感動ゲーム
(は〜ほ)

簡易リスト
詳細リストの説明

タイトル
初恋
機種
WIN(adult)
ジャンル
AVG
発売元
Rune Soft
発売日
02/10/25
ポイント
しんみり、泥沼、萌え
内容
私立聖桜館学園は、古い由緒ある街を見下ろす小高い丘に建つ学校。
そこに通う主人公『初島稔』は、グループの中の男友達と女友達が交際を始めたことから、女の子のことを意識し始めます。
季節は折りしも春。
稔の期待に応えるように、運命はいくつかの出会いを用意して待っているのでした。
コメント
まずヒロインにそれぞれ秘密を持たせたところが私好みです。
日常のやり取りも面白く、キャラの可愛さは申し分ありませんでした。
シナリオによっては想像以上に重い展開もあり、ただの恋愛物と思っていると強烈なパンチをもらうことでしょう。
一つ欲を言えば、クライマックスからラストに移る展開をもう少し盛り上げればより印象深い作品となったでしょう。
淡々とした演出は元から狙っていたものと思われますが、時間がたつとラストの印象が薄れがちになってしまうところが残念でした。
ただ色々なシチュエーションの恋愛話が見られるので(ファンタジー設定もあり)、正統派から少し外れた恋愛話を見たい人にオススメです。
なおこの作品では実妹とのマジ恋愛を見ることができます。
キーワード
秘密を持つヒロイン、実妹・幽霊との恋愛、輪廻転生

cover
(パッケージはPS版です)
タイトル
果てしなく青い、この空の下で…  画像付き紹介
どこまでも青く・・・(PS版)
機種
WIN(adult)/PS
ジャンル
AVG
発売元
TOPCATキッド
発売日
00/6/30(WIN), 02/2/21(PS)
ポイント
しんみり、痛い、鬼畜、暴力
内容
いつか…。ふと思ったことがある。俺の胸の中で永遠に繰り返されるであろうこの物語は、実は俺たちだけが見た幻では無いだろうか…。
安雲学園が閉鎖となった年、俺達は移りゆく季節の中でお互いの大切さを確認しあった。現実とも幻想とも言えないあの時間の中では、それだけが自分の存在を確認できる唯一の手段だった。
夢であれ幻であれ、俺はこの事を忘れはしない。彼女が俺を優しい笑顔で見つめてくれるなら、俺は何よりそれが一番大事だから…。
コメント
この作品は登場人物が辛い目に合うので、人によっては拒絶反応を示すでしょう。
しかしヒロインの言動が非常に魅力的で、シナリオを進めるにつれて意外な側面を発見できるのが最大の売りです。
途中でヒロインを不幸にさせないよう奮起している自分に気がつきます。
幻想的な日本神話にもの悲しい音楽が加わり、ストーリーに大きく引き込まれます。
思わせぶりな登場人物の秘密に興味があり、痛い展開に耐性のある人にオススメです。

PS版はコンシューマーぎりぎりの表現で頑張ってはいます。
鬼畜シーンのアレンジはそれほど悪くありませんでした。
ただ流血シーンがカットされてしまったところは、マイナス要素です。
またCG/音楽の再現度も全体的に低いので両方プレイできる環境ならPC版をオススメします。
キーワード
秘密を持つヒロイン


