タイトル
てんたま2wins
ハード
PS2
ジャンル
AVG
注目キャラ:純菜

(ストーリー)
10月31日ハロウィンで賑わう街。主人公、晶の元にやって来た二人の女の子。とっても元気な女の子は顔もそっくりな双子。しかし晶は双子の背中に本来無いもの・・・「羽」を見つけてしまう。双子の女の子はなんと「見習いの天使」。紅絹と加絵と名乗るその双子は、晶を選ばれた者として幸せにしてやると言う。晶は幸せになれるのか?紅絹と加絵は・・・?

予備知識前作「てんたま」「てんたま-1st Sunny Side-」プレイ済みです。

前印象「1」はホノボノした絵柄と裏腹に衝撃的なプロローグを見せてくれて印象深い作品でした。その続編ということで以前から気にはしていたのですが、なかなかプレイする時間がとれず今まで様子を見ていました。このたびオススメを受けたことと、前作とリンクした話が見られるということでプレイを決意しました。

最初の感想主人公は単身で親戚の渡瀬家に引っ越してきた高校一年生。渡瀬家といえば前作のヒロイン・渡瀬双葉の生家です。主人公はかつての双葉の部屋を借りて、アルバイトをしながら柊咲高校に通っています。まずこの主人公の設定で前作好きの人は惹きつけられますね。主人公は双葉のことをほとんど覚えていないようですが、彼女の両親と一緒に住んでいるので今後前作の話題が持ち上がりそうな予感です。他に渡瀬家で暮らしているのはかつての飼い犬・ラキシスの子供2匹と双葉の妹・観月(2歳)。双葉の妹は「1st Sunny Side」の時にチラッと登場した赤ちゃんですね。あれから成長したのかと思うと感慨深くなります。

 主人公はできるだけ渡瀬夫妻の負担にならないように観月の世話を積極的に引き受けています。そんなある日二人の女の子が主人公の体に落ちてきます。紅絹加絵と名乗る背中に羽のついた双子の女の子。そう、前作でやたらとハイテンションだったあの不良(見習い)天使のことです。前作で見せた柄の悪さは今回も健在、むしろパワーアップしていると言っても良いです。初対面かつテスト対象者であるはずの主人公の部屋をいきなり乗っ取ろうとする極悪さを見せていました。主人公に初っ端から「悪」扱いされているところが笑えました。

 紅絹加絵は卒業試験合格のため主人公を幸せにしなければなりません。しかし当の二人は全くやる気なし。目下の関心事は寝床と食事の確保という獣同然の見習い天使達です。前作の感想でこんな天使見習いには着て欲しくないと感想に書きましたが、今回それが実現したわけです。対象者に拒否権はないのでしょうか。前作の花梨と比較すると、天国と地獄の差ぐらい待遇が違うのですが・・・。何はともあれ今回の主人公・・・、ご愁傷様です。紅絹加絵はとても恋愛対象にはなりそうにもないですが、ペットとして見れば結構親しみが持てそうです。二人の寝床が本当に押入れに決定したところは思わず笑ってしまいました。こういう扱いなら今後色々暴走されても微笑ましく観察できそうです。ついでにストーリーを通して少しは成長してくれれば嬉しいのですが。

 主人公に関わるヒロインはまず真田純菜。聖沙女学院の1年生で、主人公のバイト先・「あいみるちゃ柊咲店」の募集広告を見て店にやってきました。なかなか決心が固まらず店の前で躊躇していたところを主人公が見かけて、彼女を店に招き入れます。以後、彼女は主人公に信頼を寄せるようになります。性格は控え目で礼儀正しいですが、自分の意見をなかなか変えない芯の強い面もあります。外見や立ち居振る舞いは前作の初音さんに似ていますが、どこか儚げな感じは双葉を思い出させます。

 また純菜は主人公同様、天使見習いの「対象者」の一人です。3人目の天使見習い天使は栞里。前の落ちこぼれ見習い天使とは違い、純菜のために一生懸命幸せ探しをする健気な女の子です。雰囲気的には前作の奈菜と似ています。う〜む、この子の方がよっぽどヒロインらしいのですが・・・、あの二人とトレードできないものでしょうか。花梨級のストーリー展開が可能だと思うんですけどね・・・(でも今回はサブキャラ扱いなのでしょうね)。小首をかしげた時の立ち絵が可愛いです。

 主人公のアルバイト先で出会ったのは主人公と同じ学校に通う五十嵐真雪。明るく面倒見の良い性格で、初対面の主人公ともすぐに打ち解けてしまいます。ただそれが高じてお節介やきな面が見られます。幼馴染の西園幹也はそんな彼女に苦手意識を持っています。前作の千夏貴史の幼馴染コンビはお互い好意を持っている間柄でしたが、今回そのような関係については少し薄れているようです。むしろ真雪は主人公をかなり意識しているようで、色々アプローチをかけてくれるところは真央を思い出させます。色々嬉し恥ずかしのシチュエーションを見せてくれるでのすが、他ヒロイン狙いの時は断るたびに罪悪感を抱いてしまいそうです。救済の意味でも彼女のストーリーはできるだけ早くクリアしたいものです。

