クロユリの花

クロユリ(黒百合)

「黒百合買ったよう」「どこで?」「ホームセンターで売ってたよ。」「それ、どこかの山で掘ってきたの売ってるんじゃないでしょうね。」最近地元のハマナデシコの保護に熱心な母には、黒百合はあまり歓迎されませんでした(笑)。これじゃ、ヒマラヤの青いケシの話もし難いなあ・・・。
ところで、黒百合は百合の名前がついていますがユリ属の仲間ではありません。ヤマユリ・鉄砲ユリ・スカシユリなどはユリ科ユリ属の植物ですが、黒百合はユリ科バイモ属の植物です。属が違っても同じユリ科だからユリの仲間でしょう、という理屈がとおるなら、ユリ科チューリップ属のチューリップもユリの仲間ということになってしまいます。・・・なんてどこかで聞きかじった話はおいて。実際の黒百合を見てみると、なるほどユリとは違うわね、と思うところがいくつかあります。
まず、普通のユリと比べてとても小さいです。我が家の一番小さいスカシユリと比べてもその差は歴然。それから花弁。外側へは反り返りません。葉のつきかたもユリとは違いますよね。そして、臭(にお)い。
「香り」でもなく「匂い」でもなく「臭い」。と表記したところからお察しください。「黒百合は恋の花〜♪っていう歌があるけれど、あの臭いをかぐと100年の恋も冷めると思うのだけど、どう?」と言えば「本物の恋はそういうのも乗り越えるんじゃないの?」と娘。これは一本とられました。 GALLERY  次の花

高い山にひっそり咲く花で名前は聞いたことがあっても姿は知らない、の典型的な花です。盗掘したものでないと信じたいです。今年入手したものですから暑い関西の夏を越せるかどうか不安です。真夏は涼しい室内で育てようと思っています。