タイトル
BALDR FORCE/BALDR FORCE EXE
機種
WIN(adult)
ジャンル
AVG
発売元
戯画公式サイト
発売日
2002/11/1
ポイント
劇的、泣ける
内容
ネット世界における人型戦闘ツール『シュミクラム』を操り、 ハッカーとして気ままに過ごしていた主人公。
しかしハッキングチーム最後の大仕事として 軍 のデータベースを ターゲットに選んだことから主人公の人生は大きく動き出す。
ネット空間内での軍とテロ組織の抗争に巻き込まれ、 親友は主人公をかばい不慮の死を迎える・・・。
親友の形見に復讐を誓う主人公。
彼はそこから軍やネット警備会社、テロ組織の様々な人物と出会い、 共に戦い、あるいは敵対することになる。
だが、それぞれ独立し無関係と思われた人物、エピソードは、 過去に起った、ある出来事に繋がりがあったのだった・・・。
主人公は知らず知らずのうちにその繋がりを中心とした争いに深く関わり、 最終的にその出来事の全貌が明らかになったとき主人公は、 愛するものを救うため、自分の存在をかけた戦いを挑むことになる・・・
コメント
本作はネット世界を舞台とした軍・テロリスト・警備会社の抗争を描いています。
シナリオごとに主人公の立場が変わり、クリアするたびに新しい真相が分かる仕組みとなっています。
同じ話を繰り返す必要がないため、毎回新鮮な気持ちでプレイすることができました。
ストーリーは王道ですが、最終シナリオは某キャラの秘密とともに泣かせてくれました。
本作はシナリオの合間にバトルモードがありますが、操作性が簡便で難易度も調整できるため、アクションゲームが苦手な人でもそれほど負担はありません。
プレイすればするほど武器が増え、やり込み度が高いです。
本作は綿密に作られた世界観をじっくり解き明かしていきたい人にオススメです。
(注)旧版「BALDR FORCE」は公式ページでアップデートファイルをダウンロードすれば「EXE」になります
キーワード
ネット空間の陰謀、ワイヤードゴースト(電子幽霊)の少女

cover
タイトル
Hello, world. 画像付き紹介
機種
WIN(adult)
ジャンル
AVG
発売元
Nitro+
発売日
02/9/27
ポイント
劇的!、暴力!、純愛、萌え、鬱
内容
時はハイテクよりも少ぉし未来の話。
情報が氾濫して基準なんてドコにもないそんな時代。
“僕”は『皇路学園』で彼女たちと出会った。人付き合いに不慣れな“僕”を、ごく自然に受け入れてくれる彼女たち。
いつしか、僕の心の中で彼女たちへの気持ちが、大切なものに変わり、大きく膨れあがっていく。
そんな穏やかな日々が続くある日、僕達の想いを引き裂く“忘れられない事件”が起きる。
コメント
本作は前半がラブコメ、後半がバイオレンスアクション物というギャップの激しい構成となっています。
キャラ同士のやり取りが時間をかけて描写されているので、前半のラブコメ展開が嫌いでなければお話にどっぷりつかれるでしょう。
話の肝は後半に入ってからですが、前半の脳天気なやり取りがあるからこそここまでお話に感情移入できたのだと実感します。
ただ後半の展開はかなり痛々しいので、過渡の暴力シーンが苦手な人はダメージを受ける危険性があります。
ボリュームとしては最大のノベルゲーム。
文章・CG・音楽の作り込みは過去に類がありません。
ただ皮肉なことにこのボリュームが逆に繰り返しプレイを困難にしているところがありました。
初回プレイ時ならトップクラスの出来なのですが、2回目以降は基本路線が変わらないため展開が予想できてしまうところが残念でした。
ただ作り込みは半端ではないので、些細な欠点を許してしまうほどの豪快な作りだと言えます。
大事件を舞台にヒロインと苦楽を共にする話を求めている人にオススメです。
キーワード
目的を持って生み出された主人公、ヒロインに襲いかかる大事件、人間よりも人間らしくいつづけたロボット

タイトル
パンドラの夢DC版パンドラの夢 画像付き紹介
機種
DC/WIN(adult)
ジャンル
AVG
発売元
インターチャネルPAJAMAS SOFT
発売日
02/9/12, 01/11/22
ポイント
泣ける、痛い、萌え
内容
繰り返す日常。なにげない日々。僕たちの世界。私たちだけの世界。
気の知れた仲間達で過ごしていく。やりたい事をやって寝たいときに寝て。
ずっと毎日が楽しかった。ずっとこんな毎日が続けばいいと思ってた。たぶんみんなが思ってた。
いつまでも…いつまでも……繰り返す日常の中で………

