つつじ

ツツジ(躑躅)

つつじというとまず思い出すのが、小学校の通学路にあった K医院の生垣です。白・赤紫の二種類のつつじと常緑樹が混ざ った生垣でその混ざり具合がきれいでした。今、形容するなら、 その生垣は横長の「一枚の抽象絵画のよう」でした。
   レンギョウの生垣や昨年サイクリング中に見つけたムクゲの 生垣も珍しく美しい生垣でしたが、あのつつじの生垣以上に美し い生垣はいまだに見たことがありません。道路から少しはなれた ところにあっていつも遠目で見ていたから、ということもあるかも しれませんが。
   この春、田舎に帰って見たらまだそのつつじの生垣が残ってい ました。母によるとそうとう昔からあるそうです。お年寄りが1人で 住んでらっしゃるそうですが、ご近所の方が毎年手入れされてる ようで、今年も綺麗に咲いているとか。この季節にあの生垣を 見ることを楽しみにしている人は多いのかもしれません。
さらにつつじで思い出すのは京都は蹴上の浄水場。七条の 大学から山科の下宿に帰るには、五条で市バスに乗ればすぐ なのですが、つつじの季節は京阪七条の駅まで歩き、三条を 経由して京阪山科へ、途中、蹴上浄水場の側を路面電車が 通るのです。ちょっとした楽しみでした。
さて、我が家のつつじですが。これは淡路の親戚宅から トラックに乗せられてはるばるやってきたものです。まだ橋が なかった頃なので、フェリーボートにも乗ってますね。
   植物を大事にするんですよね、昔の人は。庭でいらなくなっ た樹木や、家の建てかえで動かさないといけなくなった樹木を、 決して切り倒したりはしないで畑などに植えておくんです。この つつじもそういった木のうちのひとつです。見習いたいですね。。   GALLERY  次の花