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クリスマスの電飾

11月も半ばを過ぎると、日に日に、街はクリスマスムードに染まっていきます。駅前の商店街ではクリスマスソングが流れ、イルミネーションの点灯もあります。あれを見ると、なんとなく私などはワクワクしてしまい、つい財布の紐も緩みそうになりますから、随分と経済効果もあるのでしょう。でも・・・いったい植物はいつ眠るのでしょう?ライトアップやイルミネーションが植物に与える影響について専門的なことは何も知りませんが、昔こんなことがありました。
小学校のイチョウの木にイルミネーションが施されました。震災の翌年で何か意味があってのことだったと思います。「行こう」と子供が誘うので寒い中見に行くと、広い校庭のほぼ中央にあるイチョウですから、闇が深いぶんイルミネーションはとても綺麗でした。連れ合いは「学校がそんなことしなくても・・・イチョウだっていい迷惑だ。」と野暮なことを言っておりました。ところが、翌春のことです。驚いたことにイチョウの新芽が極端に少ないのです。それはもう半分枯れたような弱りようでした。子供から聞いた話では、クラスでも「チカチカのせいや」という声があがったそうです。
私は明るいと眠れないので、寝たままスイッチが切れるようにヒモを下げています(笑)。植物もきっと夜は暗くして寝たほうが気持ちいいだろうと思います。最近は、個人宅でも庭木にイルミネーションをしたり、ライトアップしたりしています。短い期間の楽しみですから水を差すようなことは言いたくありませんが、あまり遅くまで点灯しないでこころもち早めに消灯してやって欲しいなあ、と思います。

カエルの話

夏の昼間、彼らは動かずじっとしています。庭にはいろいろな小さな生き物がいますが、人がすぐそばまで近づいても動じない生き物は、毛虫青虫の類とカエルです。そんなわけで私は動物は描きませんがカエルだけはちょくちょく描いています。もし私にカエルの言葉がわかるなら、前から聞いてみたいことがあります。それは「君達はどこで産まれたの?」です。
ウチのアマガエル達、いったいどこで産まれているのか私には皆目見当がつきません。普通に考えれば前の水田のはずですが、時期があわない気がするのです。この水田は米の一期作で水が入るのがずいぶん遅いのです。それに卵を見たこともなければおたまじゃくしも見たことがありません。よーく探せば見つかるでしょうか。毎年、君らはいったいどっから涌いて来るんだ〜と目を光らせているのですが・・・。未だ不明です。
このカエル達、夏の夜になると窓の外にへばりついて虫を捕食します。雨戸を閉めない窓があるのですが、そこで待って効率よく捕食するわけです。しかし垂直のガラスの上にじっといるのは並大抵のことではありません(たぶん)。脚の裏に吸盤があるといっても、時々落ちたり、片脚でぶらさがったりして、中から見ている我々をヒヤっとさせます。それでもふんばって這い登る姿は、小野道風さんではありませんが「カエルに学べ」という気持ちにさせてくれます。カエルはエライ!

泥ダンゴ

園芸用の綺麗な手袋があります。庭仕事で汚すのが勿体無いような綺麗な柄。こんな手袋をして庭仕事をすれば、バラの棘でひっかきキズをつくることもないし、爪に入った土をとるのに苦労しないですむのになぜか気がつくと手袋を脱いでしまっています。
同じように、子供は砂遊びが大好きですが、よく見ていると最初こそスコップを使っていますが集中しだすとスコップは使いません。手で穴掘っています。効率が悪いし危険なこともあるので「スコップ使いなさい」なんて横から余計なことをいうと興をそがれて「うるさいなあ」という顔をします。
自分にとって心地よいものには、手で直接触れたいという原始的な欲求が人にはあるんじゃないかなと思ったりします。
そんな欲求に従って?子供は種まき用に用意したトレイの土を手づかみでバケツに移し、水と混ぜてドロドロに。ダンゴにしてずらりと並べ、「いらっしゃいっ。ダンゴはいかがですか〜」と売り出します。ああ、またやってる。対価は葉っぱ一枚か石一個。ところが、どんなに葉っぱのお金を積んでも絶対に譲ってもらえないダンゴがあるのです。箱入りの大事なダンゴ。靴箱の隅にそっとしまわれてめったに見せてもらえないそれは輝く泥ダンゴです。