夏休みの学園。美術部の合宿に参加している主人公は、合宿の一週間をぐるぐると繰り返すことになる。
自分は夢を見ているのか。いつか見た予知夢を、ただ忘れているだけなのか。それとも、世界がループしているのか。
もしループしているとしたら、なぜ一週間がループするのか。
コメント
コミカルなOPと脳天気なノリで始まる本作。
しかしヒロインごとのシナリオに移行すると彼女達の重い真相が明かされていきます。
本作はループする世界を利用してヒロイン達の秘密に迫る構成となっています。
彼女たちの過去は感動キーワードに直接訴えかけるものばかりです。
ただしあまりにダイレクトすぎるので、この系統の作品をやり尽くしている人には荒削りな印象を受けるかもしれません。
個人的には主人公の幼なじみ・陽詩美とアンドロイド・スウの話が緊張感あり気に入りました。
特に後者はループ物で起こりうる狂気寸前の心理を見せてくれて、非常に見応えがありました。
本作はとにかくゲームで泣きたい人にオススメです。
各ヒロインごとに用意されたエンディング歌はいずれも名曲ぞろいです。

コンシューマー版では最初からマルチにシナリオが展開し、各ヒロインのエピローグが新たに追加されています。
移植度は問題ありませんが、PC版が綺麗に締め括られていたので追加シナリオが蛇足と感じる人も中にはいるでしょう。
キーワード
トラウマを持つヒロイン達、崩壊していく世界、終わらないループ

タイトル
ひぐらしのなく頃に
機種
WIN(同人)
ジャンル
AVG
発売元
07th Expansion
発売日
04/8/15
ポイント
衝撃!、感嘆、鬱
内容
毎年6月の決まった日に、1人が死に、1人が消える怪奇。巨大ダム計画を巡る闘争から紡がれる死の連鎖。
昭和中期に隠蔽された怪事件が、蘇る。陰謀か。偶然か。それとも祟りか。
コメント
前半は学校の部活を中心としたホノボノ話。
中盤から連続殺人事件・オヤシロの呪いにまつわる禍々しい展開になります。
本作は幸せな日常からの転落が非常にうまく描かれています。
1話目の某シーンには大きく驚かされることでしょう。
ゾクッとする恐怖を味わいたい人に最適の作品です。
なお本作は謎かけ編なので、解決編は次回作以降になります。
キーワード
オヤシロの呪いと殺人事件、豹変する日常、背後から忍び寄る恐怖

タイトル
ひぐらしのなく頃に解〜目明し編
機種
WIN(同人)
ジャンル
AVG
発売元
07th Expansion
発売日
05/1/12
ポイント
衝撃!、感嘆!、泣ける、暴力、鬱
内容
連続殺人ノベル「ひぐらしのなく頃に」が、いよいよ後半戦に突入。
雛見沢村連続怪死事件に新進の園崎詩音が挑戦。
至るが早いは真相か魔手か。
君に代わって詩音が挑む!
コメント
注:本作は「ひぐらしのなく頃に」の後編にあたります。謎解き編ですので先に前編をプレイしてください。

謎満載だった前作「ひぐらしのなく頃に」の解決編(その1)。
残念ながら本作でもすべての謎は解明されませんでしたが、ある殺人事件の謎については明らかになります。
ストーリーを追うにつれてその動機並びに手口には驚かされるでしょう。
本シリーズはいつもながら人間の暗黒面を容赦なくえぐってきます。
過剰な暴力が苦手なヒトはご注意ください。
ただ本作で新しく泣き要素を盛り込んできたところは新鮮に映りました。
前シリーズの積み重ねがあったからこそ実現できた演出でしょう。
前作を楽しめたヒトには満足できる出来です。
キーワード
オヤシロの呪いと殺人事件、豹変する日常、背後から忍び寄る恐怖

cover
タイトル
BITTERSWEET FOOLS  画像付き紹介
機種
WIN(adult)
ジャンル
AVG
発売元
minori
発売日
01/8/31
ポイント
しんみり、ほのぼの
内容
芸術と歴史に彩られた街、フィレンツェ。
イタリア中部に位置するこの大都市で、3人は共同生活をしていた。
思慮深く物静かな青年パレルモ、無愛想な元警官の男エリチェ、そして面倒見がよく仕切り役でもある若い女性シエナ。
 家族でも親戚でもない彼ら3人は、この街である仕事をして生計を立てていた。
その“仕事”とは、ある組織から依頼される諜報活動。
彼らは、組織のリーダーであるニコラという人物の下、危険を伴う任務に従事していた。
それぞれの名前も、イタリアの各都市から取った偽名である。
 そんな3人の暮らしの中に、レーニエという4番目の同居人が加わったのは最近のことだ。
「自分の知らない、外の世界が見てみたい」そんな思いを抱き、ほんの暫くの間だけ、というつもりで、ある日故郷を飛び出した彼女。しかし、世間知らずな女の子のこと。
各地を転々と見て回るうち、すぐに精魂尽きてフィレンツェの教会で倒れてしまう。
そんなレーニエを偶然助けることになったのが、現在の同居人・パレルモであった。
これをきっかけとして、この4人での共同生活が始まったのである。
コメント
プレイヤーは従来のゲームに多くあった「主人公=プレイヤー」というスタイルではなく、映画の観客のようなポジションで、幾つもの物語を紐解いて行く話を目指しているとのこと。

