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How many roads to Rome?
ローマへの道はいくつある? 少年はローマを目指す |
| 最近、行きずりの若者から、進路相談を受けた。ゲームライターになりたいのだそうである。なんといっても、ソリカンは、exciteさまのディレクトリに「ゲームライター」のサイトとして載っているくらいのサイトである(別にゲームのコンテンツなんか無いんだけどさ)。進路相談くらい受けることだって、あるだろう。
で、じゃあどうやったらゲームライターになれるのか、っちう話なのだが、正直言って、そんな方法論があるとは思われない。ここは天下の吹きだまり、どこそこからゲーム以外に能のない連中が吹き寄せられてくる場所である。ライターの専門学校なんてものもあるらしいが、専門学校出のゲームライターなんぞ、見たことがないのである。もっとも普通なのが、出版社や編集プロダクションでしばらく勤めてからライターに転向というパターン。別に新卒でなくても、バイトとかで始めて長い下積みを経て社員になり、あるいは社員なみの仕事ができる人になり、会社を辞めてフリーになる。そういうケースだ。ということは、どうやってでも出版社か編プロにもぐりこまなければならない。 元同僚や会社関係の人にこの話をすると必ず「『やめた方がいい』って言ってあげる方が親切なんじゃん?」という返事が帰ってくる。そもそも編集やライターに必要な能力って、企画力と、そしてなんでもやってのける処理能力である。電話くらいでしりごみしていては、向いてないのだ。とはいえ、「僕も若い頃はこうだったんだろうなぁ」と思うとなかなか邪険にもできない。ついつい情にほだされてしまう。 遠くにあるものには、なかなか手をのばすことができない。どうやってそこにたどり着いていいのか、想像もつかないような場所へは、なかなか足が進まない。そもそもどっちへ向かって歩き出せばいいのか分からない。砂漠のド真ん中で「ローマを目指せ」と言われたって、360度の地平線と半球の星空を見上げて、いったいどっちへ歩けばいいというのか? 立ち止まってため息をつくのも、まあ無理からぬことではある。人によっては「今からローマなんて、絶対無理だ」と思うこともあるだろう。
(2002.08.14)
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