セッティング編

1983年エル・モカンボクラブでのあの名演の晩、あの場にいた人の友人が実際のセッティングを送ってくれました。 下図はつまみのセッティングまで再現して描いています。Guitar → VOX WAH → TS-9 → TS-808の順に接続。TS-808はアンプの裏で常時ONし、ブースターとして使用されています。 初段のTS-9はオーバードライブとして使用していますがDRIVE 9時ですので単体で歪みを得ると言うよりもONしたときにLEVELをあげることで後段のTS-808が歪むようになっています。 後段のTS-808のLEVELは複数のアンプをドライブするため2時になっていますがアンプ一台であれば10時から11時くらいでよいかと思います。
音色を決めるのはDRIVEではなくそれぞれのチューブスクリーマーのLEVELを調整します。WAHとTS-9をOFFの状態でGuitarのVOLUMEを7〜8に下げたときにアンプが歪まなくなるようにTS-808のLEVELを調整します。 TS-9をONしてGuitarのVOLUMEをMAXにしたときに欲しい歪みとサステインがTS-808で得られるようにTS-9のLEVELを調整します。アンプの歪み具合はTS-808のLEVEL、TS-808のひずみ具合はTS-9のLEVELで調整するということです。
このセッティングを実際にしてみるといろいろな謎が解けてライブでのSRVサウンドの極意がつかめます。 テスティファイのイントロは歪んでいないTS-808のサウンド、それ以降はTS-9をONしたコンビネーションの歪みとサステインということですね。

エル・モカンボの晩、Vibroverbの調子が悪くメインで聞こえているのはSuper Reverbだそうです。 そういわれてよく聞くと確かにスピーカー4発の音のようです。あの晩のSuper Reverbのアンプセッティングは下図のPOT位置で再現しています。