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paneponer and driller
パネポナーとドリラー
かっぱえびせんゲーム


 パネポナーという名誉ある称号を知らない不幸な人々(日本人口の約99.99999パーセントがこれにあたる)のために説明をしておくと、これは『パネポン』プレイヤーのことである。当然、『パネポン』を知らないという不幸な人々もいると思われる(推測では日本人口の99.98パーセント)ので説明しておくが、これはスーパーファミコン末期に出たパズルゲーム『パネルでポン』のことである。あるパネポナーの名言によると、「(任天堂は)こんな“かっぱえびせん”ゲーム作りやがって(仕事にならねぇじゃねぇか)」というゲームである。私はこのパネポナーの末席に名を連ねている。僕はスーパーファミコンの時代にゲームをまったく触らなかったので、リアルタイムでは『パネポン』を知らなかった。だが、任天堂とローソンのスーパーファミコン書き換えサービス(マイナーだが今もやっている)で『パネポン』が出た時に編集部で流行した。というか、僕がハマってしまったのでみんなついつい一緒に遊んでしまうのだ。みな『パネポン』が好きなのである

 パズルゲームには不思議な中毒性がある。一度ハマってしまうともうそれから逃れることはできない。『テトリス』然り、『ぷよぷよ』然り、『パネポン』然り。これらのゲームの中毒症状は、一様に同じである。
 目をつぶると画面が目の前にちらつくのだ。
 夜寝る前に目をつぶると二つ組のぷよぷよが落ちてくる。それをこう動かして落とすとこう消えて。で次に落ちてくるのをこう落として、こう消えて、それがこう連鎖になって。
 特に考えているわけでもないのだが、眼前にひたすらその画面が展開されるのである。こうなってしまうとさすがに自覚症状が出てくる。「ああ、わたし恋してしまったんだわ」 しかし自覚した時には手遅れである。

「ドリラー」という単語を知らない不幸な人のために説明しておくと、これは『Mr.ドリラー』というアクションパズルゲームの通称である。ナムコめ、こんな“かっぱえびせん”ゲーム作りやがって、仕事にならねぇじゃねぇか。
……ああ、わたし恋してしまったんだわ。

(2000.7.23)


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