック


CAST

オードリー・ヘプバーン
エフレム・ジンバリスト・ジュニア
アラン・アーキン
リチャード・クレンナ

サマンサ・ジョーンズ

STORY & REVIEW

事の起こりは夫が持ち帰ってきた可愛い音楽人形だった。
その中に隠されていた麻薬によって、盲目の人妻スージーは、
恐怖のどん底に突き落とされることになる・・。
麻薬密輸グループの魔の手が彼女のアパートに迫り、
見えない彼女を追い詰めてゆく。
そんな絶対的なハンデを背負ったスージーが選んだ方法とは・・。

『ローマの休日』 『麗しのサブリナ』 『初恋』 の
オードリー・へプバーン初の本格的サスペンス作品です。
この企画は、ヘプバーンの夫であった メル・ファーラーが、
原作を読み、惚れ込んで映画化を企画したそうです。
監督は 「007」 シリーズの テレンス・ヤングを起用。
これは、ヘプバーンの意見だということです。

この作品は、ヘプバーンが初めて意欲的に取り組んだ
本格的なサスペンス映画です。 綺麗な瞳が魅力の
ヘプバーンがなんと、盲目のヒロインを演じるのです。
しかも、場面は彼女の住むアパートのシーンのみ。
限られた空間の中での、息詰まるような恐怖感。
「あっ!」と、唸らせるクライマックス・・。
最高のサスペンス作品になりました。

 

盲目の人妻という難役を演じるためにヘプバーンは、
スイスの眼科医に盲目の人の細かい動作や表情の
レクチャーを受けたといいます。それだけ彼女のこの作品に
対する意気込みは熱く、これまでのイメージを失うことなく、
恐怖におののくキャラクターを見事に演じきりました。
また、傍を固める顔ぶれも素晴らしく、
彼女を恐怖の渦に突き落とす密輸グル−プのリーダーに
個性派、アラン・アーキン。「ランボー」の リチャード・クレンナなど、
充実したキャスティングでありましょう。

オープニングから怒涛のクライマックスまで、
一気に見せてしまうストーリー展開、
観ている私たちを 「あっ!」っといわせるアイデアは、
30年以上経った現在でも色褪せません。

劇場公開時には、クライマックスに映画館の明かりを
極力消すように指示されたといいます。
オードリー・ヘプバーン異色の本格サスペンス作品。
可憐なオードリーもいいですが、こんなオードリーもまた魅力的ですよ。
みなさんも、部屋の明かりを全て消して、ハラハラ、ドキドキの
クライマックスをオードリーと共に体験してはいかがでしょうか?


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Produced by "Rick"