泥ダンゴ2

泥ダンゴそんなにダンゴ作りが好きなら究極の泥ダンゴの作り方を 教えてあげよう、と秘伝の(今はネットで公開されてします。)泥ダンゴを1週間かけて伝授することに。
昔ながらの子供の遊びには、えてして子供より大人のほうが熱中するもの。細かい粉のような土(砂)をもとめて真昼の公園を1人でウロウロ。時々屈んで園児のようなしぐさで砂を集める・・・アヤシイおばちゃん。権現神社のバレーコートの土がいい!子供といっしょにビニール袋に集めて帰り(もしかしてこれはドロボーか?)お庭に座り込んでダンゴつくり。前を通る人が「何してるの?」「ほらこれ。光る泥ダンゴ」「えっ何それ?泥からこんなんできるの?おもしろそう〜」・・・かくしてダンゴ熱は感染するのです。
写真の泥ダンゴは光度2ぐらいでしょうか、キズも多くてはっきり言ってしまうと失敗作です。でも子供の初めての作品なので許しあげてください。名人の作品は日本泥ダンゴ科学協会の公認サイトで見ることができます。作り方もあります。但し、ダンゴ熱に感染するおそれがありまので心してご覧になってくださいませ。

お風呂の話

暑くなってきますと、庭仕事の後のお風呂は実に気持ちよい。先に部屋を冷やしておいて、冷えたビールをぐぐっと・・・。という話ではなく。(ちなみに私はビールは飲みません。)花をお風呂に浮かべたらどうでしょう、というお話です。
端午の節句の菖蒲湯、冬至のゆず湯はわりと一般的。子供のころは母が夏みかんの皮をよく入れてました。あれはいい匂いがするんですよね。入れすぎると少しヒリヒリしますが(笑)。私流は薔薇の花びらを入れたお風呂。薔薇には美容効果があるらしいです。薔薇の香りを溶かした水には収れん作用があってお肌をひきしめるそう。化粧水のようなものですね。お肌がいつまでも瑞々しくでシミやシワを防ぐとか。年に1回や2回そんなことしてもなーんの効果もないことは私で実証済みですが(笑)、でも、リラックスできることは確かです。
つる薔薇が花びらを落す頃と、ちょうど今頃、落ちてる綺麗な花びらを拾ってもいいし、咲いてる花を切り取っても。そんなにいっぱい浮かべなくてもちょっと浮かべるだけで、いい気分になれます。
薔薇の香りには催眠作用もあるとか。庭仕事の後、薔薇のお風呂入って、そのあとちょっとお昼寝できたりしたら最高ですね。

庭に来る鳥(ショウビタキ)

庭で絵を描いていたら、コトンコトンと木槌で木の杭打ち込むような音と甲高いキィーという音がした。建築現場で基礎でも打ち込んでるのかな〜などと思っていたのだけれど、その音が近づいてくるものだから・・変だな?と思って頭を上げた。おかしいぞ、音はさらに近づいてくる・・・なんだこれ!?・・・音はすぐそばまでやって来た。
もしかして、鳥?そっと声の聞こえたほうを見てみると、コムラサキシキブに茶色い鳥が止まってパクパク実を食べている!おおっ、初めて見る鳥だ。う〜んこの鳥はなんの鳥だろう?ああ、気になる〜・・・後で調べよ、まずは特徴を頭に入れてっと。全身の色は茶色、大きさはスズメよりやや大きいかな、スリムだな、尻尾の色はやや明るい、羽に特徴はなし、胸の色も特に目立たない・・・。ああ、憶えられないようっ。(絵描いていたのだからスケッチすればよかったと後で気がつくおバカさんなのです)
忘れないうちに「野鳥の図鑑」で似た鳥を探す。次に掲示板で聞いてみる。おおよその目安がつけば野鳥の声を聞かせてくれるサイトで、鳴き声を聞いてみる。ネットってありがたい。たいていの鳥の名前がこれで判明する。
初お目見えの鳥さんはショウビタキの雌、ということになりました。ようこそいらっしゃいませ。

