モクレンの花

モクレン(木蓮)

モクレンと言うと10代の終わりに読んだ「白木蓮(マグノリア)抄」という少女漫画を思い出します。それまで興味のなかったモクレンですが、マグノリアと呼ぶと、なにか気高く美しい花に見えたことが不思議でした。
記憶の引き出しにしまい込まれたモクレンと再会するのは16年前20代半ばのことです。娘を連れて姫路城に花見に行ったらお城の外で植木市が開かれていました。その頃の庭はまだ植物がわずかで、これから少しづつ植えていこうと思っていたので、ちょっとのぞいて見ようと・・・。
好きな方はお分かりでしょう、見はじめると止まらないのです(笑)。あれもいいな、これもいい。荷物になるけれどこんな機会はないからと厳選して「ヤマブキ」をひとつだけ買い、さあ帰ろうとしたその時、すぐそこに「モクレン」が!先に見つけていたら・・・ヤマブキ返してこようか、明日もう一回来ようか、諦めようか・・・「どうしよう。モクレンもすごく欲しい」と言ったら「僕持つから買えば」と(嬉)。
あれ?でもなぜ紫なの?思い出のモクレンは白木蓮じゃないの?
そうなんです。一生の不覚。花の色を確かめなかったんです。といいますか、白だと思い込んでいたわけで。一般にモクレンといえば紫木蓮をさし、白モクレンはハクモクレン・ハクレンと呼ばれると知ったのはずっと後のことです。
私は眠り込んだ子供を背負って大きなカバンを2つ持ち、連れ合いは1mほどの植木を2つ持って、電車に乗り込みました。みんなジロジロ見ていたっけ。もくれんが咲く季節になると思い出します。 GALLERY  次の花

花は5月ごろから伸びる新梢の先につくので、秋に剪定すると花芽を切ってしまいます。剪定するなら花後すぐに。紫モクレンはハクモクレンほど大木にならないので強い剪定は必要ないと思います。日本ではコブシを辛夷と書きますが漢語で辛夷は紫モクレンのことです。