テンダー式ビク※1 の工法を基礎に、さらに進化させた渓流釣り用オリジナル竹ビク(竹魚籠・竹魚篭)をご紹介いたします。

特徴

カゴは、日本古来の様式、所謂「御用籠(ごようかご)」のスタイルを踏襲していますが、随所にテンダー社独自の工法・手法を用いています。たとえば、竹ヒゴを折り曲げている部位が無いことや、肝腎な所にはアルミ合金やステンレス部品を併用するなど、ハードな釣行にも充分耐える構造になっています。箱は可能な限りの強度を持たせるため、鉄橋などと同じトラス構造にしています。

竹ヒゴはすべて角を削り(面取り)、手に優しく、内側も引掛かりや出っ張りの無いよう配慮しています。
また、ビク全体に角を丸くする曲面デザインを取り入れることで、身につけても手にとっても釣り人に有機的にフィットします。

また、着色やコーティング等もしてませんので、竹の生地が本来持っている有益な効果(防腐、消臭、界面活性効果)が期待でき、擦れたり、ぶつけたりしたときの傷、使い込む程に出る色艶など、愛着が増します。

様々な釣行の記憶とともに永く実用できる道具、持つ価値のある道具だと思います。

竹ビク-特徴 竹ビク-特徴 竹ビク-特徴

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機能

ビクはとても頑丈で、立てて人が座ってもビクともしないほどの強度を持っていながら、衝撃吸収体(クッション)として不意の転倒などの衝撃から釣り人の身体を守ってくれる適度な弾力も持っています※2

装着スタイルは、次の2通りです。
(1) ベルト用ループで腰に提げる
(2) 肩掛けベルトで首から提げる

竹ビク-機能 竹ビク-機能 竹ビク-機能

からだに着けた時の出っ張りやグラツキを抑えるように、内側は飯盒(兵式ハンゴウ)の様に凹面にしています。その軽るさ(約400〜500グラム)と相いまって、バランス良く釣り人のからだにフィットします。

竹ビク-外側 竹ビク-内側 竹ビク-底面から

肩掛けベルトは従来の1ループタイプに較べ、より快適で安定した装着感が得られる、スイング(首振り)機構付バックルを採用したセパレートタイプ※3。バックルのスイング角は90度。ビクを最も安定した角度で釣り人の体勢にフィットさせます。
また、ビクとベルトの脱着はワンタッチ。従来のように装着・脱時に肩をベルトにくぐらせることなく、たすき掛けのまま簡単に取り外せるので、取り回しに便利です。

バックル バックル バックル

バックル バックル バックル

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収納力

ビクは充分な収納力。餌箱とともに様々な釣りのスタイルに合った、豊富なサイズと仕様を取り揃えています。

カゴのサイズは8種類(容積2.3〜4.1リットル)、箱は2タイプをお選びいただけます。

餌箱はカゴと頑丈な止め金具で連結されており、高巻きの途中などにビクが逆さまになったり、渡渉中に水に没しても大事な獲物を紛失しないように、魚の投入口には一方通行の落とし込み蓋が付いています。

収納力 収納力 収納力

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お手入れ

使用後は水でザット洗って乾かすだけのイージーケアー。いつも清潔、匂いも残らず衛生的です。

竹の生地には消臭効果と高い界面活性作用があるためで、洗剤(界面活性剤)などを使わなくても魚のヌルや汚れを簡単に水で洗い流すことができます。ザル(もり)蕎麦のセイロといえば竹製という所以でしょう。プラスチックやビニール製品では成し得ません。

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メンテナンス性

テンダー式ビクは非常に頑丈ですが、分解修理の手順や効率までも考えて組み立てられているのが大きな特徴で。餌箱共にすべての構成パーツを同一の寸法、形状に規格化することで、万が一破損しても分解修理が迅速・確実にできます。
また、30年前のものでも、破損部を差し替えることで迅速に生まれ変わることが出来る等、
渓流の釣り具として実用的で高い機能性を持っていると言えます。

メンテナンス メンテナンス メンテナンス メンテナンス

素材

竹・籠の素材

竹(および笹)には他の化学素材に真似のできない非常に優れた特性があります。
竹カゴは濡れることで気化熱が内部の温度上昇を抑え、内容物の鮮度保持に貢献します。

また、天然のバネ材と言われる竹のカゴは非常に軽く、かつ、優れた衝撃吸収体(クッション)であることも見逃せません。

素材-竹 素材-竹 素材-竹 素材-竹

天然秋田杉・箱の素材

杉(スギ)はその優れた調湿機能による防カビ・防臭効果から家屋の内装材や酒樽の材料としても使われています。

国有林地の樹齢150から300年の天然秋田杉(材木業界で官木(カンボク)と呼ばれる)の特徴は、硬く詰まった木目(年輪)、軽量、さらに脂気も格段にあるため、水湿に非常に強く寸法安定性に優れた(水湿で反りやヨレが生じない)優良木材です。
竹ビク(竹魚籠・竹魚篭)の造作は非常に細かいため、これらの優れた特徴が有効に機能するもとの考えます。

素材-天然秋田杉 素材-天然秋田杉 素材-天然秋田杉 素材-天然秋田杉

この天然秋田杉に木固め(キガタメ)処理を行っています。※4これは、従来の表面に塗膜を作るだけの塗料とは異なり、ポリウレタン樹脂を木材に浸透させるものです。

箱の仕上げは、内側が光沢、外側が艶消しです。

素材-木固め 素材-木固め 素材-木固め

天然秋田杉についての詳しい情報はこちらから

>> 秋田県学術国際部科学技術科 バーチャル未来科学館
>> モクネット 天然秋田杉

木固めの詳細はこちら

>> 寿化工株式会社

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※1:“テンダー”とはテンダー商事株式会社、“テンダービク”とはテンダー商事株式会社 畑 定良氏が製作、販売したものを指します。
※2:ビク装着時におけるすべてのケースでの怪我、傷害の防止を保障するものではありませんことをご了承ください。
※3:2006年12月注文受付分より。
※4:2006年生産出荷分より

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