NKH趣味の園芸

昨年秋のことでした。NHKN趣味の園芸のディレクターと名乗る人物からメールを頂きました。
NHK趣味の園芸といえば私のバイブルでありまして、 別冊趣味の園芸「すぐに役立つ園芸クリニック3」などはもうページがバラバラになってますがいまだにこれなくしてはありえない、という愛読書です。そういう「趣味の園芸」さんからメールを頂くなど、天にも上る心地、の一方で、ほんまかいな?という疑惑がむくむくと。用心深い(と思ってるのは本人だけ?)私は、たしかこういう場合は直接電話して確かめるのが鉄則だったはず、と思い、即実行。NHKに電話をいたしました。
「番組担当ディレクターに〇〇さんとおっしゃる方はおられますか?」私は、ただ実在の人物かどうか確認したかっただけなのですが・・・しばらくお待ちください、と言われああ調べてくれてるんだなと待っていたら、なんとご本人が電話に出てしまいました!! まだ若い声の女性で、これはタチの悪い悪戯ではなくホントの話らしい、と思うと急にドッキンドッキン。夜にお電話をいただき、詳しい話をしたところ、当方の庭のマユミの木を番組で紹介したいとのこと。私の描いたマユミの絵も紹介していただけるというお話でしたので、これが公共放送の電波にのるんだと思うと心落ち着かず。黙っていればいいものを、嬉しくてあちこち電話しちゃったりして(笑)
「実がならない」「紅葉しない」という我が家のマユミの特徴は番組内容にぴったしだったようで(笑)アドバイスに時間を費やしてしまい、絵の紹介までは至らずでした。残念な気もしたのですが、前の絵だから恥かしい気持もあるし、紹介されなくてよかったかも、と思ったりもしています。
この件であらためてマユミについて調べていたら、マユミの実は繭のようだから繭実だとの説もあり嬉しい発見でした。だって「繭」なんですもの。娘の名前と同じ(^^)

庭の模様替え

庭で花を摘んでままごと遊びをしていた娘が年頃になり、運転免許を取った。娘お気に入りの某車が我が家の前に横付けにされた。「スモールカーなのになんでこんなに大きいの?」「我が家が小さいからよ、お母さん」なるほど納得(泣)。しかも、これを狭い我が家のカースペースに収めるには シンボルツリーであるマユミを伐採するしかない、とディラーが言う(泣)。「そんなアホな、断固反対!」と私が口を開く前に、「あっ、それは無理です。じゃ、この車は諦めます」と娘が言った。よしよし、いいぞ!さすがわが娘、母はたまらなく嬉しいぞ(笑)。
というわけで彼女の第一希望だった某車にはおひきとり頂いて、軽自動車を我が家に迎えることになった。自転車&植木鉢置き場となっていたカースペースに車を入れてしまうと、自転車置き場はどこに?我が家の足は基本的に自転車、予備も含めて5台の置き場所をどこかに確保しないければならない。そこで、玄関前の水鉢や植木鉢を移動。ガーデンチェアもテーブルも別の場所へお引越し。
さらには、昨秋の大台風で倒れたバラのアーチも移動したばかり。つまり、人工物はすべて一年前と配置が変わってしまっているのだ。しかし、地植えの草木はすべて元の位置。さてさて、今春の庭は昨年と同じか、それとも違う景色を見せてくれるだろうか、楽しみだぁ(^^)。
ところで、車はどれぐらい二酸化炭素を排出するのだろう。環境に優しい生活をしたい私としては、車一台所有したら木を3本植えなきゃ、と思うのだが・・・どうだろう?前から欲しかった、あれとあれとあれ(笑)。

