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クマゼミの観察

・クマゼミの羽化(幼虫〜羽化〜成虫の写真)
・クマゼミの羽化不全
・クマゼミの交尾
・クマゼミの産卵・卵

クマゼミの羽化(幼虫〜羽化〜成虫の写真)

羽化

初認日殻の数その他
〜1995記録なし
 1996記録なし 7
 19977.15 5
 19987.10 11羽化せず1
 1999記録なし記録なし
 2000記録なし 0
 20017.12 3
 20027.06 12羽化せず2 羽化に失敗1
 20037.12 50最後の羽化8/1冷夏
 20047.10 23最後の羽化7/18台風最多
 20057.09 17
最後の羽化7/22
ニイニイゼミ初羽化1
 20067.18 25
最後の羽化7/30
羽化不全1 
 20077.08(不全) 18
羽化不全2
ツクツクボウシ初羽化 
 20087.15 61
羽化不全1
空梅雨 
 20097.06 63
羽化不全4 水没2
 
 20107.14 43
羽化不全3
 
 20117.15 102
羽化不全2
 
 20127.13 54
羽化不全
 
 20137.08 86
羽化不全3水没9
早い梅雨明け 
 20147.10 72
羽化不全1水没1
 
 20157.09 78
羽化不全2水没1
 
 2016記録なし 

 
 20177.06 55
水没3
 
      

以下の記述は娘が1998年に夏休みの理科研究としてまとめたものの一部を許可を得て転載しました。画像は2001年〜これまでにデジタルカメラで私が撮影したものです。

7.10 17:30
マユミの木の根元を見たら小さなありの穴みたいなのがある。枝でつついたら穴は大きくなって、中にいたセミがこっちを見ていた。

7.10 18:00
出てこない。ビックリさせたからかもしれない。

7.10 18:30
なかなか出てこないから離れてようすを見る。

7.10 19:00
木を登っているセミを見つけた。垂直の木を登っていく。すごく細い枝まで行って葉の裏に止まった。落ちないようにしっかりつかまっている。
セミ 羽化の写真

セミ 羽化の写真

7.10 20:30
背中がわれて、セミのあたまが出てきた。
セミ 羽化の写真

セミ 羽化の写真

7.10 21:00
体がそりかえって落ちそう。ぶらさがっている。
セミ 羽化の写真

7.10 21:30
おきあがって、前足でカラにつかまり、お腹を引っ張り出した。 羽がすこしづつのびはじめる。
セミ 羽化の写真

7.10 22:00
羽がきれいにのびた。
セミ 羽化の写真

7.10 23:00
夜明けまでじっと待っている。
セミ 羽化の写真

7.11 3:00
全体に色がついた。クマゼミだとわかる。もうすぐ飛んでいく。
セミ 羽化の写真

セミの穴の写真 
セミの殻
これまでの観察で、風のない日は高く登り葉っぱの裏などで羽化しますが、風が強いと低いところで羽化するように思います。特に台風の多かった2004年は低い場所(地上20センチ〜50センチ程のところ)での羽化が目立ちました。また、空梅雨だった2008年はたくさんのセミが羽化しました。


クマゼミの羽化不全

セミ 羽化不全の写真
脱皮がうまく行かず、羽化できないで死んでしまうセミも時々います。


クマゼミの交尾

クマゼミの交尾
セミ 交尾の写真

セミ 交尾の写真

セミ 交尾の写真
クマゼミは朝の6時頃から10時半頃まで鳴きます。鳴くのはオスのセミです。オスが鳴いているとメスが飛んできて鳴いているオスの近くの枝に止まります。(メスが近くに来るとオスは誘い鳴きという鳴き方をするらしいです。)その後オスとメスはお互いにジリジリと距離を縮め数センチまで近づいたところで止まります(お見合いでしょうか?)。最後にはオスが動いてメスに触れます。しかし、観察していると、ここで拒否して飛び立ってしまうメスが多いです。メスが拒否して飛び立ってもオスはその場に留まり、しばらくするとまた鳴き始めます。お見合いがうまく行くとクマゼミのオスとメスはV字型で交尾します。交尾が終わるとまた徐々に離れ、メスは飛び立ち、オスは居残ります。(写真は6時〜8時ごろに見かけた交尾シーンです。逆光のため見え難くく申し訳ありません。)


クマゼミの産卵

セミ 産卵の写真
交尾したクマゼミのメスは、枯れ枝や枯れ木に卵を産みます。(セミが産卵できるようにマユミの木に枯れ枝をくくりつけてあります。)表面の樹皮がボロボロになっている枯れ枝や枯れ木には産卵しません。滑らかで堅いほうが好まれるようです。玄関ポーチの柱や板塀、トレリスなどにも卵を産みつけることがあります。セミの産卵管の先はギザギザで、これで木に穴を開けてその中に卵を産みます。
セミ 産卵跡の写真
穴の中に3つぐらい卵を産むと、少し移動してまた穴を開けて卵を産み付けます。それを繰り返すので、刺し後が5cm〜10cmぐらいの列になります。そしてその列が何本も並びます。
セミ 卵の写真
穴ひとつひとつは深く、雨や風、アリなどから卵を守っています。木を少し剥ぎ取ると産み付けられた白い卵が見えます。
セミ 卵の写真

卵の大きさは2ミリ〜3ミリぐらいです。卵の状態で冬を越し、翌年梅雨どきに孵化した幼虫は、木を降りて地面にもぐります。土の中で木の根から汁を吸って大きくなり、何度か脱皮を繰り返し5年ぐらいたつと地面からでてきて羽化します。

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