ニッコール 5cm F1.4(S)MIOJ時代
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ニッコール 5cm F1.4 ( MIOJ )


この F1.4 レンズが、最初に発売されたのは、ニコン M の時代です。
F2 レンズよりも ぴったり 1 絞り分明るいこのレンズは、当時としては、 画期的な大口径レンズで、世界の最先端をいくものでした。





上の写真は、最初の 5005シリーズ で、今、世界中で星の数ほど 活躍している F1.4 レンズの、百何十番目かに作られたレンズです。

この、5005シリーズのレンズは、後のものと比べて ずいぶん重く、また、鏡筒先端リングの外径が小さくなっているなど、 独特の趣があります。

このレンズは、この後、S型ニコンカメラの標準レンズとして、 長きにわたって製造販売されます。 番号帯別に言うと、写真の 5005 シリーズは、数が少なく、 その後すぐに、番号が 大きく変わって、31シリーズとなり、生産が 続けられました。







★ 作 例 ( 1 ) ★





この ニッコール 5cm F1.4 は、開放付近でハロが多いことで有名です。
このことは、発売当時から話題になっていたことのようで、当時の雑誌で、 木村伊兵衛氏が 日本光学の白浜技師に、 これを無くすにはどうすれば 良いか、 と問うている記事があります。それに対する白浜技師の答えが、 これまた、ふるっていて、絞りを 1.4 と 2 の間に持ってくれば 無くなる、 と。

でも、そのハロも、そのつもりで撮影すると、 なんとも優しい仕上がりになって、良いんじゃないかと思います。







★ 作 例 ( 2 ) ★





ロンドンの路地には、新型車よりも、少し時代遅れの 車の方がよく似合うと思います。

あずき色の 丸っこい車体の質感が よく表現されていると思います。

ニッコール 5cm F1.4 の 5005 シリーズで撮りました。 絞りは、f 8 くらいです。




















SP5 World ( Old Nikon Cameras and Nikkor Lenses )

























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