矯正治療はきれいになるためにやるのではありません!


 矯正治療はなんのためにやるとお考えでしょうか?
きれいになるためでしょうか?
もちろんそれもとても大切な理由だと思います。人間は美意識がある以上、美しいものを一生求め続ける
ものだと思います。それがそれが自分の顔ならばなおさらのことです。でも、
すくなくとも私たちは、矯正治療をきれいになるためだけには行っていません。
きれいに並んだ歯は美しいものです。
でも、基本的には歯は見せるためのものではありません。使うものです。
しっかり使える形が得られた結果、美しい咬みあわせになり、歯がきれいに見えるのが理想です。
すっきりと閉じられる口元は美しいものです。
でも、
美しさを求めるために、すっきりと口を閉じやすくするわけではないのです。
あくまで
楽に口を閉じられて鼻呼吸がしやすいことが、私たち人間の体にとって、大切で、健康に生活するために欠かせないから、矯正治療で閉じやすい唇を求めるのです。
私たちの歯や口は、かざりではありません。
あくまでしっかり使って、人の生き方を、機能的に豊かにするためにあるのです。
美しさはもちろん、機能美と言う形で矯正治療についてきます。
しかし、それは私たちの矯正治療にとって、本来の目的ではありません。
結果です。

人としての体の使い方をおろそかにすれば、せっかく矯正治療で治した歯も、簡単にそれなりの咬みあわせになってしまうのです。

人の体の役割や、口の役割をしっかり考えてもらうことで、美しい顔や歯並びは手に入り、維持できます。

(それでも、矯正治療できれいになったと喜んでもらえることは、私たちはうれしい、素直にうれしいと思います。ですから、是非良い状態を維持してもらいたいと思います。良い状態を維持できる生活を覚えて欲しいと思います。)





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