５人の卓越した日本研究者の日本美術を主題にしたユニークな論文を豊富な図版を交え収載する。各論文はイギリスのセインズベリー協会の発足を記念して行われた一連の講演発表に基づいている。**本文英文**

夢をおいかけ、憧れにならってゆけば、願いはかならず実現する。

ブッダに想いを馳せ、さあ、今から旅に出よう。著者が描くイラストとともに仏跡を詳しく解説。一度は行ってみたい、**釈尊・故郷巡礼ガイドブック**

社寺境内図をもとに、当時の環境、信仰のあり方、人々と神社・寺院との関係を探る。**社寺絵図を読み解く**

東大寺の歴史を思想的に裏づける華厳の教えをふまえて、東大寺の歴史を、創建期を中心として詳述。あわせて、お水取りなど代表的な年中行事をわかりやすく解明。図版・写真などを多数収録。

仏像の種類と意味、見かたについて、わかりやすい文章と書きおこしイラスト図版類260点以上で解説した、簡潔・明解な入門書。**仏像の基本的な見かたがこの一冊でよくわかる。**

法隆寺をはじめ、寺の屋根、軒まわり、柱、扉、縁、庭、門、塀などには、複雑だが重厚な、飛鳥時代以降の面白い「かたち」がいっぱい。

五重塔はかっての超高層建築物。塔先端の相輪が釈尊の墓標で、最重要部。三重塔、多宝塔、五輪塔などから御仏の「かたち」を楽しむ。

信仰・儀礼・科学−明治の重層的な言説空間のなかに息づく、近代的宗教言説の諸相。「宗教」の誕生と、「宗教学」言説成立の意味をたどる。

仏教の原点に立ち返って、現代の視野から仏教を考えてみよう。

各地で坐禅を指導し道元の仏法を説いて回った故酒井老師の、大本山永平寺「眼蔵会」の提唱を再現。仏性巻の綿密で正確な提唱。

戦後の墓における「脱家」過程と９０年代から登場した「大替システム」を各地で膨大な調査に学問的な裏付けを行った労作。

佛教美術にあらわれる様々な文様をその様式的変遷や展開を探るだけでなく、文様の持つ意味、思想に注目し、数多くの実地調査と資料の収集により、その解明に迫る気鋭の研究。

敦煌・禅学研究の泰斗、駒沢大学教授・田中良昭博士の古希を記念した論文集。禅学研究の第一線で活躍する30余名の国内外の研究者たちが寄稿する。

本索引は「妙法蓮華経」全文を対象として、漢訳語についてそのサンスクリット対応語を逐一原典に求めたものである。***第三部作(梵蔵・蔵梵は既刊)ともいうべき、漢訳語について、サンスクリット語との対応を「漢梵 法華経索引」として編纂。***

仏教にかかわる思想・文化、政治・経済、人的交流について時系列接近と、東アジアの文化地理的条件からアプローチを交差させ、日本の社会に定着した仏教の変遷を精魂をこめて究明する。***新鮮な仏教通史***

世界最大級・インド大叙事詩ヒンドウ−教聖典の原典訳