空海が生涯を通して残した「ことば」の中に秘められた教えと思想を、密教研究の第一人者がわかりやすく解説。中国新規取材を含む写真６３点に、空海の言葉４０を収載。四国・中国・高野山へと空海を知る心の旅が始まる。

日本仏教の様々な宗派を貫く大乗仏教の教えを解説。インドでの成り立ちを踏まえながら、私たちの人生を強力に支えてくれる絶対肯定というものの見方、考え方を平易に語る。１９８６年刊の新装。

お地蔵さまの魅力、お地蔵さまにまつわる思い出を、１７人が味わい深い筆致で綴った随筆集。お地蔵さまの愛らしい優しさを伝える写真を添えた、心安らぐ一冊。『大法輪』連載を単行本化。

日本語の語彙２０数万語を１０４４のカテゴリーに分類した「意味から探す類義語」の辞典。品詞の別よりも意味の近さを優先し、カテゴリー内にニュアンスの違いによるグラデーションとして語句を配置した見易い構成。

「阿字の活物」とは、仏性であるとともに、天地を貫く生命そのものの表現である。円明なる阿字に観念を集中する阿字観という型によって、懐円上人は、その心に到達することを勧める・・・・・(解説より)

今回のテーマはとくに現代社会のかかえる深刻な問題とも関わることであり、現代社会において仏教の真価が発揮されることにもなり存在意義が示されることにもなるであろう。

本書を通じて、法華経信仰がいかに近現代の日本をつくりあげるのに貢献したか、法華経信仰を通じていかにいきいきと生きた人生が営まれたかを、おおくの人に知って戴きたい。

残されたバーミヤーンの記憶。失われて見えてくるこの遺跡を、世界に・未来に伝えたい。

板橋興宗・石上善応・瀧藤尊教・奈良康明−４氏の円熟したやさしい語り口に、生きるためのヒントが見えてくる。ユーモアも涙も交え、会場の臨場感そのままを記録した講話集。

あなたは、あなたのすばらしい「いのち」を生きていますか。般若心経を例に引きながら光り輝く本当の「いのち」を語り、さわやかに美しく清々しく生きることを優しく心豊かに語りかける、いのちの法話１６篇を一冊にまとめる。

空海の「書」を中心に捉えて、これまでの通念をひとつひとつ実証的に覆し、実在の空海像に迫り、唐において華々しく活躍するに至った道程を興味深く辿ってゆく。空海入唐1200年記念出版。

山岳信仰を中心に山をめぐる諸々の事象を研究の対象とし、ユニークな活動を展開してきた山の考古学研究会。その１５年にわたる調査研究の成果を一冊にまとめる。

日本文化史上、また仏教思想史上屈指の名著「正法眼蔵」。そこでは一体何が語られているのか。「正法眼蔵」の七十五巻本と十二巻本の全文を段落毎に掲げ、精緻に読み解く。第１巻には第１・現成公案〜第８・心不可得を収録。

日本文化史上、また仏教思想史上屈指の名著「正法眼蔵」。そこでは一体何が語られているのか。「正法眼蔵」の七十五巻本と十二巻本の全文を段落毎に掲げ、精緻に読み解く。第１巻には第１・現成公案〜第８・心不可得を収録。

神さま、仏さまにも、それぞれご利益が異なります。悩みや願いを祈願できる専門の神仏を多数紹介。出世、縁結びなどの項目別に、全国の神社、仏閣等が勢ぞろい。豊かな人生を約束する便利なご利益ガイド。

沢木興道−内山興正の流れをくみ、道元禅を真摯に歩む禅僧が選び集めた沢木興道の名言集。坐禅から立ち現れた平易で鋭い真実語、命の言葉の数々が妄想を断ち切り、生きる力となる。８６年刊「禅に聞け」の続編。

インド学・仏教学・比較思想学の泰斗が、主要な大乗仏典17の精髄を現代語に訳し、わかりやすく解説する。生涯、正確で温厚な講義を心掛けた博士の遺稿に基づいた、大乗仏教理解のための上質の入門叢書。**全七巻**

仏教がはぐくんだ豊かな美の世界をわかりやすく大胆によみとく、仏教美術ファン必携の案内書。仏伝図・仏像・絵巻・曼荼羅・仏具・建築など、多彩な仏教美術の見方がよくわかる。鑑賞に役立つ基礎知識も満載。

「妖怪博士」と呼ばれた哲学者の三冊の明治期旅行記を集成。「南半球五万哩」（明治４５年初版）ほか欧米・アジア・アフリカなど地球全域におよぶ諸国事情を収録。現代的表記・索引など利用に至便。

アンコール・ワット、ボロブドールと並ぶ東南アジアの三大仏教遺跡バガンを完全収録。ミャンマーの仏塔、仏像、寺院等、仏教遺跡の全貌を紹介するほか、各遺跡のみどころ、仏教美術とともに、歴史、縁起・伝説等を解説する。

近代的な学術研究の成果に基づいて、ブッダの歴史的実像および伝承を簡潔に分りやすく綴った入門書である。テーラヴァーダ仏教の実践者であるフランス人の著者が描くブッダ像には、従来の日本人著者にはない新しい指摘がある。

宗門七部書のひとつとされ、古来愛読されてきた「江湖風月集」の注釈本をまとめる。真源大道禅師五百年遠諱記念出版。

永平寺を拠点として、厳しい修行と出家主義を貫いた道元は、中国に渡り如浄と会って悟りをひらいた。比叡山から生まれた禅と道元禅の相違、「正法眼蔵」、因果と業などを通して、現代における主体的な生き方とは何かを学ぶ。

比叡山延暦寺にて上演された、貴重な歌舞伎公演をご鑑賞ください。「火入れの儀」「比叡の曙−若き日の最澄−」。西郊良光宗務総長・主演の中村鴈治郎丈のお話もございます。

書と禅と養気法の一体を説く著者が、新たな身心一如の道を現代に語る。弘法大師、一休禅師、山岡鉄舟の書など図版を多用し、具体的に解説。鑑賞眼を養うためにも格好のガイド。８３年柏樹社刊の改訂。

平安の世に唐土に渡った弘法大師・空海が日本にもたらしたものは、仏教の教えだけではなかった。「日中文化の架け橋」として大いなる遺産をのこした文人・空海の学問と芸術の世界を、その詩・書・著作を通して描き出す。

真理の体現者ブッダの言葉を５０句選び、現代語訳をつけ解説を加えた「釈尊の名言集」。思案に余った時、迷いが先にたった時、しまいこめない悩みを抱いた時に救いの手がかりとなる一冊。

高徳な僧侶に給仕をしたり、寺院を守護する役割を持つ信仰上の子どもである護法童子。この護法童子信仰はどのように成立し、展開していったのか。多くの護法童子像を分析し、歴史の中における護法童子信仰について論じる。

２００３年７月新登録の２４件を含む、７５４件の世界遺産のすべてがわかる最新完全版。日本の能楽やインドのサンスクリット劇など、今まで紹介されることの少なかった無形文化遺産も紹介。全世界遺産写真付き。