 あと一人雪村明日香という女性がヒロイン候補なのですが、現時点では登場せず。落ち着いた眼鏡美人という印象ですが、取説では時々抜けた行動をとることがあるそうです。前作の初音と親友同士ということで色々とドラマを見せてくれそうです。

 細かいところではスタート時にドラ音が鳴るのが密かに気に入っていたりします。絵柄はまずまず好みです。あの双子の天使でも表情によっては可愛いと思う時がありました(個人的に企み顔の時が一番気に入っています)。OPについては歌は良いのですが、映像が立ち絵の流用が多くて少し地味な印象を受けました。ゲーム中の音楽は比較的耳に入りやすいです。

 それではストーリーの概要を掴む意味で最初は純菜シナリオを目指して進めたいと思います。今回はストーリーを進めるのに選択肢を選ぶだけでなく、ステータス値も分岐に関係しているそうです。ステータス値はバイトや特訓を選択してレベルアップしていきます。これがどの程度ストーリー展開に関わるのかは分かりませんが、あまり厳密な点数で分岐条件が決まるのは勘弁して欲しいところです。最初は反応を見る意味も込めて満遍なくポイントを上げていくことにしましょう。

中間の感想純菜シナリオ、クリアしました。本作は独特なシステムをとっており、各ヒロインエンドにはA〜Cのランク付けがされています。Aが一番良いエンドでCがバッドに近いエンドになるわけですが、このエンドの分岐条件がなかなか厳しいです。選択肢による好感度だけでなく、育成パートで鍛えた能力値が分岐に大きく関わります。この能力値がまた曲者で初回のプレイではどの能力値がヒロイン攻略に必要なのか全く分かりません。ですから最初に万遍なく能力値を上げていくと、まずCランクに行き付いてしまうでしょう(当方も最初に迎えたエンドが純菜Cエンドでした)。というわけで2周目は能力値を厳選して育成させていく必要がありますが、ある程度攻略情報がないと何をどこまで上げたら良いのか分かりません。本当に正しい育成を行っているのか半信半疑のままプレイしていくことになるので、正直シナリオに没頭できないのが難点でした(Aランクは能力値をかなり意識しないと迎えるのが難しいです)。一見さんにはとっつきにくいシステムだと感じました。

 純菜シナリオについては現時点ではコメントしづらいです。一応純菜の秘密は分かりましたし、結末も見ることはできました。ただAエンドを見てしまうと、これで終わりという感じがしないんですよね(見た目上Bエンドの方がハッピーエンドに感じましたし)。噂によると各ヒロインにはそれぞれ裏シナリオがあるらしいので、これをクリアしてからでないと総括的な感想は述べられないと思います。まずは3人のヒロインシナリオをクリアしていこうと思います。


中間の感想(パート2)真雪シナリオ、クリアしました。終始真雪の積極的な行動に主人公が振り回されている印象のお話でした。真雪がなぜあれほど頑張るのか、なぜお金を稼ぐことにあれほどこだわるのか、彼女の過去を通して知ることができました。ただ具体的に彼女がどのように救われたのか、幼少の彼女を救ったのが本当に主人公なのかはぼやかされていたので、結局主人公と真雪がくっつく恋愛話以上の収穫は得られませんでした。この辺りの秘密は裏モードで明かされるのかもしれません。純菜シナリオでもそうでしたが、表シナリオではストーリーを十分堪能することができませんね。最終評価は最後までプレイしてからつけるつもりですが、表ストーリー単体としては内容が薄いと感じてしまいます。
 真雪が天使の羽を見ることが出来た理由については「なるほど」と思いました。でもそうなるとなぜ某キャラは真雪に自分の素性を明かさなかったのかという新たな疑問が沸きます。結果的に真雪を幸せにしたので結果オーライですが、こんなやり方で試験に合格して良いのかと感じてしまいますね。あと純菜シナリオであの子は試験に合格できたのか気になります。

 さて次は明日香シナリオにチャレンジです。初音さんと関わりがあるそうなので、前作とのリンクが見られるのではないかと期待しています。


雪村明日香明日香シナリオをプレイ中なのですが、Aエンドになかなか到達できません・・・(Bエンドばっかし)。選択肢が間違っていると思えないので、やはり育成パートの問題でしょうか。でもどの育成もすべて成功で終わらせているので、能力不足とも思えませんし・・・、特定の育成に集中させないとダメなのかなあ・・・。うぅ〜、なんかどうでもよいところで苦労させられると、無性に損した気分になります。早く裏モードに行きたいものです。