本作はヒロインごとのシナリオではなく、一つの物語を様々な面から見ていく構成となっています。
プレイするたびに登場人物の過去が明かされ、世界にどっぷりとつかることができます。
ヒロインは裏の側面を持っている者が多く、可愛らしい外見とのギャップを味わえます。
ただ登場人物間で踏み込んだ交流があまり見られない(理解が良すぎる)ため、負の感情・葛藤を求めている人はあっさりした印象を抱くかもしれません。
登場人物の生き様を見守る映画的演出が好きで、優しい気分に浸りたい人にオススメします。
キーワード
殺し屋・便利屋の家に居候する少女、秘密を持つヒロイン、裏世界の争いに巻き込まれていくヒロイン達

cover
タイトル
ひまわり  画像付き紹介
機種
WIN(adult)
ジャンル
AVG
発売元
Regrips
発売日
02/8/30
ポイント
泣ける、痛い
内容
東京で一人暮らしを初めて、はや数年が過ぎていた。
暑い夏の盆、三宅直之は長く離れていた故郷、北海道は野標町へと帰省することにした。
直之はずっと故郷へ帰るつもりはなかった。過疎にあえぐ貧しい町。
そんな町に少年ながらに絶望し、彼は東京へ出ることを決意したのだ。
しかし、今、彼は北海道の大平原を滑るように走る単線電車に揺られていた。
帰省するのに大した理由があった分けではない。ただ…なんとなくである。
受験を目前に控えた最後の夏だというのに。
コメント
本作はシチュエーションをよく考えている作品だと思いました。
過疎化した町の無常観がよくあらわれていました。
更に登場するヒロインの中には泣きのツボをつく設定が用意されています。
闘病物が好きな人はプレイしてみても良いでしょう。
ヒロインとその周囲のやり取りに泣かせてくれます。
残念なところはせっかくの美味しいシチュエーションがトコトンまで追求できていなかったところです。
このあっさり感はそれはそれで悪くないとは思いますが、もう2,3歩登場人物の心理に踏み込んで欲しかったところです。
音楽は収録数こそ少ないですが、心に残る名曲が多く揃っています。
特にメインテーマの曲は切なさ炸裂で必聴です。
キーワード
過疎化した町で生きる人々、闘病、多くの者にトラウマを与えた災害

cover
タイトル
ファントム〜PHANTOM OF INFERNO PS2版
機種
WIN(adult)/PS2
ジャンル
AVG
発売元
Nitro+Princess-Soft
発売日
00/2/25
ポイント
感嘆、痛い
内容
暗黒街で相次いで発生したマフィア幹部暗殺事件。
その影で囁かれる謎の組織・インフェルノ・と、組織最強の暗殺者である・ファントム・の噂…。
一人旅でアメリカを訪れた主人公の少年は、ある事件で偶然にもファントムに遭遇。
その正体は自分と歳が変わらない少女だった!? 
それまでの記憶を消され、ファントムのもとで数々の暗殺術を学ぶうちに、いつしか主人公は組織最高の暗殺者にまで成長していく。
陰謀が渦巻く、凶暴で無法な世界に芽生える純愛の行方は何処へ・・・。
コメント
普通の少年が暗殺者に仕立て上げられ、同年代の少女が暗殺術を教える。
そんな二人が普通の学園に潜入したら・・・。
このような日常から非日常への転落に興味を抱いた方にオススメです。
この作品は1本の完成されたストーリーが存在し、そこに主人公とヒロインが関わっていくという構成になっています。
ストーリーはまるで映画を見ているようで隙がありません。
登場人物は容赦なく大きな陰謀の渦に巻き込まれるので、感情移入するだけその痛みが大きくなります。
ただ登場人物を大事に扱っている姿勢を感じさせるので、嫌悪感を抱くことはありません。
ラストを迎えた時、大作映画を見終わった時のような充足感が得られるでしょう。
キーワード
暗殺者に仕立てられる少年・少女、学園にとけ込む暗殺者、敵として立ちふさがる恋人

