InfoZinepp 蔵元の人々
上原酒造株式会社 滋賀県高島郡新旭町 酵母を添加しない生粋の山廃仕込と 木槽天秤しぼりの酒蔵 藤井 長紀さん 創業文久二年(1862年)酒蔵内の自然酵母を育成し手間をおしまぬ山廃仕込み後 木槽天秤よりしぼりだされる酒ははコシが強く旨味と独特な酸味があいなって冷やしても 常温でも、燗ににてもどの温度帯でも旨い酒。
”まいど!おおきに”といつも元気な藤井さんは 高校時代レスリングにてインターハイ出場の経験 の持ち主。けして大柄ではないががっちりとした 体格からみなぎるパワーはいつも全開。 しっかりとした越し旨味とコクがあり濃醇なお酒 「不老泉」となにか通ずるものが。 この日は日本橋高島屋にて「大近江展」にて出展 なさっているとの事で伺ってきました。 「何かオモシロイ酒は」との問いに藤井さんは 「これ塩からいんですわ」と見た事もないラベル には”上原流 深層海用水仕込み”「なんですか」 「ま〜利いてみてくださいな」これが含んだ瞬間 はなめらかなのですが、次に不老泉独特のしっか りと味ノリここまではいつもの不老泉ところが、 最後に摩訶不思議なことに塩分を感じる!!これ は未だに味わった事がない逸品いや”珍品?
全国でも残り数蔵”木槽天秤しぼり”
木槽とは、もろみをしぼって酒と粕に分ける大き な木の道具(設備)です。もろみを酒袋入れ槽に 並べます。上に重ねていくと袋の隙間から酒が出 てきて粕だけが袋内に残ります。この時、置いて おくだけではしぼりきれませんので、並べた袋の 上に蓋をして重りをかけます。このしぼりかたは 高級酒で用いられていますが、ほとんどの蔵元の 場合は蓋に油圧で圧搾してしぼる方法です。しか し当社は天秤方式で、天秤の先に重りをつるして しぼっていきますこれが天秤しぼりです。本当に 昔の方法です。大変手間がかかりますので、今で は全国でも数蔵しか行っている蔵元はありません。 (同蔵サイトより)