 明日香Aエンド、ようやくクリアしました。攻略法を教えてくれた方々、本当にありがとうございました。一時封印していましたが、無事クリアすることができました。振り返るとこのシナリオ、特に主人公や初音さんの過去に大きく関わるわけでもなく、おまけ的な内容だったんですよね。もっと初音さんがストーリーに関わってくるのかと予想していたので、正直拍子抜けしてしまいました。内容もよくある学業をとるか恋愛をとるかの二択テーマでしたし、主人公が精神的に後手に回っていたところが今までのシナリオと違って新鮮だったぐらいでしょうか。それよりも早送りで何回もやり直しているうちに話の大筋を忘れてしまいました(苦笑)。これはノベルゲームとしては非常に不利なシステムです。本作の育成は別にやり込み度などないので、最初から素直にノベル形式にしておけば良かったのに・・・と思ってしまいます。

 というわけで早速楽しみにしていた裏モードをプレイ。まずは裏純菜シナリオにチャレンジしてみたいと思います。前半は表シナリオと変わらない内容ですが・・・・、おおっ途中から「1」の懐かしいメンバーが続々と登場してきました。「1」の主人公・椎名は華奢なイメージから精悍な体つきに変わっていて、最初見た時は少し違和感を覚えました。でも初音さんと並ぶと妙にお似合いに見えたりして・・・。あと千夏は随分落ち着いた雰囲気になりましたね。少なくとも昔スリッパで頭をはたいていた人物だとは想像できません(笑)。彼女の就いた職業もある意味意外でした。「1」でそのことを仄めかしていましたっけ・・・。う〜む、思い出せません。裏モードは「1」を懐かしむつもりでゆっくりプレイしていきたいと思います。


 裏シナリオ
 純菜裏エンドAをクリアしました。びっくりという程ではありませんでしたが、純菜と前作キャラとの繋がりが垣間見えてちょっと得した気分になりました。デモムービーの純菜のセリフ「ある日・・・突然友達ができたんです。そう遠くないうちに会いに行くのもいいかもしれませんね」の裏の意味が分かって、ちょっと薄ら寒い思いをしたり・・・。このセリフを否定するために今まで頑張ってきたのだと思えば、これまでの苦労も報われるというものです。純菜裏シナリオをプレイする時は、このデモムービー(純菜セリフ付きの方)を事前に見ておくことがより楽しめるコツです。

 さて残るは真雪裏シナリオ。それと純菜裏エンドBは見ておいた方が良いのかな?良い方のエンドを先に見てしまったので、もういっかという気持ちがあるのですが・・・。見る甲斐がある内容でしたら真雪裏シナリオクリア後に確認することとしましょう。


 前作好きなら純菜裏エンドBも見ておいた方が良いというメールをいただきました。というわけで早速プレイしてみました。うぅ〜、相変わらずパラメーターの微調整が難しいです。何度も純菜裏エンドAと純菜エンドCをさまよってしまいました。何度目かのトライでようやく純菜裏エンドBに到達。安堵感と共に見させてもらうと・・・、うわぁ、無茶苦茶気になる引きで終わったじゃないですか。ええっと、この続き(というか詳細)はもちろん別シナリオで見せてくれるんですよね。真雪裏シナリオで見られることを期待してプレイを続行したいと思います。

 
 真雪裏シナリオA・Bともクリアしました(**エンドも)。これを見るとつくづく「2」って前作と次回作の橋渡しを担っているのだなあと思ってしまいました。「2」の登場人物よりも前作キャラの方が圧倒的に存在感があります(「2」のキャラが本作で完結しているのに対して、「1」のキャラがこれからという扱いになっているのもあるでしょうが)。結局中継ぎという印象しか持てなかったので、本作は前作ファンの人でないとまず面白みが持てないでしょう。前作の好きの人も「2」は核心のところが結局未完だったので評価が分かれるところだと思います。

 (ここからネタバレ)
 まず真雪裏シナリオラストを見る限り、貴史は千夏の元を離れて旅を出ていたようです。そのとき一緒に付き添っていたのはもしかして純菜裏エンドや**シナリオでは花梨も地上に残っているようですので、もしかすると「2」の世界では前作の天使見習いはみんな試験に失敗してしまったのでしょうか。天使になることより椎名を選んだ花梨は堕天使化してしまい自我を一切失ってしまったとか。そうなるとも何らかのペナルティーを科されていそうで、重い内容を想像してしまいますね・・・。なんか「3」をプッシュするために前作キャラを不幸にしてしまったみたいでファンとしてはちょっと歓迎できないかも。初音さんなんか、結ばれることも諦めることもできず、生殺しの状態です。わざわざ「2」で不幸の設定をしたのなら同じ「2」の話で解決して欲しかったです。


感動するゲームに戻る
トップに戻る