cover
タイトル
風雨来記
機種
PS
ジャンル
AVG
発売元
F.O.G
発売日
01/1/18
ポイント
しんみり
内容
主人公(プレイヤー)はカメラ片手にバイクに跨る旅行記者。
彼は母親を早くに失いましたが、その傷を癒してくれる友達が出来ました。
ところがそんなある日、カメラマンの父親が事故で死亡。友達もまた、交通事故で帰らぬ人となります。
あの日から二年。
カメラマンだった父が、かつて挑戦して惜しくも2位だった心光展。
その作品である、若き日の母の「最高の笑顔」。
幼い頃にアイツと目指して渡れなかった北海道。
それら全てが、彼の心を旅へと駆り立てます。
コメント
このゲームの醍醐味はライターになって北海道の名所記事を作成するところ。
自分の好きな所を回り好きな写真を撮って、ホームページに記事を掲載します。
自分だけの旅日記を作れるところが楽しいですね。
シナリオは登場人物に非現実的な設定があり、リアルな旅と相反するところがあります。
テーマは「つかの間の出会い」。
登場人物の意外な素顔に興味のある人にオススメです。
キーワード
自由気ままな旅、悲しい思い出

タイトル
flutter of birds〜鳥たちの羽ばたき〜
機種
WIN(adult)
ジャンル
AVG
発売元
シルキーズ
発売日
01/2/23
ポイント
泣ける、痛い
内容
どうして泣くの・・・・・
医学生である松井裕作は叔父の持つ地方の診療所で、夏休みを利用した手伝いを頼まれる。
小さいとはいえ初めての医療現場に悪戦苦闘する毎日の中、
同世代の少女達と新たな出会いを重ねていく。
広大な大地とどこまでも続く青い空。
彼は永遠の夏の思い出を手に入れる・・・・・・。
コメント
医学生である主人公と病を抱えるヒロイン達との交流を描いた作品。
ただ主人公は医学生というよりも一人の青年の視点で行動しているので、せっかくの主人公=医学生という設定が生かしきれていないのが残念でした。
システムはヒロインの居場所が分かりにくいこと、ハッピーエンドのフラグ立てが必要な点からやや難易度が高くなっています。
ただ泣きのツボをしっかりついてきますので、不治の病、闘病話を求めている人には期待を裏切らない出来だと思います。
キーワード
闘病、不治の病


タイトル
planetarian〜ちいさなほしのゆめ〜
機種
WIN
ジャンル
AVG
発売元
Key
発売日
04/12/6
ポイント
しんみり
内容
降り止まない雨──
30年前、突然の細菌攻撃により放棄された『封印都市』
今はただ、自律型の戦闘機械が支配する無人の廃墟
そこに彼はたどりついた
疲れ果て、身を潜めたビルの中にその場所はあった
プラネタリウム
昔、満天の星々を眺め人々が心を癒やした空間
そこで彼を一人の少女が迎える
少女の名は「ゆめみ」
30年の間、訪れる人を待っていたプラネタリウム解説員
彼女は、壊れかけのロボットだった──
「ゆめみ」に乞われるまま今は動かない投影機を動かすために彼は時を忘れて修理を続ける
降り続く雨
静かに流れていく「ゆめみ」と彼の日々
遠い郷愁のような毎日が彼の心を揺り動かす人工の星空に、彼は何を想うのか?
そして「ゆめみ」の運命は──?
コメント
(注)本作はダウンロード販売ですので、クレジットカードが必要です。
破棄されたプラネタリウムに再び客が来ることを信じて待ち続けるアンドロイド・ゆめみ。
金目のものを求めて危険な都市に潜入したクズ屋の主人公。
二人が偶然出会ったことにより機能を忘れたプラネタリウムに再び命がふきこまれます。
本作はお話自体は短めですが、keyさんらしい切ないストーリーを堪能できます。
繰り返しプレイしたくなるようなやり込み度はありませんが、ちょっとしんみりしたい時に最適です。
キーワード
客を待ち続けるアンドロイド、再び稼動するプラネタリウム

