俺がやられたアーティスト

レコードコレクターやらDIGやら、ランキングばやりで、もしや、これは、時代を総括しようとしているのではないだろうか?いや、きっと、今のロックに、60年代〜80年代のような強烈なインパクトがないのだ。実際、俺も、昔のレコードばかり聴いている。振り返ってみると、俺がやられたアーティストというのは、きっと、今から10年後も20年後も、語り継がれていくのだろう。素晴らしい!!というわけで、全くもって超・個人的な「俺がやられたアーティスト」という視点でのランキングを作成してみました。暇で、すいません……。
第1位〜10位

すべては、やっぱりビートルズ。奇跡の4人。ジョン・レノンの才能が爆発したこのアルバム。授業をさぼって、四国・高松のビートルズ映画3本立てに行ったあの日。皆、同じでしょう。
俺は、やっぱり、ローリング・ストーンズが一番好き。Bandやるなら5人組という教えもストーンズ。ミック・ジャガーの歌い回し。キース・リチャーズのオープンG、ロック界の最高の発明品。
鮎川誠さんには、ロックからパソコンから「すぐにやらなきゃいかん!!」というのを、強烈に学んだ。キースと鮎川さんのインタビューだけは、ガキの時から今でも、むさぼるように読み返している。
吉野大作&プロスティチュートを、初めて聴いた時には、とにかく驚いた。日本語のロックという点で、一番やられた。その後の大作さんの変貌ぶりは、大作さんの名曲「裸の男」の通り、脱ぎ捨てている。
じゃがたらの素晴らしさは、ビートだけでなく言葉が心にしみ入ること。「みちくさ」という曲を聴いて、涙が出たことを覚えている。江戸アケミは、きっと、死ぬしかなかった。そういう歌ばかりだ。
新宿ロフトで見た初期。横浜国大野音で見た中期。西区公会堂で見た大江慎也がいない後期。どの時期もルースターズは、最高にかっこ良かった。特に、国大で聞いた「Sad Song」忘れられない。
THE WHOのアルバムも、全部、擦り切れるように聴いた。「Tommy」の映画も、「ロッキー・ホラー・ショウ」と一緒に、何度も見に行った。池袋のオールナイト映画館は、煙草も、ガンガン吸えたのに…。
KINKSの、この2枚組ライブ盤も、思い出たっぷり!!初来日を果たしたキンクスを、メンバー全員で見にいった。その時、鮎川さんとシーナさんの姿を見かけて、走って追いかけていってサインをもらったんだ。
ルー・リードのBandも、この頃が一番好き。ロバート・クワインとの絡みが素晴らしい!!ルー・リードは、もう一度、ギターバンドをつくろうとしたんだ。クワインは、好きな女の後を追って、自殺した。
10 山口富士夫は、カッコイイ!!どう転んだって、誰も富士夫にはなれない。国大で共演した時、1曲目は、「Love Me Do」のレゲエバージョンだった。ティア・ドロップスのアルバムは、どれも必ず聴くべし!!
第11位〜20位

