旧日本兵の性暴力

旧日本兵の性暴力証言(中国新聞98年11月3日より)
 第二次世界大戦中、中国山西省に進駐した日本兵に性暴力を受けたとして日本政府に損害賠償を求める女性たちが起こした女性たちが証言する集い「ダーニャ(おばあちゃん)たちの訴え」が7日、広島市中区織町の広島カトリック教会で開かれる。
 原告団は、当時10代半ば−20代だった女性9人と遺族1人の計10人。先月30日、東京地裁に提訴した訴状によると、原告たちは1941年から43年まで、民家に監禁されたり、日本軍駐屯地に連行され、繰り返し性暴力を受けた。気絶するまで殴打されたり、20日間にわたり複数の日本兵に暴行を受けたという。
 集会では、山西省での聞き取り調査をもとに原告を支援する、石田米子岡山大教授(中国近代史)が、「戦場にされた村〜日本軍の性暴力に襲われた女性たち〜」をテーマに講演。続いて、6年前に中国人として初めて被害を告白した万愛花さん(68)や、体験を苦に自殺したという女性の養女、楊秀連さん(34)ら3人が証言する。
 万さんたちは広島など全国5か所で証言する集いを計画。「真実を伝えるまでは死にきれない」と、胸に秘めてきた体験を吐露する。実行委の土井桂子代表は「一人でも多くの人に、女性たちの切実な思いと勇気を知ってもらいたい」と参加を呼びかけている。集会は午後1時半から。参加費は800円。