介護Q&A
[認知症]当事者からのメッセージ〜私の心を受け止めて〜
歩く
声かけ・見守り自立生活
もの盗られ妄想

介護保険以外にどんなサービスがありますか?

新聞記事から
・「65歳以上」と障害給付断る(2010年2月4日)


「認知症」当事者からのメッセージ〜私のこころを受け止めて

・「頭の中が真っ白で皆忘れて、わからへん」
・「何もわからない、どうしてよいかわからない、自分がどこかずっと遠い所へ行きそうだ」
・「なさけない、ごめんね。もう死にたい」
・「私、こどもみたいなものね。どうしてこうなっちゃうのか、毎晩布団に入ると泣くの。泣いているうちにねむっちゃうの」
・「私は、みんなのことを思ってやっているのに、そんなに怒られることはないと思う。私は馬鹿だから・・・。私はいないほうがいいんだ」
                                           「家族の会」調査報告書『痴呆の人の「思い」に関する調査』
                                                     <家族が感じた本人の気持ち>より

(参考)月刊ぽーれ、ぽーれ、2005年4月号、呆け老人をかかえる家族の会


ぼけの電話相談110番 0120−294−456(フリーダイヤル)月〜金、10時〜3時(祝日は休み)


Q.介護するときの心構えとして何が大切でしょうか?
A.相手も自分と対等な一人の人間です。相手の尊厳を守り自立生活を支援するという気持ちが必要だと思います。
Q.親しみを込めて「おばあちゃん」、「おとうさん」とお呼びしたら嫌がられました。どう、お呼びすればよいでしょうか?
A.原則として「  」さんと名前でお呼びした方がよいのではないでしょうか?「社長さん」と呼ばれて本人の元気が出るなら、そのようにお呼びした方がよいこともありますね。
Q.体の不自由な姑のために電動ベッドを購入したいのですが、どんなベッドがよいでしょうか?
A.ベッドの下に床走行式リフトの脚を入れることができるか、上体起こしと脚挙げが別々にできるか、ベッド柵の差し込みが左右逆にしてもできるか、を確かめてください。
Q.「もの盗られ妄想」のある人と、どう向き合ったらよいでしょうか?
A,「もの盗られ妄想」を抱く人たちには、喪失感と攻撃性という2つの心があると言われています。老いるということは喪失体験を重ねることです。復権希求のあげくの攻撃性です。痴呆の初期にあって、人は、未来への不安に怯えています。「もの盗られ妄想」は、その象徴的表現です。これらのことを踏まえた上での、相手のありのままに寄り添う気持ちで向き合うことが大切なように思います。(参考文献「痴呆を生きるということ」小澤 勲、岩波新書


歩く

Q.こけやすいのですが、伝い歩きができない場所では、どうすればよいですか?
A.4脚杖・ウーカーケイン・シルバーカーなどの使用を試してみては、いかがでしょうか。


老いても、「障害」があっても笑顔で暮らせる地域づくり

)声かけ・見守り
2)心地よい集い
3)高齢者と子どもの統合(協働)

1)声かけ・見守り
高齢者の見守りサービス

会社名 サービス名 利用機器 初期費用 」毎月利用料
アートデータ
電話03(5790)5300
安否確認コール 小型マットセンサー 37,000円 約2、000円
象印マホービン
電話0120(950)555
見守りホットライン ポット 15,000円 3,000円
松下電工
電話0120(801)541
みまもりホット 専用センサー 15、000円 3,000円

                                            (中国新聞 2003年10月16日より)


自立生活

 高齢者にとって自立とは?自立を支える「住まい、食、排泄、生命のつながり」とは?「収容」から「地域での自立生活支援」への転換が、求められています。どうすれば、自立生活は実現できるか?
 住まいについての具体的な提案が、「自宅でない在宅高齢者の生活空間論」(外山 義、医学書院)でなされています。筆者は、建築学科の卒業。高齢者の心に寄り添う生活空間づくりに、感心します。
 個室空間(プライベートゾーン・個人領域・気ままな空間・一人ひとりの身の置き所・自分自身を取り戻せる空間・一人になる逃げ場)を保障することを通して、他者と交流する意欲がわいてくるのを促そうとしています。
 個室空間と共用空間の関係を調整する仕掛けとして和格子や書院窓を取り入れています。共用空間を個人的な生活の舞台としてしだいに獲得していくことを大切にしています。段階的に空間構成を実現させることで、自立生活の実現を図ろうとしています。
 
(参考文献)
1、「自宅でな在宅高齢者の生活空間論」外山 義、医学書院、2003年
2、「痴呆を生きるということ」小澤 勲、岩波書店、2003年


介護保険以外のサービス(ちえぶくろ、益田市、2000年改訂版より)

上乗せサービス 通所託老サービス 1日1500円)食事、入浴を含む)
入所託老サービス(非該当の方でも) 1日2250円
横だしサービス 配食サービス 1日1食、350円
住宅改造サービス 保健・福祉・建築の関係者3者によるチームによる相談、無料
痴呆緊急訪問サービス(事前に登録が必要) 1回400円
痴呆緊急入所サービス(事前に登録が必要)1日1800円
施設入浴サービス 1回1250円(送迎あり)
介護者支援サービス
介護認定非該当者に対するサービス 生活支援サービス 家事援助  1時間120円、1週間に2時間を限度とする
社会参加支援サービス デイサービスセンターへの通所、1日700円(送迎、食事、入浴を含む)
バス利用料助成
緊急通報装置貸与