2000年2月の花ー我が家の庭木(草)紹介

 

2月。春一番に咲く花木はやはり梅でしょう。

我が家には写真の白梅と直径3センチぐらいの大きな実がなる

八重咲きピンク色の(亡き父が豊後梅と言っていた)梅があります。

また御近所にそれは美しい色の紅梅があり、1昨年苗を譲ってもらいました。

その苗木はまだ30センチぐらいの丈しかありませんが、

私の生きている間にどのくらいの大きさになるか楽しみです。

梅の語源は「熟れる実」が「熟実」、そしてウメに変わった・・・・新井白石、貝原益軒説

未熟果を燻らせた烏梅(ウメイ)が薬物として渡来し、ウメイがウメになった・・・・賀茂真淵等の説

があるようです。

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梅は中国原産のバラ科の落葉中高木です。

『桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿』と申しますが、それは桜は切り口から病気になったり

乾燥して枯れてしまう事が多いからで、梅は芽の出る力が強く、枝を切らずにおくと

混みすぎて成長の妨げになるからです。

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梅を生けるとき私の尊敬する故植村静敬先生は「梅は梅らしくいけなさい。

梅を生けただけではだめで、“らしく”いけよ、古木から勢いよく新芽が出る

その力強さ、厳しさを表現しなさい」と教え、よく尾形光琳の

梅の絵を例に挙げておられました。

白梅は格調高く気品あふれるごとく、

紅梅は女性的(現代のような強い女性ではない!)な

艶っぽい風情に生けるとよいようです。

苔木を用いて古木の風情を出すもよく、寿枝(ズワエ)を用いて生命力、

力強さを出します。

若い木には寿枝は用いなくてよいでしょう。

若いという事が重複するのでよくありません。

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毎年梅干しを作ります。何にも不純物の入らないただ塩と赤紫蘇の色付けだけの

素朴な梅干しが大好きです。乾しているときの香りが何とも言えません。

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