オープンガーデン

10年ぐらい前・・・イギリスでは一般家庭の庭を休日なんかに公開しているらしい・・・花談義楽しいだろうな。
5年ぐらい前・・・日本でもオープンガーデンやってるところ増えてきたらしい・・・へえすごいなあ、でもいいねぇ憧れるぅ〜。
今春。うっそ〜この近くでもオープンガーデンやってるんだ!?このあたりのお庭はたいてい(塀の外から)チェック済みなんだけどなあ。行く行く絶対見に行くよ〜。
というわけで、お天気のいい昼下がり、市内のTさん宅のオープンガーデンにお邪魔した。第一印象は・・広っ!住宅地なので広大ではないけれど、猫の額を耕す私から見ると羨ましい広さである。ハーブが自然に増えてこんもり茂っているのはこの広さだからだなあ。ここで昼寝したら最高だろうなあとガーデンチェアでお茶を頂きながら思った。
苗床を見て、これだけの庭を緑で覆うのは大変な作業だろうなあと思った。私が広い庭を持っていたとしても、この細腕では(笑)管理できる自信がない。そういえばお庭拝見に出てくるお宅は夫婦そろって花好きという場合が多い。我が連れ合いはバラとチューリップの区別は僕にもわかるよ、と胸を張るような花オンチだからなぁ。ひどい花粉症だし(笑)。
オープンガーデン実行委員会の案内を読むと、オープンガーデンは庭が狭くても、ハンギングやプランターだけでも構いません、という。でも、まあ。お庭で何人もの訪問者に手作りのケーキとハーブティをサービスされてるのを見ると、遠くから来てくださった方に、コンテナ一つじゃ申し訳ないなあと思うのでオープンガーデン参加は諦めよう。
という話を娘にしたら「ウチはもう公開してるようなものちゃうの?」
たしかに塀がないから外からいつでも誰でも見られる庭でした。

里山今昔

『子どものころ、母と柴さで(=柴刈り)に山へ背丈ほどのカゴを背負って行った。がんじき(=熊手)でかき集める作業の合間に、ビショギ(=クロガネモチと思われる)の実をほおばり口を紫に染め、山つつじのミツを吸って・・・鳥に負けなかった。そんな子どもはこの頃いなくなった。今は山にも入れない。その頃は、山のあちこち、木の根っこのところに おじゃばば(=春蘭)があった。』
最近来た、母からの走り書きの手紙(吉野行きのバスの中で書いたらしい)の一部。「がんじき」は理解できるが「柴さで」「ビショギ」「おじゃばば」はネットで検索しても出て来ない。方言サイトにもない。電話で意味を問うてついでに掲載の許可をもらった(笑)。
柴刈りの経験は私にはないけれど、山へは秘密基地作りによく入ったし、学校帰りにアケビをとって食べたり、ヤマモモやキイチゴをおやつがわりにしたし、美味しい花の蜜吸いは蜜蜂に負けなかった(笑)。そんな子どもは最近少なくなったなあ、と思うのは私も同じだ。うん。
今年も連休に帰ったら子どもたちと里山で遊ぼうと思ってる。けれど、里山の荒れは年々酷くなっている。バスの窓から見ると頂上近くまで竹林になってしまっている山もある。何とかしないといけないんだろうけど、何をどうしたらいいのだろう???うーーーーん。
とりあえず検索してみると、なんと、故郷の山でこんなことしてる方がいらっしゃる。「里山再生プロジェクト」いいなぁ、山欲しいなぁ〜里山レンタル制度なんてできないかなぁ。田舎に帰ったら役場かJAに掛け合ってみようか(笑)。

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