cover
タイトル
僕と、僕らの夏 画像付き紹介
機種
DC/WIN(adult)
ジャンル
AVG
発売元
キッド
発売日
02/9/26
ポイント
しんみり、純愛、鬱
内容
主人公恭生は、水源確保用のダム建設が決まっている村を訪れた。
訪れた理由は、過去の山村留学。
村のどこかに埋めたはずの宝物は、恭生と貴理を結びつける物。現実だったのかすら解らない、わずかな記憶。
秋には村から全員が立ち退くことになっている。最後の夏休み。
「僕たちは、本当の恋を、まだ、誰も知らない」
コメント
本作はあらすじや優しい絵柄から田舎をモチーフにした癒し系作品というイメージがまず浮かびます。
しかし実際にプレイしてみると、想像以上にネガティブな心理描写を見せてくれました。
もちろん癒し的な部分もありますが、それ以上に失恋を通しての心の葛藤が深く描かれています。
それは時に切なく時に激しく描かれ、可愛らしい絵柄とのギャップに驚かされます。
また一部アブノーマルな恋愛模様もあるので注意が必要です。
本作は登場人物の設定が非常に丁寧に作られていて、物語を通して彼らの心情が余すことなく表現されています。
シナリオを新たにクリアするたびに、ヒロインの隠れた一面を見ることができます。

コンシューマー移植にあたり、恵エンドと有夏シナリオの新エンドが追加。
システムも改良され、より快適にプレイできるよう配慮されています。
キーワード
沈みゆく村での最後の夏、失恋した側の葛藤と心の整理、女性同士の恋愛観

タイトル
ぼくらがここにいるふしぎ。
機種
WIN(adult)
ジャンル
AVG
発売元
rouge
発売日
02/8/9
ポイント
しんみり
内容
五年前に主人公は、幼なじみの珠子と未生と一緒に蜃気楼を見に出かけました。とても幽玄な光景。いい思い出。でも、その一週間後に未生が猫を助けようとして亡くなるといった不遇ぶり。それ以来、主人公は蜃気楼を見ることがありませんでした。
しかし、ほんの偶然から主人公は珠子と一緒に通学の途中、蜃気楼に遭遇。あらあら綺麗だこと、などと思っているとなにやら濃霧が出てきて視界も定か成らぬといった次第。なんで蜃気楼と濃霧が被るのカシラ、それって気象学上矛盾しているのじゃないカシラ、といった小さな疑問はさておいて、珠子の手を引いて歩く主人公。そして気が付けば、珠子の姿はなく、代わりにそこには未生が。ことほどさように、主人公の世界は一変していたのでありました。新一は驚きますが、他の知人達に聞いてもなに喰わぬ顔。まるで、昔からそれが当たり前だと言わんばかり。その代わりといってはアレですが、この世界では珠子さんが亡くなっている様子。やがて、新一は一つの結論に辿り着きます。

「ここって、もしかして自分がいた世界とは別の世界ではないカシラ」

自分のアルバムを見ると、ここ五年ほどに撮られた見知らぬ写真がいっぱい。理由は定かじゃないけれど、やっぱり自分が知る世界ではないことを確信します。確かに見慣れた世界ではあるけれど、ほんの少し違う世界なようです。果たして彼は、元の世界に還ることが出来るのでしょうか?
コメント
幼少時に亡くなったはずのヒロインが生きている世界。
もし一時的にもその世界に行くことができたら・・・という興味深いテーマを扱っています。
あくまで「一時的に」ですので、ラストは別れの切なさを見せてくれます。
ただ全体的にお話が短いので、キャラに感情移入する前に終わってしまい印象が薄くなってしまうのが残念でした。
登場人物はいずれも個性的で、前半のコミカルなやり取りが面白いです。
メイン以外のヒロインについては主人公とは無関係にお話が展開する珍しい構成となっています。
ヒロインは主人公の幼なじみ2人、クラブの先輩、親友の妹(推定小学生)、幼なじみのお母さん、父親の編集者と一部マニアックな配置が見られます。
キーワード
死んだはずのヒロインがいる世界、つかの間の再会