11 君は、チャック・ベリーの映画を見たか?好きな時に弾き、好きな時に止める。コードも平気で、途中で変える。キースもクラプトンも親父の前では、ただの小僧!!まさしく、これぞROCK!!
12 デビッド・バーンは、音楽雑誌のインタビューで、「今は、好きな娘がいるから幸せ」と語っていた。何とカッコイイ!!このアルバムの登場で、これ以降のROCKは、全て古くさくなってしまった。
13 忌野清志郎は、いつでも、「好きだぜ、Baby!!」と歌っている。RC時代も好きですが、ソロになってのソウルぶり、「KING」「GOD」「夢助」三連チャン、最高!!
14 デビッド・ボウイは、その革新ぶりばかり語られますが、根本的に、楽曲が素晴らしいんです。還暦を迎えても、なお美しく激しい。絶対に、俺は、デビッド・ボウイをカバーしようとは思いません。
15 トラベリング・ウィルベリーズのメンバーを見よ。これぞ、奇跡のバンド。理想のバンドを結成したジョージ・ハリスンの嬉しそうな顔。ロイ・オービソンの素晴らしい歌声!!
16 エリック・クラプトンは、ブルースの伝道師。中でも、このロバジョンのトリビュートアルバムには、やられました。原曲を、完璧なバンドサウンドに構築。
17 四国・高松に住む俺の友達のブルースマンは、これを聴いた時から、ストーンズのカバーをやめ、クラッシュをカバーしていた。潔さだけでなく、プレスリーへの愛が伝わるジャケットも最高!!
18 俺たちトラメも、一時、インテリなバンドに憧れた。もう、とっくに諦めてますが…。テレビジョンは、知的なパンクバンド。「ビーナス」は、素晴らしい楽曲。「マーキームーン」は、パンクなプログレ。
19 ドクター・フィールグッドのライブ盤を聴いた時には、本当に驚いた。ウィルコ・ジョンソンのギターには、本当にぶっ飛んだ!!結局、R&Rとは、このような衝撃なのだ。
20 ブルース・スプリングスティーンで、好きなのは、ここまで。これ以降の肥っていくブルースは嫌い。Eストリートバンドの凄さとブルースの素晴らしい楽曲が産み出さした奇跡的なR&Rアルバム。
第21位〜30位

21 ボブ・ディランに関しては、語ることもおこがましくて、こんな所に登場してしまった。本当は、ダントツの第1位です。エンドレスのツアーを続けるディランこそ、今世紀最高最大のロッカーでしょう。
22 思えば横浜に憧れたのは、ゴールデンカップスがいたから。もちろんリード・ギターは、エディ藩。エディさんが僕らの結成20周年に飛び入りした。横浜インディーズの金字塔「トラメ」の奇跡でしょう!!
23 李世福さんほどフライングVが似合うロッカーもいなかろう。「大地に向かって」は、珠玉の名盤です。横浜と中国が重なって歌われる名曲の数々。チャイニーズロックで語られる李さんですが、ギタリストとしても、最高に尊敬してます!!
24 カッコイイと素直に叫んでしまうのは、ロッカーである時のショーケン!!曲も、寂しい男の胸を打つものばかり。テンプターズの頃から大ファンです。歌い回しも、全てを突き抜けたショーケン節。
25 フールズというバンドと共演したのは、もう今からきっと25年くらい前だろう。トラメは、オープンGのストーンズみたいな曲やってたが、フールズは、じゃがたらみたいなファンクだった。フールズで踊る女はとてもいかしたAV嬢だった…。
26 俺は、佐々木忠平さんに「おまえも俺もうそもんや!!」と言われた。でも、めんたんぴんは、ほんまもんです。このセカンドはグレイト!!俺が忠平さんにそう言うと、忠平さんは「そうか?」と嬉しそうに笑ってくれた。



27 ドアーズは、とても長時間聴いてられない。カーラジオから流れてくる瞬間が最高なんだ。俺は、朝方、ラジオから流れてくる「LA.ウーマン」を聴いた時、鳥肌が立ってしまった。ジム・モリスンの声は、もはや人間ではない……。
28 トラメのギター田中は、Tレックスが大好きで、レコーディングで、その手のギターを弾く時には、一番嬉しそうです。俺も、嫌いじゃありません。コード進行など、よく分析すると変態です。だからこそ、あの味が出るんだな。
29 スターリンを見た時は、本当に驚いた。表現するということが、こんなに激しいものだと初めてわかったんだ。遠藤みちろうさんは、本当の旅人だ。パンクやフォークなんて、区別すること自体くだらなくナンセンスなことだ。2007年のみちろうさんからの年賀状には「お互いまだまだくたばれない!」素晴らしい!!
30 トラメは、ブルースがやれない。このマディーウォーターズのライブを聴いてみな。手を出せるシロモノじゃないぜ。ブルースは、ブルースしかやれないブルースマンのものだ。


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