ニコンS用 ニッコール 5cm F1.4 - SP5 World -
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ニッコール 5cm F1.4


ニッコール 5cm F1.4 レンズは、S型ニコンカメラの 主力レンズとして 長期間にわたって 製造販売されたので、バリエーションが、非常に多い。

大きく分けると、3種類に集約されるが、重さ一つとってみても、 重いバージョンは 200g を越えており、軽いバージョンは 120g くらい である。

同じレンズなのに、これだけ違うというのも、また、驚きである。





写真のレンズは、もっとも遅い時期のレンズである ・・・ たぶん、 昭和 30 年代の中頃。
( 昭和 30 年代の後半には、このレンズは、他のレンズよりも早く 製造が終了し、その後、設計の異なる 50mm F1.4 レンズになっている。)

絞り環の周辺が 黒塗装で、先端部分がクロームメッキである。
たくさんあるので、あまりにありふれたデザインのように思うけど、 結構 良いなぁ、と思う。

左手にあるのは、このレンズのフードである。
よく見かけるスプリング式であるが、これは、当時、日本と アメリカとで特許を申請していた。

箱は、これまた、よく見かける 黄色、赤、水色の、 派手なデザインのもの ・・・ でも、よぉーく見ると、 Nikon LENS ではなく、Nikkor LENS となっている。



さて、このレンズの写りの方は、開放付近では、盛大にハロが出る ことで有名である。でも、半絞りも絞ると、そのハロも消えていく。
f 5.6 くらいだと、とても気持ちのいいシャープさを感じることが 出来る。

ニッコールレンズ = シャープ という方程式は、当時、 このレンズを 晴れた日の家族撮影に 使っていた人が多かったから 生まれたのではないかと思う。

晴れた日のスナップに使うと、今日でも、とても良い写りのレンズである。







★ 竹 富 島 紀 行 ★





竹富島の家々には、「 水 」 とペイントされた 石製の 大きな 容器が残っている。

これは、その昔、水道がなかった頃、雨水を貯めていた容器だ そうだ。
昔の、厳しい生活が、思い起こされるものである。

写真は、Type2 のレンズで、絞り f 4 くらいで撮影しました。 ピントは、奥の 「 水 」 に合わせているので、手前の 珊瑚の石垣は 前ボケになっている。
これくらいの絞りだと、スカッとシャープ、と言う感じではない ように思う。




















SP5 World ( Old Nikon Cameras and Nikkor Lenses )

























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