2011年                        暑い時でも寒い時でも、高い山でも低い山でも
 尖った山でも丸い山でも、北でも南でも、頂でも
 峠でも、峰々を求めて尾根路を歩きます。

 「KKJ作戦」以外の山の放浪記です。
 印象に残るであろう山旅だけを載せています。


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 2011年10月18日
 小さな秋山 甲子山 

          
       甲子山の頂から、大白森山・二股山・小野岳など会津の山を遠望。           中腹ではブナが黄葉。

 甲子温泉の上に在る甲子山、ちょっと気にはなっていたが登ったことがなかった。

 温泉の大黒屋から登るのは通常なのだが、3年前に開通した甲子トンネルの脇から歩き出す。
 この登り口はトンネル管理敷地になっているのか?、標識は無い。
 しかし、此処から歩き出すと温泉からに比べて15〜20分くらいは短縮できそうだ。
 
 四十八曲りは歩き易い傾斜に山道が切られており、初心者には丁度良い登りである。
 甲子峠への分岐から頂までの数百mの道が滑り易く慎重を要する。

 山頂の対面に聳える旭岳は堂々たる山姿だ。(雲がかかっていたので写真は撮らなかった)
 三本槍から赤面山への県境稜線も、此方側(北)から見る事があまり無いので嬉しかった。
 会津側の眺望は、上の写真のとおり。

 頂での木々の葉は枯れ始めていたが、山腹ではブナ、ミズナラなどできれいな紅葉。
 パキスタンへの旅の直前に、小さな秋山を楽しんで来た。  
 2011年9月25日 & 9月27日
 多摩川源流の最高峰 唐松尾山

              
       山頂は木立で展望は利かず、静かな三角点。        奥秩父縦走路はしっかりした山道だ(午王院平)。  
 
             
        秋空にナナカマドの実が色付く。                山名に相応しい唐松林が続く。


 多摩川の源流は笠取山とされ名が知られているが、標高では唐松尾山の方が少し高い。
 25日は曇り空で眺望は利かず、27日は爽やかな秋日和で富士山、南アも遠望。

 一の瀬高原の民宿に車(バス)を置かせて頂き、将監峠への道を歩き出す。
 峠手前で七ツ石尾根へと別れる、25日はこの処で間違えて15分位のタイムロス。
 
 山の神土から山頂の間が少し道が荒れているが、それ以外は唐松林と落葉樹の明るい山路
 が続く。
 山頂からの展望が無いのが惜しいが、歩く人も少ない静かな良いコースだった。
                                            (写真は全て27日)
 2011年9月13日 & 9月16日
 名が面白い 独鈷山

          
       山頂から“信州の鎌倉”と呼ばれる塩田平を見下ろす。              三角点と石祠。

 独鈷山(どっこさん)、地元では「とっこさん」と呼んでいるようだ。
 独鈷は仏具のひとつで、仏敵を抑える武器だそうだ。 そう云えば、ネパールで世話になった
 サーダーのアン・ドルジエの「ドルジエ」がこの仏具の筈だ。
 トレツキング中に寄ったゴンパ(寺)で、仏具を指して「これが私の名前です」と話していたっけ。
 
 宮沢口の千本桜公園から登り出す。
 御屋敷沢沿いの道は始めは穏やかだが、沢から外れる辺りから急勾配の連続になる。
 「転落事故多し、注意」の標識を何枚か見受けたが、確かにこのコースを下りに使うのは怖い。
 山頂の肩になる鞍部まではゆっくり登って約2時間、ここから頂までは5分。

 13日も16日も遠望は利かないものの晴れて、眼下に下り口の塩田平を眺める。
 溜池が点在し、寺院・神社が多いとされる長閑な盆地風景が広がっていた。

 16日の折に、山頂に居た地元の方から「ほら、あれが槍と穂高だよ」と教えて貰う。
 北アルプスの方向を少し勘違いしていたので気付かなかったのだが、雲中に僅かに見えた。

 西前山口コースを下る、下り始めは痩せた岩稜で注意がいるが足場がしっかりしているので
 それ程の心配はいらない。
 両日共、晴れて日差しが強い一日。 小さいながら個性のある面白い山であった。
 

                
 登りの宮沢口コースには、干支の十二支を祭った木製の祠が続いて在った。
 山頂には最後の「亥」であったが、初めの「子」が何処にあったのか不明。
 古いガイドブックには載って無いし、数年前に歩いた時には無かったので最近に置かれたものだろう。
 2011年9月8日 & 9月11日
 ウメバチソウの根子岳

           
                     中四阿辺りから振り返り見た根子岳

 9月8日には、峰の原―小根子岳―根子岳―菅平牧場。
 9月11日は、菅平牧場―根子岳―四阿山―菅平牧場のコースを歩く。

 季節としては「花の百名山」の冠にされている、ウメバチソウの好機だと思って行ったのだが・・・。 
 峰の原から小根子への稜線上では其れなりに見ることが出来たが、牧場から根子岳の道では
 早や花は終わっており、数も全く少ない。

 田中澄江さんが「花の百名山」を書いた頃は、其々の山に称した花が多く咲いていた事だろうが、
 今では残念ながらその花がめっきり少なくなっている山が少なくない。
 例えば、二十六夜山でエイザンスミレを探すのはかなりの注意を要する。 

 花にはトンと興味を持たない無粋の身ではあるのだが、山に花々が咲く風景を見るのは楽しい。
 田中さんは書いている、「花々よ、永遠にと祈るのみ」

         
        小根子岳は1等三角点だ、遠望は北信の山々。              マツムシソウは沢山咲き誇っていた。 
 2011年8月6日〜8日
 又々の鳳凰三山

        
    薬師岳から観音岳へ向かう稜線から北岳を・・・。             まだ早いかな、と思っていたが咲いていたタカネビランジ。

 「山歩きと手工芸」と云っているのに、今年になって「山歩き」の更新が全くされていない。
 「まずいなぁ」と思いつつ月が経ち、夏山さえも終わりになりそうだ。
 歩いていない訳ではないのだが・・・、何となく載せるような山が無いと云うか・・・。
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 昨年も載せており、特に記すべき話もないのだが鳳凰三山。

 夜叉神峠から南御室小屋に泊り、三山を縦走して鳳凰小屋泊り、3日目に御座石鉱泉へ下るという
 のんびりした行程。
 1、2日目はあまり良い天気ではなかったが、時間に余裕があるのでゆったりと歩く。

 仙丈・白峰三山・荒川などは眺望できたが、甲斐駒・八ケ岳あたりは全く見えず。

 鳳凰小屋には久々に泊る。
 此処は毎回、昼食の休憩だけで通過してしまい、小屋の親父から 「たまには泊ってくれよ」と云われて
 いたので、義理を果たした感じだ。
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 実は此処を20日頃に再び歩く予定だったので、それを待ってから載せるつもりだったのだが、直前に
 なって富士山に変更される。

 富士山は悪天候で9合目手前で引き返す。 富士に最後に登ったは50年位の昔なので、楽しみにして
 いたのだが。
 
 富士山の感想。
 悪天候でもやはりそれなりの人出、ゴミは登山道では殆ど見受けらず、小屋(8合目に泊る)の対応と
 食事は全く酷い・・・。(注、富士宮コースです)