車を知ろう♪(エンジン機構編その2

 

<吸気形式>
  やってきました第二回目。予告通りに吸気形式の事を説明しますね。
  エンジンの吸気形式には自然吸気(NA)、ターボ形式(TUBO)、
  スーパーチャージャー(S.C)の3系統を紹介。他の方式もあるのかも
  しれないけど、説明出来そうなのはこの3つなので。(^_^;)

 

1、自然吸気エンジン

  自然吸気エンジンとは一般車両の70%ぐらいがこれかな。NAエンジンは
  排気量=空気の取り入れ量になってます。前回説明した混合気を生成
  するのに必要になる空気の事。最近では自然吸気エンジンで稀薄燃焼
  エンジンが増えて来てますね。「稀薄燃焼」とはガソリンに対して空気の
  割り合い多くして排気ガスをクリーンにしようってエンジンです。そうね、
  三菱の「GDI」とかがこれにあたります。電気とガソリンを利用して走る車
  プリウス(トヨタ)も代表的な低公害車ですね。自然吸気エンジンの特徴は
  エンジンのフィーリングがスムーズな事。エンジン自体がスムーズに回る
  って事ね。癖の無いのが特徴かな。でも馬力自体はそんなに出ません。

さて、ちょっと雑談。自然吸気(NA)でも例外な物も
あります。それはホンダエンジンが搭載している
「VTEC」。早くからエンジンに可変バルブ機能を取り
付けて高回転で更に加速する様な装置を取り付けて
います。殆ど反則に近いエンジンなんですけどね。
このVTECエンジン搭載で代表的な物はやはり「CIVIC」
でしょうね。1600ccクラスで最高との声も多いです。
「CIVIC Type−R」はメーカー純正レーシングカーとも
  言える程の完成度の高い車です。さ、この辺でやめておかないと。ルナの
  知り合いのCIVICオーナーに怒られそうだから。(写真はEK−9 Type−R)

  現在、可変バルブ機構自体は他のメーカーでも取り入れてます。トヨタの
   「VVT−i」、三菱の「MIVEC」がそれにあたります。日産は資料見付から
  ない
けど、それっぽいのが付いてると思います。
  
  


2、ターボエンジン

  ターボ搭載エンジンは自然吸気エンジンとは違って通常の空気の量より多い
  空気をエンジン内に送り込み強い燃焼を発生させて馬力を出す方式です。
  
  
  
  左がターボ車の一通りの流れです。NAエンジンと違うところは吸気側と排気側
  にタービン(写真の中)がある事です。では、ターボエンジンがどのように動いて
  いるのか説明しますね。通常の燃焼を終えて排気ガスが排気バルブから出力
  されます。その排気ガスの勢いを利用してタービン内のタービン内に組み込まれて
  いるファン(写真の右)を回転させます。このファンは吸気側と排気側は逆に回転
  する様に作られているので、排気ガスの勢いで回されたファンは吸気側では吸い
  込む力として回転します。それにより通常よりも多くの混合気をエンジン内に送り込む
  ことになります。シリンダ内は通常より多くの混合気が入れられた為、爆発によって
  うまれるエネルギーも多くなると言う事です。ルナの車紹介ページで書いて・・・・
  無いじゃん!表現する単位はkg/cm
で表します。1cmでどれだけの圧力をかけ
  るかって事ですけどね。ルナのスープラがMAXブーストで0.95kg/cm
をかけて
  ますから、通常のNAエンジンを1と考えた場合にスープラは1+0.95で約2倍!
  単純計算だと6000cc分のエンジンになる訳です。すごい事ですよね。(^_^;)

  でもこのターボ、良い事ばかりって訳では無いです。通常より多くの混合気を送り
  込む訳ですから当然燃費は悪くなります。(T_T) ブースト圧も高い程馬力は出ます
  けど、上げ過ぎると爆発力にエンジンがついていけなくてエンジンブローを起こす恐れ
  があります。エンジンブローとは、まぁエンジンが即死状態って思ってくれれば良いです。
  直せない事も無いでしょうけどかなりの修理代がかかります。

  あと、ターボ車の弱点として「ターボ・ラグ」があります。これは構造上の問題ですけど、
  タービンのファンを回す力がない低回転時はターボパワーが発生出来ないって事です。
  ファンが回らないと多くの混合気をシリンダ内に送る事が出来ないですからね。(^_-)

  
 

3、スーパーチャージャーエンジン

  実はこのスーパーチャージャー(S.C)も機能的にはターボと同じ働きをしています。ただちょっと
  方法が違うだけでね。では、スーパーチャージャーの仕組みは次の通りになっています。

ターボの場合は吸気と排気側にタービンをかませていましたけど、S.Cの
場合は違ってクランクシャフトの回転力、つまりエンジンの回転を利用して
混合気を多くシリンダ内に送ると言う方式です。基本的にはターボとは兄弟
関係にあるって事ですね。ターボとS.Cの違いと言えば、ターボが高回転時
に威力を発揮するのに対して、S.Cは低・中回転時にその威力を発揮します。
これは構造上の違いから来るものですけどね。S.C搭載車と言って有名なのは
AW11、初代MR−2(トヨタ)かな。後はAE−92型のレビン・トレノ(トヨタ)
にも搭載されていたかな。最近は軽自動車に付いてる事が多いみたいだけど。
1度S.Cが付いてる車にも乗ってみたい気はするけど・・・・。チャンスあるかなぁ。






 こんな感じで第ニ回目もお終いです。第三回目はどーしようかなぁ。ネタが揃いやすい
 題材が良いなぁ。ボン!決めた。第三回目は駆動方式の説明をします。これを読んでる
 皆さん、自分の車の駆動方式って知ってますか?では、次回説明します。 (^.^)/~~~