ハナズオウの絵

ハナズオウ(花蘇芳)

庭にぺんぺん草と水仙とミヤコワスレぐらいしか生えてなかった頃、夫の親戚からたくさんの植木がトラックで運ばれてきました。ハナズオウはそのうちの1本で、真夏のことで根付かなかった植木も多い中、この木は、(かつては存在した)門柱の横、一番目立つ場所に植えられて、今も元気で春を告げます。子どもの入学式の晴れ姿には必ずこの木が写っています。
マメ科の花ですから花の後にキヌサヤのようなものが成ります。初めて見る方は「えっ〜〜エンドウ豆ってこんな"木"なの?」とおっしゃるほどに普通に緑のお豆さんが鈴生りに実るのです。 サヤが茶色くなるころにはむしり取っ ておかないと花の時季を迎えても茶色のサヤがいっぱいぶら下がっていて美しさも中ぐらいということになります。
茶色のサヤの中にはうすっぺらい茶色のツヤのある種が入っています。これが落ちると、発 芽しますので、ハナズオウの小苗が知らぬ間にあちこちにできます。 捨てるのはモッタイナイので苗をポットに植えて、実家へおすそ分け。 それが今ではもう一人前の木になっています。
 せっかくの実生苗だからひとつこれを盆栽にしてやろうと、昨年、 いくつか鉢植えにいたしました。とうとう?盆栽を楽しめる年になりました。(笑) GALLERY  次の花

実生でよく増えるし、強健な木。剪定は花後すぐか、花芽がはっきりわかる冬に行います。夏の剪定は花芽を落としてしまうので注意。ウチではこの木にイラガが大発生しますが、早めに見つけると被害は少なく、秋の黄葉が楽しめます。