Harm Reduction
 ハーム・リダクション、の紹介ページ。




Photo:
NY Lower East Side
Harm Reduction Center

1.“ハーム・リダクション”とは?
2.日本語で読めるハーム・リダクションの文献 >>  NEW
3.関連リンク >>
 

1.ハーム・リダクションとは? (参考:Open Society Institute:http://www.soros.org/initiatives/health/focus/ihrd/about

ハーム・リダクションとは、HIV感染リスクなど薬物使用に伴う個人・社会にとっての被害を低減するための、実用的で人道的なアプローチのことである。このアプローチに基づくさまざまなプログラムでは、薬物を使用する人々(people who use drugs)が、尊厳や人間的生活、そして人権を守られるような方法で、薬物使用に伴う問題を減らす取り組みが行われる。

なぜハーム・リダクションなのか?
・何十年もの取り組みにもかかわらず、薬物使用者数を減らしたり、薬物にまつわる問題を排除することに成功した国・市町村・地域は存在しない。ハーム・リダクションの考え方を受け入れるためには、多くの人々にとって、「いつか薬物が無くなる日が来る!」という深遠な理想目標をいったん取り下げる必要がある。
・ハーム・リダクションは、薬物使用をやめる(断薬)手助けする意義を否定しないし、最終的には薬物使用がなくなるという希望を持っている。
・しかし、完全に薬物が存在しない社会、というのが遠い未来の目標ならば、薬物を使用する人々や、公衆衛生上の損害(ex: HIV感染拡大)を避けるために、現時点で損害を避けるためのリスク低減の策を講じる必要がある。
・つまり、ハーム・リダクションの成否の評価は、薬物使用の状況ではなくて、薬物使用をする個人や地域の生活の質や健康状態によって測られる。

代表的なプログラムは以下のとおり。
・注射器交換
・代替薬物治療
・健康・薬物教育
・HIV/STD検査
・カウンセリング
・医療機関への紹介

薬物を使う人々にとって便利なサービスを提供することは、当事者が地域や医療・社会的資源にアクセスし、生活の質や健康状況を改善するきっかけにもなりうる。

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2.日本語で読めるハーム・リダクションの文献

・厚生労働科学研究成果データベース (http://mhlw-grants.niph.go.jp/index.html) 
 (※「研究分野一覧」>「疾病・障害対策研究分野」>「エイズ研究対策」内 → 「エイズ」「薬物」にて検索)

  『先進諸国におけるエイズ発生動向、調査体制、対策の分析に関する研究』 (PDFダウンロード)
    -平成17年度:香港、米国カリフォルニア州、タイ事例研究 (H17.pdf
    -平成16年度:イギリス、カナダ事例研究 (H16pdf

・国際保健医療学会誌 (Journal of International Health Vol.21 No.3 2006) 
NEW
    『ハームリダクションと薬物注射使用:HIV/AIDSの時代に』 (PDF)
    (http://www.jstage.jst.go.jp/article/jaih/21/3/185/_pdf/-char/ja/

・JICA 青年海外協力隊 エイズ対策隊員 入門書  NEW
    『エイズ対策入門』 (PDF) ※ページごとにダウンロード可能 
    (http://www.jica.go.jp/activities/jocv/application/level/ex_12.html

・2003年外務省NGO研究会「どうする!?NGOのHIV/AIDSプロジェクト」
  「ドラッグ・ユーザーに関わるHIV/AIDS対策〜ハーム・リダクションってなに?」(P.46-49)
  (http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/kaikaku/oda_ngo/shien/pdfs/03_hoken.pdf) 

3.関連リンク
・Asian Harm Reduction Network: http://www.ahrn.net/

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