cover
タイトル
星空☆ぷらねっと  画像付き紹介
機種
WIN(adult)
ジャンル
AVG
発売元
D.O.
発売日
00/12/8
ポイント
泣ける、病的
内容
子供の頃、夢を持っていた。そして、6人の仲間と過ごす日々は楽しかった。
でも、運命のあの日、僕は耳をろうする轟音、視界を埋め尽くす白い光、あらゆる物を吹き飛ばす強烈な爆風と共に、大切な人と夢を失った…。
あの日から僕は、空を見上げることをやめた。それは思い出すのが辛いから。
変化を望まず、毎日を流れるままに過ごす僕は、今日も私立友愛学園の門をくぐる。
そして季節は春。新しい季節。しかし夢を忘れ、日常に巻き込まれていた僕は、再び星見瞳と再開する。
笑顔を見せなかった少女は、とびっきりの笑顔で僕に抱きついてきた。
何もかもが変わってしまった今、僕は再び夢を取り戻すこと、夢を現実とすることが、果たしてできるのだろうか?
そして僕は空を見上げる。
コメント
基本的に恋愛ゲームなのですが、あるヒロインに関して一線を画するシナリオがあります。
テーマとして「自閉症」が扱われているのです。
やや誇張はされていますが、概ね「自閉症」の定義に乗っ取っています。
症例発表を思わせるこの種のシナリオは珍しいので、興味のある方は一度プレイしてみるのも良いでしょう。
キーワード
自閉症

タイトル
ポリスノーツ
機種
PS/SS
ジャンル
AVG
発売元
コナミ
発売日
96/1/19(PS)
ポイント
感嘆、劇的
内容
2010年、人類初の宇宙コロニー「BEYOND COAST」完成。
人類は宇宙への本格的進出を始めた。
3年後、コロニーへの一般市民移住を開始。
数十万におよぶBEYONDSたちの治安を維持すべく、5人の宇宙訓練を受けた警官が選抜された。
イギリス、スコットランドヤードから「ゲイツ・ベッカー」。
日本の警視庁から「ジョゼフ・サダオキ・トクガワ」。
アメリカ、ニューヨーク市警から「サルバトーレ・トスカニーニ」。
そして、ロス市警から「ジョナサン・イングラム」、「エド・ブラウン」。
世界中の警察から選りすぐられた彼らは警察権限を持つ宇宙飛行士、POLICENAUTSと呼ばれた。
2013年、POLICENAUTS就任直後、EMPS(コロニー外活動用ポリススーツ)のテスト遊泳中に暴走事故が発生!
テストパイロットを務めていたジョナサンは行方不明となる。

―25年後、宇宙の辺境を漂流していた彼は奇跡的に救助され、地球へと生還する。
2040年、OLD L.A.のひなびた一角で、ジョナサン・イングラムはネゴシエーター(誘拐犯との交渉人)まがいの探偵をしながら、孤独な日々を送っていた。
「助けて欲しいの」
・・・そんなジョナサンのもとに、55歳になる別れた妻、ロレインが訪ねてくる。
再婚相手の「ケンゾウ・北条」が行方不明だというのだ。ケンゾウ・北条は、BEYOND COASTのトクガワ製薬に勤めるエリート技術者。
残された手がかりは「葉の切れ端」と「カプセル剤」、そして「プラトー」という謎の言葉・・・
ロレインは依頼を渋るジョナサンの目前で何者かによって殺害されてしまう!
現場には人工血液を示唆する「白い血痕」が・・・
事件の真相を探るため、再びBEYONDへと旅立つジョナサン。
果たして犯人は?北条の行方は? そして、次第に明らかにされる巨大な陰謀とは・・・?
コメント
非常にしっかりした世界観を持つハードボイルド物。
展開はオーソドックスですが、魅せる演出で映画を見ているかのような錯覚を抱きます。
キーワード
巨大な陰謀




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